2011/07/07 - 2011/07/07
108位(同エリア125件中)
ちゃおさん
今日は霧で全く見えないが、ここから1キロ程先に「王ヶ鼻」というこの美ヶ原で最も眺めの良い場所がある。「王ヶ頭」の祠に一礼して、一行は「王ヶ鼻」に向かう。標高差にして約30m、だらだらのダート道を歩く。当方、もうこの辺りで大分膝に来ていて、添乗員にはホテルで待っている旨伝えたが、添乗員からはこの先平坦道で、何も危険はなく、往復するだけだから、と元気づけられ、一緒に付いていく。
添乗員は当方と同じくらいの女性。あちこちの山を添乗しているらしく真っ黒に日焼けし、細っそりした身体つきが如何にも登山慣れしている感じだ。ダート道の両側に咲く山躑躅の写真を撮りつつ、先に進むと、もう30分もしない内に「王ヶ鼻」に到着した。
時間は既に12時半を回っていたが、ここで昼食とする。朝出発前にバスの中で皆に配られたツアーのお弁当だ。シャケとタラコのお結び二つだけだが、疲れた身体にはこれで十分だ。食事の時間を含め、30分の休みを取る。
元々この場所は松本から登ってくる登山道の「鼻」の位置に当たり、もし霧がなければここからは松本市内、松本平は勿論のこと、その先の北アルプスも一望に見渡せるが、今日は残念ながら見えるのは目の先100mの霧だけで、展望場所に置かれた掲示板でその眺望を想像するしかなかった。
ここには、先の「頭」同様、江戸時代か或いはもっと前のものか、苔むし角の丸くなった石仏が幾つも並んで立てられていて、昔からこの場所が行者の聖地であった。麓の村から2000mを越える山に登り、ここで一息つき眺めた眼下の眺めは、彼等の目には世の清浄と写り、自然、この場所が信仰の対象になったのだろう。傷む足をマッサージしつつ、霧の中でそんなことも考えながら、元来た道の帰路を取る。
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