2016/11/11 - 2016/11/11
301位(同エリア1671件中)
yokoさん
ここ数年、子育てを卒業(下の子が大学卒業)しやっと自分の時間を楽しめるようになりました。人ごみが嫌いで避けていた紅葉にも出かけられるようになり楽しんでいます。
友人の友人という遠い関係の方が持っておられる会員権に甘えて、会員制のホテル「XIV(エクシブ)」の有馬離宮には2回泊まらせていただいたのですが、京都にも泊まってみたいということで、この秋は初の京都XIVに泊まっての紅葉旅行です。
紅葉には少し早く、どこに行くかで紅葉情報を毎日チェックしながら迷いましたが、お天気にも恵まれ十分楽しむことができました。
11月11日(金)は、仕事や予定があって遅れて集合する友人とは別に日本酒好きの友人と(もちろん私も)、伏見辺りを楽しみました♪
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
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-
11/11(金)
10:20 京阪電車で中書島に到着
友人と阪急電鉄梅田駅で9:30に待ち合わせたのですが、電車の中で受けたスマホの交通情報で「十三(梅田の少し手前の駅)で人身事故があり、運転を見合わせている。」とのこと。
「早めに待ち合わせていてよかったね。」とホッと胸をなでおろしました。
お酒と竜馬にゆかりのあるところらしい演出です。 -
少し前までこの日は雨の予報だったので、諦めていた十国舟のクルーズでしたが、実際はこの晴天。思わず笑がこぼれます♪
長建寺の朱色の壁と色付き始めた木々が、青空に映えますね。 -
駅の前の道を真っ直ぐ歩いていると、表示が出ていて右折すると川に出ます。
予定より早く着いたので、10:40の舟に間に合いそうです。
10:00,10:20,10:40,11:00,11:20と午前中は5便出ています。
午後からは16:20まで20分ごとに出ています。大人1200円です。
(11/24から12/4は15:40が最終)
約1時間(30分の見学・休憩含む)のクルーズです。
春の時期は、桜が美しく混み合うようです。 -
こちらの階段を下ります
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イチオシ
左右のバランスを考えて座り、すぐに出航です。
写真を撮るときつい立ち上がりたくなりますが、バランスを崩して危ないので厳禁です。
早速、雰囲気のある酒蔵が見えてきました。 -
昔は石炭の運搬や人々をを載せて運行していた宇治川派流の静かな流れの上を、音声ガイド(時々船頭さんの説明アリ)を聞きながら進みます。
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春は桜の花が咲き華やかな木々も秋の今は紅葉のオレンジに彩られ、柳の緑と良いコントラストになっています。
楓の木の色付きまでは、まだ少し時間がかかりそうです。
桜の葉はあっという間に散ってしまうので、この眺めも少しの間のお楽しみでしょうか。 -
川側にはプラスチックの板が張ってありますが、風があったり気温の低い日はかなり冷え込みそうです。
寒さ対策をして乗ることをおすすめします。 -
三栖こう門(こうの字が出ませんでした)。「みすこうもん」と読みます。
水位の違う宇治川と濠川を結ぶ船のエレベーターは400年前から活躍し、1964年(昭和39年)にその役目を終えました。
船のエレベーターとして有名なのがパナマ運河ですね。 -
奥に見えるのが三栖こう門です。
手前に舟が着きます。
階段の上にあるのが資料館、希望者にはジオラマを動かしながら説明してくれます。30分の時間で説明の後、トイレに行ったり堤防に上って宇治川を見たりしました。 -
30分はあっという間で、折り返しクルーズします。
同じサイドに座ると、行きと帰りで両側の眺めを見ることができます。 -
もみじが色付くともっと美しいのでしょうね。
青空に映えます。 -
橋の上からの景色は、ホッとするのどかな眺めでした。
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さあ、いよいよ伏見の酒蔵通りを散策します。
伏見は土地が低く伏流水として良いお水が集まってきているので、お酒造りに適しているのだそうです。
杉玉が上がっている、こちらの建物は「月桂冠大蔵記念館」で、見学もできます。
今日は予定が詰まっているので、見学はしませんでした。 -
こんなところで、切手やはがきを売っているのですね♪ -
お昼になり、予定していた「月の蔵人(つきのくらびと)」でランチをしましょう♪
なんか思っていた入口と違うな~と思ったら、こちらは裏口でした。 -
月桂冠のもと酒蔵を使ったお店はおしゃれでス・テ・キ(*゚∀゚艸)
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1日40食限定の「蔵人御膳」(1530円税抜き)をいただきます。
自家製手作りざる豆腐は、3種のお塩とだし醤油でいただきます。
名物と名付けるだけあって、温かいお豆腐は甘味がありノーマルなお塩が一番美味しく感じました。 -
汲み上げ湯葉刺身や八寸も8種あり、焚物、揚げ物(赤こんにゃくが美味しかった)、季節の炊き込みご飯(この時期は栗がたっぷり入った栗ご飯でした)、赤出汁と香の物
種類も多く、コスパの良い内容でした。
栗ご飯は、手作り感満載で美味しかったです! -
最後にデザートとコーヒーまたは紅茶までついていて、満腹です。
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こちらが正面
立派な建物です。 -
酒蔵通りを少し歩くと「キザクラカッパカントリー」が見えました。
テレビなどでも紹介していたのでもっと人が多いかと思っていたのですが、金曜日のこの日はそうでもありませんでした。 -
中のお庭でも軽食をいただけるようです、
