2011/11/07 - 2011/11/24
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Sevillaさん
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昨年に引き続き、イベリア半島一人旅の紀行です。
今回はポルトガルから入り、そこからバスで国境を越えてスペインのセビージャ、最後にバルセロナという「イベリア半島左回りの旅」です。
紀行その4はいよいよ最終章、バルセロナ編です。
ここバルセロナは何度か訪問した地なので今回見たいのは二つです。
一つは、昨年のローマ法王来訪に合わせて内部を完成させたというサグラダファミリア。
もう一つは、昨年のフライト欠航騒動で行けなかった聖地モンセラットです。
特にモンセラットでは、ツアーのように教会と黒いマリア像を見て終わりというのではなく、サン・ジョアン展望台やサンタ・コバの礼拝堂に行き、さらに教会のミサで少年聖歌隊の歌声を聞くことにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
セビージャからバルセロナへはイベリア航空で移動、1時間半だけのフライトなので価格優先でチケットを選びました。
すると案の定、格安航空会社Vuelingとの共同運航便です。
料金は56.66ユーロ、事前に日本からイベリアのサイトで購入したものでした。 -
機内は飲み物から軽食まですべて有料、まぁ1時間半だからと飲まず食わずでした。
フライトは何事もなく無事バルセロナに到着。
ここです昨年のフライト欠航で、慌ただしくマドリッドに向け飛び立った空港は・・
顛末は昨年の旅行記を。
http://4travel.jp/traveler/sevilla/album/10534294/ -
ホテルは昨年と同じHotel COLONです。
旧市街の真ん中、カテドラルの正面というロケーションの良さは一番です。
その割には価格もリーズナブルで、4トラベラーの皆さんの利用も多いようですね。
日本人の利用も多いからか、フロントもたまに日本語交じりの応対をしたりします。 -
正面のカテドラルはまだ改装工事中です。
昨年の旅行記にも書きましたが、もう数年は工事をしてるのではないでしょうか。 -
ランブラス通りを歩くと、お馴染みの大道芸が並んでいます。
観光客も一緒に記念写真を。
このオジさん、去年も見たような・・・ -
来ると必ず寄ってみるサン・ジュセップ市場です。
地元ではラ・ボケリアとも呼ばれています。 -
場内はフルーツ、野菜、肉、チーズといろいろ売っていますが、どれも綺麗にディスプレイされ、フルーツなどは手を触れると崩れそうです。
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店先ではいろいろな種類のフルーツ・ジュースが並んでいます。
一杯1.5ユーロ、喉が渇いていたのでオレンジ・ジュースをいただきました。 -
それでは目的その1、サグラダファミリア聖堂です。
ホテルからは歩いて5分程のjaume1駅から地下鉄4号線に乗り、2駅目のPasseig de Graciaで2号線に乗り換え3駅目がSagrada Familla駅です。
駅の階段を出ると目の前に聖堂があるので迷いようがありません。
ただ聖堂の全体を眺めるのは隣接した公園の中からが一番良く、写真のような「生誕のファサード」全体が眺められます。 -
中に入ると見上げるばかりのガウディ様式に圧倒されます。
以前来た時はまるでビルの工事現場の様相だったものが、大変な変わりようです。
2010年11月(ちょうど1年前)にローマ法王が来訪し、このサグラダファミリアを正式に上位の教会「バシリカ」として認定したというニュースがありました。 -
この教会内部は、その法王の来訪に合わせるように完成させたとのことです。
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正面には祭壇が作られています。
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祭壇の上に吊られているのはイエス像でしょうか。
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イチオシ
祭壇の上の方を見上げると、まるでそのまま天上に上って行くような景観です。
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地下にはガウディに纏わる展示場があり、サグラダファミリアをデザインする過程や最終案となった石膏模型などが並べられています。
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展示場にはローマ法王来訪の様子が何枚ものパネルで展示されています。
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では最後にアントニ・ガウディに敬意を表して、彼の肖像にごあいさつ。
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目的その2の「モンセラット」です。
例によってネット天気予報で晴天を確認してからの出発です。
ホテル近くのLiceu駅から地下鉄3号線に乗り、1駅目のCatalunya駅で1号線に乗り換え、4駅目がEspanya駅です。
ここで郊外への鉄道R5号線に乗るのですが、構内には案内人が居てモンセラットまでの行き方を親切に教えてくれます。
