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「暑い」が合言葉のようなスペイン。<br />マドリッド以上に暑いらしいと聞いていたグラナダ…。<br /><br />アトーチャからの夜行列車でたどり着いてみると<br />暑さはマドリッドよりマシでした。よかった~。<br /><br />グラナダでは有名なアルハンブラ宮殿を堪能。<br />隅々まで及ぶ装飾の細かさに圧倒されました。<br /><br />グラナダからはまた夜行列車でバルセロナへ。<br /><br />地中海に面した海辺の街、ガウディ設計の<br />あの奇怪な建築物がある街。楽しみです。<br /><br />

初めてのポルトガル滞在と欧州旅行(6)~まだスペイン!グラナダとバルセロナ

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1985/06/28 - 1985/09/05

5768位(同エリア6918件中)

2

32

かとくみ

かとくみさん

「暑い」が合言葉のようなスペイン。
マドリッド以上に暑いらしいと聞いていたグラナダ…。

アトーチャからの夜行列車でたどり着いてみると
暑さはマドリッドよりマシでした。よかった~。

グラナダでは有名なアルハンブラ宮殿を堪能。
隅々まで及ぶ装飾の細かさに圧倒されました。

グラナダからはまた夜行列車でバルセロナへ。

地中海に面した海辺の街、ガウディ設計の
あの奇怪な建築物がある街。楽しみです。

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  • 8月5日。<br />マドリッドから夜行「シエラネバダ特急」で早朝にグラナダ着。<br />名前はステキなのですが、なんと寝台列車ではありませんでした。<br /><br />直角の座席で座って寝る、というキビシー状況。<br />当然ほとんど眠れず、グラナダで宿をとって<br />次に乗るバルセロナまでの夜行列車の切符を買ってから<br />ガーガー昼寝しました。<br /><br />RENFE(スペイン国鉄)の営業所の事務作業が<br />許せないほど遅くて無駄な時間がかかり<br />この日は街中をどこも見物せずに終わりました…。

    8月5日。
    マドリッドから夜行「シエラネバダ特急」で早朝にグラナダ着。
    名前はステキなのですが、なんと寝台列車ではありませんでした。

    直角の座席で座って寝る、というキビシー状況。
    当然ほとんど眠れず、グラナダで宿をとって
    次に乗るバルセロナまでの夜行列車の切符を買ってから
    ガーガー昼寝しました。

    RENFE(スペイン国鉄)の営業所の事務作業が
    許せないほど遅くて無駄な時間がかかり
    この日は街中をどこも見物せずに終わりました…。

  • 8月6日。<br /><br />やって来ました、アルハンブラ宮殿。<br />(最近では現地の発音どおり「アランブラ」と言うようです。)<br />この堅牢な門は「裁きの門」といったかな。<br /><br />この門のアーチ上部に右手だったか左手だったか<br />なにしろどちらかの手が刻まれていて<br />それは回教の5つの教えを表している、と<br />ガイドブックで読みました。

    8月6日。

    やって来ました、アルハンブラ宮殿。
    (最近では現地の発音どおり「アランブラ」と言うようです。)
    この堅牢な門は「裁きの門」といったかな。

    この門のアーチ上部に右手だったか左手だったか
    なにしろどちらかの手が刻まれていて
    それは回教の5つの教えを表している、と
    ガイドブックで読みました。

  • 向かいの丘を遠望。<br />旧市街「アルバイシン地区」です。<br />残念ながらアルバイシンへは行けませんでした。

    向かいの丘を遠望。
    旧市街「アルバイシン地区」です。
    残念ながらアルバイシンへは行けませんでした。

  • もう大昔のことなので名称も忘れがち…。<br />これはどうしても思い出せず、調べたところ<br />「パルタルの庭」でした。そうだったそうだった…!

    もう大昔のことなので名称も忘れがち…。
    これはどうしても思い出せず、調べたところ
    「パルタルの庭」でした。そうだったそうだった…!

