2011/05/01 - 2011/05/08
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ジール250さん
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家族旅行。最後はローマ。
【古くは紀元前、新しきは100年前】の建造物が新旧乱立するド迫力観光地です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
のどかで優しく、美しい村、オルヴィエートに別れを告げて、
我々一同再び電車に揺られて移動です。
車窓から眺める景色は徐々にその姿を変えてゆき、今までの世界には少なかったコンクリートで出来た建造物なども、徐々に目立つようになりました。
そびえる電柱
増える建物 -
荒れる外壁
ようこそ。
ローマに到着です。
もはや説明不要なこの都市ROMA-ローマ-。
ラツィオ州の州都でありイタリアの首都であり、かつてのローマ帝国の首都でもあり、
はるか昔より繋がるヨーロッパ文化の代表。いや、もはや化身。
有史以前に至ってはこの地こそが「世界」であった程の歴史ロマンに溢れた『永遠の都』です。 -
そこに降り立つ、我らファミリー一同。
ちなみに家族は前回の旅行で既にローマは経験済み。私に至ってはタダの旅行も含めて既に4回も訪問経験のある思い入れのある場所です。
そもそも初めてのイタリア旅行で当然の選択肢としてこのローマを選び、そこで『イタリア』という存在そのものにぐっと色んな物を鷲掴みされ、気づけばこの地に留学していたという事を考えても、全てはこの場所から始まったとも言えるのではないでしょうか。
うむ。なんて趣深い。
そして今回この地に降り立ったのは既に午後5時ごろ。
目的のホテルは駅から遠いので、直ぐに近くのタクシー乗り場でタクシーを捕まえて直行です。 -
壮絶な狭さの道路を、タクシーは物怖じせずにぶっ飛ばしていきます
ヨーロッパ圏内でイタリアナンバーを見たらよけろ とまで言われるイタリアンな運転テクニック。
ああ、この地で運転はしたくない……。
そんなわけで、どうにかこうにかしてたどり着いた最期のホテルは、
Hotel Raphael -ホテルラファエル-
Piazza Navona-ピアッツァナヴォーナ(=ナボーナ広場)-から通り1本を隔てた、立地的にはとんでもなくゴージャスな一等地
母「すっごい有名なんだから。このホテルに憧れてる人多いんだからね」
と言われてそいつは楽しみだ。と意気揚々予約を入れて向かった訳なんですが・・・ -
もんじゃ〜〜〜り
母「ガイドブックによるとね、『可愛らしいホテルの外見は、そこを通る観光客達も思わず足を止めて写真を撮るほどです』だって」
・・・・・果たして本当に『可愛らしくて』なのだろうか。
しかし、若干の不安を見せたのはあくまでも外見だけで、いざ中に入ってみるとその建物のシックで美しい事。
フロントを預かるホテルマンたちも揃って知的そうな美男美女。
我々の受付と部屋までの案内を担当してくれたお兄さんも、優しい笑顔と丁寧な対応で、先ほどの暴れん坊タクシーに揺られて多少なりともスレた我々一同の心もいやされました。
ただしこのお兄ちゃん、縦にも横にも半端なくでかいガッシンガッシンの筋肉ダルマ。
お前はお客様のトランクをお客様ごと担いで運んでるのか?と思わず聞きたくなる程にゴツゴツしい体をしていらっしゃいました。
そして夕飯もこちらのホテル内にあるレストランでとの事。
正直味は旨いが量が殺人的だったヴェネツィアの件を考えると少し及び腰になったのですが… -
こんな素敵なところでした。
レストランの名前はBramante-ブラマンテ-
ルーフガーデンと呼ばれる所にある、つまりは屋上でのディナーなのです。
そのためクルりと辺りを見渡せば、ローマの夕焼けを一望
何だココ、とんでもなくゴージャスじゃないか。
うーんこの絶景だけをツマミにしても、随分酒が進みそうである。
実はこのレストラン、確かにルーフガーデンなるフロアが存在していた事は事前予約の時点で知ってはいたのですが、ホテル側の注釈には『夏季限定』と書かれていたんです。
そして我々の訪問時期は5月初旬。
日中は確かにTシャツ一枚でも丁度いい位ですが、寒暖差の激しいイタリア、夜にはジャケットやらセーターやらないとかなりキツイ程にまで冷え込んでいました。
そのため今回予約したこのレストランも、てっきり室内にあるもう一つのフロアで頂くもんだと思っていたんですが、いやはやこれは嬉しい誤算。
この景色の中で味わう食事なんて、めったな事では振ってこないチャンスですからね。
ちなみにこちらのメニューは基本コースではなくアラカルトでの注文方式でした。
助かった。ほっとした。なんだとっても良い所じゃないか。 -
料理が運ばれ、食と会話が進むにつれて、夜の帷もおりはじめる。
いやあいいね。粋だね優雅だね。
あとあれだね。寒いね!!!!
