2011/05/01 - 2011/05/08
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ジール250さん
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イタリア ヴェネツィア・シエナ・オルヴィエート・ローマ旅。
次はフィレンツェとシエナ。
フィレンツェはワイナリー見学のみです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヴェネツィアを2泊した後は早朝にホテルを出発し、
ユーロスターに乗って足早にヴェネツィアを後にしました。
その後、特急電車で約2時間程。
着いたところはトスカーナ州の州都・フィレンツェです。
が、
別にフィレンツェなどに用はございません。
用がございますのは、そのフィレンツェから車で4,50分程行った先にあるワイナリーです。
そう、今日のお題はワイナリー見学です。
このイベント、実は旅行企画当初から入れてほしいと両親に頼まれていた物。
ウィスキーを飲みたいがためだけに大阪のサントリー山崎の蒸留酒工場までウキウキで出かけるような親であるからして、このイタリアでのワイナリー見学プランというのはかなり楽しみな模様。
となればちゃんと企画立てないと不味いでしょ。
というわけで、今回はちゃんとしたワイナリー見学ツアー(個人)をしているようなツアー会社と交渉。
行き帰りの送迎と日本人スタッフ混みの素敵プランとなりました。
送迎付きを選んだのは、そもそもワイナリーという物が駅から徒歩5分みたいな場所にあるわけがないから。
日本人スタッフさん付きを選んだのは、私にまったくワインの知識が無いため、向こうの方が解説をしてくれても、それを家族に伝える事ができないからです。
というわけで、早朝ヴェネツィアを出てフィレンツェ駅のマクドナルドの前に集合したのが午前11時。
そこに今回同行していただく事になったフィレンツェ在住でソムリエ資格保持者のワインオタク、横田さんが運転手と共に華麗に登場。
そこからスーツをビシっと決めたイケメン運転手が、実にイタリア男らしいドライビングテクニックで山道をぶっ飛ばしながら着いた先が…、
こちら、フィレンツェ北東部、Chianti-Rufina-キャンティ・ルフィナ-地区の丘陵にあります
Castello di nipozzano-カステッロ・ディ・ニポッツァーノ-のMarchese de` Frescobaldi-マルケーゼ・デ・フレスコバルディ-のワイナリーです。 -
……なんだかモジャモジャな名前ですが、簡単に説明しようとすると、
<ニポッツァーノ(=井戸ナシ)カステッロ(=城)>という名前の城を拠点とした、
フレスコバルディという人のワイナリーなのです。
『井戸ナシ城』と呼ばれるだけあってここは中々の乾燥地帯です。そしてこれがワインを作る葡萄を育てるのに大変適しているのだそうです。
そして、謎のマルケーゼ・デ・フレスコバルディさん。
トスカーナワインの醸造家でもあり、フィレンツェ文化に影響を及ぼす醸造家とも讃えられる方で、古くは資産溢れるお貴族様。
マルケーゼってのは『侯爵』って意味なんだそうで。
その有り余る財産をワイン造りにつぎ込み続け、今やイタリアはもちろん、ヨーロッパでも最大規模のワイナリーとされているんだそうですよ。
だからイタリアのちょいとよろしいトスカーナワインを日本で買ったのなら、もしかしたらそれも実はフレスコバルディ産だったりするかも知れないんですって。
それくらい大きいんですって。
そして今回訪問したこの素敵な『井戸ナシ城』(日本語で説明していくとロードオブザリングのようだ)。
ここは数あるフレスコバルディ侯爵のワイナリーの中でも一番古いとされている、由緒正しき農園なんだそうな。 -
そんな凄そうな農園で、かなりざっくばらんに工場見学はスタート。
取りあえず一番近くにあったワイン貯蔵庫へ
写真にあるワイン樽はワインを入れてまだ間もないばかりの物たち。
