2011/12/23 - 2011/12/23
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まみさん
クリスマス連休前夜と第一夜に、12月のバレエといえば恒例の「くるみ割り人形」を、続けて2晩観に行きました。
新国立劇場と赤坂サカスの赤坂ACTシアターで。
どちらも観劇ついでに、東京のクリスマス・イルミネーション・スポットを寄り道するのにちょうどよいロケーションだったので、夢のあるバレエでほかほかになった心で寒さをまぎらわせ、撮影してきました。
観劇ついでに赤坂サカスのイルミネーションを撮影できたのはこれで3度目です。
おかげで、赤坂サカスのイルミネーション・スポットはもう慣れたものといえますが、イルミネーションは毎回、手を替え品を替えてくれるから、変わらぬ感動と高揚感を与えてくれます。
観劇前の期待と楽しみに、あるいは観劇後の感動と満足に加わる、贅沢なプラスアルファ@
また、いつもは真っ暗な夜空で眺めていたイルミネーションですが、たそがれ時のまだ青い空で見るイルミネーションは、思った以上に素敵でした。
というわけで、なかなか乗り気にならなかった今年2011年の本格的イルミネーション撮影散策は、22日から、西武園ゆうえんちに出かけた24日のクリスマス・イブの夜まで、一気にかけめぐってしまいました。
<「くるみ割り人形」観劇ナイトのイルミネーション散策の旅行記シリーズ構成>
□(1)東京オペラシティと新国立劇場編
■(2)赤坂サカスと赤坂ACTシアター編
□(3)東京ミッドタウンのさまざまなクリスマス・ツリー編
□(4)東京ミッドタウンのスターライトガーデン編
<これまでの赤坂サカスのイルミネーションの旅行記>
2008年12月26日
「イルミネーションの赤坂サカスでバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10297306/
2010年11月18日
「観劇ついでに、イルミネーションはまだかと思っていた赤坂サカス!」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10521613/
るるぶ.comの東京イルミネーション・スポットより「赤坂Bizタワー SHOPS&DINING〜赤坂サカス一帯」
http://www.rurubu.com/season/winter/illumination/detail.aspx?SozaiNo=130057
赤坂サカス公式サイト
http://sacas.net/
赤坂サカス・ホワイトサカス2011〜2012年
http://sacas.net/season_event/index.html
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なんとなぁく下町的な雰囲気も感じる、赤坂界隈
いかにも都会的な外堀通りから少し引っ込むと、田舎のねずみの私にもまだほっとできる界隈があります。 -
レトロな雰囲気ぷんぷんの車を見つけた!
劇場なの? -
暮れなずむ通りを照らす
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クリスマスの時期の街灯のお星さま
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赤坂Bizタワーのおしゃれなレストランの店先で
おっ、ミニ・グラスツリー!? -
金色に銀色に輝くグラスツリー・その1
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金色に銀色に輝くグラスツリー・その2
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今年の赤坂サカスのイルミネーションもすてき!
今回はKバレエ・カンパニーの「くるみ割り人形」を観にやって来ました。
実はクリスマスの時期の赤坂サカスの赤坂ACTシアターでKバレエ・カンパニーの「くるみ割り人形」を観るのは、これで2度目になります。
そのときも、観劇ついでに、赤坂サカスのイルミネーション撮影をしています。
関連の旅行記
「イルミネーションの赤坂サカスでバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞」(2008年12月26日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10297306/ -
まだ青い空に映える空のイルミネーションとTBS放送センターのシルエット・その1
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ガラス窓を泳ぐ光の玉と
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まだ青い空に映える空のイルミネーションとTBS放送センターのシルエット・その2
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お嬢さまの胸元を飾るネックレスのよう
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アトリウムのイルミネーション・カーテンも日没後のまだ青い空に似合う
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光のカーテンよ、観劇後にまた会いましょう!
