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2011.GW メキシコで遺跡を堪能してきました!<br />以前から興味津々だったメキシコで色んな遺跡を見て、ついでにカンクンでちょことだけリゾートして、楽しんできました~。<br /><br /><日程><br />1日目 成田→カンクン<br />2日目 トゥルム遺跡観光&カンクンフリー<br />3日目 チチェンイツァ&エクバラム遺跡観光+メリダ散策<br />4日目 ウシュマル&カバー遺跡観光+カンペチェ散策<br />5日目 カラクムル遺跡観光<br />6日目 パレンケ&ラベンタ遺跡観光<br />7日目 ソチカルコ遺跡観光+タスコ&クエルナバカ散策<br />8日目 テオティワカン遺跡+メキシコシティ観光<br />9~10日目 メキシコシティ→成田<br /><br />https://blogs.yahoo.co.jp/alice_in_fireland/64703062.html<br /><br /><br />

2011.GW メキシコで遺跡三昧♪ ②(チチェンイツァ・エクバラム)

2いいね!

2011/04/30 - 2011/05/09

205位(同エリア269件中)

旅行記グループ 2011.GW メキシコ旅行記

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Alice

Aliceさん

2011.GW メキシコで遺跡を堪能してきました!
以前から興味津々だったメキシコで色んな遺跡を見て、ついでにカンクンでちょことだけリゾートして、楽しんできました~。

<日程>
1日目 成田→カンクン
2日目 トゥルム遺跡観光&カンクンフリー
3日目 チチェンイツァ&エクバラム遺跡観光+メリダ散策
4日目 ウシュマル&カバー遺跡観光+カンペチェ散策
5日目 カラクムル遺跡観光
6日目 パレンケ&ラベンタ遺跡観光
7日目 ソチカルコ遺跡観光+タスコ&クエルナバカ散策
8日目 テオティワカン遺跡+メキシコシティ観光
9~10日目 メキシコシティ→成田

https://blogs.yahoo.co.jp/alice_in_fireland/64703062.html


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  • 3日目<br />今日はレストランに行く前にちょこっと外へ出てみました。昨日にも増して、凄い風が吹いてるよ~。うぎゃ~。でも、昇る太陽と茜色の空が見れました!私の部屋からだと、ちょうど隣のホテルの真後ろに太陽が昇るから 日の出が見れないのよね。でも、綺麗な茜色の空が見れたから良しとしましょう!

    3日目
    今日はレストランに行く前にちょこっと外へ出てみました。昨日にも増して、凄い風が吹いてるよ~。うぎゃ~。でも、昇る太陽と茜色の空が見れました!私の部屋からだと、ちょうど隣のホテルの真後ろに太陽が昇るから 日の出が見れないのよね。でも、綺麗な茜色の空が見れたから良しとしましょう!

  • そして朝食。<br />ちゃんと昨日とは微妙にメニューが変わってました。さすがリゾートホテル。リゾートホテルだと連泊する人が多いから、ちゃんと毎日微妙にメニューを変えてくれるんだよね。

    そして朝食。
    ちゃんと昨日とは微妙にメニューが変わってました。さすがリゾートホテル。リゾートホテルだと連泊する人が多いから、ちゃんと毎日微妙にメニューを変えてくれるんだよね。

  • 7:30、ホテルを出発。<br />背の低いジャングルの中を走ること1時間半。9:00頃にトイレ休憩です。<br />10:05、エク・バラム遺跡に到着!普通のツアーではあまり来ない遺跡なんですよね。 エク・バラムのエクはマヤ語で「黒」、バラムは「ジャガー」。つまり「黒いジャガー」って意味なんだそうです。 600~900年頃に栄えた遺跡で、エクバラムと言う王様がいたらしいです。当時、ジャガーは最強の獣って事でとても信仰されていたので きっとエクバラムって王様も強い王様だったんだろうね。

    7:30、ホテルを出発。
    背の低いジャングルの中を走ること1時間半。9:00頃にトイレ休憩です。
    10:05、エク・バラム遺跡に到着!普通のツアーではあまり来ない遺跡なんですよね。 エク・バラムのエクはマヤ語で「黒」、バラムは「ジャガー」。つまり「黒いジャガー」って意味なんだそうです。 600~900年頃に栄えた遺跡で、エクバラムと言う王様がいたらしいです。当時、ジャガーは最強の獣って事でとても信仰されていたので きっとエクバラムって王様も強い王様だったんだろうね。

