2011/10/01 - 2011/10/04
1058位(同エリア1973件中)
jun2さん
国慶節は仕事かなぁ〜。
なんて思っていたら、ぽっかり空いてしまった。
アジアマイルも失効期限も近づいてきているし...と思ってキャセイのHPを見ていたら、フィリピン往復が取れると言うことで、急遽行くこと決定。
事前にネットで調べてみると、コレヒドール島とイントラムロスは外せないな。
教会が世界遺産に登録されてるんだ。
なんか調べていくと見所満載になってきた。
旅は計画段階から楽しいよね。
10月1日:香港⇒フィリピン
10月2日:コレヒドール島観光
10月3日:マニラ市内観光(イントラムロス)
10月4日:フィリピン⇒香港
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
-
香港⇒フィリピンは、2時間で到着。
マイル使っての手配だし、手荷物のみの旅行なので、のんびり移動。
すると搭乗カウンターから名前を呼ばれ、アップグレードって言われた。
マイル使って手配しているのに、アップグレードまでしてもらってちょっと恐縮してしまった。
機体は新しいので足を伸ばせるタイプ。
こんなくつろげるのに、2時間じゃ物足りないな。 -
まずはコレヒドール(Corregidor)島に行って見ようという事で、ネットで事前に調べてサン・クルーズ社が運行していることを調べておいた。
当日朝早くホテル前でタクシーを拾って、サン・クルーズ社のフェリー乗り場に移動。
でも、タクシーの運転手、場所が分からない。しかも当日はマラソン大会があって車で港内に入れない。
でも場所は大体理解して行ったんで、大通りから歩き、そこらにいる人に聞きながら無事到着。
写真は、その事務所と運行しているフェリーです。
マニラからコレヒドール島は、船で1時間ちょっと。
マニラ湾の入り口部分にある”おたまじゃくし”の格好をした島がコレヒドール島です。 -
コレヒドール島に着くと、言語毎に分かれて写真のバスに乗り込む。
当日は日本人が他にもいたので、日本人だけのバスに日本語の出来るガイドが付いてくれた。
見ての通り窓はなく開放的。
雨が降ってくるとビニールシートでチャンと雨もよけられます。 -
コレヒドール島。
スペイン語の『厳重に検査する』に由来する名前の通り、マニラ湾の保安上の重要ポイントになっていた。
スペイン統治時代から、アメリカの統治、その後第2次世界大戦で日本軍が攻め入り日本の占領下に。
その時コレヒドール島で指揮をしていたのが、マッカーサー。
その後、マッカーサーはコレヒドール島奪還にこだわり、そして終戦を迎える。
綺麗なビーチも見えるけど、その歴史は日本人にとっては、戦争の爪跡を残す場所でもある。
なんとなく以前に行ったサイパン島を思い出してしまった。 -
南シナ海を見渡せる丘の上には慰霊碑が作られている。(左上)
丘の上から海を見ながら、戦争中はどんな思いでこの景色を見ていたんだろうか? なんて思ってしまったりして、神妙な気分になってしまう。
右上は、航空部隊で亡くなった人のプレート、左下は『祝出征』と書かれた寄せ書き、右下は日の丸に千人針。
特に下段はいろんな人の思いが詰まっているんだろうな、見ているだけで悲しくなってきてしまう。 -
そして島内には、戦争の爪跡の残った建物が数多く残っている。
激しい爆撃の跡がそのまま残っていて、その凄まじさを実際に見ることが出来る。
大きな穴の開いた爆撃の跡、壁に残された銃の跡。
戦争に対していろいろ意見があるのだろうけど、この爪跡を見ることで戦争の恐ろしさは感じることは出来る。
ちなみに建物はアサノセメント製。
だから砲撃の跡があるもののこうやって現存しているのはすばらしい、とガイド談。
つまり日本製と言うことを強調したかったらしい。
喜んでいいのやら?? ちょっと複雑な気分。 -
マリンタ・トンネルの中では、戦争の流れをフイルムや横穴にある展示物などを使って見ることが出来る。(英語のみ)
その当時の様子、戦争の様子を実際の現場であるこの場所で見ることは、TVで見たりするのとは違った重さを感じられる。
途中でトンネル内に響く爆撃の音なんかは、かなり驚いた。
五感で感じる恐怖の体験って感じ。 -
少し予習をして訪れたコレヒドール島は、日本人にとってはそれほど喜べる場所ではないんだけど、こういったことを忘れないようにすることも大切なんだと言うことを感じさせてくれるところだった。
ちょっぴり重たい空気の中、フェリーでマニラに帰る。
帰りのフェリーの中では、サン・クルーズ社の主催のくじ引きが行われた。
Tシャツとかいろいろもらっていたみたいなんですが、最後の最後で自分の名前が呼ばれた。
