2011/04/29 - 2011/05/06
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ジール250さん
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フランス4日目はロワールの古城周辺よりシャンボワール城の見学と、
多分今後二度と食べられないような豪華なディナーが待っていました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
フランス4日目です。オハヨウございます。
旅行日程もちょうど真ん中に差し掛かってきた今日のよき日、
いい意味でフランスに慣れてきて、そしてダメな意味で滅茶苦茶疲れています。
十中八九昨日のディズニーランドのせいです。
もう足が痛くて動けない。
できればホテルでゴロゴロしていたい。
昼の1時頃まで寝ていたい。
しかし、それをするにはあまりに勿体なさ過ぎるのがこの観光大国フランス。
そんなわけで、今日も出発です。 -
ちなみに今日の服装は結構おめかしモード。
なんでかといいますと、本日はお城を見に行くからなのです。
しかも今日始めて会う人に車を出してもらってそれに乗っかっていくのです。
さらにはその人は私の姉の会社の大変偉い人なんだそうで、なんというかどうしよう。
気まずい。
生まれてこの方『社交的』というスキルを取得するチャンスに恵まれなかった私。
初めての人と会う前日は、不安で軽く眠れなくなる程には人見知りです。
お腹だって痛くなります。
とはいえ、そんな私の苦手意識なぞ他の家族は知ったこっちゃない。
というわけであっさり生まれて初めて会った人の車に乗ってパリ郊外に向かって出発です。 -
あっという間に郊外のサービスエリアっぽいとこまで来ちゃった。
フランスのサービスエリアにはPAUL(日本にもあるコジャレパン屋さん)があるのか。
へ〜〜。
パリは以前書いたように総面積が山手線内ぐらいのコンパクトな土地です。
なので車でしばらく走るだけでもうあっさり町が終わります。
そして向かう先はフランスのロワール地方。
「ロワール地方」というこのフレーズをうっすら聞いた事がある人も多いかもしれませんが、ロワール地方というのはフランス中部に位置する別名『フランスの庭園』。
名前の由来となっているロワール川流域一帯の事を指していて、渓谷と呼ばれてはいますが実は深い谷はないらしいです。
温暖な気候から歴代貴族・王族の別荘がじゃんじゃん作られてきた歴史があり、特にオルレアン地方からトゥール地方にかけて点在するシャトー群は世界的な観光地となっているんだそうです。 -
そんなわけでこの地域には今も数多くの城があるのです。
しかもパリから高速道路で1時間半程度でたどり着けるため、盛んに日帰り観光ツアーなども宣伝されていました。
頑張れば2つくらいの城ならはしごできるらしいのですが、せっかくなら中も見る時間が欲しかったのと、
あと単純に疲れていたので、その内の一つ、シャンボール城(シャトー・ドゥ・シャンボール-Château de Chambord)って所に行くことにしました。
「なんかレオナルドダビンチが作ったとか作ってないとかの階段が有名な、いつかの時代の王様の別荘。…らしい」
という今回付き添って下さった方のかなりふんわりした説明を聞きながら、「なんか綺麗な城らしいよ」ぐらいのテンションでやってきた我々。
はたして初めて見たシャンボール城とは、 -
こちらにどーん。
おおおお。
なにこのすんごい城。でかい。白い。ゴージャス。
「なんか綺麗な城」どころの騒ぎじゃない。ディズニー映画やグリム童話で見続けてきた、これぞ『ヨーロッパの城』のお手本のような優雅な外観です。
入り口にあったパンフレット(日本語版)によると、この城は1519年から建設が開始され、ルイ14世統治時代の1685年に完成。
その後国王フランソワ1世が狩猟の際に使用するためのお城として増改築されて今に至るんだそうです。 -
狩猟…のため、だけの家…?