ねえやっぱりさ、寒いよ。季節いつだと思ってるのよ。
伝熱ストーブとか置いてくれてるみたいだけど全然効かないよ。だって外なんだもん。
しかしこうやって寒い寒いと嘆いているお客はびっくりするごとに我々のみ。
あとのお客様たちなんか肩まで出したドレス姿で悠然とご飯を食べ続けています。
うーんなんだ、我々が鍛えてないだけなのだろうか。
しかしどうにもこうにも寒過ぎて、申し訳ないがレストランの給仕をしてくれていた綺麗なお姉さんに
「ちょっと膝かけを借りたいんだけれども……」
と頼んでみたら、返ってきたのは
「…え、膝かけ?なんで??」
という逆質問。寒いからだよ。
その後、そのお姉さんは困った顔で「ちょっと聞いてきますね」とその場を後にしましたが、しばらくして申し訳なさそうに戻ってくると、
「え〜っと申し訳ありませんマダム。何せ今まで『寒い』と仰る方が居なかったもんで、用意していませんの」
だとの事。
みんなタフ過ぎるだろ。
結局、最期のデザートまで生き残るために、もしものために持ってきていたホッカイロを全員背中にペタペタつけて無事頂き終えましたとさ。
立地、おいしさ、共に最高のレストラン。
ホテル利用者限定なのかまでは分かりませんが、一見お席料だけでもとんでもない事になりそうな雰囲気にも関わらず、実際のお会計は気が抜ける程にお手頃でした。
もちろん格安とは言いませんが、東京の最上階レストラン系だったらこの額じゃ絶対間に合わないだろうなという位だったと思います。
皆さんも、チャンスがあれば是非ココへ。
ただし、あいつらの体感温度は何かがおかしいので、各自防寒対策はしっかりお願いします。 -
ローマでの朝です。
おはようございます。
それでは観光に行きましょう。
ちなみに我が家族は一応2年ほど前に既にローマ観光は経験済みです。
コロッセオも見ました。スペイン広場も行きました。トレヴィの泉は思いの外でかかったです。
その中で、まだ行けていなかった場所。それはバチカン市国内のサンピエトロ寺院です。 -
Stato della Città del Vaticano-バチカン市国-。恐らく中学校の世界史で『世界一小さい国』として誰もが最初に覚える『変わった国世界代表』。
ただしここがカトリック教会の総本山だと知るのは多分2年生くらいになってからですね。
前回ローマを観光した時に、もちろん王道観光スポットであるこの寺院にも足を運ぼうとしたわけなのですが、残念なことに家族と来た時には併設されてるバチカン博物館のみで時間一杯。
アイムモンキーと鈴ちゃんと一緒に行った時は、私一人だけが教会に入るためのドレスコードに引っかかって1人外でお留守番という憂き目を見た、色々思いと恨み深い場所なのです。
教会に入るためのドレスコードとは、タンクトップや短パン、ビーチサンダルといったような、要するに肌の露出が無駄に多い服装をしないというもの。これは男性女性共に引っかかってくる大事なコードなので、皆様気を付けてください。
多分上半身は肩が見えなければ大丈夫。下半身は膝上ぐらいならきっとOKかと思います。
欧州を観光となると、やっぱり教会巡りは外せないので、ふらっと目にとまった素敵な教会を何時でも見学できるように、旅行中はあまり過激すぎる(もしくは雑過ぎる)服装はしない方が良いかもしれません。
とはいえ…、私1人が追い出された時の服装、そこまでひどい格好では無かったと思うのですが…、
普通の教会だったらわりとセーフな格好でも門前払い食らうあたり、流石総本山様です。
まあ服装にさえ気をつけていれば何教だろうがなんでもない教だろうが全員ウェルカムで入れてくれるのは嬉しい限り。
日本でもあまたある宗教建築物が、その時代の贅や技術を極めた大変見応えのある物のように、
海外で見る教会なども、どれもこれも荘厳で目を奪われます。
しかもどれも基本的にはタダ。貧乏観光にはもってこいです(『お賽銭BOX』的な物はありますが、まあそこは入れたいお気持ちがあればという事で)。 -
そして丁度この頃(正式には5月1日)、