もらったのは、特賞”サン・クルーズ社のナイト・ディナークルーズ券”。
今回1人旅だし、特に予定もなく、当日夜に乗船できると言うことで、そのままディナークルーズへ。
少し期待していた海からの夜景は期待はずれ。
しかもあいにくの雨。
でもローカル家族に囲まれながらのナイトクルーズは、それなりに楽しかった。 -
翌日はマニラ市内の教会巡り。
スペイン統治時代より、アメリカ統治時代・現在にかけて数多くの教会が建築されていて、町中では多くの教会を見ることが出来る。
まず初めに訪れたのは、ホテル近くのエルミタ教会。
真っ白な外壁が印象的。 -
朝早い時間にもかかわらず、中には沢山の人がいた。
後のほうで座っていると、出勤途中らしき人が入ってはすぐ出て行くといった感じで礼拝している。
教会での礼拝が日常生活のひとつになっていることが良く分かる。 -
エルミタ教会を出て、道沿いに南下していくと、マラテ教会(Malate Church)に到着。
18世紀にアウグスティノ会の修道士によって建築された石造りの教会で、イントラムロスの外では最も古い教会のひとつとのこと。
時間が早かったせいなのか? 入り口は閉まっていて中に入れなかった。
でも外観は石造りのせいか重厚な感じで、見ごたえあり。 -
次に見たのは、サン・アグスチン教会(San Agustin Church)。
イントラムロスの中にある教会で、フィリピンのバロック様式教会群として世界遺産に登録されている教会のひとつで、創建は1587年となっている。
ロマネスク(9〜12世紀)、ゴシック(12〜15世紀)、ルネッサンス(15〜16世紀)に続く17〜18世紀建築様式であるバロック様式の建造物となっている。
バロック様式は、曲線の利用や過剰装飾が特徴としてあげられていて、特に有名な建造物としてヴェルサイユ宮殿がある。
今回の旅行の目的地のひとつでもある。
外観は結構”普通”だった。 -
でも、中に入るとその豪華さに驚かされる。
特に個人的に気に入ったのは天井の装飾。
幾何学的な模様が一面に施され、目が釘付けとなって首が痛いほど。
天井一杯に宗教画が書かれている教会も多いけど、こんなシンプルな(実際にはとても複雑な模様)色使いの内装もいいなーと思う。 -
サン・アグスチン教会は、内装だけでなく、巨大のパイプオルガンやステンドグラス、併設された資料館にも見所満載。
個人的に気に入ったのは、左下の天使の像。
木彫りで作られたその像の顔のつぶらな瞳がとっても印象的。 -
次に向かったのは、マニラ大聖堂(Manila Cathedral)。
イントラムロスの中心に位置する大きな教会。
1571年に建てられたが、その後第2次世界大戦中に破壊され、現在の建物は1958年に建てられたとのこと。
現在ではフィリピンの中でも最も重要な教会のひとつになっている。
外観はロマネスク風の建物になっており、その存在感、威厳さは今回の旅行の中で見た教会の中では随一だった。 -
教会の内部も壮大そのもの。
大聖堂の中は無料で入れることもあり、一般の人もたくさん入っている。
でも毎回思うんだけど、教会の中の雰囲気は、ホンと心が落ち着くというか好きだなぁ。 -
夜のマニラ市内界隈は結構怖かったなぁ。
昼間ならそれほど危険を感じなかったマテラ&エルミタ地区も夜は真っ暗で、しかも子供に囲まれたりしたので、ちょっと驚いた。
でもイントラムモスの中は別世界。
夜の路地も趣があってよかった。
そしてこのマニラ大聖堂。
ライトアップは夜空に浮かんでとってもいい感じ。
でも8時くらいにはライトアップも終わってしまうので早めに行くことをお勧めします。 -
次に向かったのはサンタ・クルズ教会(Santa Cruz Church)。
マニラ大聖堂の前からジプニー (jeepney) に乗って移動。
ジプニーの窓に行き先が書いてあるので、それを見て手を上げて乗り込み、乗ってからお金を払うシステム。
ジムニーの中では、ひとりで移動している僕におばちゃんが
「気をつけなよ、ここらは危ないから」
「荷物は自分自身で守るんだよ」
「ほんとこんなとこに一人じゃ来ちゃだめだよ」
散々言われた。
そうこうするうちにサンタクルズ近辺になるとおばちゃんが
「ここらで降りて、この先が教会だよ」
って教えてくれた。
そう言われるとなんとなく緊張感が増してくるが、昼間のせいもあってそれほど危険という感じはしなかった。(でも緊張してる)
目的の教会も、かなり庶民的な教会なのか? 昼間でも教会の中には沢山いる。
教会の中では、安心感からか、少し心を休められた。 -
次に向かうのは、キアポ教会(Quiapo Church)。
サンタ・クルズ教会からは、カリエド駅をはさんで反対側に歩いていく。
