2011/07/07 - 2011/07/07
108位(同エリア125件中)
ちゃおさん
「王ヶ鼻」での昼食を兼ねた30−40分の休憩が終わり、今日の山旅は終了する。これから再び元来た道を引き返し、約2.5キロの道のりを歩いて駐車場のある山本小屋まで戻ることになる。
「王ヶ鼻」から最高地点の「王ヶ頭」までの標高差は僅かに30m程。約800m程のなだらかな高原道をゆっくり「王ヶ頭ホテル」まで向かう。しかし、殆ど勾配のないような平坦に近い道路でも、疲れた足にはかなりきつく感ずる。筋肉、脹脛が強直してきて、中々足が前に進まない。
10数年前、最初に山歩きを始めた頃には、本当の初心者として、皆がやるように両手にストックを持って山に出かけていたが、2本程壊してからは、もうストックなしで、かなりの急坂も苦も無く登ることができるようになったが、それから膝を痛め、去年1年は全くのリハビリに努め、今年から又徐々に再開したのだが、十年ぶりにストックも買い、今日は両手に強く握りしめ、両足を庇うように、ストックで押して歩いていたが、それでも膝への負担は避けられない。
「王ヶ鼻」からゆっくり歩いて約30分、先刻の「霧の中のホテル」に到着し、一休み。元気な時だったらここでビールでも飲むのだが、今日は歩くのさえ辛い。ビールを飲む程の心の余裕は持ち合わせていない。ツアー客の何人かはホテルの中の売店で、記念品を買ったりしている。この山も日本百名山の一つに数えられているから、そうした百名山をターゲットにしている人に取っては、一つの記念、メルクマールでもある。
20分程このホテルの外ラウンジで休憩し、疲労もやや軽減され、駐車場までの残り約2キロの牧道を最後の気力を振り絞り、帰路に付く。周辺は相変わらずの霧模様。周辺の景色は定かに見えないが、前方に山本小屋の手前のヴィラの屋根が見えてきて、漸くほっとする。約30名のツアー客はすべて先に行って、当方一人取り残されて、皆さんに迷惑をかけているが、10分程度の遅れなら許されるだろう。
2時半、漸く山本小屋に到着し、名物の生乳を飲み、ツアーガイドに感謝し、駐車場の前の山本翁の銅像に挨拶し、この山とも言えない高原に別れを告げて、東京までの帰路に着く。百名山の中でも一番楽な山として、最後の方に取っておいたが、今の自分には、この程度の山でも、まだまだ厳しいものだった。こんなことを言っていたら、山の仲間から笑われるかも知れないが・・。
< 美しの 鐘の音響く 霧の中 >
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