  • アルハンブラ宮殿でもっとも有名な<br />「ライオンのパティオ」。<br />庭中央の噴水を支えているのが<br />“にゃ〜”とでも鳴きそうな<br />かわいいライオンです。

    アルハンブラ宮殿でもっとも有名な
    「ライオンのパティオ」。
    庭中央の噴水を支えているのが
    “にゃ〜”とでも鳴きそうな
    かわいいライオンです。

  • 「アベンセラッヘスの間」という建物の天井近くを撮影。<br />鍾乳石のように垂れ下がる装飾がすごい!<br />細かい凹凸がこれでもかと迫っています。<br /><br />これは「スタッコ(Stucco)装飾」というそうで、<br />日本語にすれば「化粧漆喰」、すなわち壁や天井を仕上げる際、<br />塗料に石膏を混ぜて様々な模様や像を彫刻する手法だそうです。

    「アベンセラッヘスの間」という建物の天井近くを撮影。
    鍾乳石のように垂れ下がる装飾がすごい!
    細かい凹凸がこれでもかと迫っています。

    これは「スタッコ(Stucco)装飾」というそうで、
    日本語にすれば「化粧漆喰」、すなわち壁や天井を仕上げる際、
    塗料に石膏を混ぜて様々な模様や像を彫刻する手法だそうです。

  • これはなんという名前の部屋でしょうか…?<br /><br />とにかく装飾の細かさに圧倒され続けました。

    これはなんという名前の部屋でしょうか…?

    とにかく装飾の細かさに圧倒され続けました。

  • アルカサバの塔の屋上で<br />シエラネバダ山脈をバックに撮影。<br /><br />「シエラネバダ」(Sierra Nevada)とは<br />雪をいただいた山、という意味ですが<br />さすがに真夏、雪はありません。

    アルカサバの塔の屋上で
    シエラネバダ山脈をバックに撮影。

    「シエラネバダ」(Sierra Nevada)とは
    雪をいただいた山、という意味ですが
    さすがに真夏、雪はありません。

  • 塔から町を展望。<br />赤い寺院のような建物が見えます。<br />勝手に「イスラム寺院!」と思い込んでいましたが<br />実際のところは不明。

    塔から町を展望。
    赤い寺院のような建物が見えます。
    勝手に「イスラム寺院!」と思い込んでいましたが
    実際のところは不明。

  • 2枚の写真をつなげてみました。<br />赤茶けた色の町。

    2枚の写真をつなげてみました。
    赤茶けた色の町。

  • 8月7日。<br />グラナダ駅からバルセロナに向かう寝台列車の中で。<br /><br />コインブラで買って履いていた靴が擦り切れていたので<br />グラナダで新しいサンダルを買って嬉しがる私。<br />靴底も麻のような生地で…<br />エスパドリーユって言うのかな?<br />明日からはこのサンダルで歩くぞ!

    8月7日。
    グラナダ駅からバルセロナに向かう寝台列車の中で。

    コインブラで買って履いていた靴が擦り切れていたので
    グラナダで新しいサンダルを買って嬉しがる私。
    靴底も麻のような生地で…
    エスパドリーユって言うのかな?
    明日からはこのサンダルで歩くぞ!

  • 車窓から見えた、荒涼たる風景。

    車窓から見えた、荒涼たる風景。

  • または一面のヒマワリ畑。

    または一面のヒマワリ畑。

  • 地平線に日が沈んだ後。<br /><br />この時初めて地平線というものを見ました。

    地平線に日が沈んだ後。

    この時初めて地平線というものを見ました。

  • 8月8日。<br />無事、バルセロナ・サンツ駅に到着後、<br />宿をおさえ昼食をとって向かった先は…<br /><br />動物園。<br /><br />ほかに行くとこあるだろ、と今になれば思うのですが<br />この時はやはり浮かれていたのでしょうか。<br />背景に小さく写っている白ゴリラを見に行きました。

    8月8日。
    無事、バルセロナ・サンツ駅に到着後、
    宿をおさえ昼食をとって向かった先は…

    動物園。

    ほかに行くとこあるだろ、と今になれば思うのですが
    この時はやはり浮かれていたのでしょうか。
    背景に小さく写っている白ゴリラを見に行きました。

  • 立て続けに見苦しい写真でスミマセン。<br /><br />バルセロナの宿は旧市街にあるオスタル。<br />その部屋の小さなバルコニーが面している裏通りの<br />雰囲気が気に入りました。<br /><br />オスタルを経営するオジサマも優しくて感じがよく、<br />2回目にバルセロナを訪れた時も利用しました。

