2011/09/10 - 2011/09/12
1505位(同エリア11700件中)
jun2さん
もう10数年前になる。
初めて中国に来た場所は、ここ上海。
はじめて来た時に見た外灘の夜景は今でも忘れられない。
そして中国に住むことになって3年。
久しぶりに上海に行くことになりました。
当時は中国に来たのも初めてだったし、見る物全て新鮮だったけど、今回はどうなんだろうな?
そんな自分の感じ方も楽しみにした旅行でした。
写真は夜の豫園、湖心亭です。
曇っているのでどうかと思ったのですが、ライトアップが強力なので三脚無しでもOKでした。
【日程】
9/10 深圳⇒上海へ その後豫園散策。
9/11 周荘へ 夜は外灘辺りをぶらぶら。
9/12 上海⇒深圳へ
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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-
いつもの通り、深圳空港までは、バイクタクシー利用。
タクシーの1/3の金額なので、最近空港まではこれを利用することが多い。
上海到着後は、以前は無かったリニア・モーターカーで移動する。
ちょうど中国鉄道の事故の後だったせいか、思ったより”遅い”って感じ。
最高速度は300Km/h運行だった。(最高速は400Km/hオーバー)
中国なんだから、そんなこと気にせず最高速で走ってくれれば良いのに。
ちょっと残念。 -
さあ、上海到着。
でも実は何も決めてない。
とりあえず行きたい順番で行ってみようということで、まずは豫園に行く。
上海は地下鉄が発達していて、市内の移動はかなり楽。
ここ豫園も地下鉄移動と駅からすぐの距離なのでとても便利。
写真は豫園商城の入り口部分。
反り返った屋根が印象的。 -
豫園商城の中は、中国の生鮮市場のイメージ見たいなのをイメージしてたけど、そんな雰囲気はまったく無く、『やっぱり上海なんだな。お上品!』と言った印象でした。
『千と千尋の神隠し』のモデルとなったのは、台湾の”九份”ですが、個人的にはここの雰囲気も非常に似てるなと思う。
スタバなんかもあるけど、うまく雰囲気にマッチしてるね。 -
豫園の中は、豫園商城と豫園の庭園部分からなっている。
この庭園は有料。
1559年に着工された江南様式の庭園とのこと。
順番に歩いていくと、迷わず庭園内を一周出来る感じ。
それほど大きくないので、ちょっとした時間つぶしにもいい。 -
屋根の上の装飾も見事。
望遠で見ても装飾が細かい。
龍のひげがなんとなくかわいい。 -
庭園内には、こういった建物を中心に、庭と木々がうまく調和している。
外の喧騒とは異なり、豫園内は結構静か。
それほど団体のお客さんと出会うことも無かったこともあり、ゆっくりと落ち着いた雰囲気で見ることが出来る。 -
個人的に一番の見ごたえが合った龍の壁。
壁の上部に龍がうねりながら進んでいるさまがとても見事。
顔立ちもキリリとしてかっこいいね。
豫園の外側からもこの壁はチラッと見える。 -
豫園及び豫園商城はどちらかというと観光客目当てのお店が多い。
それなりに賑わっているけど、豫園の周りにもいろんなお店が取り囲んでいる。
ちょっとした出店みたいなところも並んでいて、こういった雰囲気も個人的には好き。
写真は中国式ちょうちんが軒にかかっているお店。
中国らしさが良く出ているな。 -
豫園のよさは、もしかしたら夜なのかもしれない。
豫園商城のお店の中を歩いていると、そのライトアップの綺麗さに見とれてしまう。
2階・3階にお店があるわけではないんだけど、そんな部分にまでライトアップが施されていて町全体がテーマパークのような雰囲気。 -
豫園の中心にある湖心亭。
中は140年の歴史のある上海最古のお茶屋さん。
釘を一本も使わない建築物として有名らしいけど、日本人には清水寺の印象のほうがすごいよね。 -
2日目の目的は、周荘。
周荘に行くバスは上海体育館から出ているけど、まだまだ時間に余裕があるので乗り換え駅でもある人民公園を散策。
街中にある緑の多い公園。
ゆっくりした空気が流れている感じでとても良い。
公園の外には高いビルも建っていて、その対比も面白い。
写真に写っている時計台は上海美術館の時計台。
時間が早いこと+時間が無いので中には立ち寄れず。 -
これ多分お見合い募集の案内じゃないかな?
