2011/09/20 - 2011/09/23
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utamiumiuさん
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2011年出発は9月19日の夜。成田からシャルルドゴール空港に20日の午前四時に着くという初体験。
フランスに行くの初体験。ワクワク感がつのる。
が!やっと着いたシャルルドゴール空港で難題に遭遇。
旅の始まりはストラスブールからなのだが・・・フランスレールパスを握りしめながら初体験のTGVの座席予約を取りに
シャルルドゴール空港駅に行った。
オフィスはすぐ見つかったが、何と!オフィスの開くのが7時!と書いてある。私たちが予約したいのは7時半発のストラスブール直行の列車です。
間に合うのか?まだ午前五時半オフィスが開くまで何すりゃいいの?
しかし、長い列になるだろうことは必至なのでオフィスの前に並んで待つ。
ようやく、7時少し前にオフィスが開いた。
TGVの予約はこちら~という誘導に従って何とか7時半には間に合うくらいの列の順番に並べた。
そしてそして!!!ここでドゴール空港駅→ストラスブール、コルマール→パリ東駅→パリ・モンパルナス駅→リボールネ(サンテミリオン)、と予約した。
コルマールからリボールネへはパリ東駅に着き、モンパルナス駅から乗らねばならないので2区間と言うことになる。
合計3区間のTGVの座席を予約した。
で、座席指定の合計金額を聞いてびっくり!!!
一区間18ユーロもした。
つまり3区間で54ユーロ払う羽目に・・泣
あまりの高額な座席指定料金に「えええ!!なんでですか?」と切符売りの係り聞いたら
「ストラスブール、コルマール、リボールネ 一人54ユーロ!!!」とPCバンバン叩いて怒られた。
私、納得いかずインフォメーションへ行って「何故、ドゴール空港から座席指定するとこんなに高いのか教えて欲しい」と聞いた。
説明は「パリの東駅へいってそこで座席指定すれば一人もっと安くなるけけど、ここでは18ユーロです」と説明された。
心の中ではブーたれたが仕方ない。
ついジャーマンレールパスの便利さと比べてしまう。
そして、そしてなんとTGVは1時間も遅れて来たのである。
しかも一時間遅れの表示が出たのはなんと列車が来る15分前!!
番線も分からず、到着時間も分からず、2時間くらいの機内睡眠しかとっていない私たちは精神的にも疲労困憊である。
ようやくやってきたTGVに乗れたのが8時30分をまわっていた。
スタート時点でのフランスの印象、めちゃめちゃ悪いところから始まった旅でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
こんなに近代的に見えるストラスブールの駅ですが・・・
-
ガラスケースの中に古い建築のままの駅舎がそっくり保存されてます。
-
ストラスブール駅構内からプラットフォームを見上げると・・・
-
一時間も遅れた列車ではあるがストラスブールに着いたときはまだお昼前。
ホテルのチェックインにはまだ早いしフランスレールパスはまだその日の分は有効なのでストラスブール近くのオベルネと言うところへ行くことにしました。
オべルネで降りるつもりが・・・
気が付けば<OBERNAI>という文字が列車に乗った私たちの前を通り過ぎてゆく〜
あ、あ、あ、乗り越してしまった・・・
この写真は次の駅で降りて反対からくるストラスブール行きの列車を待っていたときのもの。
何とものどかです。
乗り越しても得した気分。
幸い20分ほどでストラスブール行きがきました。
ほっ! -
オベルネ到着。オベルネは無人駅。
駅前の可愛い木組みの家。
一階はレストラン、上の階はホテルになっているようでした。
写真の建物の右奥にどうやらメインの車道がありました。
さてほっつき歩きの始まりです。 -
駅からメインの車道へ出たところで脇道発見。
メインの道を通らずに道路を渡り狭い路地へ入ってみました。
今回の旅友、北海道のはくしょんちゃんのアイデア。
2人とも「トラベリックス」や「世界街歩き」気分。 -
この不思議な植物はなんでしょう?