  •  エク・バラム遺跡で修復されてるのは神殿や身分の高い人の住まいがあった神域の部分なんだそうです。神域は高さ3~4mの二重の城壁で守られてたんだって。今は60~70cmの城壁跡があるだけだけだけどね。 <br />

    エク・バラム遺跡で修復されてるのは神殿や身分の高い人の住まいがあった神域の部分なんだそうです。神域は高さ3~4mの二重の城壁で守られてたんだって。今は60~70cmの城壁跡があるだけだけだけどね。

  • マヤアーチの入り口!綺麗に修復されてます。

    マヤアーチの入り口!綺麗に修復されてます。

  • ちなみに修復されてない遺跡がこれ・・・。ただの小山にしか見えないんですけど(^^;)。これを見て遺跡だった分かったのが凄いよね。しかもこれをあれだけ綺麗に修復するのは大変な作業だろうなぁ。 ほとんどの部分がジャングルに埋もれたままなのも無理ないね。<br />

    ちなみに修復されてない遺跡がこれ・・・。ただの小山にしか見えないんですけど(^^;)。これを見て遺跡だった分かったのが凄いよね。しかもこれをあれだけ綺麗に修復するのは大変な作業だろうなぁ。 ほとんどの部分がジャングルに埋もれたままなのも無理ないね。

  • さて、そしてマヤアーチの入り口を抜けるとフエブラペロータ(競技場)です。<br />マヤの町にはどこにでもこの競技場があったそうです。東西に壁を作ってラケットみたいので玉を打って、壁についてる穴に入れたそうです。 ここの壁の穴はもう壊れちゃってたけどね。

    さて、そしてマヤアーチの入り口を抜けるとフエブラペロータ(競技場)です。
    マヤの町にはどこにでもこの競技場があったそうです。東西に壁を作ってラケットみたいので玉を打って、壁についてる穴に入れたそうです。 ここの壁の穴はもう壊れちゃってたけどね。

  • そして、この先にあるのが大神殿ですっ!すっごい大き~~いっ!!<br />元々は広場を囲むように3方に同じような神殿があったそうですが、修復されてるのはこれだけだそうです。 この神殿、写真に入りきらないけど実は幅が170mもあって、こんなに幅広い神殿はここだけなんだって。 何でかって言うと、儀式の時神殿の階段をイス代わりに使ってたので、より多くの人が座れるように幅広くしたらしいです。で、当時は3方に高い神殿があったから音響効果が抜群で、広場の中央で普通にしゃべるだけで声が響いたんだって。 う~ん、考えて作ってるんだねぇ。

    そして、この先にあるのが大神殿ですっ!すっごい大き~~いっ!!
    元々は広場を囲むように3方に同じような神殿があったそうですが、修復されてるのはこれだけだそうです。 この神殿、写真に入りきらないけど実は幅が170mもあって、こんなに幅広い神殿はここだけなんだって。 何でかって言うと、儀式の時神殿の階段をイス代わりに使ってたので、より多くの人が座れるように幅広くしたらしいです。で、当時は3方に高い神殿があったから音響効果が抜群で、広場の中央で普通にしゃべるだけで声が響いたんだって。 う~ん、考えて作ってるんだねぇ。

  • 大神殿の下にはステラが綺麗に残ってました。マヤ文字がはっきり見えます。なんか丸っこい絵で可愛いよね。 何が描いてあるのかは全然謎だけど(笑)。けどどんな文明でも最初の文字って絵文字なんだよねぇ。なんか不思議。

    大神殿の下にはステラが綺麗に残ってました。マヤ文字がはっきり見えます。なんか丸っこい絵で可愛いよね。 何が描いてあるのかは全然謎だけど(笑)。けどどんな文明でも最初の文字って絵文字なんだよねぇ。なんか不思議。

  • そして、中腹まで登るとマヤの天使がいる祭壇に到着です!<br />この祭壇、大地の神様の口の中にあるそうで、下に突起が出てますがこれは下あごの歯なんだって。よく見ると上にも歯があるよね。

    そして、中腹まで登るとマヤの天使がいる祭壇に到着です!
    この祭壇、大地の神様の口の中にあるそうで、下に突起が出てますがこれは下あごの歯なんだって。よく見ると上にも歯があるよね。