折しも数年前に亡くなった前ローマ法王のヨハネパウロ2世さんの『列福式』なるものが執り行われた直後でした。
『列福式』とやらに関しては残念ながらまったく知りませんでしたが、なんでもキリスト教で言うところの『神認定』の式ようなものだと解釈。
いや、神じゃないか。列福ってのは聖人一歩手前レベルの偉い人の事なんだそうです。
ま、なんにせよめでたい事らしい。おめでとうございます。
てなわけで、このバチカンおよびその周辺は国を上げてのパーパ(法王)様フィーバー中。
こちらの写真のように、
山のごときどでかいブロマイドが飾られるパーパ様。
この等身大をはるかに上回る特大ポスターをはじめ、通りのお土産屋さんにはパーパ様が365日おわす日めくりカレンダーだとかパーパ様に何故か若干の劇画タッチが入った意味も無くバンドライブ風味なTシャツだとかが有象無象。
うーん今思えば買っておけばよかった。 -
結局ヴァチカンではどのパーパ様も買わずにその場を後にしてしまった一行。
しかし少し関係ない話になるのですが、
ローマは今までいた街の中で一番人口が多く、そして一番治安がよろしくはありません(まあ下を見たらさらに下はあるんですが)、皆さん観光する時には十分に気をつけて。
やつら公共物にですら余裕で危害を加えるので。
例えばこの写真のようにほれこの通り。
進入禁止マークがなんか進入しても大丈夫そうな標識に。 -
ああ、盗まれる〜〜〜 とか。
みなさんもお気を付けくださいね。 -
それと、
これは我が家族のお土産買いすぎのために起こったトラブルなんですが、帰国直前になって、どう考えても別送で送らないと間に合わないレベルの荷物料なのが改めて発覚。
なので、考えた挙句我々一同Piazza della Repubblica-ピアッザ デラ レップブリカ-(レプブリカ広場)にある『ローマ三越』へと向かいました。
何故ならそこから荷物が輸送出来るから。
このローマ三越。
正直最初の頃は店の小ささや完全日本人(のみ)向けな設備から、ツアー客がなし崩しに連れ込まれるため専用のスポットでしかないと思っていたのですが、これが、実は日本人旅行客達の駆け込み寺として結構な頼れる存在であるとの事。
日本への郵送サービス代行も完全日本語サポートでやってくれますし、何よりこのローマ三越の使い方としては、「大使館に行くほどじゃないかもだけど困っちゃった時に取りあえず駆け込む」時に重宝されているらしい。
たとえば最寄で日本語の通じる病院を知りたい時。タクシーを使いたいけど喋れないから代わりに呼んで欲しい時。ぼられているか分からないけどぼられたかもしれない商品の定価を確かめたい時などなど…、
いざという時にかなり頼りになるようです。
場所もローマの中心駅(Termini-テルミニ駅-)の一駅先と好立地ですので、もしもの時のために場所だけは把握しておいた方がいいかもしれません。
で、我が家の溢れ出た荷物の輸送なんですが、
まあ一応ローマの郵便局の場所も分かっていたりするので、別にそこから送ったってよかったのかも知れません。
というか、輸送費等を考えたらもし送る荷物が自分のものだったら迷わずそっちを選んでいたと思います。
ですが今回送るのは私のではなく母と姉の物。
量も膨大でしかも税関云々で面倒なワインとかもかなり入っています。
イタリアから日本への免税制限・課税権限についてのあれこれをイタリアに住む郵便局のお兄さんお姉さんが熟知してるとは到底思えませんし、そこで「まあ適当でいいんじゃないの?」とざっくり梱包されて送られたものの、肝心の税関部分で何やら引っかかって後でコテンパンに怒られるのも嫌なのです。
そして何より -
こんな雑に届けてもらっては困るし。
※これは私がイタリアにいたときにイタリア郵便に郵送してもらった時の図。荒々しい感じが見て取れたら幸いです。
てなわけで、ここは信頼と実績のクロネコヤマト様にお願い。
流石にちょっとお値段がはりましたが、中の荷物が「ごと」無くなるかもというリスクを考えたら、まあ安いモノです。 -
