2011/10/09 - 2011/10/09
147位(同エリア160件中)
ナオさん
金剛堂山に登った夜は、利賀村の民宿に宿泊。
翌日は新日本百名山の人形山の下見をしてから、五箇山の羽馬家、村上家を見て、日本の道100選の国道304号線を走り、五箇山トンネルで城端に抜けました。
途中、つくばね森林公園の夫婦滝、縄ヶ池、そして長命水の岩割りの水にも立ち寄りました。
城端では曳山会館、土蔵群の蔵回廊、じょうはな織館を見てきました。
この日泊まったのは、井波です。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝の利賀村は霞んでいました。ぼうっと棚田が煙って見えます。あの山の上の美しい棚田では、南砺・里山博の催しが行われており、蕎麦刈り体験や、古代米の刈り取り体験で、人々が集まってきていました。
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金剛堂山登山が目的で、利賀村にやって来た私達。自然がいっぱいで、元気な年配者の多い利賀村は、とても魅力的ですが、他にしたいことがあるので、利賀村を後にします。
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やりたいことの一つが、人形山の下見です。日本300名山の人形山は、岩崎元郎氏の新日本百名山にも選ばれています。そこで、早い時期に登ろうと思っているのですが、今の私達には、金剛堂山に登った翌日に続けて登るだけの元気はありません。若い頃は、何時も毎日登山をしていた私達ですが・・・
せめて下見だけでもと、登山口まで入ってみました。 -
人形山の登山口には、人形山登山口の大きな木柱や、東屋、人形堂の祠、頂上まで6kmの標識などがあります。
私達が登山口に行った時、駐車場にはすでに10台以上の車が止まっていました。 -
ここは国指定重要文化財の羽馬家です。人形山の登山口への道の途中にあったので、立ち寄って見ます。
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羽馬家は江戸時代中期以前の建造物で、初期の五箇山の合掌造の様式をよく残しています。4室からなる小規模な合掌造り建造物です。
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そしてここは、国重要文化財の村上家です。天正年間に建てられた家で、五箇山の合掌造り家屋を代表する建造物です。観光客が多いです。
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国道156号線から、国道304号線へと登って来ました。国道304号線の途中からは、相倉合掌造り集落へと続く道がありますが、相倉には7月に来ているので、今回は寄らずに行きます。
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ここは来栖です。国道304号線の五箇山トンネル・梨谷トンネルの手前です。駐車場とトイレがあったので、立ち寄ります。
ここには、「日本の道100選 国道304号線」の記念碑がありました。 -
ここは人形山1726mの展望台でもあります。
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これは五箇山の案内図です。
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国道304号線の五箇山トンネルを抜けて来ました。
展望が開けると、田の中に点在する屋敷林に囲まれた家々が見えてきました。これらの屋敷林に囲まれた家々風景は散居村と呼ばれています。 -
国道304号線から山手にそれて、つくばね森林公園へと入りこんでみます。
ここは夫婦滝です。この滝は、高さ38mあり、右の細い滝が雄滝、左の太い滝が雌滝だと云われています。 -
この変わった形の物は、つくばね森林公園の展望所にある天皇陛下の歌碑です。写真は歌碑と、歌碑を読むためにしゃがんで、覗き込んでいる夫です。
ここからはハングライダーも飛んでいました。 -
林道に鎖が張られていたので、展望所に車を止め、縄ヶ池まで歩きます。縄ヶ池は水源の森であり、富山の名水にもなっています。
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縄ヶ池の周りを散策します。かなり草生していて、草の実がいっぱい付く山道を歩いて行くと、池の畔、巨木がありました。
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縄ヶ池の畔に祀られた祠です。この祠に祀られているのは、池の主の竜神「縄ヶ池御女郎はん」で、人々にをあがめ、縄ヶ池姫として祀られています。
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縄ヶ池湖畔には句碑がありました。
この先はあまりに茂っているので、ここから一度引き返します。 -
縄ヶ池の水は湧き水で、大雨でも濁らず、干ばつでも涸れることはないそうです。
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縄ヶ池は高清水山の山腹にあり、標高は800m、周囲は2kmです。
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今度は反対回りに歩き、木道を辿ります。天皇・皇后陛下が来られたという富山県天然記念物の縄ヶ池ミズバショウ群生地にやってきました。今は秋なので、ミズバショウは全く見当たりませんが、天皇陛下が来られるほどだから、初夏にはすごいのでしょうね。
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縄ヶ池の畔に建つ天皇陛下の歌碑です。
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紅葉の始まりかけた縄ヶ池の眺めです。
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縄ヶ池、標高820m、周囲2kmの標識がありました。
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縄ヶ池からの帰り、また名水を見つけました。岩割の名水です。
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岩割の名水について書かれた石碑です。岩割の水は長寿の水でもあるようです。
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岩割の水は、水量は少ないものの、確かに岩の間から涌き出た水のようです。
この後は国道304号線に戻り、山を下って行きます。 -
国道304号線に導かれるままに、城端の町へと入って来ました。城端は善徳寺の門前の市場町を中心開けた町で、独特の伝統芸能や文化が伝わっています。
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城端の町並みです。
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城端曳山会館にやって来ました。約300年の歴史を誇る曳山祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されています。
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「城端曳山会館」です。土蔵群蔵回廊と一緒で、入館料は大人500円です。
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ここは城端曳山会館の向かいにある「じょうはな織館」です。
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江戸時代から絹織物で栄えた城端の「じょうはな織館」は、昭和3年に建てられた建物です。絹織物の魅力を伝える空間としてよみがえり、手織り体験も楽しめる場所として、多くの人々を集めています。
私達が訪れた折は、個展やグループ展も行われていました。
城端は、趣のあるいい町です。
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