  • で、その上に王様のレリーフがあって、その左右にマヤの天使像だぁ~♪と言っても、天使と呼んだのは スペイン人で、実際には歴代の王様か神様を擬人化した像なんだそうです。確かに当時は鳥も信仰されてたから、王様や神様に羽根をつけても おかしくないもんね。

    で、その上に王様のレリーフがあって、その左右にマヤの天使像だぁ~♪と言っても、天使と呼んだのは スペイン人で、実際には歴代の王様か神様を擬人化した像なんだそうです。確かに当時は鳥も信仰されてたから、王様や神様に羽根をつけても おかしくないもんね。

  • それ以外にもジャガーの顔や蛇の装飾、壁画なんかも残ってました。ここは上から漆喰が塗られて隠されてたから こんなにいい状態で見つかったんだって。数あるマヤ遺跡の中でもここまで保存状態がいいのは、エク・バラムだけだそうです。 貴重なものを見てるんだよねぇ。

    それ以外にもジャガーの顔や蛇の装飾、壁画なんかも残ってました。ここは上から漆喰が塗られて隠されてたから こんなにいい状態で見つかったんだって。数あるマヤ遺跡の中でもここまで保存状態がいいのは、エク・バラムだけだそうです。 貴重なものを見てるんだよねぇ。

  • 天使を見た後は、階段を天辺まで登ってきました。ここまで来たら、やっぱり登らなきゃね。上からは遺跡とジャングルが一望!<br />すご~いっ!!いい眺めです♪<br />ただ、さっきの祭壇の真後ろ以外は柵も手すりもなくて、どこからでも落ち放題って感じだからちょっと怖かったけどね(^^;)。

    天使を見た後は、階段を天辺まで登ってきました。ここまで来たら、やっぱり登らなきゃね。上からは遺跡とジャングルが一望!
    すご~いっ!!いい眺めです♪
    ただ、さっきの祭壇の真後ろ以外は柵も手すりもなくて、どこからでも落ち放題って感じだからちょっと怖かったけどね(^^;)。

  • ただ、こーんな階段を登らないといけないけどね。<br />

    ただ、こーんな階段を登らないといけないけどね。

  • この後は来た方に戻りながら、少し自由時間をもらってちっちゃい神殿、双子神殿、ちょっとバベルの塔っぽい建物なんかを見て、 遺跡を後にしました。天使像、すっごくキレイに残ってて印象的だったなぁ。(10:05-11:20)<br />

    この後は来た方に戻りながら、少し自由時間をもらってちっちゃい神殿、双子神殿、ちょっとバベルの塔っぽい建物なんかを見て、 遺跡を後にしました。天使像、すっごくキレイに残ってて印象的だったなぁ。(10:05-11:20)

  • 大満足でエクバラム遺跡を後にしてチチェンイツァへ向かいますが、その途中のレストランで昼食です。<br />大きなレストランで今日はビュッフェランチ。メニューは割と普通だったんだけど、 不思議だったのはデザート。「これ何?」みたいなのがあったんだよね。試しに食べてみると、メロンのはちみつ漬けでした。 味はと言うと・・・。メロンはそのままで十分美味しいから、そのままでいいと思うけどな(^^;)。マヤ時代、蜂蜜は貴重品だったし、いまも価値が高いのかも。(12:20-13:30)<br />

    大満足でエクバラム遺跡を後にしてチチェンイツァへ向かいますが、その途中のレストランで昼食です。
    大きなレストランで今日はビュッフェランチ。メニューは割と普通だったんだけど、 不思議だったのはデザート。「これ何?」みたいなのがあったんだよね。試しに食べてみると、メロンのはちみつ漬けでした。 味はと言うと・・・。メロンはそのままで十分美味しいから、そのままでいいと思うけどな(^^;)。マヤ時代、蜂蜜は貴重品だったし、いまも価値が高いのかも。(12:20-13:30)

  • そしてレストランのすぐ近くにあるチチェン・イッツァ遺跡に到着!<br />この旅のメインイベントの一つで~す。春分と秋分の日にククルカンが現れる神殿は有名だしね。楽しみ、楽しみ♪ ちなみにチチェン・イッツァですが、チは「口」、チェンは「泉」、イッツァは部族の名前だそうで、「泉の口」つまり 「泉のほとりのイッツァ族」と言う意味になるそうです。これを意訳すると泉のほとりに住んで泉をコントロールする人々、 水の魔術師族というような意味合いになるみたい。当時、水は貴重なものだったから水の魔術師っていうのはある意味、最高敬称 だったかもね。