ここでしばらく寝かせた後、瓶詰め状態にしてさらに長期保存(それこそ数年数十年単位の)をするような大事な場所なんだそうです。
気温を一定に保っておくために、石造りの重い城の地下置く深くにあるこの部屋は程良い涼しさと立ちこめるワインの香りでいっぱい。
この後に醸造過程が見られる施設やこの広大な土地に生える葡萄畑の姿を見せてくれるはずなんですが……
現地スタッフさん「でもそんな事よりまず飲んでみない?もうあたし用意しちゃったし」
というわけで、 -
予定を変更していきなり始まる試飲会。
まあこれが今回の目玉なので、予定変更全然いいんですけどね。
そもそも、ワインというのはブドウから作られる訳なんですが、その品種はメジャー所でも12種類、名のある物ともなれば50種類を越える程の数があり、簡単に言えばそれらの組み合わせ+産地でワインの銘柄というやつが決まるらしいのです。
そしてこのトスカーナに置いて代表となるべきワインはこのキャンティ。
滋賀県といえば近江牛のように、トスカーナと言えばキャンティなのです。
で、このワイナリーであるフレスコバルディは一体どうだと言いますと、
御多分に漏れず、キャンティの生産も沢山なさっています。
が、
それよりもこのフレスコバルディというブランドを有名にしているのは、キャンティとはまた違う銘柄。
その名も『スーパートスカーナ』と呼ばれるジャンルのワインなのです。
すごいダサい名前ですが、つまり何の事を言うかというと、
「伝統的な配合じゃないのを試したら意外に旨いのが出来たワイン」
のこと。
これがこの農園のウリなんだそうです。
ふーん。
普段ならただ口に運ぶだけのワインも、その一つ一つにこれほどまでの歴史やドラマがあるとなると興味深い。
ワインってのはホント、一度腰を据えて学んでみたいと思ってはいるんですが、
その底なし状態の奥深さに、一度ハマったらとんでもない事になるんじゃないかという恐怖で二の足を踏みっぱなしです。
だって一度投資しようもんならその額たるやとんでもなさそうですし、
一つの国の一つの州のブドウの話ですらアレだけの物語が詰まってると言うのに、それ×全てのワイン生産国地域となれば、一体どうなってしまうのやら。
もうしばらく、ワインオタのデビューは見送らせてもらいます。 -
さあワインツアーを謳歌したらまた移動です。
ミラノに降り立ち、ヴェネツィアでゴンドラに乗り、
フィレンツェを素通りし、ワイナリーで酔っ払い、
そしてようやくやってきました。いや、帰ってきました。
SIENA-シエナ-です。
トスカーナ州のほぼ真ん中辺りにある我が街シエナ。
金融都市として有名なこの街シエナ。
ゴシック末期の美術が溢れる素敵なシエナ。
そして私が以前住んでいた素敵なシエナ。
ローマから鉄道で約3時間半
ミラノからも同じく約3時間半
市外局番は0577。
役場のメアドはurp@comune.siena.itです。
返信はすこぶる遅いです。
とまあそんなわけで我が愛しの故郷についてざっと説明したわけなんですが、
実はこの街、私が留学の最中にもこの家族全員尋ねてきているんですよね。
なのになぜまたこの場所に来たのかと言うと、家族もこの街を気に入ってくれて「また行ってみたい!」と言ってくれたのと、まあ私個人的にも同窓会気分でこの地を踏んでおきたかったかなという理由です。
だから来てみたところで、正直今までのような明確な目的があったわけじゃないんですよね。
観光スポット的な所は、前回であらかた見終わってしまいましたし。 -
というわけで出向いたのは、イタリアの生協スーパーコープです。
いやほら、だってシエナの観光はもう住んでるからさ。
家族も「イタリアの食材色々見てみたい」と希望していましたしさ。
お土産とかも手に入れたいみたいだったしさ。
そんなわけでここへ来ました。
しかし、イタリアに限らず旅先のスーパーってのは何かと便利ですよね。
見た事ない食べ物が所せましと並んでいますし、しかも料金も観光設定じゃない庶民派価格。
