2011/10/23 - 2011/10/24
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キートス・メルシーさん
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9月の実母のカナダ旅行が台風のため、飛行機が欠航しツアーキャンセル。
成田まで行ったものの、戻ってきました。
久々の海外旅行がダメになり落ち込む母。
しょうがない、戻ってきたツアー代金をあてて我が家とどこかへ行こう!
それぞれの予定を合わせると、近場しか無理。
そこで母が昔から一度泊ってみたかったという京都の老舗旅館柊家へ行ってきました。
決して安くはないですが、やはり歴史のある旅館にはそれなりの愛される理由があるのでした。
柊家
http://www.hiiragiya.co.jp/
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
京都着!ノープランで来ており、たまたま前を通ったら「細川家の至宝」という展示を行っていたので京都国立博物館へ。
さすが国立だけあって建物からして立派。
入り口で入場料が1400円と聞いて「高っ!」と思いましたが、値段も納得の充実した展示物。
夫は刀や兜、娘は茶器と古書、母は着物、そして私は地図と興味を示すものが違い、結局2時間ぐらい見ていてバテバテ。 -
バテバテで出てきたら、外に「考える人」らしきものが?
「え?これって本物なの?」
「名古屋の博物館にあるのは3億とかしららしいけど、レプリカだからさ、これも・・・??」
と「『考える人』について考える夫」
後から、wikiで調べたらこれは本物でした。
野ざらしでいいのぉ?? -
チェックインは3時〜。
博物館で思いのほか時間をくったので、4時ごろに到着。
実はこれが大正解。
前日にやるはずだった京都時代まつりが、雨天のため本日に延期になり旅館のある御池通りも通行止めだった模様。
まぁ、早く行ってれば祭りを見れたかもしれないんですが・・・。 -
入り口は細い道沿い。
車寄せなどもなく・・。前に車を付けるとスタッフ総出(?)で荷物を運んでくれて、車はいわゆるバレットパーキング。
今回は一休で、新館と旧館を1室ずつ予約。
旧館は準貴賓室しか空いてなかったので、奮発してみました(母が)。
で、この準貴賓室ですがパンフレットにも載っている素敵なお部屋。 -
フレンドリーな仲居さんが田舎者の我々に室内の説明をしてくれる。
これはカーテンや部屋の電気をコントロールするもの。
なんと昭和初期からこれを使っているとか。
恐れいいりましたぁ。壊さないようにせねばっ! -
行燈。
柊模様だよぅ〜。 -
室内の撮影はむつかしい。
10畳のお部屋から、入り口を撮影。 -
いわゆる書斎。
川端康成もここで執筆したのかな?
文学少女の娘が軽く興奮。 -
お抹茶と柊家オリジナルのお菓子で。
鍵まで柊の形。
母は生菓子がよかったなぁ・・とわがままを言ふ。 -
抹茶の後のお茶も柊づくし。
-
電話の上においてあるカバー(?)も柊。
川端康成の紀行文より
「京都ではいつも柊家に泊まって、あの柊の葉の模様の夜具にもなじみが深い。京に着いた夜、染分けのやはらかい柊模様の掛蒲団に、女中さんが白い清潔なおほいをかけるのを見てゐると、なじみの宿に安心する。遠い旅の歸りに京へ立寄った時はなほさらである。
柊の模様は夜具やゆかたばかりでなく、湯呑や飯茶碗などの瀬戸物にも、みだれ箱や屑入れなどにも、ついてゐるのだが、その柊は目立たない。またそれらの調度は、十年、二十年、戦時も戦後も変らない。ずいぶん多く用意してあったとみへる。この目立たないことと変らないことは、古い都の柊家のいいところだ。昔から格はあっても、ものものしくはなかった。
京都は昔から宿屋がよくて、旅客を親しく落ちつかせたものだが、それも変りつつある。柊家の万事控目が珍しく思へるほどだ。京のしぐれのころ、また梅雨どきにも、柊家に座って雨を見たり聞いたりしてゐると、なつかしい日本の静けさがある。私の家内なども柊家の清潔な槇の木目の湯船をよくなつかしがる。わたしは旅が好きだし、宿屋で書きものをする慣はしだが、柊家ほど思ひ出の多い宿はない。」
なるほど!実感できる。 -
いり口にあった火鉢。
逆に柊がついてないと新鮮。 -
さりげなくおいてあった裁縫箱。
-
中はこんな感じ。
売店で同じものを5800円で売っていた。 -
このお部屋は昭和初期から使っているそう。
洗面台はちょっと古め。
他にトイレ、お風呂も改装はしているけどちょっと使い勝手はわるいかなぁ。 -
多分この掛け軸も由緒正しいものなんだろうなぁ。
-
立派すぎる。
-
2階のお部屋でしたが、お庭がきれいでした。
-
部屋の窓の外にサッシの窓が。古い建物を大事に使うのは難しいよね。
文豪にでもなった気分で外を眺めていました。 -
こちらは2006年にできたばかりの新館のお部屋に移動。
ちなみに、旧館のお部屋に4人泊るより新館2名、旧館2名で泊った方が安かったんです。数字のマジック?