料金はこの先の登山鉄道も含めて往復15.55ユーロ、セットで売ってくれます。 -
9:36AM発のManresa行に乗りMonistrol de Monserrat駅まで1時間強の旅、バルセロナの都会の風景がやがて一変します。
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Monistrol de Monserrat駅に着いてホームを歩くと、こんな登山電車が待っています。
表示にもありますが登山電車をCremallera(クレマレーラ)と言うそうです。これ覚えておくといいですね。 -
車内は狭いですが、クレマレーラはゆっくりと急勾配の路線を進んでいきます。
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到着しました、モンセラットです。
一種異様なこの岩山、覆いかぶさってくるような不気味な景観です。
あのガウディの創造の原点とも言われています。 -
モンセラットはカタルーニャ語で「のこぎり山」の意味だそうですが、そんな鋭角的な姿ではなく、何か雲が固まって押し寄せてくるようなそんな神秘的な印象です。
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事前に調べておいたミサは13:00から、まだ時間があります。
Funicular(ケーブルカー)に乗ってサン・ジョアン展望台に上りましょう。
先ほどのクレマレーラより更に急な勾配を登って行きます。 -
着いたところに展望台があり、修道院や教会がはるか下に見下ろせます。それにしてもこの奇岩の風景には圧倒されます。
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このサン・ジョアンは展望台があるだけでなく、ここを起点に隠修士が住んでいた祈祷庵までのハイキングが出来るようです。
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何人かはバックパックを背負って出かけていきます。
案内には50分とか60分とか書いてあるし、今日はミサを優先してハイキングはまたの機会にしましょう。 -
ケーブルカーで下まで戻ると・・
地元の子供達でしょうか、今日はモンセラットで社会見学かな。 -
そろそろミサの時間ですので大聖堂に向かいます。
建立は880年頃で、ベネディクト派の修道院と併設されています。 -
教会の中に入るともうかなりの数の人が座っています。
先ほどの地元の子供達も前の方に直座りしています。
正面遠くに小さく「黒いマリア像」が見えるのですが分かりますか。 -
ミサは神父さんのお説教からはじまります。
言葉は解りませんが、皆さんし-んと聞き入っていて厳かな雰囲気です。 -
お話が終わると、20数人の白い服を着た少年達が入ってきました。
彼らが少年聖歌隊(エスコラニア)なのでしょう。
800年の歴史を持つヨーロッパ最古の少年聖歌隊、全寮制でここで暮らしながら学んでいる少年達です。 -
パイプオルガンが流れ、静かに歌が始まりました。
広い聖堂の中に透明な歌声が広がっていきます。
まさに天使の歌声です。
この様子をデジカメで動画にも収めました。4分程の映像です。
その場の雰囲気を少しでも感じてもらえるでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=Z5l8X38ASbc -
少年達の歌声が耳に残ったまま、これから礼拝堂の奥に安置された「黒いマリア」を見に行きます。
大聖堂を出て振り返ると、12使徒のファサードが見られます。 -
どうもこの地元の子供軍団とは行動が一緒になりますね。
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はいはい、早く上ってください。
でも静かにね。 -
奥の礼拝堂に行くまでにこんな彫像もあります。
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どこか寂しげな表情の少年像の脇の階段を上がると、
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黒いマリア様に出会えます。
その昔、山の洞窟で当時の羊飼いたちによって発見され、以来カタルーニャの信仰のシンボルとされているそうです。
手に持った石の玉に触れると願い事がかなうとのこと、見学者も皆さん触っていました。 -
帰りの通路にはこんな彫像が。
ステンドグラスの光を背にした姿が素敵です。 -
さっきの子供達とは出口まで一緒でした。
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あ、やっとお弁当の時間なんですね。
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どちらを向いてもあの奇岩が迫ってきます。
まだ時間は昼過ぎです。サン・ジョアンのハイキングはまたの機会にしましたが、もう一方のサンタ・コバ礼拝堂には行きましょう。
先ほどの黒いマリア像が発見されたところです。
インフォメーション窓口で聞くと片道15分程だそうです。 -
また別のケーブルカーに乗って、サンタ・コバの起点まで行きます。
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歩いて15分とは言っても、どうも坂を上がったり下ったりはありそうです。
気を引き締めて歩きだします。 -
ところどころにこんなモニュメントが置かれています。
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こんな彫像も。