チョコやクッキーや地元限定のマイナーメーカーの商品など。友達へのお土産などにも最適です。 -
そんなわけで一気にお土産増量。見事です。
-
シエナでのスーパー巡りも無事終わりました。
そうこうしてるうちに日も暮れてきました。
だから御夕飯を食べに行きますよ。
とういうわけでやってきたお店はOsteria Nonna Gina-オステリア・ノンナ・ジーナ-
オステリアだから食堂・居酒屋系。ノンナってのはお婆ちゃんって意味なので、
『ジーナ婆ちゃんの食堂』という名前からしてどう見てもアットホームにしかならないそんなお店です。
やっぱりその土地その土地の良さを感じるにはまず味合わないと
昨日までは『アドリアの女王』と歌われた元海洋国家にお邪魔していただけあって、
朝から晩まで休むことなく貝か魚か甲殻類しか食べていませんでしたが、ここはそうトスカーナ。
酪農の都であり穀物の宝庫。しかもシエナはその内陸部。
こうなるともう魚貝なんか食べてられません。
というか食べられません。
もうホント無理。物理的に無理。
特に生魚を食べるなんてこの地では夢物語に等しいです。
なんかこう、彼ら(イタリア)だってさあ、ヨーロッパ大陸に頭だけくっついてあとはぷっかり海につかっている、ぱっと見島国に見えそうなくらいに海に密接している国だというのに、どうも『海産物』に対する情熱が我々よりも希薄な感じがするんですよねえ。
そりゃ勿論海沿いに構える街々の皆様は実に魚を愛しているんですが、そんな彼らと内陸部の皆さんとの魚に対する温度差の凄い事凄い事。
だからシエナ程の内陸の街になってしまうと、スーパーで買う魚もどうにもしまりが悪い。
裏を返せばどんな山奥でも生魚を美味しく頂ける日本の輸送技術はホントとんでもないんだなと改めて感動。
皆様の煮えたぎった情熱で、我々今日も美味しくお刺身頂いております。
で、そんなわけで魚貝の鮮度を一切断たれたこの街シエナ。
当然のごとく軒を連ねる飲食店はシーフード料理で勝負などかけません。
彼らが命をかけるのはそう、ここトスカーナがイタリア中に誇る牛肉と牛肉。あと牛肉です。 -
そんなわけでここノンナジーナの食卓に並ぶのは、御覧の通り、パンチの効きまくった大皿料理ばかりです。
コレ肉。全部肉。
あらゆるタイプの肉。
肉にくニク。
肉祭りに肉音頭。
肉神様にささげる肉祭り。
踊る肉汁。したたる油。
先日までいたヴェネツィアの、同じオステリアの料理と比べても、この味・雰囲気は全くの別物です。
決してあちらが小洒落ているとは言いませんが、こちらの料理はもっと野性味あふれた獣臭い感じ(獣だし)。
ヴェネツィアの食堂が東京湾を守るべらんめえな兄ちゃんたちの店だとすると、
こちらは山に集う超酒豪揃いの祭り好き親父たちが催す豪快な宴と言ったあんばい。
これがシエナ。これがトスカーナです。
町を渡り歩くだけで、その土地にある味も・風土も・文化すらもが変わってしまう。
それが、良くも悪くも長年『ただの国の集合体』であり続けたイタリアの特徴であり、それが訪れる者たちにとっての最大の魅力でもあるのです。
いやあ良いじゃないの。
旅行ってのはこうでなくっちゃね。 -
さて翌日。
この日のお昼はシエナで毎週日曜日に行われている市場の屋台をつまみぐい。
ちょっとした地元民になった感じで腹を満たしての移動です。
次に向かうのはOrvieto-オルヴィエート-
この村があるのは、先程まで居たトスカーナ州を南下した先、ウンブリア州です。
トスカーナが一部海に面している土地に対して、ここウンブリアは完全に海に面していない内陸州。イタリアの地図で見てもちょうど中心のような所にあるため、『イタリアの心臓』とも呼ばれるロマンチックな素敵州です。
で、そのウンブリア州のテルニ県の中にあるコムーネ(町・村・市全ての総称みたいなもの)の一つが、このオルヴィエートになるのです。
※ちなみにイタリアにはこのコムーネという総称があるため、首都ローマだろうが田舎のシエナだろうが呼び方は一緒です。