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たそがれの夜に映える、赤坂サカスのシンボルツリー
今年も巨大なツリーがTBS放送センター前にありました。10メートル。
昨日の東京オペラシティの12メートルのツリーより2メートル低いですが、TBS放送センターを背景にしているとはいえ、すぐ周りが建物に囲まれているわけではないため、もっと高く見えます。
バレエの上演時間は17時からで、ややぎりぎりに来てしまったので、観劇前に撮れた写真はここまで。
劇場外観の写真などは、観劇後に撮りました。 -
赤坂ACTシアターのロビーに展示されていた、次回のKバレエ・カンパニー公演の新作「シンデレラ」の衣装のマネキンたち
この公演のチケットもすでにゲットしています。
来年の2012年2月に渋谷文化村のオーチャード・ホールで観劇予定@ -
次回のKバレエ・カンパニー公演の新作「シンデレラ」で使われる、かぼちゃの馬車の模型
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ロビーのガラスの壁の向こうに見える、赤坂サカスのシンボルツリー・その1
25分間の休憩時間にロビーを散策したときに撮りました。
本当は、地下の喫茶コーナーで何か飲み物を買って飲みたかったのですが……先にトイレに行っておいた後、喫茶コーナーの前にものすごい行列ができていたので(毎度のことですが(苦笑))、あきらめました。 -
ロビーのガラスの壁の向こうに見える、赤坂サカスのシンボルツリー・その2
喫茶コーナーの前で並ぶ行列は、思ったより早く捌けたかもしれないですが、なにしろ赤坂ACTシアターのロビーは狭いですから、どこもかしこも混雑、混雑……。 -
ロビーのガラスの壁を挟んで、外階段と内階段
赤坂ACTシアターは、正面入口から入ると、ロビー2階になります。
喫茶コーナーはこの階段の下の1階にあります。
でも上から覗いてみると、ぎっしり混雑していたので、階段は下りませんでした。
2階ロビーも決して空いていたわけではなかったのですが、1階よりもましに見えましたし、本日の私の座席は2階席だったので、下まで下りてしまうと、第2幕開演前に、3階分も上って来なくてはならなくなるので(エレベーターはあるけれど狭いので混むから、基本は階段)。 -
ロビーのガラスの壁の向こうに見える、赤坂サカスのシンボルツリーと劇場前広場
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本日の公演ポスター
Kバレエ・カンパニー公式サイト
http://k-ballet.co.jp/company
<主要キャスト>
マリー姫:荒井祐子
くるみ割り人形/王子:橋本直樹
ドロッセルマイヤー:ニコライ・ヴィユウジャーニン
クララ:神戸里奈
<ストーリィ>(Kバレエ・カンパニー公式サイトより引用)
「時は19世紀初め。人形の王国では以前よりネズミたちとの領地争いが起こっている。ある日、ネズミの王様は人形王国に魔法をかけ、マリー姫をネズミに、婚約者の近衛兵隊長をくるみ割り人形に変えてしまう。魔法を解く方法はただ一つ、世界一硬いクラカトゥク胡桃を割るしかない。だが、そのためには純真無垢な心の持ち主の力が必要だ。人形の王から命令を受けたドロッセルマイヤーはこの人物を探すため、くるみ割り人形と共に人間界へと旅に出る。クリスマス・イブ。シュタールバウム家にパーティの招待客が次々とやって来る。魔法の力で招待客になりすましたドロッセルマイヤーは、クララこそが探し求める少女だと悟る。人形劇でマリー姫に起こった悲劇をさりげなく伝え、くるみ割り人形をクララに与えるドロッセルマイヤー。そして真夜中。人々が寝静まった広間にネズミが現れ、クララの大切なくるみ割り人形をさらっていってしまう。それを追いかけるクララを待ち受けるものは……。」
<感想>
Kバレエ・カンパニーといえば熊川哲也さんのバレエ団ですが、今回は熊川さんはキャストに入っていません。
もちろん承知の上でチケットをとりました。
数年前に初めてKバレエ・カンパニーの公演を見たときは、熊川さんが完璧なダンサーなだけに、熊川さん以外のダンサーの粗が見えてしまって仕方がなくて、しばらくこのバレエ団の公演は見に行かなかったのですが、別の公演を久しぶりに見たときに、熊川さん以外のダンサーの上達ぶりに目を見はりました。
だから、他のダンサーの踊りを見るのも楽しみになりました。
実は、この公演のチケットは、割引チケットのツテが入ったので、かなり直前にとりました。
初めてKバレエ・カンパニー版の「くるみ割り人形」を見た3年前は、同じ赤坂ACTシアターでも2階の2列目の真ん中近くという良い席だったのですが、今回は真ん中近くの席だったとはいえ、2階席の前から9列目、後ろから数えると3列目という、かなり舞台から離れた席になってしまいました。
もっともこのシアターは中劇場規模なので、2階の一番後ろの席でも、よく見える方です。
そして座席の位置が後ろになればなるほど、1人1人のダンサーの踊りはじっくり見えないのですが、群舞や舞台全体を鑑賞しやすくなります。
総合芸術を楽しむ視点で鑑賞しやすくなるわけです。
座席のせいと、1回目と2回目の違いのせいもあってか、3年前のこの公演の感想をふりかえってみたら、今回よりずっとすみずみまでしっかりと見ていたことに、我ながらちょっと驚いてしまいました(苦笑)。
今回はそこまで細かい点に注目していられませんでした。
関連の旅行記
「イルミネーションの赤坂サカスでバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞」(2008年12月26日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10297306/
今回は座席が舞台から遠いため、ダンサーたちが万華鏡のようにくるくると美しいデザインを描きながら舞台の上を踊り回る様子の方をじっくり楽しみました。
それと、ちょうど前日に新国立劇場版の「くるみ割り人形」を見ていたので、比べながら見ることが出来て面白かったです。
新国立劇場版も現代的なアレンジを少し加えているのですが、Kバレエ・カンパニー版の方はもっと改変しています。
同じ「くるみ割り人形」なので、導かれる結末はほとんど同じなのですが、そこに至る、いわばプロセスのシーンがかなり違うのです。
例えば、クリスマス・パーティーに至までや、おもちゃの兵隊とねずみの戦いが始まるまで。雪の国へのシーンの移り変わり。
