2011/05/01 - 2011/05/08
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ジール250さん
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今回の旅行は家族旅行。
「フラフラとイタリア研修に行っていた娘(この場合私)にガイドを任せて、のんびり優雅にイタリアを旅行してみたい」
という母たっての希望により、今回チケット手配からホテルの予約、現地ガイドの全てを一手に担ったというか押し付けられた私。
成人し、自分で稼ぐようになってからの久々で、そしてきっと最後の家族旅行。
そんな家族のドタバタと混乱と混沌をコンクリートミキサーにぶち込んだような旅行記をここにつらつらと書き記したいかと思います。
一応現地でのアクセス情報なども出来る範囲で答えられたらと思います。
まずはモスクワ経由でミラノに到着するまで。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずはとにもかくにも成田から。
どんなに慣れたと思っても、未だに飛行機をみるとワクワクしてしまう。
まあココにいる時点でワクワクできるのは、
私が渡航先によっては10時間を超える場合もある機上での時間をも結構楽しめるタイプだからなのではないかと思います。
また世界基準的にみてもかなり低めな私のフォルムが(140センチ台)、あの圧迫空間で功をそうしているのかと。
それと最近では、酔い止めを飲んで機上→高度1万メートル越えの地でビールを陽気に開けて、後はぐっすりいってしまう。
という素敵な技を身につけたため、体感時間もかなりショートになりました。
どうしても暇を持て余してしまう人はお試しあれ。
で、そんなわけでこの成田の地で行うのは飛行機のチェックインと荷物等の処理なのですが……。
ちなみに今回、怒涛のGW真っただ中というわけで、言わずもがな航空チケットはかなりのお値段でした。
それでもできる限り安いモノをと探し回った結果、今回使用したのはアエロフロート・ロシア航空。
私としては初めて使用する航空会社です。 -
今回使用したこの航空会社はソ連時代から続く由緒正しきロシアのフラグシップ。
値段も他と比べてかなり安いし北周りだしで結構ナイスな機体だと思うのですが…、
まあ難点を言えば機内アナウンスの日本語が一切合切理解できなかったレベルだった事ぐらいかと。
とにかくロシアン美人なお姉さんの日本語が9:1でロシア語にしか聞こえず、しかも超絶早口。
要所要所で「これは日本語……か?」とは想像つくのだが、それはフランス語を学んだ事の無い私が「…なんか語尾に『ボヌファ』みたいな発音したからフランス語かもっ!」
と探り探りな検討をつけているのとほぼ同レベルの危うさ。
もちろん内容なんてまったく聞き取れない。母国語なのに。
というわけで離陸直前の安全のためのお知らせも、着陸後の現地時間も一切分からない闇鍋的なフライトとなりました。
※ちなみに英語は7:3でやっぱりロシア語に聞こえました。 -
ともあれそれを抜かせば結構いい航空会社だと思います。
機内のカラーリングも統一感があってオシャレで可愛い。
ただもう一つ文句を言うとすれば、
ビールが別料金性だったのと、フリーで出てきたワインがイソジンかと思うような味で飲めたもんじゃなかった事ぐらい。
メインのご飯は中々美味しかったです(ちなみにこれはフィッシュ料理)。
さあそんな感じで寝たり起きたり映画見たり、
上記のワインの不味さにフテ寝したりを繰り返しているうちに、わりとさっくりモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港に到着。
ここからイタリアのフラグシップ、アリタリア航空に乗換です。 -
ちなみに我々が降り立ったこのシェレメーチエヴォ国際空港。
アエロフロートのハブ空港でありロシア二番目の規模を誇る大きな空港なのですが、むしろこの空港にしか止まらないがために、アエロフロートの航空賃が値下がりし続けているのではないかとも言われる程、かつては悪評を極めており、
その様はウィキペディアにも『空港の設備、職員の対応、市内へのアクセスなどあらゆる面で評価が低いことで知られ…』とさっくり酷く書かれる程だったそう。
ただしここ数年は名誉挽回とばかりにかなり改装・改良に力を入れており、我々が乗り換えに使用した国際便ターミナルも去年大増設。 -
お陰さまでぴっかぴかの素敵空港でした。
その昔は全く進まない事で有名だった(らしい)税関窓口なども大増設。
大して待たされもせずにするっとさくっとパスできました。
いや、これは楽ちん。道も基本一本道なので迷子になることもないですしね。
まだ新しいという事で免税店などはさほど無いですが、綺麗に整った施設は居心地がいいですし、
我々の入国審査を行ってくれた職員のマダムも、白雪姫の母親が復讐のために老婆へと変身したものの、その後何だかんだあって改心したっぽい感じの見た目とつっけんどんながらも丁寧な対応で、ぶじに事なきを得る事ができました。
ただし乗り換え掲示板は英語版を見つけないと何の手がかりも見出せませんけど。 -
本当はそこそこ時間があったので空港内で「ロシア!」な感じを味わってみたかったのですが(料理店に入ってみるとか)、帰りの乗り換えの方がさらに時間が空いているということで、とりあえず先を急いでみる事に。
すると乗り換えゲートの前に自動販売機を発見。
ユーロコインが使えるということで(ユーロ用自販機とロシア硬貨用自販機と分かれていました)飛行機内での水と、あともしロシアっぽい飲物かスナックの一つでも見つけられたらな〜と覗いてみると……。 -
ウィンドウ越しにガッツリ目が合う不気味な絵発見。
思わず即購入。 -
チョコでした。
・・・これはビスコの表紙の少年がかつて劇画風味だった事と同じ系統なのかしら。
とまあそんなわけで地味ながらもそれなりにロシア感を堪能して、あわただしくアリタリア航空に乗り込むと、そこからさらに4時間かけてミラノまで向かいます。
ちなみにアリタリアではビールはタダ。同じくフリーで出てくるワインも無料ながらそれなりに美味しく頂ける代物です。流石です。ただし料理はこっちの方が不味かったけど。 -
そんなわけで現地時間夜9時にミラノに到着。
ミラノへの行き方は
『イタリアの「成田エクスプレス」的な特急列車(ちなみに名前はマルペンサエクスプレス)を使うか、シャトルバスを使うか、もしくはタクシーを使うかの基本3つです』
…と、こちらのトランクケースが戻ってくるロータリーの所にある看板が言っています。
・ミラノ中央駅の近くにホテルを取っているのなら【マルペンサエクスプレス】。
・中央駅以外の駅近くにホテルがあり、シャトルバスの停留所が近いなら【シャトルバス】
・それ以外の場所にホテルがあり、なおかつ4人程度の人数がいるなら【タクシー】
がオススメだと思います。
タクシーは一応<空港→ミラノ市内>への料金が一律で決まっているので、3〜4人で割り勘をすればむしろ電車よりも安かったりする場合もあります。
ただしちゃんとしたタクシーの運転手さんに出会えればですけど。
※しかも日本からの場合、往々にして到着は深夜となります。深夜割増のかかったタクシーはその限りではないのでご注意ください。 -
以上のようにホテルの場所によっては色々な選択肢があるかと思うのですが、
我々はミラノ観光はせずに眠るだけの部屋を中心駅に用意しておいたので、特急列車を使って中心駅まで一直線。
その後駅から徒歩2分の超大型ビジネスホテルに転がりこむと、移動の疲れと不気味な子供のチョコを胸に抱いて夜景を見る事も無く眠りにつきましたとさ。
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