花とも言えず野菜とも見えず。
いくらか不気味な姿でした。
ご存知の方いらしたら教えてください。 -
とことこ歩いているうちに小さな川に出ました。
小川にせり出すように建っている木組みの家。 -
橋を渡ると遠くに教会の塔が見えました。
そこまで続くマロニエの並木道。
気温は30度以上ありそうですがマロニエは紅葉していました。
行き交う観光客もいなくて静かな散歩道です。 -
-
マロニエの実です。ピントが後ろの貯水塔に合ってしまってますが;;;
マロニエの実は英語でホース・チェスナットと呼ばれています。
直訳すると馬の栗です。
フランス語ではmarron、マロンだそうです。マロニエの木の実なのでマロン。
灰汁が強く今では食用にはされてないそうです。
マロニエの実の代わりに栗を使うようになったので栗もマロンと呼ぶようになったそうです。
木の実は栗とそっくりですがイガの形が違います。
栗のイガよりかたくて棘も短く太いです。
そこらじゅうに落ちていて、何だかもったいないような気がしました。 -
ちょっとした橋にも花がいっぱい。
歩くのが楽しくなります。 -
マロニエの並木道の終点はサン・ピエール・エ・サン・ポール教会の横手でした。
-
サン・ピエール・エ・サン・ポール教会
修復が済んだばかりのようで、真新しいですが最初に建てられたのは15世紀です。 -
MONSEIGNEUR FREPPEL フレッペル司教の銅像。
-
教会内部
ステンドグラスも天井もなかなか美しい。 -
このステンドグラスの物語。
真ん中にいるのが聖女オディール。
「彼女は領主アダルリクの最初の子供であり娘でありましたが生まれつき盲目であった。
男児が欲しかった父親はこの女児を殺すように命令したが妻がそれに背き召使にめいじてジュラ地方のバルマの修道院に預けた。
オディールが12歳になったときバイエルンで布教活動をしていた聖エアハルトが彼女に洗礼をあずけた。
その時の洗礼名がオディールで「神の光」という意味である。
彼女は洗礼を受けた時突然目が見えるようになるという奇蹟がおきた。」
というような物語がステンドグラスの絵物語になっているそうです。 -
教会の正面。
マリアに抱かれたキリストも花に飾られています。 -
教会の向かいにある塔
城壁に囲まれていたらしい面影が残っていました。 -
オベルネの中心の広場
-
左手の赤い花で飾られたたてものがツーリストインフォメーション。
ここでオベルネの地図をもらうとよいです。
オベルネの史跡めぐりの順路を描いた絵地図をもらえます。
それにしたがっていくと順序よくオベルネの街を見ることができます。 -
ほぼ真ん中の白い三角の建物はむかしの穀物取引所。今はレストラン、カフェになっています。
馬車の後ろに見えるのが聖女オディールの像。 -
-
-
考えてみれば私たち午前3時半ごろに機内食を食べたっきり何も食べてないのを思い出しました。
さっそく旧穀物取引所、現レストランになっているところへ飛び込んだ。
可愛いレストラン。 -
アルザスはコウノトリで有名なところです。
このレストランにもコウノトリの飾りがありました。
もしかして本物のはく製? -
私はヤギのチーズ入りオムレツ、はくしょんちゃんはジャガイモのフライみたいなものを注文して半分こしました。
はくしょんちゃんはもちろんアルザスワインを注文。
ちょっと味見させてもらいました。
アルザスワインは白ワインで口当たりよく辛口でも飲みやすいです。 -
椅子も当地の民族衣装の人々の形に彫ってあります。
女性編。 -
こちらは男性。
-
-
プレッツェルやさんもコウノトリの看板
-
ファスティンガー コートヤード。
>大きな建物の複合体は、それの現代の所有者の名を冠するが、部分的には、1418年にさかのぼる。 -
これから城壁の方へ出てみます。
-
-
城壁は内陣と外堀と二重になっています。
外側の城壁と内側の城壁の間は公園になっていてお散歩ができます。 -
見張りの塔?
牢獄? -
城壁からまた街の中心にもどります。
-
うわぁ〜
大きな犬!!!