大きな違いは、新国立劇場版は第1幕でネズミとの戦いは完結しますが(たいていのバレエ団版もそうです)、Kバレエ・カンパニー版は、第2幕の最初の3分の1近くまで、ネズミと決着がつかず、第2幕まで戦いが続いているところでしょう。
3年前の感想にも書きましたが、「くるみ割り人形」の主人公の名前として、クララとマリーと両方あるのですが、Kバレエ・カンパニー版ではこの2人を別人として両方登場させ、マリーとくるみ割り人形こと近衛隊長は恋人同士にしたところが、プティパのクラッシックらしさを残しつつも大きな改変部分でしょう。
また、音楽は、新国立劇場では生演奏だったのに対し、こちらは録音テープが使われました。
赤坂ACTシアターにはオーケストラピットがなさそうなので、舞台ゆえの制約もあったかもしれませんが、手を加えたストーリィに合わせて、もとのチャイコフスキーの音楽構成にもなかなか大胆に手を加えられていましたから、録音テープの方が都合が良かったのでしょう。
ドラマチックに編集されていたので、生演奏でないのが残念にしても、私好みでした。
それにしても、群舞が鑑賞しやすい座席だけあって、やはり一番好きな雪の国のシーンは圧巻で、本当にすばらしかったです。
それと、第1幕のクリスマス・パーティーのシーンは、もっと舞台に近く、目線もダンサーたちに近い席から見ていたら、昨晩の新国立劇場版を見ていたときのようにごちゃごちゃっとした印象はぬぐえなかったかもしれないですが、上から見下ろしていると、ダンサーたちの立ち位置が計算し尽くされていることが、とてもよく感じられました。
上から舞台全体を鑑賞していると、このバレエは確かに物語バレエなのに、まるでバランシンの抽象バレエを見ているような錯覚すらしました。 -
Sakas坂のイルミネーションはバンブー(竹)!
観劇後、本格的に赤坂サカスのイルミネーション撮影を開始しました。 -
Sakas坂のバンブー・イルミネーションと、観劇会場だった赤坂ACTシアター
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夜空に映える、10メートルのクリスマス・ツリー・その1
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自らの台に映るクリスマス・ツリー
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夜空に映える、10メートルのクリスマス・ツリー・その2
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ツリーの向こう、TBS放送センター前は、冬はいつもスケートセンターに早変わり
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赤坂サカスのクリスマス・ツリーと赤坂Bizタワー
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Sakas坂のバンブー・イルミネーション
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Sakas坂の向こうの赤坂ACTシアター
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赤坂サカスの案内標識と
赤坂Bizタワーとサカス・フロントの間の小路のイルミネーション・カーテンをもう一度見に行きます。 -
アトリウムのイルミネーション・カーテンの影から眺める・その1
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アトリウムのイルミネーション・カーテンの影から眺める・その2
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夜空に輝くネックレスのようなイルミネーション@
ホワイトバランスは蛍光灯にしていたので、クールに撮れました。 -
流れる星のよう
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ガラス窓に美しく反射して
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ショーウィンドウのクリスマス・ディスプレイにちょっとよそ見
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でも、上向いて歩くことをやめられない@
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広がるイルミネーション・その1
ホワイトバランスを変えて、温かみの出る色にしてみました。 -
広がるイルミネーション・その2
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ガラス窓に映って
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ロマンチックな小道
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あっという間に通り過ぎてしまう、つかの間の夢の世界
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ホワイト・サカス・イルミネーション11-12のテーマは「竹あかり&天空のイルミネーション」でした!
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竹あかりと天空のイルミネーション
赤坂サカスのイルミネーション写真は以上です。
このあと、東京ミッドタウンまで徒歩で向かうため、TBS放送センターの方へ戻って、外苑東通りに出ようとしたのですが、方向音痴の私は、情けないことにTBS放送センターのあたりで方角が分からなくなってしまい、徒歩で行くのを断念。
すぐ目の前の赤坂駅から千代田線で乃木坂駅まで一駅ですが、地下鉄を利用しました。
でも、風が冷たくて、とても寒い晩でしたので、無理に歩いて行くよりは地下鉄を利用してラクしたことで、続けてイルミネーション撮影する気力を温存できました。
「クリスマス恒例のバレエ「くるみ割り人形」観劇ナイトのイルミネーション散策(3)東京ミッドタウンのさまざまなクリスマス・ツリー編」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10631358
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