クリスマスマーケットがやってきた！⑤　バーゼルは雨だった

2011/12/21 - 2011/12/21

今年のクリスマスマーケットもあと数日でおしまい。あっという間だったなぁ～

最期の地はバーゼル。スイスの北西、フランスドイツと国境を接する産業都市です。

いろいろと見所の多いバーゼルですが、この時期(１２月後半)ともなると・・・
何と言ってもバーゲン！（＄∀＄）キャ～
年々時期が早くなるバーゲンですが、もう５０％OFFの表示が出ていました。　　　　　

クリスマスマーケットそっちのけでバーゲンに走った日┗(^o^ )┓三３　・・・だったかも。

それはさておき、バーゼルでは例年歴史博物館前の広場のBarfuesserplatz/バールフューザープラッツでクリスマスマーケットが開催されるのですが、今回は初めて大聖堂前のMuensterplatz/ミュンスタープラッツでも行われました。
二つの会場を移動する間に、町の中心地Marktplatz/マルクトプラッツもぶらり散策してみました。

エリア バーゼル(スイス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

時刻表も見ずに、最寄り駅まで来た私。
１０分後出発の電車があったので、慌てて乗車券を購入。

何気に乗車してビックリ！
Σ(ﾟДﾟ)　あれ！ココ一等車じゃないよねぇ？

初めてユーロシティに乗りました。なんか内装がぜんぜん違う！　

天井にはモニターが。

ユーロシティのご尊顔です。

・・・なんか新幹線みたい (ﾟ∀ﾟ )

バーゼル駅内。

バーゼル駅。あいにくの雨ですが、どんどん進みますよ〜

駅前の路面電車の停車場をまっすぐ過ぎて、Hotel Euler/オイラーの角まで来ると信号があります。
さらに前へ進みます。（地下道もあります）

信号を渡ると正面は小さな公園です。

ココのベンチをはじめて見たときは、並べかけ？と思いました。

ベンチに沿ってやや斜め左方向に前進すると、Erisabethen Str./エリザベート通りです。

道の名の由来、St.Elisabethen Kirche/聖エリザベート教会。

途中雨よけに通った短いアーケードにあった、花屋さんの商品兼デコ。

エリザべート通りをさらに下ると五叉路に突き当たります。

ここでよく方向感覚が狂いがちなんですが、一番人通りの多い道を行くと、町のメインスポットマルクト広場に出ます。

が、今回は先にミュンスター広場に行くのに、ライン川沿いの道を行こうと思うので、ここでSt.Alban Gasse/聖アルバン通りに進みます。

この通りにはKunstmuseum/市立美術館があります。

ココに寄ると急ぎで見ても最低２時間つぶれます。
今回はパスです。

(＾ω＾ )ノ"また今度ね〜

道の左側にRittergasse/リッターガッセ（騎士横丁って感じかな）の看板が。目指す大聖堂はこの突き当りです。

リッターガッセ。なんか門構えの立派な建物が多かったなぁ。

冬の最後のバラ。

大聖堂が見えてきました。

(´∀｀)　赤い傘の親子、なんかかわいかったです。

大聖堂（バーゼル） 寺院・教会

大聖堂の側面。

鉄扉が開いていたので中に入ってみました。

回廊です。

中庭側はガラスが入ってません。

がら〜んとして、ちょっと廃墟にいるような気分になりました。
静かで、天気がよかったらココでぼや〜っとするのもいいだろうなぁ・・・

さて外に出て少し進むと、がら〜んとしたトコに出ました。
ミュンスタープラッツです。

大聖堂は来年まで工事中のようです。

立派な扉だ〜

正面の扉上部。

よく見ると、尖塔の形が左右で違いますね。

ちょっと側面に回ってみます。

側面の扉。

こちらは正面と比べて素朴な感じ。ロマネスクっぽいかな。

これはバットレスかな。（←とするとゴシック？）石造りの壁体構造って、高くしようとすると、壁がどんどん厚くなっちゃうんですよね〜。外に梁を作ることで、壁の厚さを押さえて且つ飾りにもなるという・・・

