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 交通事故で車椅子生活を余儀なくされた友人を案内して、滋賀の坂本から、京都の東福寺をめぐってきました。<br /><br /> 先々で、さまざまな方の親切に助けられ、見事な紅葉を堪能した一日でした。<br /><br />

車椅子で、近江坂本~東福寺

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2011/11/26 - 2011/11/26

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akkiy363672

akkiy363672さん

 交通事故で車椅子生活を余儀なくされた友人を案内して、滋賀の坂本から、京都の東福寺をめぐってきました。

 先々で、さまざまな方の親切に助けられ、見事な紅葉を堪能した一日でした。

同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  •  午前9時30分、津を出発。新名神から名神へ入り、栗東で降りて、琵琶湖大橋を渡りました。<br /><br />← 晩秋の琵琶湖です。<br /><br />

     午前9時30分、津を出発。新名神から名神へ入り、栗東で降りて、琵琶湖大橋を渡りました。

    ← 晩秋の琵琶湖です。

  •  近江坂本は、秋真っ盛りでした。

     近江坂本は、秋真っ盛りでした。

  •  坂本駅から日吉神社に至るメインストリート、県道316号の秋景色です。

     坂本駅から日吉神社に至るメインストリート、県道316号の秋景色です。

  •  比叡山中学校前のモミジです。<br /><br /> この一帯は、穴太衆(あのうしゅう)による積石の石垣が続きます。穴太衆は、近江の比叡山山麓にある穴太(穴太ノ里[あのうのさと]などとも俗称。現在の滋賀県大津市坂本穴太。延暦寺と日吉大社の門前町・坂本の近郊)の出身で、古墳築造などを行っていた石工の末裔であるといわれ、安土桃山〜江戸期の築城・石垣積みなどに活躍しました。

     比叡山中学校前のモミジです。

     この一帯は、穴太衆(あのうしゅう)による積石の石垣が続きます。穴太衆は、近江の比叡山山麓にある穴太(穴太ノ里[あのうのさと]などとも俗称。現在の滋賀県大津市坂本穴太。延暦寺と日吉大社の門前町・坂本の近郊)の出身で、古墳築造などを行っていた石工の末裔であるといわれ、安土桃山〜江戸期の築城・石垣積みなどに活躍しました。

  •  坂本には延暦寺を引退したお坊さんが暮らす、里坊がたくさんあります。<br /><br /> その一つ「律院」は、いつも門塀を開いて観光客を受け入れていますが、この日はお寺の世話役の前田さんのお骨折りで、中庭も拝観させていただきました。<br /><br /><br />

     坂本には延暦寺を引退したお坊さんが暮らす、里坊がたくさんあります。

     その一つ「律院」は、いつも門塀を開いて観光客を受け入れていますが、この日はお寺の世話役の前田さんのお骨折りで、中庭も拝観させていただきました。


  •  この寺の住職「叡南俊照(えなみしゅんしょう)師」は、草鞋(わらじ)履きで比叡山中約300か所を歩いて巡拝することから、歩行禅とも言われる荒行「回峰行」を、千日の間、一日も休まずに行う「千日回峰」を満願されている大阿闍梨(あじゃり)です。

     この寺の住職「叡南俊照(えなみしゅんしょう)師」は、草鞋(わらじ)履きで比叡山中約300か所を歩いて巡拝することから、歩行禅とも言われる荒行「回峰行」を、千日の間、一日も休まずに行う「千日回峰」を満願されている大阿闍梨(あじゃり)です。

  •  大モミジのむこうは、「閻魔堂」です。

     大モミジのむこうは、「閻魔堂」です。

  •  律院の拝観を終えて県道316号に出ると、琵琶湖の湖面が輝いていました。

     律院の拝観を終えて県道316号に出ると、琵琶湖の湖面が輝いていました。

  •  比叡山のふもとの坂本には、たくさんの里坊があり、宗教色の濃いたたずまいです。<br /><br /> お昼過ぎ、坂本をあとにして、国道161号の西大津バイパスを南下し、国道1号で山科を抜けて、五条バイパスから東大路に入りました。<br /> <br /> 上鳥羽角田の「あたか飯店」で昼食を済ませて、「東福寺」へ向かいました。