    そしてレストランのすぐ近くにあるチチェン・イッツァ遺跡に到着!
    この旅のメインイベントの一つで~す。春分と秋分の日にククルカンが現れる神殿は有名だしね。楽しみ、楽しみ♪ ちなみにチチェン・イッツァですが、チは「口」、チェンは「泉」、イッツァは部族の名前だそうで、「泉の口」つまり 「泉のほとりのイッツァ族」と言う意味になるそうです。これを意訳すると泉のほとりに住んで泉をコントロールする人々、 水の魔術師族というような意味合いになるみたい。当時、水は貴重なものだったから水の魔術師っていうのはある意味、最高敬称 だったかもね。

  • 中には道があるんだけど、両側にはお土産物屋さんがいっぱい!<br />もちろん許可を受けた人だけらしいけどね。お店の人がジャガーの鳴きまねをして、観光客の気を 引こうとしてたけど、ガイドさん曰く全然ジャガーの鳴き声とは違うんだって(^^;)。それにおかしかったのは何故か「見ざる・言わざる・聞かざる」の置物が売ってた事。メキシコにも同じような由来があるのかと 思ったら、全然全く関係ないそうです。誰が持ち込んだのかしら?(笑)

    中には道があるんだけど、両側にはお土産物屋さんがいっぱい!
    もちろん許可を受けた人だけらしいけどね。お店の人がジャガーの鳴きまねをして、観光客の気を 引こうとしてたけど、ガイドさん曰く全然ジャガーの鳴き声とは違うんだって(^^;)。それにおかしかったのは何故か「見ざる・言わざる・聞かざる」の置物が売ってた事。メキシコにも同じような由来があるのかと 思ったら、全然全く関係ないそうです。誰が持ち込んだのかしら?(笑)

  • さて、中に入ると木立越しにすぐエルカスティージョ(ククルカンの神殿)が見えるんですが、これは最後。まずは 旧チチェン・イツァエリアへ向かいます。<br />これは高僧の神殿。元々は最上段に祭壇があった儀式の為の場所だったそうだけど、中から お墓も見つかってるそうです。それにしてもこの神殿ってばちびっこエルカスティージョだわ♪ちゃんと階段に羽毛のある蛇がいるしさっ。 でもこの神殿は新チチェン・イツァ時代の建物で、トルメカの影響を受けてるのであれは蛇じゃなくて竜神なんだって。 トルメカは竜神を信仰してたんだそうです。竜神といえば雨。やっぱり水に対するこだわりが強かったんだね。 それにしても竜神っていうと東洋の信仰ってイメージなんだけど、遠く離れたメキシコにも竜神信仰があったって言うのは不思議。

    さて、中に入ると木立越しにすぐエルカスティージョ(ククルカンの神殿)が見えるんですが、これは最後。まずは 旧チチェン・イツァエリアへ向かいます。
    これは高僧の神殿。元々は最上段に祭壇があった儀式の為の場所だったそうだけど、中から お墓も見つかってるそうです。それにしてもこの神殿ってばちびっこエルカスティージョだわ♪ちゃんと階段に羽毛のある蛇がいるしさっ。 でもこの神殿は新チチェン・イツァ時代の建物で、トルメカの影響を受けてるのであれは蛇じゃなくて竜神なんだって。 トルメカは竜神を信仰してたんだそうです。竜神といえば雨。やっぱり水に対するこだわりが強かったんだね。 それにしても竜神っていうと東洋の信仰ってイメージなんだけど、遠く離れたメキシコにも竜神信仰があったって言うのは不思議。

  • 次はカラコル(天文台)へ。「カラコル」って言うのは「かたつむり」とか「巻貝」って意味で、 あのドームの中に螺旋階段があったからそう呼ばれてるそうです。このドームには東西南北とその間の8箇所に窓があって、そこから 日の出・日の入り・月の出・月の入りとかを観測して、天文学的な知識を得てたそーです。一番の目的はもちろん農業に必要な天候の情報 (雨季の始まりとか)を得る為だったけど、月食や日食も予測できたから「私は1週間後に太陽を消してみせる!」とか予言して、 権力を維持する目的にも使われたんだって。ずるっこいなぁ。