そして一段落したら、再び王道観光に戻って誰もが知る『スペイン広場』とそこから伸びるザ・ブランド街のザ・コンドッティ通りをフラフラ。
この通りにおいては、私の役割はもう家族旅行の一員ではなく、完全にブランド物を買う母と姉の通訳者。
くっそー私だってお金があったら良いバッグとか買いたいんだい。でも無いんだい。
小豆相場が動かなかったんだい。
そんなわけで、意気揚々と(姉と母が)買い物を済ませて夕飯を食べれば、ローマの夜もおしまいです。 -
さあ今日でイタリア最期の日です。
最期の朝はもう帰るだけ。
それこそ朝4時に起きて空港へ向かうぐらいに、帰るだけの日です。
ちなみに向かう先の空港の名はフィウミチーノ空港。
行き方は基本的に中央駅からのシャトルバスか『成田エクスプレス』的な直行電車に乗るか(ちなみに「レオナルドエクスプレス」と言います)、もしくはタクシーかハイヤー。
一番王道なのはまあレオナルドエクスプレスなんですが、成田エクスプレスがそこそこお高いように、この直通列車もそこそこのお値段がいたします。
しかもこの電車が出る中央駅近くに泊まっていないと、そこに行くまでにさらにタクシーに乗ったり電車に揺られなきゃならなかったりするので、
我々家族のように大人4人ともなると、むしろ空港からタクシーに乗って料金を割った方が安かったりもするのです。
しかも、タクシーには『空港→市内ならどこでも一律料金』というありがたい制度があるので、自力で駅まで行かなくともきちんとホテルの前まで行ってくれるという点では非常にありがたい話。
とはいえまあ、これはタクシーの兄ちゃんが極めて良心的だった場合ですが…。
正直、旅行の最終日にまでぼられないよう気合いを入れているのも嫌な話ですし、しかも今回の出発は朝の5時。
早朝・深夜割増料金ってのが存在するのは知っていますが、それがいくら程度になるもんなのか。
「朝早くにお疲れ様ですチップ」は通常より多めにするべきなのか等々、色々分からない状態。
分からないのなら文句をつけられてもうまく返す自信が無い。
というか、朝の寝ぼけ眼でお金の話に目くじらを立てたくないのがホンネです。
というわけで、今回は出発前に既に帰りの車をハイヤーという形で予約しておきました。
これで家族に重い荷物をゴロゴロいわせる事なく、優雅に速やかに空港までナビゲートできます。
うむ。我ながら最期まで抜け目ない。
しかも、探してみればハイヤーってのはそんな高いもんでもないんですね。
それこそ正規のタクシー料金にちょいと色がついた程度。
1人2人じゃちょっと豪華過ぎるかもしれませんが、4人で割るともなると、自分で荷物を持って電車を乗り継ぐ苦労賃に換算すれば気分的には電車よりもお安いかもです。
とは言え今回が初めてのハイヤー送迎体験(しかも安い会社でネット予約のみ)だったので若干心配だった点も色々あったんですが、
当日になってみれば、ちゃんと時間前にスーツをビシッと決めた中々のイケメンさんが朝の5時に黒のBMW様と一緒に爽やかに登場。
いやあ良かった安心した。なんだ、やっぱり予約して正解だったじゃないか。
お兄さん「さ、早く行くよ!飛行機に間に合わなかったら一大事だからね!」
そう言ってまだ若干眠気の残る我々一行をせき立てて、持ってきた荷物をトランクにボンボン積み始めるお兄さん。
あっという間に準備が整うと、我々も車に乗り込んでいざ出発です。
ちなみに今回予約した車は普通のセダンではなくワゴンタイプの物。
正直セダンの方が安かったのですが、それだと4人分の荷物が入らなく恐れがありますと散々脅されたため、結局ワゴンとなりました。
とはいえお陰ですんなり荷物も入りましたし、なにより席も広々で随分楽。
そこもタクシーとは違う良い点ですね。
そしてあと、タクシーと違う点と言えば……そうね、 -
タクシーだったら公道を120キロですっ飛ばすのに対し、ハイヤーの兄ちゃんは190キロでぶっ飛ばしてくれる所…かな。
…ねえ、
ねえこれがハイヤーのサービスなの?