道中のマーケット街は昼間っから活気が出てみていて面白い。
その反面、どうしてこんな時間に子供がたくさん居るんだろう? という疑問も沸いてくる。
目的のキアポ教会は、内部撮影禁止。
その中は、今まで見たマニラの教会の中で一番活気があった。
人も多く、結構中は広いのに、後のほうで立っているしかスペースがないほど。
外の緊張感とのギャップが大きいけど、敬虔な人々を見ているとこちらも神妙になってしまう。 -
キアポ教会を出て、マーケットをうろうろしてたけど、かなり居心地が悪くなってきた(ジプニーの中で言われ過ぎた)ので、このままチャイナタウンのほうに抜けることにした。
写真はキアポ周辺のマーケット。
ほとんど露天店で売っているものは、食品から雑貨までさまざま。
香港で言う女人街のように観光客向けというものでもなさそうなので、雰囲気を味わうのにはいいけど、それほど欲しいものは無かったなぁ。 -
チャイナタウンなので、中華風のお店がたくさんあるのかなぁと思ったけど、それほど多いわけではない。
世界中どこでもあるチャイナタウン。
まあこういった牌楼もひとつの目印になる。
それ以外の見所は無く、ジプニーに乗ってイントラムロスに戻る。 -
途中でジプニーを降りて歩いてくると、ちょうどイントラムロスの北側から入ることになる。
イントラムロスは、16世紀にスペイン人たちによって建てられた壁で囲まれた都市。
ぐるっと回ってみると、全体が石で出来た壁で囲まれていて、所々に大砲も設置してある。
写真は、その北西部に位置するサンチャゴ要塞 (Fort Santiago)の門。 -
サンチャゴ要塞は、スペイン統治時代に作られ、アメリカ統治時代にも使用されている要塞。
日本軍が占領した時代には司令部として使用されていた場所でもある。
写真にある足跡は、フィリピンの英雄ホセ・リサールの足跡。
当時サンチャゴ要塞に住んでいたホセ・リサールが処刑に向かう道のりが示されている。
彼は処刑を免れることができたのに、自ら故国のために死ぬ事を選んだ。
そしてこの道中、彼は何を考えて歩いたんだろう...
ちなみにこの足跡は、処刑されたリサール公園のほうに向いているのですが...途中で消えてなくなってしまっている。 -
サンチャゴ要塞はイントラムロスの端、パシグ川に面している。
裏側の城壁の上から、川向こうを見ることが出来るんだけど、その一角はこんな感じ。
川の手前とこちら側でこんなに生活が違うんだなと実感してしまう。 -
エルミタ地区で泊まったホテルは、目の前がジプニーが行き交い、交通の便は良かったけど、ホテル周りの雰囲気が良くなくてあまり居心地が良くなかった。
でも、イントラムロスの中で泊まった”Hotel Intramuros”は良かったなー。
写真のような雰囲気の良いホテル。
ホテル周りには世界遺産のサン・アグスチン教会の向かいでもあり、立地も良い。
夜間も雰囲気が良くてちょっとホテル周りを回るのも結構楽しかった。 -
イントラムロスの中で見かけた風景とジプニー。
個人的な感覚だけど、イントラムロスの城壁の中と外じゃ雰囲気がまったく違った。
メインの通り以外にもわき道を歩いていて面白かったのは断然イントラムロスの中。
逆に外では怖くて脇道なんて入れなかった。
ジプニーは慣れるとこれほど便利な乗り物はない。
料金も明瞭だし、助手席に子供がいると、行き先とか下りる場所とかお金払うときも何かと面倒見てくれる。 -
今回の旅行、良いも悪いもフィリピンと言う国を自分の目で見て、感じることが出来たことはとても良かった。
でも、”マニラ以内以外に行かないとフィリピンと言う国を語れないんじゃないかな?”と言うのが正直な感想です。
そんなこと考えながら飛行機の窓際からぼーと景色を見ていると、『えっ??』
ぱっと見、自分が何見てるのかわからなかった?
建物と木以外はみんな洪水で水に浸かってる。
かなりの広範囲でこんな感じ。
首都マニラではこんな状況にはならないんだろうな。
香港に戻るとフィリピンだけじゃなく、中国・ベトナム・カンボジアでも同様の洪水のニュースが飛び交っていた。
”異常気象”と言う言葉だけでは片付けることの出来ないこの現実。
中国・ベトナム・カンボジアそして今回のフィリピンにも行った事があるけど、実際にその国を見て、実際に感じた国で起きたこうした災害には気持ちが重くなる。
どうしようもない現実を受け入れるしかないこの事実は、とても辛い。
戦後の爪あと、そして帰りの飛行機でのこの光景...少し暗いイメージとなってしまったフィリピン旅行でした。
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