    次はカラコル(天文台)へ。「カラコル」って言うのは「かたつむり」とか「巻貝」って意味で、 あのドームの中に螺旋階段があったからそう呼ばれてるそうです。このドームには東西南北とその間の8箇所に窓があって、そこから 日の出・日の入り・月の出・月の入りとかを観測して、天文学的な知識を得てたそーです。一番の目的はもちろん農業に必要な天候の情報 (雨季の始まりとか)を得る為だったけど、月食や日食も予測できたから「私は1週間後に太陽を消してみせる!」とか予言して、 権力を維持する目的にも使われたんだって。ずるっこいなぁ。

  • 次はイグレシア(教会)と尼僧院です!と言っても実際に教会や尼僧院だったわけじゃなくて、 教会は祭祀所だし、尼僧院は何の目的の建物か分かってないんだって。名前はスペイン人が勝手に付けたから実際の用途とは 違ってる事が多いらしいです。<br />

    次はイグレシア(教会)と尼僧院です!と言っても実際に教会や尼僧院だったわけじゃなくて、 教会は祭祀所だし、尼僧院は何の目的の建物か分かってないんだって。名前はスペイン人が勝手に付けたから実際の用途とは 違ってる事が多いらしいです。

  • <br />この教会には雨の神チャックの装飾がいっぱい!すご~いっ!!最初はあんあり顔っぽく見えないけど、 説明されるとよく分かります。それにしてもびっしり埋め尽くしてるなぁ。川も湖もないこの地域に住む人たちにとって、 雨はまさに天の恵み。信仰せずにはいられなかったんだろうね。旱魃とかもあっただろうしさ。 <br />


    この教会には雨の神チャックの装飾がいっぱい!すご~いっ!!最初はあんあり顔っぽく見えないけど、 説明されるとよく分かります。それにしてもびっしり埋め尽くしてるなぁ。川も湖もないこの地域に住む人たちにとって、 雨はまさに天の恵み。信仰せずにはいられなかったんだろうね。旱魃とかもあっただろうしさ。

  • 尼僧院

    尼僧院

  • 空と雲<br />いいお天気♪<br />

    空と雲
    いいお天気♪

  • 暑い中を進んで行くと千本柱の円柱です。<br />もちろん天井もあったけど、落ちちゃったそうです。柱がいっぱい並んでて、ちょっとギリシャっぽい感じだね。 たくさんあるけど、もちろん千本あるわけではないそーです。ようは柱がいっぱいって事なんだって。 確かに「百本柱」じゃいまいちインパクトに欠けるけど、でも適当な命名だわ(笑)。

    暑い中を進んで行くと千本柱の円柱です。
    もちろん天井もあったけど、落ちちゃったそうです。柱がいっぱい並んでて、ちょっとギリシャっぽい感じだね。 たくさんあるけど、もちろん千本あるわけではないそーです。ようは柱がいっぱいって事なんだって。 確かに「百本柱」じゃいまいちインパクトに欠けるけど、でも適当な命名だわ(笑)。

  • 千本柱の前の木陰で最初の休憩。ここからはエルカスティージョ(ククルカンの神殿)が見えま~す! でっか~いっ!!絵になるなぁ。よくもこんなに大きな建物を作ったよねぇ。

    千本柱の前の木陰で最初の休憩。ここからはエルカスティージョ(ククルカンの神殿)が見えま~す! でっか~いっ!!絵になるなぁ。よくもこんなに大きな建物を作ったよねぇ。

  • さあ、一休みしてちょっと元気復活した所でお隣にある戦士の神殿へ!<br />ここが戦士の神殿って呼ばれてるのは四角い柱に戦士の絵が残ってるからなんですって。確かに鳥の羽の冠(?)を 被った戦士の姿が分かります!すご~いっ!この辺は新時代の建物だけど、それでも1000年位前のだもん。 すごいなぁ。

    さあ、一休みしてちょっと元気復活した所でお隣にある戦士の神殿へ!
    ここが戦士の神殿って呼ばれてるのは四角い柱に戦士の絵が残ってるからなんですって。確かに鳥の羽の冠(?)を 被った戦士の姿が分かります!すご~いっ!この辺は新時代の建物だけど、それでも1000年位前のだもん。 すごいなぁ。

  • 戦士のレリーフ<br />

    戦士のレリーフ

  • そして最上段には生贄をのせるチャックモールと口をあいた逆さの蛇。あそこに生贄を 捧げたんだねぇ。マヤの文化の中で生贄だけは、ちょっと嫌だなぁ。生きた心臓を取り出すとか、見てても楽しく ないと思うんだけどな・・・。あ、ちなみにここにあるチャックモールはレプリカで本物はメキシコシティの人類学博物館に あるそうです。行ったら、ちゃんと見なくちゃね。<br />