なにそれ王族怖い。
とはいえ、ただ口開けて外だけ見てるのもあれなので、入ってみましょう。
-
建物の中には、440個の部屋、84つの階段、暖炉へと繋がっている365本の煙突があるそうです。なんかもう現実味の無さ過ぎる数に凄いんだかどうなんだか分からなくなってしまう。
そして、これがかのレオナルド・ダ・ビンチが設計した(らしい)二重らせん階段。
上る人と下る人がすれ違うことのないように、巧妙な設計になっていて、シャンボール城のハイライトの一つなんだそうです。 -
そして「狩猟用城」だっただけあって、壁の絵とかは殆ど『狩りに赴く王様とたっぷりの狩猟犬』の絵です。
-
螺旋階段を登って屋上(?)まで登ると改めて分かる、
この建物のでかさと壮大さ。 -
そしてそれにまけないぐらいにやたらめったら広いこの敷地。
敷地を囲む壁の長さは32kmらしい。
これらのシャトーがつくられたのはバロア朝末期の15〜16世紀あたり。
そしてフランソワ1世は特に当時のイタリア文化に傾倒していた事もあり、建物の作り自体もかなりイタリア・ルネサンス様式を参考にしているらしいです。
ので、
すんげえ寒いです。 -
いやほら、イタリアってもっとぐぐっと南の辺りにある国だからさ。
ここ結構寒いから。
ああそうか、だから365個も暖炉作るハメになっちゃったのか。
この芯から冷える建物のせい、だけではないとは思いますが、この城を改装したフランソワ1世が実際に使用したのはわずか7週間だけだったと言われているそうです。
生涯7週間用の城…。
ヤダ王族ったらお金持ち。 -
さて王様の華麗なる無駄使い生活を垣間見たシャンボール城を後にして、
一路我々はパリ市内に戻ってきました。
ちなみに休憩がてらの軽食は城のふもとにあるこちらのホテルのテラスで頂きました。
初めて現地のキッシュを頂いた。
さらっと軽くてまさに『軽食用』。美味しかったです。 -
その後、せっかくなら今のうちにお土産を買って置きたいという我々の要望によって、
パリ中心地からちょっと離れた所にある『庶民用デパート』みたいな所に連れて行ってもらえました(名前忘れた)。
庶民用だけどデパートなので、中にある食品売り場フロアは普通のスーパーより高級感があり、まさにお土産用として買うにはぴったり。
うーんやっぱりどんな国に行っても『食料品』って見ていてワクワクしますよね。
その国独特のレパートリーとかあるとすごい興味が出てくる。
惜しむらくは『食料品』とされている物は持ち帰る事のできる種類にずいぶん制限が課せられているということ。
生野菜とかは流石に駄目な事もわかるけど、せめて加工されたお肉(ソーセージとかベーコンとかジャーキーとか)ぐらいなら持って帰ったっていいじゃないの。
だめか?だめなのか。がっかりだ。
そんなわけでせめてチーズだけでも持って帰る。
言うまでも無くチーズ大好きな酪農国・フランス。
そして同じくチーズが大好きな末娘・私。
チーズコーナーにごまんとあるチーズの皆さんを見るだけでもかなり幸せです。
本当はフランスを代表するカマンベールチーズとかブルーチーズとかをトランクケースにわんさか詰めて持って帰りたいところなんですが、
温度管理がまるでできない荷物の中に、あんなカビに覆われているしっとりした物を入れて果たして大丈夫なのだろうか。と、毎回チーズの美味しい国に行ってはその葛藤に負けて、無難な固いチーズとかのみをチョイスしてしまいます。
いやいやチーズなんてそもそも既に醗酵してる上にカビまで生やしてるんだからもうどうなったって変わんないだろ。ともいわれがちですが、そうは言ってもやっぱりちょっと怖い。
でもおいしいチーズ食べたい。
しかも安いし。いやあいい国だ。
と、私がチーズ売り場でブツブツ葛藤している内に家族全員のお買い物も済み、
一度ホテルへと戻ったところで改めておめかしです。 -
なぜならこれからいい所にお夕飯を食べに行くからです。
その名はル・プレ・カトラン-RESTAURANT LE PRE CATELAN-
パリの西部にあるブローニュの森と呼ばれる森の中にある実にひっそりとあるレストラン。
シェフであるフレデリック・アントン氏はあのジョエル・ロブションの一番弟子として過ごしたあと、ここのシェフとなったんだそうで。2001年以来ミシュランに載り続け、2007年に初めて三ツ星を獲得したんですって。
三ツ星ですってよ三ツ星。
フランスで三ツ星。
日本ですら三ツ星入ったことないのにどうしましょ。 -
お行儀良く写ってるけどフレンチのマナーなんぞ大して知らない私。
特に私。何よりも私。
この家族の中でずば抜けてちゃんとした場所に出席する経験が少ない私が、ここでは一番の問題児です。
はてさてスープをすくう時のスプーンの向きは手前から奥がフランス式だったかしら?それともイギリス式だったかしら?
