美ヶ原温泉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今日は霧で全く見えないが、ここから1キロ程先に「王ヶ鼻」というこの美ヶ原で最も眺めの良い場所がある。「王ヶ頭」の祠に一礼して、一行は「王ヶ鼻」に向かう。標高差にして約30m、だらだらのダート道を歩く。当方、もうこの辺りで大分膝に来ていて、添乗員にはホテルで待っている旨伝えたが、添乗員からはこの先平坦道で、何も危険はなく、往復するだけだから、と元気づけられ、一緒に付いていく。<br /><br />添乗員は当方と同じくらいの女性。あちこちの山を添乗しているらしく真っ黒に日焼けし、細っそりした身体つきが如何にも登山慣れしている感じだ。ダート道の両側に咲く山躑躅の写真を撮りつつ、先に進むと、もう30分もしない内に「王ヶ鼻」に到着した。<br /><br />時間は既に12時半を回っていたが、ここで昼食とする。朝出発前にバスの中で皆に配られたツアーのお弁当だ。シャケとタラコのお結び二つだけだが、疲れた身体にはこれで十分だ。食事の時間を含め、30分の休みを取る。<br /><br />元々この場所は松本から登ってくる登山道の「鼻」の位置に当たり、もし霧がなければここからは松本市内、松本平は勿論のこと、その先の北アルプスも一望に見渡せるが、今日は残念ながら見えるのは目の先100mの霧だけで、展望場所に置かれた掲示板でその眺望を想像するしかなかった。<br /><br />ここには、先の「頭」同様、江戸時代か或いはもっと前のものか、苔むし角の丸くなった石仏が幾つも並んで立てられていて、昔からこの場所が行者の聖地であった。麓の村から2000mを越える山に登り、ここで一息つき眺めた眼下の眺めは、彼等の目には世の清浄と写り、自然、この場所が信仰の対象になったのだろう。傷む足をマッサージしつつ、霧の中でそんなことも考えながら、元来た道の帰路を取る。

日本百名山第74座「美ヶ原」(5)「王ヶ鼻」。

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2011/07/07 - 2011/07/07

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ちゃお

ちゃおさん

今日は霧で全く見えないが、ここから1キロ程先に「王ヶ鼻」というこの美ヶ原で最も眺めの良い場所がある。「王ヶ頭」の祠に一礼して、一行は「王ヶ鼻」に向かう。標高差にして約30m、だらだらのダート道を歩く。当方、もうこの辺りで大分膝に来ていて、添乗員にはホテルで待っている旨伝えたが、添乗員からはこの先平坦道で、何も危険はなく、往復するだけだから、と元気づけられ、一緒に付いていく。

添乗員は当方と同じくらいの女性。あちこちの山を添乗しているらしく真っ黒に日焼けし、細っそりした身体つきが如何にも登山慣れしている感じだ。ダート道の両側に咲く山躑躅の写真を撮りつつ、先に進むと、もう30分もしない内に「王ヶ鼻」に到着した。

時間は既に12時半を回っていたが、ここで昼食とする。朝出発前にバスの中で皆に配られたツアーのお弁当だ。シャケとタラコのお結び二つだけだが、疲れた身体にはこれで十分だ。食事の時間を含め、30分の休みを取る。

元々この場所は松本から登ってくる登山道の「鼻」の位置に当たり、もし霧がなければここからは松本市内、松本平は勿論のこと、その先の北アルプスも一望に見渡せるが、今日は残念ながら見えるのは目の先100mの霧だけで、展望場所に置かれた掲示板でその眺望を想像するしかなかった。

ここには、先の「頭」同様、江戸時代か或いはもっと前のものか、苔むし角の丸くなった石仏が幾つも並んで立てられていて、昔からこの場所が行者の聖地であった。麓の村から2000mを越える山に登り、ここで一息つき眺めた眼下の眺めは、彼等の目には世の清浄と写り、自然、この場所が信仰の対象になったのだろう。傷む足をマッサージしつつ、霧の中でそんなことも考えながら、元来た道の帰路を取る。

  • 「王ヶ頭」から「王ヶ鼻」までの約1キロの道の両側には今ツツジが丁度花盛りだった。

    「王ヶ頭」から「王ヶ鼻」までの約1キロの道の両側には今ツツジが丁度花盛りだった。

  • 空気が澄んでいるからツツジの色も鮮やかだ。

    空気が澄んでいるからツツジの色も鮮やかだ。

  • 花を見、写真を撮ることによって、疲れも癒される。

    花を見、写真を撮ることによって、疲れも癒される。

  • 漸く「王ヶ鼻」に到着した。

    漸く「王ヶ鼻」に到着した。

  • 新たに作られた「王ヶ鼻」の碑。

    新たに作られた「王ヶ鼻」の碑。

  • この場所には昔の行者が立てた古い石仏が幾つも並んでいた。

    この場所には昔の行者が立てた古い石仏が幾つも並んでいた。

  • この付近の山は柱状石理になっている。

    この付近の山は柱状石理になっている。

  • 皆さんにあやかって、ここでも又1枚、記念写真を。

    皆さんにあやかって、ここでも又1枚、記念写真を。

  • 霧で何も見えず、石板で周辺の山々、アルプスの威容を想像するしかなかった。

    霧で何も見えず、石板で周辺の山々、アルプスの威容を想像するしかなかった。

  • 山の岩の間に咲く高山植物。

    山の岩の間に咲く高山植物。

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