    そして最上段には生贄をのせるチャックモールと口をあいた逆さの蛇。あそこに生贄を 捧げたんだねぇ。マヤの文化の中で生贄だけは、ちょっと嫌だなぁ。生きた心臓を取り出すとか、見てても楽しく ないと思うんだけどな・・・。あ、ちなみにここにあるチャックモールはレプリカで本物はメキシコシティの人類学博物館に あるそうです。行ったら、ちゃんと見なくちゃね。

  • 戦士の神殿を背にして、エルカスティージョを横目に見ながら歩いていくと金星の台座です。

    戦士の神殿を背にして、エルカスティージョを横目に見ながら歩いていくと金星の台座です。

  •  台座のレリーフにジャガーが彫ってあって、その中にケツァルコルトルが擬人化した姿が彫られてるんだけど、 陽射しが強すぎてよく見えないなぁ(^^;)。なんとなーく分かるような、分かんないような。

    台座のレリーフにジャガーが彫ってあって、その中にケツァルコルトルが擬人化した姿が彫られてるんだけど、 陽射しが強すぎてよく見えないなぁ(^^;)。なんとなーく分かるような、分かんないような。

  • 次はサクベ(白い道)と呼ばれる500mほどの道を通って、セノーテに向かいます。 この道、なぜ白い道かって言うと文字どおり、石灰岩で作られた白い道だったから。今も白っぽいんだけど、それだけに太陽光を反射して眩しいやら、暑いやら・・・。

    次はサクベ(白い道)と呼ばれる500mほどの道を通って、セノーテに向かいます。 この道、なぜ白い道かって言うと文字どおり、石灰岩で作られた白い道だったから。今も白っぽいんだけど、それだけに太陽光を反射して眩しいやら、暑いやら・・・。

  • 7~8分歩いて、セノーテに到着~!みんな、さっさと日陰に退避しました(^^;)。 来る途中は日陰がないから、炎天下に曝されるしかなかったのよねぇ。ここで持ってきてた水を飲んだんだけど、もうお湯に なってるし。。。普通に鞄に入れてただけなんだけどね。どんだけ暑いの、ここ?<br />さて、本題のセノーテですが、ユカタン半島はもともと地下には水が溜まってるんだけど、 セノーテは地面の一部が崩れて、その水が表に出てきたものだそうです。マヤの時代から20~30mくらい地下には水脈があったんだけど、 途中に固い石灰岩の層があるから、金属器を持たなかったマヤ人たちは掘る事が出来なかったんだって。だから自然に出来た セノーテはとっても貴重な水源だったそうです。<br />このセノーテには日照りの時期には生贄が投げ込まれたって言われているけれど、現地ガイドのAさんはその意見には否定的だそうです。 「唯一の水源で飲料にも使っていた貴重な泉に人を放りこんで死体を浮かべるのか?単なる儀式だったのでは?」 確かに一理あるよね。死体が沈んでる泉の水なんて、出来れば飲みたくないし。

    7~8分歩いて、セノーテに到着~!みんな、さっさと日陰に退避しました(^^;)。 来る途中は日陰がないから、炎天下に曝されるしかなかったのよねぇ。ここで持ってきてた水を飲んだんだけど、もうお湯に なってるし。。。普通に鞄に入れてただけなんだけどね。どんだけ暑いの、ここ?
    さて、本題のセノーテですが、ユカタン半島はもともと地下には水が溜まってるんだけど、 セノーテは地面の一部が崩れて、その水が表に出てきたものだそうです。マヤの時代から20~30mくらい地下には水脈があったんだけど、 途中に固い石灰岩の層があるから、金属器を持たなかったマヤ人たちは掘る事が出来なかったんだって。だから自然に出来た セノーテはとっても貴重な水源だったそうです。
    このセノーテには日照りの時期には生贄が投げ込まれたって言われているけれど、現地ガイドのAさんはその意見には否定的だそうです。 「唯一の水源で飲料にも使っていた貴重な泉に人を放りこんで死体を浮かべるのか?単なる儀式だったのでは?」 確かに一理あるよね。死体が沈んでる泉の水なんて、出来れば飲みたくないし。