シエナからそのオルヴィエートまでは電車に乗って2時間程度。
乗り換えも一回のみののんびりとしたプチ遠足気分です。 -
ところで、
そもそもなんでこのウンブリアの州都でもないオルヴィエートに来たのかと言いますと、
一応この村自体はキリスト教的に大変価値のある壁画が残されてあったりだとか太古のローマ人が征服する前の支配者(エトルリア人という種族)達の遺跡が数多く残されている貴重な土地だとかで、私の知らないところで地味にヨーロッパに知れ渡る由緒正しき村だったりするらしいです。
が、
まあそこら辺は正直あまり興味のあるところでは無く、
強いて言うならばこの後ローマにある空港から日本へと発つ予定の身として、シエナとローマの途中に寄れる実に都合のいい場所にある事が、今回のスケジュールにこの地を組み込んだ理由です。
それと、せっかくだから家族に『これぞ日本にはない村!』って所を案内しておきたかったんです。 -
なぜならここは断崖絶壁の丘の上に立つ不思議な都市。
街まではフニコラーレ(ケーブルカー)で登っていきます。 -
もしくはこの細い石畳の道を上がってくるか。
見渡す限り緩やかな緑が広がるこの景色の中で、この道はまさに天空都市への架け橋のような荘厳さです。
じつはここ、実際の標高自体は大したもんじゃないそうです。
ただし周りに並ぶような高い丘が存在しないため、丘というよりはまるで『地上から浮き上がった街』のように感じるのです。
だから見ようによっては、でかめのラピュタみたいなそんな感じ。
丘に上がると、そこに建つ建物達はシエナと同じように中世そのままの石造り。
しかも、シエナよりもさらに小さい村なので、なんだか建物全体もこまごましていて実に可愛らしい感じです。
未だに車よりも馬で乗りいれた方がしっくりくるんじゃなかろうかと思えるほど、中世の世界そのもの。
-
さて、そんな美しい村オルヴィエートなんですが、何せ丘の上にみちっと建物を寄せて集めたもんで大した大きさはありません。
よってお散歩コースも観光スポットもそれなりに限定的。
あ、でもここのジェラート屋さんはお勧めです。
PASQUALETTI-パスクアレッティ-というこちらはオルヴィエート一の大広場(ドゥオモのある場所)にあるので凄く見つけやすく、そして見た目も可愛らしいです。
中では何故か白衣をユニフォームにしている神経質そうな美女がせっせと切り盛りしていました。
前回来た時にも食べた。個人的にはイタリアの中で3本の指に入る美味しさだと思う。 -
そして今夜の御夕飯は、
Trattoria Del Moro-トラットリアデルモーロ-でいただきました。
モーロというのはこの村一番の大通りに面している大きな時計塔の名前(Moro)。
この店はそんなモーロの塔の直ぐ隣にある、お兄さん曰く「オルヴィエートっぽい料理を出すお店」との事なのでかなり期待感をあおられます。
昨日のシエナでの郷土料理達の特徴は、手っ取り早く言うと一も二も無く牛肉料理のオンパレードでした。
それはシエナがあるトスカーナ州が酪農盛んな草原地帯だから。
では対するここオルヴィエートはどうなのかと言いますと、
まあこちらも海が無いため必然的に酪農が盛んにはなるのですが、
トスカーナと比べると、なんというか<肉の幸>というか<山の幸>って感じ。
ちょいと裏の山で取ってきたキノコやら、じい様が仕留めた山鳩とかがその日そのまま食卓に載るような、あの山男たちのガッハッハな勇ましさよりももうちょっと素朴な感じです。 -
タリアータのポルチーニソース(あらかじめ切って出してくれるステーキという感じ)、トリッパ(イタリア版モツ煮)、トリュフのタリアテッレ(平たい手打ちパスタ。地域によってはフェットチーネとも言う)等々……。
出てくる料理全て美味。
特にアスパラガスとポルチーニ茸のラザニアがもう、思わず体がねじれちゃうぐらいに美味しかった。
その他の料理も、特にポルチーニ茸なんてキノコ界の私的ナンバーワン食材だし、トリュフに至っては泣く子も黙る三大高級食材。