ここだけじゃなくて、いろんなところにこういった紹介状というかお見合い用の紙がいっせいに貼り出されている。
読んでみると結構高給取りも居ますねー。 -
公園の中では、太極拳や刀を振り回した演武など、地元の人の憩いの場だなーって感じがあって、歩いていて心地よい。
そんな中でびっくりしたのがこの人たち。
実はこの人たち、『動かない』人たちなんです。
とにかく動かない。
健康維持の一つなんだろうけど、見てて不気味。
動かないけど横を通ると、目だけがこっちを追いかけてくる様子が更に不気味さを出している。
なので写真も後姿になっているんですよね。 -
人民公園で人物ウォッチングしている間に時間も迫ってきたので、地下鉄で『上海体育館』に移動する。
駅を出て、上海体育館のエリア内にある『上海旅游集散中心』に向かう。
地下鉄の駅からは体育館を越えたその先にあるので、結構歩くことにある。
ここから今日行く『周荘』へのバスが出ている。
実は前日に切符購入済。
移動の時間も心配だったため、前日下見に来ていました。
地方都市のバス停とは異なり、場所も窓口も直ぐに分かりましたし、長蛇の列もありません。
多分よっぽどのことが無ければ、当日購入も可能な感じですね。 -
バスに乗って1時間ちょっとで目指す『周荘』に到着。
上海からは約70Kmの距離。
到着した場所は、駐車場とかではなく入場口付近。
なのでそのまま直ぐに入場できる。
ちなみに集合場所は『降りた所』と言われたのでここに戻ってくればOK。
購入したバス・チケットは入場券も兼ねている。
この人達の流れに沿って『周荘』に入場。 -
入場するとここ周荘は水郷の町というのが直ぐに実感できる。
運河の横の道を歩いていくと、川の向こうにここに住んでいる人の生活が垣間見れておもしろい。 -
石で出来た橋の下は円形になっている。
ここを手漕ぎの船が通過していくんですよね。
ここ周荘の水郷に掛けられている石橋は元・明・清代のものとの事。
風情があって良いのですが、何せ観光客が多すぎるので、どの橋も混雑している。 -
水郷の町だけあって、街の中を川が流れている。
というより、川に沿って家が建てられたというほうが正しいのかもしれない。
この水郷をぐるっと一周するように遊覧船が何隻も通っていく。
歌を歌いながら漕いでくれる船頭さんもいるみたい。
乗ってみたかったけど、一人だったしパス。 -
道を歩いていると、そこに住んでいる家の中の様子が直接見えてしまうこともある。
この家のちょうどお昼時間。
奥で夫婦揃って一緒の食事は微笑ましいんだけど、部屋の中はコメントしようもない状況。 -
豫園もそうだったけど、こういった競り上がった屋根の形状がとっても印象的。
-
周荘の南側には南湖がある。
ここは、その横にある南湖園。
綺麗に手入れされた庭園がここにある。
周荘の中心部からは離れているので、団体客がいないこともあり、周荘の中では結構静かな場所だと思う。 -
この木に掛けられた赤色の帯。
いろんなところで見るんだけど、なんなんだろう?