(実はこういうことは旅館だとよくあります。特に子供代金を含む場合は50%の子供代金を払うより、70%の子供代金を払った方安くなるとか・・) -
ミニ書斎。坪庭が見えます。
座布団も柊。
窓の左側に木枠が?
何?飾り?? -
このように開きます。しかも柊マーク。
-
洗面台。
旧館と比べると、水周りはよく考えられていますね。 -
アメニティ、ティッシュケース、せっけん皿も柊マーク入り。
-
お風呂。
坪庭を見ながら入れてしあわせ。
お風呂はヒノキではなく、槇だそうで翌朝でも冷めないそうです。
実際さめていませんでした。 -
新館の大広間。
テーブルでいただけるんですね。 -
旧館の廊下。
決して豪華ではないですよね。
その分、さりげないサービスで高級感を演出しているんだと思います。 -
家族風呂。お部屋にもお風呂はあるのですが、せっかくなので入ってみました。
温泉ではないですが、井戸水をつかっているそうで気持ちよかったです。
こちらは予約制。
お風呂専用の番当さんがいるようで、前の方が終わり清掃ができたらお部屋に電話をいただきました。 -
家族ぶろにあったステンドグラス。
日本を代表するステンドグラス作家の小川三知さんの「大原女」という作品だそうです。
ぜんぜん気がつかなかったのですが、更衣室に合ったパンフレットで気が付きました。なさけない。 -
夕食。
予約の時に、旧館のお部屋で会食できるようにお願いしたのですが、当日別の個室が空いたので、そちらへどうぞとのこと。
いや、別に今の部屋でいいんだけど・・・と思ったけど、とりあえずいわれるままに個室へ行ったら、なんとその個室は貴賓室でした。
わぉ〜。
最初のこの2品が絶品でした。 -
まずは地ビールから。
ちょっと見にくいですが、このグラスにも柊マーク。 -
さりげに、お盆もナフキンも柊。
脱帽っす。 -
本日のメニュー。
カメラの絞りの数値の設定を間違えたのでボケていてすみません。
グルメとカメラを両立するのはむつかしい。 -
さしみ。
海の近くではないので、期待してなかったけどウマー。
さすが、ミッシュラン一つ星。 -
マツタケの御吸い物〜。
絶対にこれは国産。味が違う。 -
八寸。
うますぎるし、美しすぎる。 -
〆はマツタケご飯。
京都なのになぜか赤だし。
我々が名古屋から着たから、赤だしだったのかなぁ?