高い値段の理由ってコレなの?
さっきからイケメンがハンドル持ってから一言も喋んないんだけど?
そして前を走る車をクラクションで蹴散らしていくんだけど?
と、色々効きたい事が盛りだくさんだったんですが、今ココでイケメンの手元を狂わせでもしたら二度と日本の土を踏めないかもと思い、ただ静かに天井のグリップを握りしめるのみ。
姉「…もう、窓を流れる景色が『新幹線』だね……」
というわけで、
本来チェックイン時間である『搭乗二時間前』に着く予定が、その『二時間前のさらに一時間前』に到着するという荒業を披露して我々を下ろすと、やってきた時と同じように、イケメンはさっそうとその場を立ち去って行きましたとさ。
イケメンよ…、別に飛行機の時間に遅れてもいなかったのなら、何故あれだけ急いでいたんだい? -
ま、何はともあれ無事到着。
というわけで、ゆっくりのんびり搭乗手続きを済ませるのと同時に免税手続き関係の作業も、余裕を持って済ませる事が出来ました。 -
その免税手続きのフロントにあった札。
「あなたの距離を保つ」というから自動で何かしてくれるのかと思いきや、どうやら「保つ」のは自分自身の努力でとの事。
その後は無事目的の飛行機に乗り込み、 一路、乗り換えのモスクワまで。
行きの乗り換えの時には確か乗り換え時間が2時間無いくらいだったのでのんびりできませんでしたが、今回は乗り換えの都合上、3,4時間ぐらいは空港内で待機の予定。
というわけで、せっかくだからロシア料理屋さんでロシア料理を食べてみる事に。
よく考えたら今回が(空港内だけど)初めてのロシア。
ロシア料理とやらも、ピロシキやボルシチなどの有名どころは知ってはいても、実際に食べた事は数える程度です。
はてさて本場はいかがなものか。
ちなみに、当然今まで使えていたイタリア語が通じる訳がないので、料理のイメージ画像みたいなのから適当に連想しての注文です。 -
その中で一番の以外なヒットはこちら。
これはなんかの白身魚の酢漬けみたいな物。
雰囲気的にはサバ寿司のサバ部分だけを食べているような良い感じの浸かりっぷり。
これはどうやら姉の中で大ヒット。思わず2皿目を追加注文する程お気に入ってました。
そしてそれ以外にも定番と言われるボルシチなども無事ゲット。
ロシアビール(シビルスカヤ・カローナというやつ)も初めて飲んでみましたが美味しいです。
昔はロシアビールといえばかなりアレなクオリティと言われていましたけどね。
しかしまあなんだか全部美味しかったです。
こりゃロシア料理もいけるかもしれない。
食べた場所があいにく空港内だったのでこれを「本場の味」と言っていいかはかなり微妙ですが、
むしろ空港内でもコレだけ美味しいと思えたのなら、本場の地元料理とか食べたら、ひょっとしたらかなり気に行っちゃったりするんじゃないでしょうか?
うーむ。ロシア旅行ってのもありかも知れない。 -
そしてそこからさらに10時間程のフライトを終えれば、ようやく日本への帰国。
こうして、我々の8日間のイタリア旅行は終了。
そしてそれを綴った日記もようやく終了です。
本来この旅を、私がまだ正式に旧姓だった頃にやるつもりだった事を考えると、恐らくこれが最期の家族旅行。
最期だと言うのに両親の分の費用をドンと払って親孝行的な粋な事が一切出来なかったのが、子としてはかなりのボンクラ感丸出しで恥ずかしいのですが、
それでも、ささやかながらも(いや、ささやかだったのは私一人だけか)収入のある人間が4人に増えた中での家族旅行は、今までのよりぐっとゴージャスな体験ができました。
そしてそんな最期になるかもしれない家族旅行をいつもよりちょっと詳しく残しておこうと書いて行ったら、あれよあれよという間にこのザマだったのです。
しかし、なにはともあれ面白かった。
また行きたいな。
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