2011/11/07 - 2011/11/24
35位(同エリア55件中)
Sevillaさん
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昨年に引き続き、イベリア半島一人旅の紀行です。
今回はポルトガルから入り、そこからバスで国境を越えてスペインのセビージャ、最後にバルセロナという「イベリア半島左回りの旅」です。
紀行その3はアルコス・デ・ラ・フロンテーラ編です。
セビージャからバスで南へ2時間、初めての地なので行き着くまでに苦労しました。経緯は旅行記を・・
ここは観光地としてはメジャーではないのですが、以前「FIGARO Japan」という雑誌で紹介されているのを見て、ぜひ一度行きたくなり今回の訪問となりました。
事前にパラドール・アミーゴス(友の会)にも入会したので、いろいろな特典サービスを期待しての訪問です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
セビージャのホテルを朝食抜きでチェックアウト、大きな荷物はフロントに預けて小さな鞄で出発です。 この荷物を小さくしたことが後々どれだけ助かったことか・・
バスターミナルは二つある内の南の方サン・セバスティアン・バスターミナル、窓口で事前に買ったチケットは片道7.85ユーロでした。
出発の9:30まで時間があったので、ターミナル内のカフェで簡単な朝食をとって待ちます。 -
やってきたこの大型バスに乗った客は僅か6名でした。
便は1日2本だし・・、アルコスにセビージャから行く人は少ないようですね。 -
バスはひたすら南へ向かいます。
車内は空いているので、窓側の席に座ってアンダルシアの雄大な景色を見ながら進みます。
途中でリゾート風なところに停まったので、不安になってドライバーに確認、「大丈夫、この先だから・・」と(言葉は解らないけど)言っているように聞こえたのでそのまま乗車。 -
やっと到着しました、アルコス・デ・ラ・フロンテーラのバスターミナル。
でもターミナル内は客も職員も誰も居ないし、待っているタクシーもありません。
ここから相当歩くように聞いているけど、さてどう行けばいいのか・・・ -
外のベンチに地元のオバちゃんが座っていたので「パラドールへ行きたい。」と言うと、「タクシーは呼ばないと来ないのよ。」との手ぶり。
「あっちに町の循環バスが来るからそれで行きなさい。」とバス停まで案内してくれました。時刻表を見ると「おぉ、もう少しで来るじゃないですか。」と安心。
スペイン語全然わからなくてもゼスチャー付で何とかここまで通じました。
親切なオバちゃんに感謝です。 -
町の循環バスはマイクロバスの大きさで、しかも地元の人達で一杯です、荷物小さくしててよかった・・。(大きなスーツケースではまず乗れません。)
でもこのバス、パラドールの前を通る訳ではないので要注意、10分くらい進んだところで周りのオバちゃん達が口々に「あんたパラドール行くんでしょ、ここよここ!ここで降りてあの石段を上るのよ。」と言ってくれました。(言葉は解らないけど、口調と手ぶりで意味が伝わってきます。)
言われるままにバスを降りて石段を上ると・・
ありましたパラドールが! 教会の右手の白い3階建ての建物がそうです。
またまた、地元の親切なオバちゃん達に感謝です。 -
フロントへ行くと若い女性が受け付けて、まだ午前中でしたがその場でチェックインしてくれました。 アミーゴス(友の会)カードを見せると、笑顔でウェルカム・ドリンク券を差し出し、今回は入会特典で朝食も1回無料ですと言ってくれました。対応がいいですね、ありがとう・・
部屋は15号室、少し料金は高いけど眺めのいいテラス付の部屋です。 -
フロントの女性が部屋まで案内してくれました。
15号室は(日本で言う)3階です。その時はエレベーターで上がりましたが、こんなアラブ風な階段もあります。 -
こんな神秘的な雰囲気の廊下を通って15号室へ行きます。
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部屋のドアを開けると、こんなお洒落な照明が迎えてくれました。
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バスルームは広くゆったりとしています。
そして正面に扉付の窓があります。開けるとそのまま地平線までの景観が見られます。 -
部屋にはダブルベッドとデスクがあり余裕の広さ。
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ベッドの脇に架かっているこのフライパンのようなものは何でしょう。
フロントの女性に聞いてみると、何か寒い時期に使う暖房器のようです。
どうやって使うのかな。(語学力不足でそこまで聞けなかった。) -
そして部屋にある扉を開けてテラスへ出ると・・
-
これがテラスからの眺めです。
車の停まっているのは街の中心「ガビルド広場」、写真中央に見える小さな門を左に抜けたところが展望台、眺めが良いことで観光客に人気の場所です。