     比叡山のふもとの坂本には、たくさんの里坊があり、宗教色の濃いたたずまいです。

     お昼過ぎ、坂本をあとにして、国道161号の西大津バイパスを南下し、国道1号で山科を抜けて、五条バイパスから東大路に入りました。
     
     上鳥羽角田の「あたか飯店」で昼食を済ませて、「東福寺」へ向かいました。

  •  ハイシーズンの土曜日とあって、、東福寺はごった返していました。<br /><br /> 交通規制が行われていて、周辺への車の乗り入れは禁止。観光バスの客も、近くの道路上で降ろされて、歩いていました。<br /><br /> でも、章くんたちは車椅子の友人と一緒ですから、東福寺に連絡すると「六波羅門から境内に入ってください」と言ってくれ、警備のお巡りさんも「どうぞ」とゲートを開けてくれました。<br />

     ハイシーズンの土曜日とあって、、東福寺はごった返していました。

     交通規制が行われていて、周辺への車の乗り入れは禁止。観光バスの客も、近くの道路上で降ろされて、歩いていました。

     でも、章くんたちは車椅子の友人と一緒ですから、東福寺に連絡すると「六波羅門から境内に入ってください」と言ってくれ、警備のお巡りさんも「どうぞ」とゲートを開けてくれました。

  •  境内はあふれる人の波でいっぱいです。モミジ谷を見下ろす「通天橋」は、立ち止まることもできません。<br /><br /> でも、車椅子が通ると、警備の人が先導してくれますし、みんな道を開けてくれます。<br /> 境内はところどころに階段があるのですが、近くにいる人たちが吊り上げて運んでくれました。<br /><br />

     境内はあふれる人の波でいっぱいです。モミジ谷を見下ろす「通天橋」は、立ち止まることもできません。

     でも、車椅子が通ると、警備の人が先導してくれますし、みんな道を開けてくれます。
     境内はところどころに階段があるのですが、近くにいる人たちが吊り上げて運んでくれました。

  •  モミジ谷へ降りていったり、開山堂や竜吟庵などを訪ねることはできませんでしたが、境内の紅葉に浸ることができました。<br /><br /> 月下門から外に出て、車を停めた三門横へ戻りましたが、途中の「臥龍橋」からモミジ谷の上に浮かぶ通天橋を望む光景が、橋のハイライトです。

     モミジ谷へ降りていったり、開山堂や竜吟庵などを訪ねることはできませんでしたが、境内の紅葉に浸ることができました。

     月下門から外に出て、車を停めた三門横へ戻りましたが、途中の「臥龍橋」からモミジ谷の上に浮かぶ通天橋を望む光景が、橋のハイライトです。

  •  ちょっと翳ると、この様です。

     ちょっと翳ると、この様です。

  •  モミジの上に浮かんでいるでしょう。<br /><br />

     モミジの上に浮かんでいるでしょう。

  •  通天橋の向こうに見えるのは、本堂の大伽藍です。

     通天橋の向こうに見えるのは、本堂の大伽藍です。

  •  臥龍橋を過ぎてすぐ、道の右手の大きなモミジの木が、折からの西日を浴びて輝いています。<br /><br /> 逆光が色づいた葉を透き抜けて、さまざまな色を描き出していました。<br /><br /> 友人が極上の紅葉を楽しんでくれたこと、また、たくさんの方たちの親切に助けられたこと、秋晴れの…爽快な一日でした。

     臥龍橋を過ぎてすぐ、道の右手の大きなモミジの木が、折からの西日を浴びて輝いています。

     逆光が色づいた葉を透き抜けて、さまざまな色を描き出していました。

     友人が極上の紅葉を楽しんでくれたこと、また、たくさんの方たちの親切に助けられたこと、秋晴れの…爽快な一日でした。

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