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黄桜と言えば・・カッパですよね。
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通りを歩くと、昭和チックなお店にノスタルジーを感じます。
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竜馬通り商店街もいい感じの静けさです。
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龍馬館というのもありました。
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その竜馬がおりょうさんと訪れた「寺田屋」
おりょうさんの機転で難を逃れ、命拾いをしたと言われています。 -
お庭の奥には竜馬像
中の見学もできますが、今日はパス! -
伏見最後のお目当てはこの酒蔵「藤岡酒造」
友人がテレビでも紹介していて「行ってみたい。」というのでH.Pを見てみたら、一度は途絶えた酒蔵を再生したという興味深い酒蔵でした。「蒼空(そうくう)」というお酒がおしゃれで、私も是非行ってみたいと思いました。 -
酒蔵の手前に作られたBar「えん」は、カウンターと座卓が1つの小さなスペースです。
金曜日の昼過ぎの時間のこの日はすいていましたが、満席で外での待ちが出るときもあるようです。
*11:30ー18:00 水曜定休日(祝日は営業) -
こちらはお酒の販売コーナー
元は「万長」というお酒を造って庶民に親しまれていましたが、再生するにあたって作ったブランド「蒼空」は瓶にもこだわり、イタリアのベネチアンガラスの透明ワインボトルを使っています。
Barとは、隣り合っています。 -
最初に出してくださったのは、仕込み水
柔くて美味しい水でした。
向こうに見えているのがお酒の仕込みをするタンク。今年5つから6つに増やしたとのことでした。 -
注文したのは平日限定の飲み比べセット(900円)
お酒の説明をしながら注いでくださっているのが、5代目蔵元である藤岡正章さんの奥様でしょうか?
伏見で一番小さな蔵元は、先代の早すぎる死と日本酒の衰退で平成7年にいったん廃業に追い込まれます。震災も追い打ちをかけたようです。
当時、東京の酒問屋で働いていた5代目は何とか再生させたいと全国の蔵元をまわり修行を重ねます。そして3年後の平成14年、倉庫を改装しました。蔵元自らが杜氏となり、色々な人の協力を得ながらも一人で全ての工程を行い「蒼空(そうくう)」というお酒を完成させました。
純米酒にこだわり、土手に寝転んで見た「蒼い空」のようにホッとするお酒にしたいと日々努力を惜しまないで造ったお酒は、奥様の誇りでもあるのでしょう。 -
豆皿の模様で、種類が分かるようになっています。
左から 「純米7号生酒 美山錦 おりがらみ」
「純米吟醸酒 山田穂」
「純米吟醸生酒 山田錦 おりがらみ」
「おりがらみ」とは、お酒を醸造するときに下に溜まったおりの部分で20パーセントほどの貴重な部分です。左の「おりがらみ」は栓を開けたてだったこともあり、シュワシュワ感が強かったです。まるでシャンパンのように、栓を開けるときポンと音がしました。
とにかくどれも美味しかったです(*゚▽゚*)
こちらはお酒を楽しむBarなので、食事はできません。
あてのクリームチーズの酒盗乗せは、お酒にピッタリでした。ウニ豆腐(スモークした豆腐)もオススメのようです。 -
伏見桃山駅から京阪電車で醍醐寺に到着しました。
紅葉情報では、紅葉も見頃のようです。
一泊するので、荷物があり預かってほしかったのですがお寺では預かってくれないとのこと。バス停近くの雑貨店がご好意で預かってくださるとのことでしたが、戻るのもめんどうで引きながら移動しました。
もし荷物を持って行こうと思ってらっしゃる方のご参考になれば・・・。
桜馬場には大きな桜の木が赤く色づいています。
春ならきっとお花が綺麗でしょうね。 -
横を覗くと素敵な通りが・・。
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京都府下最古の五重塔は、国宝に指定されています。
951年に醍醐天皇の菩提を弔うために、朱雀天皇が起工しました。 -
イチオシ
私が見たかったのはこの紅葉です!
情報通り紅葉が進んでいて、素晴らしい眺めです。
弁天堂と色づいたもみじが水面に映りこみ、鮮やかさが増します。 -
橋のたもとのもみじのグラデーションも綺麗です。
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こちらは真っ赤!
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水のある風景は落ち着きますね。
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青空に映えます。
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緑の杉と赤い紅葉のコントラストが素敵♪
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この木は特別真っ赤でした。
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仁王門そばのまだ青い葉も、光が当たって苔の緑とマッチします。
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紅葉の桜馬場を振り返りながら、バス停に向かいます。
京阪バスは「六地蔵」まで、コミュニティバスは地下鉄東西線「醍醐」まで行ってくれます。
私たちは地下鉄で「三条京阪」へ行き、京阪電車に乗り換えて「出町柳」まで行きます。
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