その展望台を見下ろす位置に部屋のテラスがある訳ですから、これは部屋そのものが最高のビューポイントとなりますね。
手前には宿泊者だけが使える共用テラスが見えます。 -
視線を左に移すと、共用テラスの先にこのパラドールのある岩山から麓を見下ろすように広大な景色が広がっています。
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テラスには小さなテーブルと椅子が置いてあり、暖かな日差しを浴びながら遠く地平線まで続く景観が楽しめます。
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部屋を出て先ほど見た共用テラスに行ってみましょう。
アラブ風の階段を降りて2階へ行くと廊下の端に扉があります。
確かにこれだと宿泊者しか行けないですね。 -
扉を抜けると共用テラスです。
こんな椅子に寝転がってひと眠りなんて最高ですね。 -
共用テラスから客室側を見ました。
3階建ての(日本で言う)1階がレストランとカフェ、2階・3階に見えるのが各部屋のテラスです。15号室は3階の手前の部屋ですね。
レストランにはテラス席もあり、テーブルには何か絵が書いてあります。あとで見に行きましょう。 -
イチオシ
遠く見えるのはサン・ペドロ教会です。
古い教会とはるか下に見える白い家並み。
この景色、笹倉鉄平のシルクスクーリーン画そのままですね。 -
レストランのあるフロア(日本で言う1階)に降りると、こんな素敵なパティオがありました。
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周りには椅子が置いてあります。誰も居ないこんな空間でアラブの雰囲気に浸るのもいいですね。
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レストランの脇には外の見える洒落たカフェがあります。
夕食はレストランを予約したので、昼食はここで軽いものにしましょう。 -
ここでいよいよアミーゴス(友の会)の特典を使います。
さっきチェックイン時にもらったウェルカム・ドリンク券があるので、そこは迷わず「グラス・ワイン」を注文しました。 -
ところがその後に昼食として注文したサンドイッチとオレンジ・ジュースの値段を見てビックリ、オレンジ・ジュースの方がワインより高い。だったらオレンジジュースの方をウェルカム・ドリンクにすればよかった。
考えがセコイですね・・・、パラドールの客層から外れてます、すいません。 -
レストランのテラスです。
暖かい季節ならこのテーブルでの食事なんて・・いいですね。 -
テラスのテーブルごとに違う絵が描かれてるタイルが貼られています。
これはフラメンコ。 -
こちらは闘牛ですね。
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パラドールを出るとすぐ脇にはサンタマリア教会があります。
教会の塔が青空をバックに浮き出るように見えます。 -
中に入ると外から見るよりずっと広く、正面の祭壇は綺麗にライトアップされています。
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イエスの像でしょうか。 磔にされた姿ばかり絵や彫刻で見ているので、こんな姿を観るのは珍しいのでは。
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アルコス・デ・ラ・フロンテーラという名前は「国境のアーチ」という意味です。こんな建物の間をつなぐアーチがよく見られます。
写真は左側のパラドールと向かいの建物をつなぐアーチ。 -
パラドールのあるところが一番標高が高く、西へ行くと新市街、東へ行くと旧市街へ下りて行きます。
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白い家がずっと続きます。道はどこも狭く、坂を上がったり下りたりするので迷います。こんなところで迷ってみるのもいいですね。
-
テラスからも見えたサン・ペドロ教会です。
街にある教会の、一方がサン・ペドロ教会、もう一方がサンタ・マリア教会、カルモナと同じじゃないですか。
よくある名前なのか偶然なのか・・、不思議です。 -
街の中にはこんな店もあります。
フラメンコの衣装をそろえているのかな。 -
更に歩くと遠くに湖が見えました。
車があればあの湖まで行ってみたいのですが・・ -
やはり「白い村」ですね・・
家々の白さと空の青さが素晴らしい景観を作っています。 -
パラドールのテラスから見た夕陽です。
遠く地平線に陽が沈む様子が印象的です。 -
夕食は予約してある1階のレストランへ。明るい店内ですがまだ客は居ません。
ゆるくカーブした天井から下がったアラブ風の照明が、これもアラブ風な細工をした窓に映って綺麗です。どこかカルモナのパラドールのレストランと似てますね。 -
ではまいりましょう、パラドール料理シリーズです。
カルモナの時と同じくプリフィックス・メニューにしました。
一皿目は野菜を使ったクリーム・スープ、上に一片乗ったハム(?)がアクセントになっています。 -