日本じゃまず高くて手が出ないような食材がこれでもかと使われているんですが、
ここはやはり、この時期のトップ・オブ・ザ・旬であったアスパラガスの味の濃さたるや、並みいる高級食材をも蹴散らす程の美味しさでした。
いやあ本当に美味しかった。
この店に入れて良かった。
教えてくれたホテルのお兄さん、ありがとう。 -
そして会計時でまたびっくり。
トリュフ、ステーキ、ポルチーニなどの高級食材、そして世界的に有名なオルヴィエート産の高級白ワインである『オルヴィエートクラシコ』をガブガブ頂いて散々腹を膨らませたというのに、お会計が4人合わせて98.50ユーロなり。
乱暴な計算だけど1人3000円程度。
とてもじゃないが日本でそんな値段になるわけはない(東京飲食店業の父の見立てでは2倍取っても原価回収できないかもとの事)。
そしてローマでもやっぱり無理。
これは本当に、ここオルヴィエートだからこそできるこの安さ、この旨さ。 -
さらにオルヴィエートの良さを他に上げるとすれば、
恐らく1に首都ローマからのアクセスの良さ。
そして2には治安の良さが上げられる事でしょう。
ローマから電車で約1時間。
距離で言えば渋谷から大宮ぐらいの手軽な近さにあるこの村オルヴィエートですが、その雰囲気はローマとは一変。
あの、『古くは紀元前から新しきは100年前まで』の建物が新旧乱立するごった煮大都会とはまるで違う、
もっと素朴で、レトロで、そして優しくも美しいこの夜の景色を眺めるだけでも本当にココに来る価値があると思います。
そして何より治安が良いですからね〜〜。
旅行だろうが住むためだろうが、やっぱりそこが大事。
何も考えずにプラプライタリアの道を歩ける事のなんと心安らぐ事か。
意外に出来ないんですよねえやっぱり。
伊達にイタリアじゃないですからね〜。
現に前回来てくれた時に父はローマで財布取られていますし。他の知り合いもパスポートやらなんやら色々ひったくられています。
改めて、皆さん旅行の際はご注意を。 -
さて次の日になりました。
今日は午前中までオルヴィエートにいる予定です。
そのため時間までふらりふらりと街中観光。
そういえば、
この村にあるドゥオモ(大聖堂)は凄い有名なんだそうです。
このドゥオモ、見た目の美しさはもちろんなんですが、中も荘厳で大変綺麗。
しかもこの中には現存する中でイタリア1大きいと言われているパイプオルガンがドーンと飾られていたり、宗教壁画としては大変有名な画家Luca Signorelli-ルカ・シニョレッリ-の作品があったりするので、ここの中だけでも結構混雑。 -
そのうちお昼になったのでお店に移動。
向かった所はMezza Luna Trattoria-メッザ・ルーナ(半月) トラットリア-
このお店、実は我々が泊まっているホテルのほぼ真裏にあるすっごい近い、そして普通に観光でくるにはちょっと奥まった所にあるお店なんです。
店内も20席あるかどうかぐらいの小さな小さなお店。
しかしこの店は結構前から評判の「うまい店」らしかったので迷わず選択。
訪れた人全員が頼むと言われる【カルボナーラ】を食べてみました。
したらば黄色い。
凄い黄色いよこのカルボナーラ。
聞けば生クリームを一切使わないで作るのだそうな。しかも卵黄のみ。
それがどうやらカルボナーラ・ローマ風のスタイルなんだそうで。
いやあこりゃあ見た目からしておいしそう。
つけて加えてこのボリューム。
すさまじい。一応これで1人前。
そして食べてみれば美味い。凄く美味い。
今回これが初めてのカルボナーラだったのですが、
コクがあっても重すぎず、ほどほどにパンチのある味ながら後は引かない絶妙な濃厚さで、
確かにコレだけの量を1人前として出されても、多分大人なら男女問わず平らげてしまえそうな感じでした。
現に恰幅のいいじい様となると、この名物カルボナーラを頼んだうえに何やらステーキまで頼んじゃったりしていました。
あれはマネできない。
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