(｀・ω・´)バットマンと勘違いしていた時期があります。

更に向こうは公園みたいな・・・テラスのようになってますね。

ライン川です。天気が悪くて残念。

下へ下りる階段が・・・

あ〜「ラインの渡し」だ！冬季休業中ですが・・・

あっちが対岸か〜

寒いのか人馴れしてるのか、じっとしていました。

さて、今日の目的はマーケットだった。

大聖堂はまた天気のいい日に見に来ようっと（・∀・）

大聖堂脇側のミュンスタープラッツ全景。

今年新しくクリスマスマーケットの会場になったところです。

林の中に小屋が立ってるみたい。

木の上にもや〜としたものが。鳥の巣のようなヤドリギのような・・・デコレーション用の電球でした。

木製品の店。う〜ん高い・・・

木をくりぬいたロウソクたて。

キレイでした〜(´∀｀)・・・でも高くて買えない。

インド＆チベットショップ。ここで“ライスペーパーで作った球にハンドペイントした”というデコグッズを買いました。

店の名前が「タイガーエンテ」虎鴨・・・？と思ったらホントに虎柄の鴨だった。

なかなかかわいかったです。

「まだ〜？」

「もうちょっと辛抱・・・」

(´∀｀)　おとなしく待ってました。なんていい子でしょう！

大聖堂前側の広場は・・・

「メルヘンの森」子供向けの場所ですね。

遊具もこの雨ではね。

がら〜んとして寂しい・・・

でもココだけは違います。鍛冶屋さんです。
子供がじｗｗっと見ていました。

スイスだけ？ドコのマーケットでも鍛冶屋さんがいました。しかも大人気！

じゃあもう一箇所のほうへ移動しましょうか。

わ〜オシャレなポスト。

Freie Str./フライエ通りに出ました。
このまま正面のKaufhaus Gasse/カオフハウス通りを進めば、すぐBarfuesserplatz/バールフューザープラッツ会場に行くんですが・・・