何かの祈願のために掛けられているんだろうか? -
中国の団体客に遭遇しないようにするために、出来るだけ中心に近づかないように周荘の端を散策。
人が居ないととっても静かだし、水の流れが心を癒してくれる。
ここにはのんびりした時間が流れていて、心地よい。 -
イチオシ
一番北側の全功橋。
ここも人影少なく、風情もあってぼーっとするには最適。
石橋だけでなく、住宅のそのほとんどが明・清代に建てられたものとの事。
目に写る風景そのものが心地よい。 -
確かに”古さ”を感じるけど、その時代の状況がそのまま残されていて、周荘の町全体に一体感があって、とってもいい町だと思う。
初めて来たこの周荘。
なのにすごく懐かしさを感じる。
僕が水の都:大垣出身だからなんだろうな。 -
今回の上海旅行で買った唯一のお土産はここのお酒。
紹興酒のような味でしたが、なかなかでした。
お店の奥に入るとちょうど瓶詰め作業をしていて、見学することが出来ます。(というか勝手に入って見ていても怒られなかっただけ) -
上海といえば食べ物もおいしい。
左上は、餅米入りシュウマイ。
薄い皮で包まれていて、朝食にぴったり。
右上がそのお店。
下段は今回特にはまった”焼き小龍包”。
実際にはそんな食べ物は無く、中国の人たちは”生煎”と呼んでいる。
カラッと揚げられた皮の中には肉汁がいっぱい。
知らずに口に入れるとやけどしてしまう。
これにビールさえあれば、もう何も要らない。
これ以外に豫有名処では、豫園の南翔饅頭店で小龍包も食べたけど、個人的には鼎泰豊のほうが、皮が薄く肉汁も多いので好きだな。
豫園の南翔饅頭店は大人気店なので普通に行っても長蛇の列でなかなか食べれない。
僕は朝食がてら朝一で入ったので、すんなり入れましたが、直ぐに外は行列になってました。 -
夜の屋台も外せない。
場所の名前は覚えてませんが、多分豫園の近くのわき道に入った商店街の屋台に入ってみた。
上海は”ザリガニ”を食べる習慣があるでのチャレンジしてみたけど、これは合わなかったな。
指差ししながら食材を選ぶ方法は、どこでも同じで楽しい。 -
夜に南京東路を歩いたけど、まあいっぱい人が居る。
そんな中歩いていると、どこからともなく日本語で声を掛けられる。
音楽聴きながら歩いているので、よく聞き取れなかったけど、こんな中で日本語で声を掛けられるなんて怪しいに決まっている。
しかも端から端まで歩いていると次から次に声を掛けてくる。
あまりにうっとおしいので、横道にそれてぶらぶらしてました。
帰ってからネットで調べてみたら、案の定怪しいお店の客引きだったようです。 -
今回の上海旅行で見てみたかったひとつが、この上海万博の中国館。
はじめて見た時、なんとなくインパクトが強かったので。
実物は結構大きくて迫力ありましたが、何せ朝早く行ったので周りに誰も居なく寂しい物でした。 -
もう一つの楽しみが外灘の夜景。
10数年前にここ上海に来たときは、初めての中国だったけど、ここ外灘の夜景はインパクト大、ホンとあまりの綺麗さとあまりの人の多さにびっくりしたからな。
写真は、ちょうど南京路から外灘に入ったところにある陳毅の銅像と外灘の夜景。 -
外灘に出ると目の前に広がるこの夜景。
10数年前と変わらず、今でも綺麗。
そして未だ存在感大なのが、東方明珠塔。
なんとなく抜けているそんな感じのデザインが結構お気に入り。 -
外灘側の建物のライトアップも結構お気に入り。
ネオバロック様式とかアールデコ様式などの西洋風建築物がライトアップされたその景色は、中国というよりは欧州を感じさせる、そんな雰囲気もとってもいいな。 -
前回来た時は、外灘側からしか夜景を見なかったけど、今回は地下鉄を使って対岸側に移動してみた。
地下鉄を降りて直ぐに目に付くのが、やっぱり東方明珠塔。
なので塔の下まで歩いて移動。
マジかで見る東方明珠塔は思った以上に大きくて迫力大。 -
そして川沿いに出て、対岸のライトアップを鑑賞。
こっちから見る夜景もとっても良い。
高い建物がある訳じゃ無いけど、西洋風の建物が立ち並びライトアップされたその景色はやっぱり見ごたえあり。 -
ところでこのライトアップ、何時までやっているんだろう?
とふと感じたので、どうせやることないし、夕涼みがてら外灘のベンチで座ってのんびりしてた。
ここのライトアップは23時までなんですね。
対岸のライトが消され、そうこうするうちにこちら側のライトアップも消灯。
気が付くと人の数も極端に減っている。
少し寂しくなりましたが、とぼとぼホテルに帰ります。
10数年ぶりの上海、やっぱりパワーがあるなぁ〜 というのが素直な印象。
はじめて見た時ほどのインパクトは無かったものの、廃れることなく引き続き光を放ち続ける上海の街は、力強さ・中国の現在のパワーを感じました。
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