    立て続けに見苦しい写真でスミマセン。

    バルセロナの宿は旧市街にあるオスタル。
    その部屋の小さなバルコニーが面している裏通りの
    雰囲気が気に入りました。

    オスタルを経営するオジサマも優しくて感じがよく、
    2回目にバルセロナを訪れた時も利用しました。

  • ピカソ美術館前にて、友人Mと。<br /><br />ピカソの絵は見てもよくわかりませんが<br />美術館の建物はすてきでした。

    ピカソ美術館前にて、友人Mと。

    ピカソの絵は見てもよくわかりませんが
    美術館の建物はすてきでした。

  • 8月9日。<br />バルセロナの港。<br /><br />高いところにいる像はコロンブスです。<br />アメリカの方角を指さしているとのこと。

    8月9日。
    バルセロナの港。

    高いところにいる像はコロンブスです。
    アメリカの方角を指さしているとのこと。

  • サンタマリア号。<br />コロンブスはこの帆船に乗って大海原へ。<br /><br />もちろんレプリカです。

    サンタマリア号。
    コロンブスはこの帆船に乗って大海原へ。

    もちろんレプリカです。

  • この方角から見た方が<br />指さすコロンブスさんがわかりやすいかな。

    この方角から見た方が
    指さすコロンブスさんがわかりやすいかな。

  • さて、やってきました、サグラダ・ファミリア(聖家族教会)。<br />この時点で完成まであと200年かかると言われていましたが<br />現在はどのくらいまで建設が進んでいるのでしょうか。<br /><br />エレベーターに乗って高いところまで登ってきました。<br />どのくらい高いかというと…<br /><br /><br /><br />

    さて、やってきました、サグラダ・ファミリア(聖家族教会)。
    この時点で完成まであと200年かかると言われていましたが
    現在はどのくらいまで建設が進んでいるのでしょうか。

    エレベーターに乗って高いところまで登ってきました。
    どのくらい高いかというと…



  • このくらいで〜す。<br />ひえ〜!オシリがムズムズする!<br />上の写真にある手すりだけが頼り。

    このくらいで〜す。
    ひえ〜!オシリがムズムズする!
    上の写真にある手すりだけが頼り。

  • 中央に塔を結ぶアーチがありますね、<br />その少し下にV字型の階段があります。<br />そこまで登ったのです。非常に怖かったです。<br />友人Mは半べそ状態で動けなくなりました。<br /><br />が、当時の日記によると<br />ワタクシはこの階段でパンをかじっていたらしいです!

    中央に塔を結ぶアーチがありますね、
    その少し下にV字型の階段があります。
    そこまで登ったのです。非常に怖かったです。
    友人Mは半べそ状態で動けなくなりました。

    が、当時の日記によると
    ワタクシはこの階段でパンをかじっていたらしいです!

  • このときは教会の壁部分しかできていなくて<br />入口をくぐると青空、がらんどうでした。

    このときは教会の壁部分しかできていなくて
    入口をくぐると青空、がらんどうでした。

  • サグラダ・ファミリアでかなり疲れてしまったのですが<br />友人Sが行きたいというので、地下鉄と歩きで<br />グエル公園にやってきました。<br /><br />もう夕方近く。<br />地中海とサグラダ・ファミリアの尖塔が見えました。