（・∀・）ココはやっぱりフライエ通りでショッピングでしょ！

・・・というわけでしばらくお買い物に没頭。

なんと言ってもセールです！

上から順にイタリア語、フランス語、ドイツ語、英語です。

途中寄った「エスプリ」で、けなげにご主人を待つワンコを発見。

(´∀｀)　な〜んていい子なんでしょう！

せっかくなんでMarktplatz/マルクトプラッツも行ってみました。

広場では、恒例の青空市が立っていました。

もう２時か・・・

この花屋さんはモ〜レツな勢いで片してました。

ミステル＝ヤドリギです。

私も勢いで購入〜(；´Д｀)あぁ・・・手荷物が・・・

バラの花束が２０本で１０フランだったので、これも勢いで購入〜

:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):あぁ〜手荷物が〜〜

コレは買わなかったけど。

八百屋さん。

他にも食品関係の店は、まだまだ営業してました。

鳩がいっぱい。パパが一生懸命、子供の写真を撮ろうとしていて、この子もじっと我慢して立っていました。
う〜ん可愛い　(´∀｀)　便乗して撮っちゃった！

パパが撮り終るとさっそく遊びだしました。

おっと、ココに来た目的はこれだった。

Rathaus/ラートハウス＝市庁舎です。

市庁舎（バーゼル） 建造物

よく見ると細かい細工だなぁ。

雨にぬれて、いつもよりはっきり見えますね。

だまし絵風だったのか。

窓枠に小さな動物たちがいました。

いつもは外観だけ見て帰っていましたが、今日は中に入るぞ〜

中に入るとツリーがありました。

Basler Wunschbuch/バーズラーヴンシュブッフです。入ってすぐのところに設置されていました。

クリスマスマーケットの関連イベントの一つ。クリスマスの願いを書くものらしいです。

中といっても、天井がなく中庭のような感じ。

更に奥は？

突き当たりの場所にて。

けっこう薄暗〜いんです。

なんか由緒がありそうな・・・

さすがに扉の中には入れませんでした。

さっきのヴンシュブッフに書き込んでいる人たちがいました。
どんな願いを書いているんでしょうね。

上にもいけそうです。

階段を上がります。

振り返ったトコ。入り口が見えます。

突き当たりの扉の飾り。手紙を持ってるのってはじめて見ました。

キレイな壁画がありました。やっぱり扉の中には入れませんでした。

壁には上までびっしり絵が描いてありました。

壁画の天使。

このおっさん、おそらくココで一番有名な像だと思いますが、全く正面像を撮っていないことに、後で気がつきました。

｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡花束を抱えながらあちこち撮ったのに・・・何故だｗｗ

(｀・ω・´)　今度こそ、本命のマーケット会場に行くぞ！

マルクト広場から歴史博物館に向かって、Gerber Gasseを進みます。

道が二股に別れた突き当たり、なんじゃこりゃな天使の群れ・・・宝飾品店のようです。
ここで左手を向くと・・・

道の向こうに、目指す会場が見えました。

背景の教会のような建物、かつてはホントに教会でしたが、現在は歴史博物館です。

歴史博物館（バーゼル） 博物館・美術館・ギャラリー

ココの広場には普段は青空市が立っていますが、この時期はクリスマスマーケットの会場になっています。

あまり広くない場所ですが、びっしり店が立ち並んでいて、なかなかの充実振りです。

ここでもなんじゃこりゃな天使が・・・ソーセージを抱えていました。

肉屋さん直営の飲食店のようですね。

簡易店舗なのになかなか凝ったつくりでした。

よく見ると天使の掲げるたすきに店名が。
激しく自己主張中〜(ﾟ∀ﾟ；)

グリューワインも激しく自己主張です。

でも、クリスマスといえばコレ「フォイアーツァンゲンボウル」

ラムに砂糖が入っている飲み物で、“クリスマスのご馳走カロリーランキング”で堂々の５位にランクインしていました！

というわけで飲むのはやめました　(ﾟ∀ﾟ；)

お腹が空いたので、飲食店ばっかり目に付きます。

今日はラクレットに決定！

ココは本格的なチーズあぶり機があったので選びました。

ラクレット(^q^)・・・実は数日前にウチで食べたばっかりなんです。

美味しかったんですが、このプラスチックのナイフフォークが使いにくくて悪戦苦闘。
あげく店の人に「チーズとジャガイモは一緒に食べるんだよ」と言われてしまった。

・・・そんなにへんな食べ方でした？（・ε・）

　

う〜んいつ見てもちっちゃい観覧車だ〜

回ってるところが見てみたいなぁ・・・

たくさんの店が博物館の周囲をぐるりと取り囲んでいました。

先にこっちを回ろうっと（・∀・）

スイスに来てからあちこちで見かけるインテリア用の球体。

こういうものって日本であまり見かけませんね。

おじいさんが黙々と木を削っていました。

ココの会場は屋根の上の飾りがデカイなぁ。

サンタも大きい。

う〜んデカイ飾りだ。

う〜ん迫力の品揃え。

小さなお家の中に明かりがともってキレイです。

でも高いんだよな〜（・ε・）

スプーンとフォークで作ったオブジェ。

グラウビュンデン州の産品(チーズなど)を売っていました。

店員さんの話術が巧みなようで、いつも人だかりがあって賑やかでした。

こんなところにメリーゴーラウンドが。

シスターが熱心に物色していました。なんだろう？

自然物で作られたオーナメントでした。

スイスの有名な絵本画家カリジェの絵皿です。

コレ可愛い〜(*´Д`)　買おうかどうしようか・・・

悩んじゃった、後でまた見に来よう←間違い。グルグル歩いたら疲れちゃって、もう見に行かなかった。

おぉ〜ドイツの有名店「ケーテ・・・以下略」じゃないですか！

う〜んさすがの品揃え。

Σ(ﾟДﾟ)　高っ！こんな小さなものでも２〜３千円します。

このトナカイ可愛い〜(*´Д`)　

ΣΣ(ﾟДﾟ)高っ！７〜８千円してました。買えるかぁ！

あっ！動いてるっΣ(ﾟДﾟ)

博物館をグルットひと回りしてまた正面に戻ってきました。

道の向かい側の建物がなかなか絵になる感じで、写真を撮っている人も多かったです。

せっかくなんで、歴史博物館も覗いてみることに。

詳しくは次の旅行記にします。

まだ５時前なんですが、博物館の外に出たらすっかり暗くなっていました。

雨も降ってますが、まだ行きますよ〜

お、また動いてる。夜のほうが人気があるのかな？

屋根の上の飾りに明かりがともってキレイでした。

ガラス球はあちこちの会場で見かけましたが、ココのはバーゼル柄なのがちょっと変わっていました。

シュトーレンの店。

この店員さんは英語もぺらぺら。何ヶ国語話せるんだろう？

錫の置物。いいなぁ〜と思ったら値段も(かなり)よかった。

キノコにこだわりがあるのね。

動物型のオーナメントははじめて見ました。

まだまだ賑やかです。

結局一日中雨だったなぁ・・・

あのソーセージの天使も輝いてます。

名残惜しいですがもう帰らないと。

フライエ通りも電飾で飾られてキレイでした。

バーゼル駅が見えました。

博物館から１０分くらいで着いたかな？帰りは坂を上る形になるので、疲れたときは路面電車も便利ですよ。