フォークの背に料理を乗せて食べていいのはイギリス式?フランス式?
食べ終わったカトラリーを縦に並べるのはイギリ…っていうかあんたら頼むから統一してください。
ま、何はともあれ到着しました。 -
こちらがル・プレ・カトランです。
中の詳しい様子はオフィシャルのHPの画像で御覧下さい。
高い天井。輝くシャンデリア。にじみ出る『えらいとこに来ちまった感』
すごい。流石高級レストラン。
我々をむかえてくれたホールのスタッフたちも、揃ってお上品な紳士淑女。
そしてうやうやしく通されたのは、明らかに『さらにいいお部屋』
そしてここから何故私の手持ちの写真が極端に無くなっているのかというと、撮らなかったからです。
カメラ持って行かなかったんです。
基本親に泣かれようが何されようがシャッターを切る手を休めない程のカメラ小僧っぷりなんですが、
流石にここでは不味いんじゃないかしら という私のありもしない淑女精神の賜物で、泣く泣くカメラは車内にステイ。
ここは優雅にセレブっぽくお食事と会話を楽しむわよ。と勢い込んでいたのですが、
ポーターさん「カメラをもしお持ちでしたらどんどん撮ってくださいね。きっと旅のいい思い出になりますよ」
………え、いいの?
カメラ小僧、一生の不覚。
リアルに人生一度しか来られないような店で写真を撮れないなんて。
一応、念のためで姉のみカメラを持ってはいたのですが、あいにく私と違って写真を撮ることに一切執着心がない彼女。そのカメラたるや申し訳ないがえっらい古くて、 -
お陰で画質がなんか防犯カメラ越しの店内みたいな感じに。
あああああもったいない。
すんごい素敵なお部屋なのに。
シックで煌びやかで繊細なのに。
こんな万引きGメンが隠れてそうな雰囲気じゃ全然ないんだよお。 -
ご飯とかも綺麗に撮りたかった……。
で、
気を取り直して肝心のお料理についてなんですが……、
…なんというか、その、
凄い量だったという記憶しかないです……。
またか。またなのか。
お前は「いいレストラン」に行くといつもその感想しかないのか。
一年前ヴェネツィアでいいやつ食った時にもそれしか言わなかったな。
お前のその舌はどれだけ高級料理とそりが合わないんだよ。
というセルフ罵倒が入る程、正直お腹が一杯だった記憶しかありません。
だってさあ凄い量出てくるんだもん。
この日なんてワザワザ昼食を抜いてまで挑んだのにこのザマなんだもん。
いや、もしかしたら量としてはそこまで残酷な量ではないのかもしれないのだけど、とにかく時間が掛かってしょうがないのよ。そりゃ満腹中枢も満たされるってのよ。
しかもこんな財閥の会食みたいな雰囲気出されちゃ食欲もおしとやかになるっての。
でも、食べられなかったから僻んで、というわけでは決してありませんが、
ミシュランに載るような店は現地の人が行くならまだしも旅行者は行かなくて良いんじゃないかな。というのが私の見解です。
何故なら、街中にごまんと存在する腕利き料理人たちの店の中で星を獲得するには『他所にはないキラリと光る物』を要求されたりするから。
それが「独創性」だったり「斬新な発想」だったりするから。
そしてそれは、観光で来ている『その国らしい料理』が食べたい人間にとっては別にいらない物だから。
少なくとも私はそう思いました。
付き添ってくれた会社の方「いやー、でもミシュランはまだ『素材の良さ』とかも審査してくれるから全然良いよ。他のだと『一発ギャグ大全集』みたいなレストラン本もあるからね」 -
そんな悲喜交々な財閥会合写真(監視カメラ風)。
なんにせよ、貴重な体験ありがとうございました。
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RESTAURANT LE PRE CATELAN
Route de Suresnes – Bois de Boulogne - 75016 PARIS
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カトランの住所です。
もし興味がありましたら。
ps.
次はオルセーとかに行きます。
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