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重そうな十字架を背負ったイエスも。
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教会や修道院からだいぶ標高が下がったようです。
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これは・・・イエス・キリストの復活でしょうか。
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やっと礼拝堂まで辿りつきました。
確かに歩いて15分ですが、道の上下を入れると1時間くらい歩いた気がします。 -
中に入ると、花が活けてあったりよく手入れされているのですが、人は誰も居ません。
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奥に見えるのが先ほど見た「黒いマリア像」、こちらはレプリカですが、この場所がマリア像が発見された所だそうです。
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奥には蝋燭が並んでいます。
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更に奥にはこんな小さくて綺麗なパティオがあります。
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外に出ると岩山と麓の平原が広がっています。
またあの坂道を辿って戻ることにしましょう。 -
イチオシ
今回の旅もこのモンセラットの地で終りにしましょう。
ポルトガルから始まった2週間半の旅でしたが、訪れた街での地元の方々の親切に支えられて無事終わることが出来ました。
また次の機会にも、今回のような素朴な人達の温かさに触れられるような旅が出来ればいいと思います。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- エンリケさん 2012/06/17 18:50:22
- 壮麗なモンセラットの奇岩群と大聖堂
- Sevillaさん
こんばんは。バルセロナとモンセラットの旅行記、拝見しています。
サグラダファミリア、今は内部がこんな美しい姿になっているのですね!
わたしも昔訪れたときは“ビルの工事現場”という印象をもったのですが、今ではこんなになっているなんて・・・まさに生きている世界遺産ですね!
モンセラットの方もたいへん興味深く読ませていただきました。
前回バルセロナ訪問の際は時間がなくていけなかったところだけに、いつかリベンジしたいという思いをもっているところです。
サグラダファミリアの尖塔のモデルになったとも言われている巨大な岩、本当に何か神の手でつくられたもののように感じますね。
大聖堂もシンプルな外観からは想像もできないくらい内部は壮麗で素晴らしいですね!
黒いマリア像、写真に撮ることもできるのですね・・・いずれも美しい写真ばかりで見とれてしまいました。
モンセラット、次にバルセロナに行くときには絶対に行ってみようと思いました。
素敵な旅行記、どうもありがとうございました。
また別の旅行記にも訪問させていただきます!
- Sevillaさん からの返信 2012/06/17 21:49:40
- RE: 壮麗なモンセラットの奇岩群と大聖堂
- エンリケさん、旅行記への訪問ありがとうございます。
投票もしていただき重ねて感謝です。
私もサグラダファミリアの内部の様子には圧倒されました、以前の“ビルの工事現場”とは様変わりです。 エンリケさんも、ぜひあの荘厳な様式美を堪能してください、お薦めします。
モンセラットも以前ツアーで行った時とは違う印象でしたし、中でも少年合唱隊の歌声は忘れられません。本当に感動しました。
もし行かれる時は、R5号線Espanya駅9:36AM発Manresa行の電車に乗ればきっとミサに出会えると思います。
スペインを個人で周るといろいろ面白い場面に出会えますね。
私も毎年次はどこへ行こうかとすっかりスペインにハマっている状態です。
Sevilla
-
- natusoraさん 2012/01/03 19:02:05
- 内部が綺麗になっててビックリです。
- Sevillaさん、
バルセロナ編まで読ませてもらいました!
サグラダファミリアの内部が綺麗になっていてビックリです!!
工事中の内部しか知らないので、次回スペインに行く時はバルセロナも行かなくては!!
モンセラットは昔一度だけ行ったのですがサンタ・コバの礼拝堂は知りませんでした。また行く機会があれば行ってみたいです(^^)
natusora
- Sevillaさん からの返信 2012/01/03 20:04:04
- RE: 内部が綺麗になっててビックリです。
- natusoraさん、旅行記の最後までありがとうございます。
> サグラダファミリアの内部が綺麗になっていてビックリです!!
そうでしょう、私も前の工事現場状態しか知らなかったので驚きでした。
あの教会内部は、現地で見ると写真以上の感動がもらえますよ。
> モンセラットは昔一度だけ行ったのですが・・
通常は礼拝堂と黒いマリア像を見て終りですよね。
ぜひ個人で行って、サンタ・コバや少年聖歌隊のミサを実感してください、感動しますよ。
さぁ、だんだんスペインを再訪したくなってきたでしょう・・
Sevilla
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