  • 次に見たのはジャガーの台座。 <br />おにぎりみたいな形をした心臓をワシとタカが食べようとしているレリーフがあります。ワシは昼の世界、タカは夜の世界を司っていて 心臓は世界を保つためのエネルギーなんだって。この心臓がエネルギーって考え方が、生贄文化を生んだんだろうなぁ。

    次に見たのはジャガーの台座。
    おにぎりみたいな形をした心臓をワシとタカが食べようとしているレリーフがあります。ワシは昼の世界、タカは夜の世界を司っていて 心臓は世界を保つためのエネルギーなんだって。この心臓がエネルギーって考え方が、生贄文化を生んだんだろうなぁ。

  • はお隣のツォンパントリ(頭骸骨の台座)。ほんとに頭骸骨のレリーフがびっしりなの~(笑)。 生贄の首をさらした場所らしいです。競技場の隣りにあるし、競技の勝者を生贄に捧げたって本とかには書いてるけど、ガイドさんは この説にも否定的。だってそうしたら優秀な人間をどんどん殺して、出来の悪い人ばっかりになっちゃって国としては衰退しちゃう でしょう、と。確かにねぇ。

    はお隣のツォンパントリ(頭骸骨の台座)。ほんとに頭骸骨のレリーフがびっしりなの~(笑)。 生贄の首をさらした場所らしいです。競技場の隣りにあるし、競技の勝者を生贄に捧げたって本とかには書いてるけど、ガイドさんは この説にも否定的。だってそうしたら優秀な人間をどんどん殺して、出来の悪い人ばっかりになっちゃって国としては衰退しちゃう でしょう、と。確かにねぇ。

  • それにツォンパントリに掘られてる頭蓋骨。目は抉られてなくて、ちゃんとあるのよね。なので、これも セノーテと同じで儀式として勝者を生贄に捧げるパフォーマンスはしたけど、実際には勝者はそれなりの役職について働いたんじゃないか って意見でした。確かにその方が合理的だよね。でも、もしかして実際に勝者を生贄にしてたから滅びちゃったのかな?

    それにツォンパントリに掘られてる頭蓋骨。目は抉られてなくて、ちゃんとあるのよね。なので、これも セノーテと同じで儀式として勝者を生贄に捧げるパフォーマンスはしたけど、実際には勝者はそれなりの役職について働いたんじゃないか って意見でした。確かにその方が合理的だよね。でも、もしかして実際に勝者を生贄にしてたから滅びちゃったのかな?

  • ここは競技場です!メソアメリカ最大の競技場なんだって。エク・バランのに比べたら ものすっごく広いもんね~。ちなみにメソアメリカって言うのは中央アメリカのことでメキシコ、ベリーズ、ホンジュラス、 グアテマラ、エルサルバドルの5カ国の事だそうです。マヤ文明も広くはメソアメリカ文明の一つなんだよね。<br /><br />

    ここは競技場です!メソアメリカ最大の競技場なんだって。エク・バランのに比べたら ものすっごく広いもんね~。ちなみにメソアメリカって言うのは中央アメリカのことでメキシコ、ベリーズ、ホンジュラス、 グアテマラ、エルサルバドルの5カ国の事だそうです。マヤ文明も広くはメソアメリカ文明の一つなんだよね。

  • で、広さは違ってもやる競技は一緒で東チームと西チームに分かれて、1チーム7人でラケットでボールを打って穴に入れるのを 競ったそうです。<br /><br />

    で、広さは違ってもやる競技は一緒で東チームと西チームに分かれて、1チーム7人でラケットでボールを打って穴に入れるのを 競ったそうです。

  • ここの壁にはレリーフがあって、勝者が敗者の首を切ってる図です。やっぱり生贄になったのは敗者なのかな? <br />

    ここの壁にはレリーフがあって、勝者が敗者の首を切ってる図です。やっぱり生贄になったのは敗者なのかな?

