1985/06/28 - 1985/09/05
307位(同エリア328件中)
かとくみさん
コインブラ滞在中の週末には
日帰り、または1泊で行ける所へ出かけました。
さらに、水曜日には大学主催の有料の“遠足”があり
希望者は授業に出ず、それに参加することができました。
3回行われ、私は3回とも参加するつもりでしたが、
結局最初の1回しか参加できず、
非常に後悔しました…。(自分が原因だったので文句言えず…)
滞在中出かけた先は
コインブラ近郊、ポルト、リスボン、シントラ、ロカ岬です。
-
8月最初の週末の土曜日。
モンデーゴ川の対岸へ出かけました。
町じゅう坂だらけなのに、
ツルツルに磨き上げたような石畳で
歩くのに苦労しました。
前に見えているのは、ポルタージェン広場。
モンデーゴ川も見えています。 -
サンタクララ橋を渡って、対岸にやってきました。
まずは、「Portugal dos Pequenitos」。
「ミニ・ポルトガル」とでもいうのでしょうか。
旧ポルトガル植民地や、ポルトガル国内各地の家が
ミニサイズで作られています。 -
この日は何しろ暑くて、
日陰を求めて歩いていました。
暑くて、冷たい石の建物に涼を求める友人Sと私。
左には、怪訝そうに撮影者友人Sを見つめる
男の子。キミもシャツ全開だね! -
「涙の館」(Quinta das Lagrimas)。
現在ではホテルになっているようです。
当時は入口で魔女のようなおばあさんに
入場切符をチェックしてもらって入り、
このふる〜い建物を外から眺めるだけでした。
でもお庭は散策OK。
イネスとカストロの悲劇の舞台と伝えられる場所で
庭の泉の底にある赤い石は
「殺されたイネスの血で染まったんだよ」と
たまたま居合わせた英語を話すオジサマが
教えてくれました。
隣の草地では羊が草を食むのどかな場所でした。 -
旧サンタクララ修道院。
(Mosteiro de Santa Clara a velha)
壁は既になく、足元にはモンデーゴ川の
水が迫り、ほとんど廃墟でした。
イネスの遺体は、アルコバッサに安置される前は
この修道院に安置されていたそうです。 -
おそらく帰り道に撮影した、
川の対岸から見たコインブラの町。
丘の上の大きな建物がコインブラ大学です。 -
翌日曜日。
長距離バスに乗って、ファティマ(Fatima)へ。
のちにカトリック教会により公認された、
「聖母マリア出現の奇蹟」が起きた場所に
建てられたバジリカです。
スピーカーからミサ曲(?)が常に流れていて
独特な雰囲気が漂っていました。
この広大な広場を入口からずっとひざまずいて
バジリカに向かう信者を見かけました。
ひざ当てをしていたとはいえ、
相当困難なことでしょう。
それだけ信仰心が篤いんですね。 -
最初の水曜日の第1回「遠足」。
コインブラ近郊をバスで巡りました。
写真はコニンブリガ(Conimbriga)のローマ遺跡。 -
美しいモザイクタイル。
-
コインブラの北東約14キロにある
ペナコヴァ(Penacova)という小さな町です。
モンデーゴ川が渓谷を刻んでいます。 -
眺めのいい町。
-
緑深い森の中にたたずむ
ブサコ(Bucaco)のお城。
ポルトガルの最後の国王マヌエル2世が
狩猟用の離宮として建てさせましたが、
完成直後に革命が起きて
王が使用することはなかったとのことです。 -
現在はホテルになっています。
私が訪れた当時はレストランがあるのみでした。 -
周囲にはバラの花が咲いていました。
-
8月2回目の週末、友人Mとポルト(O Porto)へ1泊旅行。
もう一人の友人Sは下宿の人たちと
海水浴へ出かけてしまいました。
ポルトの大聖堂の回廊です。
この写真では見づらいですが
回廊内壁などがアズレジョ(azulejo:ブルーの絵タイル)で
装飾されています。 -
ドウロ川に架かるドン・ルイス1世橋。
かなり高くてコワゴワ渡りました。
車もびゅんびゅん走る普通の橋なんですけどね。 -
川に浮かんでいるのはワイン運搬用の帆船。
上流から運ばれてきたワインは
ここで樽詰めされるとのことです。
でも、この船、現役?それとも演出?