メインは白身魚(鱈?)のソテーを選びました。
カルモナでは肉料理だったのでここでは魚料理。
白身魚の淡白な味が日本人好みでとても美味しかったです。 -
デザートはと聞かれ、「小さなアイスクリーム」と言ったけど出てきたのは大きな器に3つも、体重を気にしながらいただきました。
グラスワインを入れて37ユーロ、ごちそうさまでした。 -
イチオシ
外に出るとサンタ・マリア教会が夜空に輝いています。
街の人々が集まる教会なのでしょう。
アンダルシアの田舎街の素朴な人達、いつかまた来ますからね。
この後はセビージャに戻り、旅行の最終地バルセロナへ向かいます。
そこではモンセラット山で素晴らしい天使の歌声を聞いてきました。
長くなったので続きは次の旅行記で。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- 夏への扉さん 2014/12/13 04:17:25
- もうすぐ行きます。
- Sevillaさん、お久しぶりです。
トレドの新しい旅行記拝見してから、こちらをまた見に来ました。
年末にアルコス行きます!
カディスからバスで行くのですが、アルコスのバスターミナルに着いてからが面倒なんですね。以前、サフラでちょっと困ったので覚悟して行きます。
もちろんパラドールに泊まりますが、アミーゴのポイント利用で無料なので
テラス付きの部屋は指定できませんでした。
その後、セビージャに行き、ホテルに荷物を置いてからイタリカへ行く予定です。
Sevillaさん、今回、イタリカに行かれたんですね!
私は29日にイタリカ行くので、その前に旅行記書いてくださいね〜
(PC持っていくので、ぎりぎりで大丈夫です♪)
で、マドリードへ戻り、あこがれのソル広場のカウントダウンに参加します!
楽しみです!
なつ
- Sevillaさん からの返信 2014/12/13 08:38:36
- RE: もうすぐ行きます。
- 夏への扉さん、本当にお久しぶりです。
しばらくは忙しくて旅行に行けなかったので、今回は3年ぶりのスペイン再訪でした。
夏さんも今月に行かれるとか、いつも夏の旅行なのに年末とは珍しいですね。
しかもアルコスやイタリカに行くそうで、今から旅行記が楽しみです。
アルコスのバスターミナルからは街の循環バスに乗るといいですよ。
パラドールまで歩くのはちょっとムリ、たぶんターミナルに街の人か誰か居るでしょうから「パラドールに行きたい」と言えばバス停を教えてくれます。
下りるところを間違えないでくださいね、運転手にパラドールに行くと言っておいた方がいいですね。
イタリカも路線バスで行きましたがこれが本当の地元路線バス、いろいろ苦労しました・・この辺は次の旅行記に書きますね。(夏さんの出発前に)
ではソルのカウントダウンで良い年を迎えてください。
Sevilla
-
- natusoraさん 2012/01/02 13:47:38
- いつかは行って見たいです。
- Sevillaさん、
こんにちは(^^)旅行記の続きを読ませてもらっています。
アルコス・デ・ラ・フロンテーラ、いつかは行って見たい場所です(^^)
今回は長距離バスの移動みたいですが、バス旅もいろんな風景が見られていいいなあと思いました!!途中休憩が2時間毎位にあるなら利用してみたいなあ(笑)
お部屋に付いているテラスからの眺め、素敵ですよね♪♪
ツアー旅行の時にハエンのパラドールに泊まったのですが、その時のお部屋の配置と似ていたので一瞬私も行った事ある?と錯覚してしまいました(笑)
一人旅でパラドールに泊まる事はないのでお部屋やお料理など楽しかったです。
今年は旅に行けたらいいのですが、まだ未計画です。富良野も行きたいなあ(昨年末、BSで「北の国から」やってたんですよ)
natusora
- Sevillaさん からの返信 2012/01/02 21:13:47
- RE: いつかは行って見たいです。
- natusoraさん、旅行記訪問ありがとうございます。
リスボンからセビージャまでは路線バスで7時間半強、初めてのバスでの国境越えでした。
> 途中休憩が2時間毎位にあるなら利用してみたいなあ(笑)
7時間半は長いようですが、飛行機と違って、昼食休憩やお手洗い休憩で2時間毎くらいにはバスを降りたりするのでそんなに苦痛ではないですよ。
natusoraさんも、次は長〜〜いバス旅に挑戦されてはいかがですか。
> 昨年末、BSで「北の国から」やってたんですよ
それは知らなかったですね。 でも「北の国から」はDVD24巻を全部持っていて繰り返し見て感動しています。昨年富良野に行ったのも現地で再感動するためでもあったんです。
「北の国から資料館」では、ドラマ化されなかった「北の国から2005年」プロットも見られて良かったですよ。
http://4travel.jp/traveler/sevilla/album/10572580/
さぁ、natusoraさんも今年はスペインかポルトガルか富良野、どれかには行きましょう・・・
Sevilla
-
- 夏への扉さん 2011/12/07 00:44:33
- パラドール最高!
