☆２０１１年１０月　パルマで、コレッジョとパルミジャーノレッジャーノとプロシュットとランブルスコに出会った

2011/10/25 - 2011/11/02

２６日ボローニャのホテルに荷持つを置いて、パルマへ。

８年前、始めてのイタリアで中田英寿のいるパルマへ来てみました。
真夏だったので、勿論サッカーはシーズンオフ。
時刻も昼の１２時回っていたので、ドゥオーモも洗礼堂も閉まっているし、バカンスでお休みのお店ばかりだし。
イタリアってほんとに厄介、って思いました。
そんな時、娘の直感が働いてランチに入ったオステリアが、これが大当たり。８年間、何かにつけては思い出話に出てきます。
今回のパルマ行きは、そのオステリアと、中を見ずに終わった大聖堂と洗礼堂がお目当て。


【日程】

10/25　11：40 SASにて成田出発　コペンハーゲン経由

10/25　16：55　　ミラノ・マルペンサ空港着 ミラノ泊

10/26　10：15ミラノ中央駅発　フレッチャロッサ　11：20ボローニャ中央駅着
　　　　鉄道にてパルマ　パルマ観光　ボローニャ泊

10/27　鉄道にてラヴェンナ　ラヴェンナ観光　ボローニャ泊

10/28　ボローニャ観光
　　　　17：53ボローニャ中央駅発　フレッチャロッサ　20：05トリノポルタノーヴァ着
トリノ泊

10/29　トリノ、エジプト博物館見学
　　　　15：50トリノ発　17：45ミラノ着サッカー観戦
　　　　 00:15 ミラノ中央駅発　02：06トリノポルタスーザ着　トリノ泊

10/30　08：00トリノ発　10:18サヴォナ着　サヴォナ観光

10/31　プルマンにてアルバ　アルバ白トリュフ祭り観光

11/01　7：00トリノポルタスーザ駅前のバス停からミラノマルペンサ空港行きバス乗車

　　　　11:20　SAS コペンハーゲン経由成田着　　
　　　　

エリア パルマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

２６日の朝、インテルの観戦チケットをゲットした後、ボローニャ行きのチケットを買って、ミラノ中央駅のカフェで甘いクロワッサンとカフェの朝食
右にトヨタのYARISのコマーシャルのブースが、日本のヴィッツです。

ミラノ、しばしの別れ。また来るからね！

インテルvsユヴェントスの試合観戦の旅行記も見てくださいね！
http://4travel.jp/traveler/3029/album/10618948/

１０:１５発サレルノ行きフレッチャロッサで一先ずボローニャ中央駅まで。
ホテルに荷物を預けてパルマへ出掛けます。
この列車カッコイイ！　大好き！

パルマの街並み。
カラフルで綺麗ね。

レージョ劇場
１９世紀の一時期、３０年間余り、マリー･ルイーズがパルマ公国を統治した。
マリー･ルイーズはナポレオン･ボナパルトの２番目の妻。
ナポレオン亡き後、ウィーン会議でパルマ公国をマリーに与える事がきまった。
マリーはパルマの人々に｢愛される皇妃｣として語り継がれている。

レージョ劇場はマリーが建設した王立劇場。

忘れられないオステリアを探して、パルマの町を歩き回りました。

８年前のお昼に、食事をしたオステリアを見つけ出しました。
Osteria del Gesso
しかしなんて、残念な！　水曜日は定休日でした。

でも確かに私達の思い出は間違っていなかったようです。
ガラス戸に赤いシールが貼ってありました。
ミシュランです。　星の獲得はないようですが、ミシュランが推奨している印です。２００７年から２０１１年の今年まで、５年連続推奨されています。