遠くに見える橋はアラビダ橋。
ポルトガル国鉄が渡る橋です。 -
向こうに見えているのは、長い名前ですよ〜
「ノッサ・セニョーラ・ダ・セーラ・ド・ピラール修道院」。
(Mosteiro de Nossa Senhora da Serra do Pilar)
「ノッサ・セニョーラ」はフランス語では「ノートルダム」
すなわち聖母マリアのことです。 -
美しくない人物入りの写真ばっかりで
恥ずかしいのですが、
なぜこの写真を掲載したかというと、
ドン・ルイス1世橋が上下2段ある
珍しい橋だということを示したかったからです。
が、下段はちょび〜っとしか写ってない…。 -
クレリゴス教会の塔をバックに撮影。
-
ポルトの大通り。
通りの名前はわからない〜。 -
8月3回目の週末。リスボンへ1泊旅行。
その初日、土曜日です。
テージョ川にかかる4月25日橋。
私たちが立っているのは
「クリスト・レイ」(Cristo Rei:巨大なキリスト像)の足元です。
効率的に回りたかったのでタクシーで観光しました。
左端がそのタクシーの運転手さん。
帰国後、この写真を運転手さんに送ったことから
そのお嬢さんと文通が始まりました。
後にリスボンで実際に会って
おうちに泊まらせてもらっこともありました。
文通は私が結婚して奈良に来てからも
1、2回やり取りがありましたが
いつのまにか自然消滅してしまいました。 -
足元から見上げたクリスト・レイ
-
その台座はこんな感じで
この中にエレベーターがありました。
お土産屋さんもあって
ポルトガル特産のコルクでできた
葉書を買ったのを覚えています。 -
海のように広いけれど、川です。
岬のように突き出たあたりは
リスボンの旧市街。
黒ずんで見えるのはサンジョルジェ城かな。 -
テージョ川に突き出すようにして建つ
「発見のモニュメント」(Padrao dos Descobrimentos)
。
ポルトガルの過去の栄光である
大航海時代を讃えたモニュメントで、
先頭の像はエンリケ航海王子です。
かの時代、ここから未知の世界に
乗り出していったのです。
ナナメにカメラを構えて撮影しているので
ややこしい写真になってしまいました。 -
テージョ川の中に建つ「ベレンの塔」。
(Torre de Belem)
16世紀に建てられた要塞。
初層は河の干満を利用した「水牢」だそうです。 -
ポルトガルの紋章や地球儀などの
装飾がほどこされています。 -
ジェロニモス修道院。
(Mosteiro dos Jeronimos)
回廊と中庭が美しいことは聞いていましたが
この時は回廊は閉鎖されていて
見学できませんでした〜。
そのせいかどうか、まともな写真もなく…。 -
翌日曜日。
ロシオ駅から電車でシントラ(Sintra)
にやってきました。
下調べもろくにしていなかったので
よくわからず、とりあえず「王宮」を見学。
見学者を10人以上まとめて案内されました。
あまりよく覚えていません。
町中にも緑がたくさんあって瑞々しい印象でした。 -
その後、シントラのタクシー運転手と交渉して
ペナ城とロカ岬を巡ってもらいました。
ペナ城から見えた隣の山の城壁(わかりにくいですが)。
7〜8世紀にモーロ人(=ムーア人:北西アフリカに住む
イスラム教徒)によって建設されたものです。
ペナ城の写真もマトモなのがありません…。 -
ロカ岬(Cabo da Roca)の灯台。
ロカ岬はポルトガルの最西端、すなわち
ユーラシア大陸の最西端なのです。 -
ポルトガルの国民的詩人カモンイスの詩、
「地果て、海始まるところ」の碑です。
極東の一女子、極西に到達して喜ぶの図。
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