- Sevillaさん、ついにアルコス・デ・ラ・フロンテーラですね!
こんな風景を部屋から眺められるなんて最高!
私も、このパラドールに行くならテラス付き選びます。
絶好のビューポイントの展望台を見下ろすなんて、やっぱり小さな町の
一番の観光名所はパラドール!
サフラのパラドールに宿泊したときは駅からタクシーなくて困りましたが、
ここでは巡回バスがあるんですね。それはなかなか調べられないので
参考になります。
部屋の壁にあった暖房に使うもの、パイレーツ・オブ・カリビアン1 の
はじめの方、ヒロインの部屋のシーンで出てきます。
これに炭火とか入れてベッドの中をなぞるようにして暖めていたと
思います。あんかのように入れっぱなしだと火傷しちゃいますから。
そのあと映画では、これで敵をなぐっていました。
ウェルカム・ドリンクは白ワインにしたんですね。
私は最初FANTA NARANJA(ファンタ・オレンジ)にしたんですが、
そうだ、SUMO DE NARANHA(生オレンジ・ジュース)の方が高いと気づいて、
3ヶ所目からそれにしました。
私もパラドールの客層から外れていますね。
夕食も、美味しそう!2皿目が食べられなくなるので1皿目はスープかサラダがいいですね。
デザート、ケーキでは重いから、軽くアイスクリームと思っても量多いですよね!
カロリー多くても、旅行中はよく歩くので大丈夫!
と思っていたら帰国後、太って困りました。
なつ
- Sevillaさん からの返信 2011/12/07 09:17:27
- RE: パラドール最高!
- 夏さん、こんにちは。
投票までしてもらいありがとうございます。
旅行記も頑張って第3段まで来ましたが、感動と記憶がまだ鮮明なうちに次の最終章も書きたいと思ってます。
> 私も、このパラドールに行くならテラス付き選びます。
ぜひお薦めします。部屋のテラスからこんな景色が見られるなんて最高ですよ。 だいぶ前に行ったトレドのパラドールもテラス付でした。
> ここでは巡回バスがあるんですね。それはなかなか調べられないので
> 参考になります。
地元の人に教えてもらったおかげです。言葉通じないのに一生懸命説明してくれました。みなさんの親切に感謝です。
> これに炭火とか入れてベッドの中をなぞるようにして暖めていたと
> 思います。あんかのように入れっぱなしだと火傷しちゃいますから。
やはりそうなんですね。自分でいじってみたら金属の蓋が開くので、何か入れて温めるんだとは想像しましたが炭だったんですね。
あとでパイレーツのDVD借りて見てみます。
> ウェルカム・ドリンクは白ワインにしたんですね。
もう行く前から決めてました。(笑)
でもパラドールのオレンジ・ジュースって美味しいですよね。
私など朝食ではお替りしてしまいました。
さぁ、旅行記の最終章を書き出します。
実はモンセラットで少年合唱隊をデジカメ動画で撮ったので、何とか公開できないかと工夫しています。
ではまた訪問お待ちしています。
Sevilla
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