白だしのほんのり甘いのも食べたかった気分ですが・・・。 -
デザート。
-
貴賓室は1階なので、お庭に出ることができます。
素敵。 -
2階の準貴賓室へ。
階段がかなり急です。
足元が不自由な方を同伴をする場合は1階のお部屋か、エレベーターのある新館をリクエストした方がいいかもしれません。
一応、遠回りするとそれほど急ではない階段もあるのですが・・ -
お部屋の見取り図。
我々の泊ったのは25号室で、食事をしたのは30号室です。
(何階にあるかは関係なく部屋番号はつけられているようです) -
食事から戻ってきたら、お布団が準備されていました。
こういうときは、部屋食でなくてもいいかもと思う。 -
お布団をめくると、実はこれまで柊がぁ。
写真を撮るのをわすれましたが、川端康成の言うとおり浴衣ももちろん柊。 -
売店で売っていた柊グッズ。
大倉陶園の小皿。ほ、ほしぃ。
他には、ふきんやせんすなども売っていました。
奥にあるのは、柊家オリジナルの日本酒。
一休のプランでこれが一部屋に1本ついてきたので、いただきました。 -
朝食も貴賓室で。
湯豆腐もあって京都な気分。
お味噌汁は赤だし。白味噌が好きな娘はちょっと残念がっていた。
次からは白みそをリクエストしよう。 -
ゆっくりお部屋をお使いくださいとのことだったので、お庭へでてみました。
庭を一生懸命さがしたら、柊の木をやっと発見。
その後蚊にさされました(>_<) -
そういえば、このような庭にありがちな獅子おどしがなかったような。
苔がとても素敵にはえていて母が「これをここまで育てるのはむつかしい」と感動していました。 -
残念ながら11時になりチェックアウト。
何も言わずに玄関に靴が並べられました。
おかみさんまで出てきて温かくお見送り。
写真撮影も快く応じてくださいました。 -
柊家から、歩いて10分ぐらいなので車は預けたまま錦市場まで歩いて行ってみました。
お惣菜とかいっぱいお買いもの。
むかーし来た覚えがあるけど、そのころより観光客向けの店が多くなっている印象。もちろん、昔ならではの店もたくさんありますが・・・。 -
ちょうど、柊家と錦市場の間ぐらいにあったよーじやカフェにて、軽くランチ。
http://www.yojiya.co.jp/pages/cafe.html -
お腹一杯だけど、みると食べられる(苦笑)
-
名物(?)のお抹茶オーレと普通のオーレ。
飲んでいるうちに顔が壊れてきて怖い(爆) -
南を背にして、左に柊家。
右も実は老舗旅館の俵家さん。 -
ここのグッズは俵マークなんだろうか?
すげー、気になる。
実は帰宅後、ここがスティーブ・ジョブスの定宿であったことを知る。
うーん、こっちにすればよかった?
また母の飛行機が欠航になることを祈るしかない? -
実は同じ麩屋町通りにある炭家旅館も気になるんだよなぁ〜。
http://www2.odn.ne.jp/sumiya/ -
柊屋の看板。
創業(1818年)当時からのものらしい。
加賀屋とか温泉旅館みたいな派手な豪華さはないけど、コンパクトな分フレキシブルなサービスを受けられたような気がします。 -
今回は車で来ているので、大好きなルプチメックのパンを大人買い\(^o^)/
http://www.le-petitmec.co.jp/oike/oike.html
通称赤メックと黒メックがありますが、ハード系のパンが大好きな私は御池通りにある黒メックがお気に入りです。 -
んで、パンを買ったらもちろんソーセージとハムを。
かわきた屋さんで。
http://r.tabelog.com/kyoto/A2605/A260503/26007654/
ここのご主人はよくしゃべって(笑)、包んでもらうのに時間がかかるので時間に余裕をもって行ってくださいね。
公共交通手段だと京都駅からバスで片道40分ぐらいかかって大変なので、車で来た今回はアイスボックス持参でやってきました。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- 行き当たりばったりさん 2011/11/06 09:57:15
- 別のアプローチの「高級」ですな
- 華美ではないが、重厚感がある。
京都の老舗旅館は「長い歴史」という直接目に見えないが、醸し出す雰囲気が宿泊者を時にはやさしく包み込み、時には威圧する。
はそういうところがたくさんありますよね。
オイラみたいな貧乏人はきっと後者に押しつぶされて、もったいないと思って何もできず、かえって疲れて帰ってしまうかも…
そもそもオイラには利用する経済的余裕はないです(涙)
なのでキートス・メルシーさんの旅行記で仮想老舗旅館ステイを堪能させていただきました。
そ〜いえば、最近旅行記アップしてないな…。
どこか行く予定…。
ないな…。
最近異動があってさらに予定がなくなった…。
無理して探すと、まだハッキリ予定は調整できてないけど、近日中に仕事でソウルに行くことくらい…。
しばらくは皆さんの旅行記をお邪魔して「行ったつもり」しています。
行き当たりばったり
- キートス・メルシーさん からの返信 2011/11/06 17:29:03
- RE: 別のアプローチの「高級」ですな
- 行き当たりばったりさん、
こんにちは。
> 華美ではないが、重厚感がある。
>
>
> 京都の老舗旅館は「長い歴史」という直接目に見えないが、醸し出す雰囲気が宿泊者を時にはやさしく包み込み、時には威圧する。
> はそういうところがたくさんありますよね。
うん、うん。
威圧されそうで、威圧されなかったのが柊家のすごいところでした(笑)。
歴史があるっていうだけでいばっている旅館が多い中、これはできそうでできないので感動しました。
京都人特有の口先だけで「おあがりください」と言っておいて実はそんなこと思っていない・・みたいなこともなかったし(多分。。。)
だったら、高級旅館じゃなくても民宿にもっと安く泊まればよかったのでは?と思わなくもないが、これはこれでいい経験でした。
> 最近異動があってさらに予定がなくなった…。
実は、このところ私が旅行記をアップすると速攻で行き当たりばったりさんの書き込みがあったので「あれ?今回はないなぁ・・」なんて思っていたのですが、異動でお忙しかったのですね。
どうか、無理をなさいませんように。
> 無理して探すと、まだハッキリ予定は調整できてないけど、近日中に仕事でソウルに行くことくらい…。
仕事でソウル!
