1985/06/28 - 1985/09/05
212位(同エリア293件中)
かとくみさん
1985年の欧州旅行です。
こりゃまた古いのを出してきたな~と思われるかもしれませんが
ご勘弁ください。
ネガフィルムで撮影・プリントした写真をデジカメで複写したので
写真の質はよくありません。写真のデジタル保存も兼ねています。
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同行者は大学の同級生2人、合計、女子3人での大旅行でした。
主な目的は、ポルトガル中部にあるコインブラ大学での
外国人向けポルトガル語サマーコースへの参加です。
当時、ポルトガルで東洋人を見かけることはまれでした。
EU(当時はEC)未加盟、通貨はエスクード、
リスボンにさえ高層ビルはほぼないという時代でした。
大学のコース終了後、ポルトガルから出て3人で約1カ月間、
列車とバスで気ままに西欧を(貧乏)旅行しました。
旅行情報としてはまったく役立ちませんので悪しからず。
(2)以降も掲載するつもりですが、複写作業など手間取るので
のんびりやっていきます。
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6月28日。
成田発で、目指すはポルトガルのコインブラ市です。
遠い道のりです。
ノッケはアジアの写真です。
私にとっては初めての海外になります。
利用航空会社はシンガポール航空(SQ)。
成田を出て約6時間で夜に到着したシンガポールで
丸1日かけての、つまり1泊してのトランジットです。
到着翌日は少しだけ観光できました。
シンガポールのマンション群。
窓という窓から洗濯物干し用の竿が突き出ています。 -
タイガーバーム・ガーデン。
ご覧のとおりの奇異な印象のガーデンです。
入口で私のだいっきらいなヘビ、しかも巨大なヤツを
見世物?にしている人たちがいて
できるだけ離れて通過するにしても半べそ状態でした。 -
写真はありませんが
このほかに旧市街区と思しき場所にある
英語の通じない食堂で、おいしいお昼ご飯を食べました。
ホントに英語が通じないのでお勘定で苦労していると
通りかかった人が英語で通訳してくれて助かりました。
湿度の高さには閉口したシンガポールをSQで夕方頃に出発し… -
驚くなかれ当時は安い運賃で欧州に行こうとすると
選択の余地なく「南回り」でした。
給油のためアラブ首長国連邦のドバイに着陸するも
機外に出ることはできず…
もう何時間も何時間も狭い座席に押し込まれて
ようやく欧州上空に到達したようです。
画面左のあたりに雪山が見えているので
勝手にアルプス?と思い込んでいます。
次の着陸地はロンドンです。
シンガポールからロンドンまで17時間かかったと思います。
ポルトガルはまだまだ遠いな〜。 -
ロンドンでも1泊してトランジットです。
たった1泊ですがいろいろありました。
一番ビビったのは、宿泊予定のホテルの最寄駅目指して
地下鉄に乗ったはよかったけれど、
なんと、その駅を電車が通過してしまったこと!
その次の駅で下車して、重い荷物をひきずって
歩いてなんとかホテルにたどり着けました。
後で調べたら、その日は日曜日で
その駅は「土日休み」。アンビリバボ〜!
翌7月1日には、重い荷物をヴィクトリア駅の
コインロッカーに預け、ちょっとだけ市内見物です。
バッキンガム宮殿で近衛兵交代式を見ることができました。
人垣の2列目くらいで一生懸命背伸びしていたら
それに気づいた最前列のオジサマが
「私はあなたの後ろから見えるから」
と、最前列を譲ってくれたのに感激しました! -
近衛兵交代式が終わり、中途半端に時間が余ったので
近くのセント・ジェームス・パークへ。
人も小動物も憩う、すてきな公園でした。
かわいいリスちゃんも見かけましたよ! -
さて、ヴィクトリア駅から英国国鉄に乗り
ガトウィック空港を目指します。所要約30分。
車窓の風景。ふつうの住宅街なのかしらん。
ガトウィック空港から英国航空で
ポルトガルのリスボンに飛びます。
3時間45分だったかな〜。 -
ようやくポルトガルのリスボン(Lisboa)に到着しました。
日本を発ってから何時間たってる?
でもまだ目的地ではないのです…。
リスボンでは先輩から聞いた安ホテルに宿泊しました。
正確には hotel ではなく、レジデンシア(Residencia)と
いいます。宿泊施設にはこれらのほか、ペンション、
オスタルなどがあります。
たぶんいろんな基準で区別されているのだと思います。
フロントで宿泊を申し込んで(もちろん予約なしでした)
むか〜しのモノクロ映画に出てくるような、
ジャバラ格子のドアのち〜さなエレベーターで
案内された部屋から見た風景です。
シェラトンホテルが見えます。
これが当時、ポルトガルで一番高い(唯一の高層)
建物でした。 -
7月2日。
「レジデンシア・オリゾンテ(Residencia Horizonte)」の朝。
写真にあるような朝食がつきました。
いわゆる、コンチネンタル・ブレックファストです。
シンプルだけど、パンはおいしかった〜!
ちなみに手前にいるのは友人S、
その後ろに座っているのがワタシです。
当時は写真に自分たちを写さなきゃ意味がないと
思っていたので、こういう写真が多いです。 -
リスボンのサンタ・アポローニア駅までタクシーで行き、
ポルトガル国鉄に乗って、目的地のコインブラを
目指します。
「急行」くらいに乗ったのかな〜。
約2時間かかったような。写真は車窓からの風景です。
またハプニングです。
車内放送で「コインブラ」と案内があったので下車した
のですが、そこは全然町らしい所じゃない!
どういうこと?と3人で困っていたら、
友人Sが思い出してつぶやきました。
「そういえば先輩が言ってた…。
コインブラにはA駅とB駅があるって…」
え〜〜〜っ!?それを早く思い出してよ〜っ!
私たちが下車したのはB駅で、町はA駅のほうに
あるのでした。B駅に列車が到着した後、
A駅へ向かう枝線がスグ発車するらしいのです。
それに気づいたときはもう発車した後で
私たちはまたタクシーを利用して
A駅へ向かったのでした。とほ〜。 -
やっと目的地コインブラ(Coimbra)に到着しました。
A駅前にあった「オテル・インテルナシオナル」
(Hotel Internacional)の屋根裏の激安トリプルを
とって旅装を解くことができました。
Hotel といっても、しょせん田舎のホテル。食事もナシ。
1階はバール(Bar)でした。
窓から見えるのは、滔々と流れるモンデーゴ川。
ああ、コインブラに来ちゃったんだなあ。
これから1カ月間、ここで暮らすんだなあ…。 -
川向こうに見えるのは、サンタクララ修道院。
(Mosteiro de Santa Clara)
明日は町を歩いて下宿を探します。
文章が長くなるので、(1)はこのへんで。
お付き合いくださりありがとうございました。
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