ポルトガル縦断ドライブ旅行（３）-シントラ（３）

2011/12/22 - 2012/01/03

シントラ観光2か所目は、４３４番のバスに乗ってムーア城へ。このバスの運転手、狭い山道をもろともせず、どんどん登って行きます。慣れているとはいえ、そのドライビング技術には感服。

ムーア城の入り口からは、霧の中を城を目指して歩く。現れた城跡は、まるで1000年前に魔法をかけられて、そのまま眠りについてしまったかのような佇まい。ここはナルニアの城か。

その後の城の探索は・・・日頃の運動不足を思い知りました。20年後だと来られなかったかも。まるで雲の中にいるようで、ほとんど視界はありませんでした。絶景は見られませんでしたが、その代わり神秘的な城の姿を見ることができました。

その次に訪れたペーナ宮殿も霧に覆われていました。一部修繕中で、怪我をしたように見えて痛々しかったです。ここも魔法にかけられて１９世紀から時が止まってしまったようでした。

エリア シントラ(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー

観光客も少なく、あまり人の気配がない中、ペーナ宮殿とのコンビチケット（１人１２ユーロ）を購入して、山頂を目指して進むことに。辺りはすっかり霧というか雲にすっぽりと包まれ、神秘的な気配すらします。

最初の入り口を通り抜け、さらに足を進めます。

守衛ポストか？

Sao Pedro de Penaferrim教会跡。改修中でした。

そして城内への入口へ。

中に入ると辺りは静寂に包まれています。

とりあえず入り口右手にそびえる城郭を目指します。

すっぽりミストに包まれ、周りは良く見えません。

せっかく来たので反対側にある塔を目指します。この写真の塔のさらに向こうにあります。

それにしても良く見えません。風も強く吹いています。

私たちのホテルが辛うじて見えました。

だんだん険しくなってきます。途中で休みながらでないと息が切れます。

Torre Real、もう一つの塔に到着です。風が強く吹いています。塔の中に入ってしばし風を避けます。

下りも気をつけながら降ります。膝ガクガクです。ポルトガル、足腰の強さが必要なようです。あなどれません。

続いて再び４３４番のバスに乗って、ペーナ宮宮殿へ。ムーア城でペーナ宮殿とのコンビネーション・チケットを購入していたので、すぐに宮殿の入り口までのバス（１人２ユーロ）に乗り込みます。

やがてバスが止まると乗客はどやどや降りて行く。運転手に"Entrada?"と聞いてみると指さしているので、ここで降りればよい模様。降りて振り返ると、そこには・・・すっぽり霧に包まれた宮殿が。あやしい雰囲気です。Enchanted Castleというところでしょうか。色々な様式の寄せ集めで、色も寄せ集め、女王マリア2世の夫フェルディナント２世が心血を注いで造った宮殿。おとぎ話の城のようです。

他の観光客が進む方向に坂を登ると、門が見えました。

見えてきました。ペーナ宮殿です。残念ながら一部修繕中で、何だか怪我をして包帯を巻いているようです。

いよいよ宮殿内へ。もう一つ門をくぐります。

修繕部分が痛々しいです。トリトンの門というそうです。門の上のおじさん、迫力あります。この人がトリトンだそうです。

アップにしたトリトン。半分人間、半分魚という設定です。

内部は撮影禁止。内部を見学後、裏に回って時計台とチャペルの写真を撮ります。少し霧が晴れてきました。

再び４３４番のバスに乗り、ぐるっと回ってシントラのダウンタウンに戻ってきました。

お腹がすいたので、有名なPiriquitaに。Piriquitaは二つあるのですが、軽食も食べられる２の方の店です。

温かいスープと

Bifana（豚肉のサンドイッチ）を食べました。

そしてデザートは、トラヴセイロ。さくさくの生地においしい卵のクリーム。大満足です。

こちらは１の方のお店です。お腹も満たされ、ムーア城の疲れも出てきたので、ここでいったんホテルに戻ることとしました。