2011/12/22 - 2012/01/03
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shiraok4563さん
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2011年末に家族旅行でポルトガルに行ってきました。ヨーロッパ最西端の国、種子島に鉄砲をもたらした国ぐらいのイメージしかなったポルトガル。日本から遠そうだから行ってみようか、くらいの動機でしたが、調べるにつれ、日本に南蛮文化をもたらし、その影響が今でも残っていること(「パン」「カルタ」などの単語、カステラなどのお菓子)、料理が素材を活かしたつくりで素朴ながら日本人の口に合うこと(タコを食べる文化、ヨーロッパでは魚のことはポルトガル人に聞けと言われているらしい?)、町にはおいしいスィートがあふれていることなど、興味をかきたてる情報が一杯。ひょっとして大正解のチョイスかもと思いつつ、旅の計画。
ガイドブックを3冊買い、ネットでも綿密に調査。高速道路が国中に整備されており、そんなに大きな国ではないことから、カーナビがあれば何とかなると高をくくり、移動手段はドライブでと決めました。リスボンに入り、そこから北に向かい、国境を越えてスペインのサンチアゴ・デ・コンポステラで折り返し、再び南下という旅程を描きました。また、今回はいつものBudget Travelのスタイルは止め、おいしい料理を食べ、少しランク上のホテルにも泊まってみることにしてみました。事前においしいレストランの場所をマップにした上で、後は出発を待つばかり。
ところが、直前にフライト・スケジュールが変更になり、あやうく立てた計画の1日分がパーになりそうになり、出発を予定より1日繰り上げて夜出発することに。飛行機の中でゆっくり寝る予定がほとんど眠れなかったこと、パリでのリスボン行きの便が30分ほど遅れたことを除けば、ほぼ順調にリスボンに到着。レンタカーを借りて、初日の宿泊場所シントラまで、いざ出発。
しかし、ここからが大変。カーナビの音声がほとんど聞こえず、画面のみを頼りに運転を試みるも、Wrong Turn続出。気がつくと、日も沈み、濃い霧に包まれて周りが微かにしか見えない中、シントラとは全く正反対の方向に、巨大橋の上をまっしぐら。果たして無事に旅行を終えることができるのでしょうか・・・
車内が静まる中、カーナビに顔を近づければかすかに声が聞こえることを娘が発見。娘がカーナビの指示を聞き取り、私がこれに従い運転。何とか方向転換し、しばらく進むと、シントラの標識が。安心してカーナビに従い、車を進め、「到着」の音声を聞いたところは、どこぞの住宅団地の中。どうやら住所で設定するとうまくいかなかった模様。カーナビをいじっているところで、音声がオフになっていることに気づき、これをオン。今度はホテル名で検索し、再設定して再出発。無事シントラのダウンタウンに入るも、すれ違いぎりぎりの幅の細い道でブラインド・カーブだらけの中を反対方向から対向車が。おっかなびっくりで車を進め、疲労困憊の中、ようやくホテルに到着・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ほうほうのていで辿りついたホテルは、Hotel Palacio de Seteais。「7つのため息のホテル」というホテルの名前は、1808年にこの場所でナポレオン軍との間で結ばれた協定がポルトガルに不利な内容であったため、ポルトガル側が思わずため息をもらしたことに由来するとのこと。ポルトガル王室は、ナポレオン軍を畏れてブラジルに逃げたのだから、不利な内容も仕方がないところ。
疲労困憊で辿りついた私たち3人にとっては、安堵の「3つのため息のホテル」。
(写真は翌朝撮ったもの) -
ベッドは温かそうです。
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ドレッサーに目をやると、そこにはシントラ名物、ケイジャーダとトラヴセイロが!さらにはポートワインのサービスまで!!さすが高級ホテル、気のきいた心遣い。
お腹が空いていた私たちは早速味見。娘と奥さんは卵のクリームの入ったトラヴセイロがお気に入り。初日の夜からスイーツの出迎えに、今後に期待が高まります。
ポートワインは、時差ボケ対策に、就寝前にいただきました。 -
早速夜のシントラに繰り出して夕食に。夜は観光客も少なく、王宮の前に難なく駐車。しかし、せっかく事前に調べたレストラン・マップをホテルに忘れてしまい。まだ地理に不慣れなので王宮の周りで適当に入ることに。
"Tasca do Xico"という名前のレストランに入りました。
入ると1Fはバーになっており、2Fに通されました。 -
前菜にSopa de Legumes(野菜スープ)をいただきました。
調理は1Fで行い、エレベーターに乗せられて2Fに来たところをウェイターがサーブする方式のせいか、もう少し熱さが欲しいところ。 -
メインは、タイ(の一種)のグリルと子牛のステーキを注文。
前菜の後、なかなか出てこないと思っていたら、エレベーターには到着していた模様。テーブルに到着した時には、冷めていました。味は悪くないのに残念。どうやらウェイターが外でタバコを吸っている間にサーブが遅れてしまった模様。 -
夕食後、ホテルに帰るのもナビ頼り。ナビの誘導に従って、王宮前の駐車場から出ると右折の指示。こんな細い道をと思いつつ、右に折れながら細い坂道を登ると、行き止まり。どうやら道を間違えたらしい。ここは王宮の裏。狭いスペースの中、切り返そうとするが、障害物が邪魔をして、うまく切り返せない。元の坂道に出るには右に鋭角に曲がる必要があるが、右も左もすれすれ。何度も切り返しているうちに、鈍い衝撃が・・・、右ドアを擦ってしまった模様・・・(泣)。次の切り返しでぎりぎり坂道に出ることができたが、レンタカー初日で早くも傷をこしらえてしまった。明日以降のドライブはどうなることやら。
(後で調べてみると、擦ったのはドア・ハンドルの一部のみで、本体に傷はありませんでした。) -
翌朝、気を取り直して、ホテルを散策。庭の手入れも行き届いています。
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ホテルから見たシントラの町。霞んでいます。本日の天気が心配です。
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庭にはかわいらしい鳥もいました。
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ホールには立派なタペストリーがかけられています。
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もう一つ。
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朝食は8時から。8時に行くとひっそりとしていました。ビュッフェ・スタイルですが誰もいないので、一瞬勝手にとっていいかどうかと思いましたが、食べ始めることにしました。
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しばらくするとお世話係りの人が出てきて、コーヒーを注いでくれました。
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ポルトガルは朝食もしっかりしています。エネルギーを蓄えていざ観光に。
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