    サグラダ・ファミリアでかなり疲れてしまったのですが
    友人Sが行きたいというので、地下鉄と歩きで
    グエル公園にやってきました。

    もう夕方近く。
    地中海とサグラダ・ファミリアの尖塔が見えました。

  • グエル公園もガウディの設計です。<br />曲線を多用した奇妙なデザインに<br />トカゲやカエルなどの生き物を配置。

    グエル公園もガウディの設計です。
    曲線を多用した奇妙なデザインに
    トカゲやカエルなどの生き物を配置。

  • 8月10日。<br /><br />真っ黄色のフニクラに乗って<br />モンジュイックの丘にやってきました。<br />そこにあるジョアン・ミロ美術館。

    8月10日。

    真っ黄色のフニクラに乗って
    モンジュイックの丘にやってきました。
    そこにあるジョアン・ミロ美術館。

  • ミロの作品はカラフルでオモシロイ。<br />でも意図するところは皆目わかりません。<br />これはフォークですか?農機具ですか?<br /><br />握っているふりをしていますが<br />実は触っていませんヨ。<br /><br />ピカソといい、ミロといい、<br />カタルーニャは理解し難い芸術家を育てる風土が<br />あるのでしょうか。そういえばダリもこの地方で<br />制作していたんですよね?

    ミロの作品はカラフルでオモシロイ。
    でも意図するところは皆目わかりません。
    これはフォークですか?農機具ですか?

    握っているふりをしていますが
    実は触っていませんヨ。

    ピカソといい、ミロといい、
    カタルーニャは理解し難い芸術家を育てる風土が
    あるのでしょうか。そういえばダリもこの地方で
    制作していたんですよね?

  • カタルーニャ美術館前から<br />スペイン広場を見下ろす。<br /><br />日記には「わりと楽しみにしていたのに<br />午後休館で入れず」と書いてあります。<br />何を楽しみにしていたのかは不明…。

    カタルーニャ美術館前から
    スペイン広場を見下ろす。

    日記には「わりと楽しみにしていたのに
    午後休館で入れず」と書いてあります。
    何を楽しみにしていたのかは不明…。

  • 背後の立派な建物がカタルーニャ美術館。

    背後の立派な建物がカタルーニャ美術館。

  • 今日はスペイン滞在=イベリア半島滞在の<br />最後の日で、今夜、夜行でパリに向かいます。<br /><br />時間つぶしに立ち寄った「スペイン村」。

    今日はスペイン滞在=イベリア半島滞在の
    最後の日で、今夜、夜行でパリに向かいます。

    時間つぶしに立ち寄った「スペイン村」。

  • スペイン各地の建築物がサイズを縮小して<br />集められていました。<br /><br /><br />スペインの国境駅 Port-Bou と<br />フランスの国境駅 Cerbere は<br />短いトンネルで隔てられていただけでした。<br />どちらかの駅でRENFE(スペイン国鉄)から<br />SNCF(フランス国鉄)に乗り換えたもよう。<br /><br />アディオス、エスパーニャ!<br />ボンジュール、フランス!

    スペイン各地の建築物がサイズを縮小して
    集められていました。


    スペインの国境駅 Port-Bou と
    フランスの国境駅 Cerbere は
    短いトンネルで隔てられていただけでした。
    どちらかの駅でRENFE(スペイン国鉄)から
    SNCF(フランス国鉄)に乗り換えたもよう。

    アディオス、エスパーニャ!
    ボンジュール、フランス!

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この旅行記へのコメント (2)

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  • パルファンさん 2012/01/11 10:52:25
    懐かしい光景
    かとくみさん

    2012年、遅ればせながらのご挨拶です。

    ご家族の皆様にとって良い年でありますように・・

    旅行記、とってもほほえましい写真もあり楽しみにみてます。
    今回も・・
    動物園に行ったなんて〜 まだまだ若かったんですね!

    まるで、自分の若い頃をみているような(かなりの年代の差が
    あるのに!)懐かしい光景で楽しませて頂きました〜

    今年もよろしく

    パルファン

    かとくみ

    かとくみさん からの返信 2012/01/11 22:05:08
    RE: 懐かしい光景
    パルファンさん

    こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。

    ご訪問と投票、ありがとうございました。
    ゴリラの写真を掲載するのは迷いましたが
    まあ、浅はかさも見ていただこうということで…。
    「若い」というより「コドモ」ですね。お恥ずかしいです。

    当時は旅行期間が長かったこともあり
    「見ておかなきゃ」という焦りみたいなものは一切なく、
    旅をのんびり楽しんでいました。
    それはそれでとてもおもしろかったのですが、
    もうちょっとおりこうに巡ればよかったのに、
    とも今さらながら思います。

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