いいじゃないですか。朝食だけでもお粥とかおいしいもの食べれればラッキーですよ。
ついでに、週末をソウルですごす日程にするとか。
あとは、間際に飛行機を予約しようとしたら、満席だから前泊
出張を旅行記にされている方も結構いるし、出張旅行記楽しみにしています。
会社の人に怪しい人扱いされてもめげずに、写真を撮るのだ(笑)。
キートス・メルシー
-
- くまくまさん 2011/11/03 16:16:41
- キートスメルシーさーん
- くまくまです
文豪の定宿の旅館ですか・・
いいですね〜
衣桁にかかった織物もすてきですね〜
大正時代からの電気を制御するスイッチ?
びっくりです
かーてんもこれで開くのですか?
貴賓室でのお食事とか
準貴賓室でのお泊まりとか
なんか夢の世界です・・・・
- キートス・メルシーさん からの返信 2011/11/03 19:31:43
- RE: キートスメルシーさーん
- くまくまさーん、
いつもありがとうございます。
今回はちょっと奮発してみました(母が)。
文豪より、スティーブ・ジョブスの定宿のほうがよかったような気もしますが・・。
それはまたの機会に・・?
あの電気スイッチは、カーテンや部屋の電気をコントロールできました。
できた当時はきっとipad並みの画期的なものだったんでしょうね。
それを今でも大事に使っている姿勢に老舗の老舗たる所以をみたような気がしました。
たしかに夢のような1泊でしたぁ。
欠航したエアカナダと台風に感謝(笑)
キートス・メルシー
-
- たらよろさん 2011/11/02 20:05:23
- 知らなかったぁ〜〜
- こんばんは〜
京都の老舗旅館にお泊りだったのね。
文豪候補の娘さん、ちょっと興奮気味??(笑)
ところで、かわきた屋さんのハムは柊屋さんに卸していらっしゃったんですか〜
そっか〜〜
それは美味しいはずだわ!!
う〜〜、久しぶりに食べたいよ。
ルプチメックも美味しいですよね。
さすが、あの辺りのパン屋競争に勝つだけありますよね〜〜
そうそう、ジョブス氏、俵屋さんが定宿だったんですね〜〜
私も先日知ってすごく嬉しかったです。
ところで、白味噌の味噌汁って京都でもあまり無いんじゃないかな?
大概、お澄ましか合わせになっている気が、、、
赤だしは寿司の時は多いけれど、懐石に赤出汁も珍しいですね。
白味噌=正月のお雑煮っていうイメージの京都生まれ、京都育ちの私だけれど、、、、
でも、実際はどうなんだろうなぁ?
たらよろ
- キートス・メルシーさん からの返信 2011/11/02 23:12:13
- RE: 知らなかったぁ〜〜
- たらよろさん
こんばんは、書き込みありがとうございます。
母の憧れに便乗して、いいところに泊ってしまいました(^−^)。
身分不相応のところで肩身が狭いかと思いましたが、意外とフレンドリーでゆったり過ごすことができました。
娘は出発前には新館に泊ると言ってましたが、川端康成が使ったかもしれない窓際の書斎が気に行って旧館に泊ることにしました。で、私は追い出された(笑)。
かわきた屋さんのご主人がお向かいの旅館はコロッケをまかない用によく買っていくともこっそり教えてくださいましたよ。
あそこのソーセージを食べてしまうと、他のが食べれなくって。
ルプチメックのバケットにエシレのバターと、かわきた屋さんのハムやローストビーフはさんで食べるともうサイコーでございます。
白みそのお味噌汁ってないんでしょうかね?
そういえば私がどこかで食べたのは、お雑煮だったかも。
そっか、京都でも赤みそは普通に食べるんですね。
我々が名古屋からだから、気を使って赤みそを出してくれたのかと思いました。
諸事情で、これからもちょくちょく京都に行くと思うので
いろいろ研究してみますね。
キートス・メルシー
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