  • 競技場を後にすると目の前にはエルカスティージョ(ククルカンの神殿)でっす!<br />やっぱり絵になるよね~♪この神殿は、というかマヤの建物はみんな玉ねぎ建築になっていて、中に一番古い建物があってその上に どんどんと建物を作っていくんだそうで、この神殿も中にもう一つピラミッド型の神殿があって、その頂上にはチャックモールと ジャガーの玉座があるんだって。残念ながら、一般観光客は中は見れないんだけどね。<br /><br />

    競技場を後にすると目の前にはエルカスティージョ(ククルカンの神殿)でっす!
    やっぱり絵になるよね~♪この神殿は、というかマヤの建物はみんな玉ねぎ建築になっていて、中に一番古い建物があってその上に どんどんと建物を作っていくんだそうで、この神殿も中にもう一つピラミッド型の神殿があって、その頂上にはチャックモールと ジャガーの玉座があるんだって。残念ながら、一般観光客は中は見れないんだけどね。

  • そして有名なククルカンの降臨もこの神殿です。あの角の段々が影になってククルカンが現れるんだね~。春分の日や秋分の日は この西側に人がいっぱい集まって、ククルカンの降臨を見るんだそーです。ちなみに秋分の日は雨季にあたるので天気が悪くて、 8~9割がた見れないんだって。「こんな事言うと営業妨害になっちゃいますね」ってガイドさんが言ったら「いえいえ、 ちゃんとツアータイトルに&quot;秋分の日の奇跡&quot;ってついてますから」と添乗員さん。なるほど、まさに奇跡なわけね(笑)。 うまいっ!<br /><br />これで猛暑の中の観光は終了です。暑かったけど、楽しかった~。ただ暑いのには参ったけどねぇ(^^;)。温度計を持ってたツアーメンバーの人が言ってたんだけど、チチェンイッツアの気温。 なんと42℃!・・・暑いわけだよねぇ。(14:35~16:10)

    そして有名なククルカンの降臨もこの神殿です。あの角の段々が影になってククルカンが現れるんだね~。春分の日や秋分の日は この西側に人がいっぱい集まって、ククルカンの降臨を見るんだそーです。ちなみに秋分の日は雨季にあたるので天気が悪くて、 8~9割がた見れないんだって。「こんな事言うと営業妨害になっちゃいますね」ってガイドさんが言ったら「いえいえ、 ちゃんとツアータイトルに"秋分の日の奇跡"ってついてますから」と添乗員さん。なるほど、まさに奇跡なわけね(笑)。 うまいっ!

    これで猛暑の中の観光は終了です。暑かったけど、楽しかった~。ただ暑いのには参ったけどねぇ(^^;)。温度計を持ってたツアーメンバーの人が言ってたんだけど、チチェンイッツアの気温。 なんと42℃!・・・暑いわけだよねぇ。(14:35~16:10)

  • チチェンイッツアを後にして、本日の宿泊地メリダへ。疲れ果てて、バスの中では熟睡でした(^^;)。<br />18:10、メリダ着。中心部のソカロをちょこっと散策です。中心が公園みたいになってて、 その周囲に色々と建物が建ってるの。

    チチェンイッツアを後にして、本日の宿泊地メリダへ。疲れ果てて、バスの中では熟睡でした(^^;)。
    18:10、メリダ着。中心部のソカロをちょこっと散策です。中心が公園みたいになってて、 その周囲に色々と建物が建ってるの。

  • カテドラル<br /><br />

    カテドラル

  • 州庁舎

    州庁舎

  • 今日の観光を全て終えて、ソカロから3ブロックほどのホテルエル・カスティジャーノへ。着いたのは18:50くらいかな?なかなかきれいなホテルで、お部屋の造りがちょっと変わってて面白かった♪

    今日の観光を全て終えて、ソカロから3ブロックほどのホテルエル・カスティジャーノへ。着いたのは18:50くらいかな?なかなかきれいなホテルで、お部屋の造りがちょっと変わってて面白かった♪

  • 夕食はホテルのレストランで。メニューはスープ、豚肉のグリル、レモンケーキ。概ね美味しかったですよ。(19:30-21:10)<br /><br />ああ~、充実の一日だった!エクバランの彫刻は素晴らしかったし、チチェン・イッツアは見ごたえあったし、メキシコの遺跡も 期待を裏切らないですね~。でも炎天下を歩き回って疲れたし、明日もそこそこ早いし、今日はそろそろ寝ようっと。オヤスミナサイ。 (22:40) <br />

    夕食はホテルのレストランで。メニューはスープ、豚肉のグリル、レモンケーキ。概ね美味しかったですよ。(19:30-21:10)

    ああ~、充実の一日だった!エクバランの彫刻は素晴らしかったし、チチェン・イッツアは見ごたえあったし、メキシコの遺跡も 期待を裏切らないですね~。でも炎天下を歩き回って疲れたし、明日もそこそこ早いし、今日はそろそろ寝ようっと。オヤスミナサイ。 (22:40)

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