明日明後日、ボローニャに宿泊中に何とか来られない物かと考えましたが、時間の遣り繰りが難しそうです。。。本当に残念。

諦めて、他のレストランを探しています。
この路地の向うに有りそう

観光客が何組か食事しています。

アンティパストは勿論プロシュット。
ワインはランブルスコ。

「エミリア･ロマーニャに来たら、ワインはランブルスコ。甘い赤の泡のワインだよ。」って娘に言われて、そりゃ、頂かなくては。

赤の発泡ワインなんて珍しい。初めて。甘口で美味しい！

私はプリモから２種類のトルテッリ。カボチャのと、もう一つは忘れてしまった。
ほうれん草炒めも。

普通に美味しかった。
trattoria del tribunale
コペルトとドルチェも入れて二人で５０ユーロ　安！！！

赤いヴェスパ
可愛い

ガリバルディ広場の総督邸宅

地元出身のヴェルディのフェスティバル開催中
この近くを歩いていると、何処からかオペラの音楽が流れてきた。

あのフルラを右に曲がると、ドゥオーモ広場

広場の隅へ行くと何とかカメラに納まった。

美しいロマネスク様式

大聖堂建築中の１１１７年には地震の被害にもあった。
１１７０年、アンテーラミが工事に携わり、功績を残す事になる。

鐘楼は修復中　多いな。。。的中率高し。。。

洗礼堂
ピンク色の大理石　ヴェローナの大理石が使われている。

大聖堂建築に関わった、アンテーラミが１１９６年から１２１４年にかけて建築の指揮を執ることに

入り口の上の部分タンパンの装飾
手の込んだ細工です。
アンテーラミ作「マギの礼拝」

１月６日のエピファニアの事ですね。
東方三博士がキリストのもとへお祝いに来たところです。

中に入ると、んー美しい！
アンテーラミ素晴らしい！

壁画は１３世紀、１４世紀の作品。

何だか可愛らしいレリーフ

中段のギャラリーにはアンテーラミの　｢１２ヶ月の労働」の彫像がある。
人間と、その労働に対しての愛情にあふれた作品

美しい！

外壁のレリ−フ

南側のドアのタンパン

次は大聖堂に入ります

正面のプロテュルム　
柱を二頭の獅子が支えている。

プロテュルムの柱上部の装飾

内部は、凄い！
芸術であふれ返っている！

１６世紀に複数の画家の手によって描かれた、フレスコ画

十字型の交差部分のクーポラの天井画は、コレッジョ！
「聖母被昇天」

ピンボケで残念

大きく撮ってみた
やはりピンボケ。。。

後陣の主祭壇

南翼廊を見た所

内陣側から親廊を振り返る

あふれるような絵画。
賑やかなささやきが聞こえてきそう。

大聖堂の隣にあるサン･ジョバンニ･エヴァンジェリスタ教会

ピロッタ宮の建物を抜けてパルマ川へ行って見ましょう。

ファルネーゼ家の居城、ピロッタ宮には国立美術館や考古学博物館などがあるのですが、ガイドブックによると、いずれも１３;３０までの開館。
午前中に入らないと見学する事はできません。

パルマ川
トリノの有るピエモンテから始まり、エミリアロマーニャを横断し、アドリア海に注ぐポー川の支流。

橋を渡るとドゥカーレ公園
広々とした公園です。

紅葉が始まっていました。

ドゥカーレ宮殿

パルマ土産を求めて、ガリヴァルディ通りに戻ります。
Salumeria Verdi srl

スカモルツァ、パルミジャーノ･レッジャーノ、ペコリーノチーズお買い上げ！

お肉コーナーは生ハムがぶら下る。
ハムはお土産NG

パルマ観光を終え、18；50のフレッチャビアンカでボローニャに戻りました。
ボローニャ泊

この旅行記へのコメント （3）

• spumamiさん 2011/11/18 23:58:19

  ランブルスコ

  折角、思い出のお店を見つけたのにお休みだったのは残念ですね。
  私もどんな料理なのか写真を見れなかったのは残念です。
  エミリア・ロマーニャに来たら「ランブルスコ」なんですね〜
  ２年前に知っていたら、ボローニャで飲めたのに〜これまた残念。
  
  教会はとても興味深かったです。
  パロマはまだ行っていないので、絶対に行こう！って思いました。
  行った時には忘れず「ランブルスコ」を飲みますね（＾＾）
  
  spumami
  

  menchiさん からの返信 2011/11/19 09:45:59

  RE: ランブルスコ

  ランブルスコ、甘口の発泡酒でした。
  なんかの雑誌で、一時ニューヨークでブームになり、「赤いコーラ」と呼ばれていた、と読みました。
  お子チャマの私(年も見た目もおばちゃまだけど)には、嬉しい甘口。
  どこかで見つけたら、買ってみようかと思います。
  
  オステリア･デル･ゲッソ　
  ほんと、残念！
  またの機会があると良いのですが。。。
  当時、プロシュットでドーム型に包んだパルミジャーノのリゾットを頂きました。
  美しく、美味しい一品で、今でも忘れられない。
  
  spumamiさんが、大好きな教会も、もっともっと有るのですよ！もちろん！
  外観しか撮らなかったサンジョヴァンニエヴァンジェリスタ教会も、天井画はコレッジョです。
  ファルネーゼ家のお墓のある、マドンナ･デッラ･ステッカータ教会など魅力的でした。
  イタリア益々はまってしまいます！
  >

  spumamiさん からの返信 2011/11/30 19:40:26

  RE: ランブルスコ

  新しい旅行記がＵＰされているかと思ったら
  すでに拝読済みでした･･･（＾＾；
  
  今、ラヴェンナ作成中なのですよね？！
  引き続き、楽しみにしていま〜す♪
  
  spumami