アイリッシュウルフハウンドという世界で一番大きな犬種です。
ポニーほどの大きさがあります。 -
思わず
「写真撮らせてください」とお願いしてしまいました。
この夫妻はドイツからの観光客でした。 -
The Belfry 「鐘楼」
Virgin's Chapel ヴァージンズ チャペルの塔。
>60メートルのこの塔13世紀末に建てられ1873年に移転された。オベルネの象徴的な記念碑である。 -
-
-
the star place
エトワール広場。
今はホテルになっています。
花でいっぱい。 -
これでオベルネ一日ほっつき歩きは終わりです。
ストラスブールへ帰ってきてホテルにチェックインしに向かいました。
ストラスブールほっつき歩きへ続く〜
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この旅行記へのコメント (7)
-
- ひゅうひゅうさん 2012/07/06 23:07:24
- はじめまして♪
- utamiumiuさん、はじめまして
「フランスをほっつき歩く」に誘われて訪問しています。
私も2011年、6月にフランスに行ったんですよ。
かなりの心配性なので(英語も殆どダメ)日本で買えるチケットは殆ど買ってしまいました。
TGVも値段が変わるらしいので、早めに手配しました。
それでも今回のTGVは1時間以上遅れて、というより買ったチケットの到着時間が変更されていて、ホームで確認したら、この時間に変わりましたと普通顔。
前回のTGVでも定刻に来たTGVに乗ったら別の列車で、この時は大慌てでした。
フランスはこんなものですかね(笑)
ストラスブールはアルザス地方ですか?
木組みのお家が可愛いですね。
次の旅行記も訪問してきます。
ひゅうひゅう
- utamiumiuさん からの返信 2012/07/06 23:37:23
- RE: はじめまして♪ご訪問ありがとうございます
- utamiumiuです。
フランスの旅へのご訪問ありがとうございます。
初フランスでした。
ストラスブール、コルマール、ぐっと南へ下ってサンテミリオン、ボルドー、サルラ、最後にパリを17日間かけて旅してきました。
シャルルドゴール空港駅でさっそくフランス流のTGVの洗礼を受けて早朝だったこともありメチャメチャ不愉快な凹んだ気分のスタートでしたがフランスの田舎はどこも綺麗で人々も親切でした。
> utamiumiuさん、はじめまして
>
> 「フランスをほっつき歩く」に誘われて訪問しています。
> 私も2011年、6月にフランスに行ったんですよ。
> かなりの心配性なので(英語も殆どダメ)日本で買えるチケットは殆ど買ってしまいました。
> TGVも値段が変わるらしいので、早めに手配しました。
> それでも今回のTGVは1時間以上遅れて、というより買ったチケットの到着時間が変更されていて、ホームで確認したら、この時間に変わりましたと普通顔。
> 前回のTGVでも定刻に来たTGVに乗ったら別の列車で、この時は大慌てでした。
> フランスはこんなものですかね(笑)
>
> ストラスブールはアルザス地方ですか?
> 木組みのお家が可愛いですね。
>
> 次の旅行記も訪問してきます。
>
> ひゅうひゅう
-
- かにちゃんさん 2011/10/17 09:57:08
- おかえりなさい!
-
utamiumiuさん、お帰りなさい♪
そして、さっそく旅行記始まりましたね〜
旅の始まりのハプニング?はあっても、
その後の印象は、ずっとずっとよくなっていったことでしょう〜
私もフランスは、ウン10年前の新婚旅行でパリにちょこっとだけ、、、
なので^^;
イメージがわきませんが、
ストラスブールって、ドイツに近いんですよね?
だから初日に降り立った町も、木組みのおうちが多いのでしょうか?
かわいい『世界街歩き』♪、、、、
ドイツ・ラヴのutamiumiuさんが、フランスにどういう印象を持たれたのか
続く旅行も、楽しみにしています♪
ではでは。
- utamiumiuさん からの返信 2011/10/17 13:10:24
- RE: おかえりなさい!
- かにちゃんさん
さっそくに温かいコメントをありがとうございます。
今回はというか今回も田舎めぐりでしたが葡萄の収穫を見れたり、美味しいボルドーワインになるはずの葡萄の房を葡萄畑で働いている人にもらって食べながら世界遺産サンテミリオンまで4キロの道を歩いたり、のんびり、しかし毎日平均2万歩くらいの街歩きをしました。
帰ってくると日常の雑事が待ち構えていてなかなかPCに向かう時間が取れないのですが、がんばります。
去年はハンガリーをアップできずに終わってしまいました。
それもおいおいアップしてゆこうとおもいます。
また宜しくお願いしますね。
-
- 近鉄バッファローズさん 2011/10/16 11:02:52
- ラテンの国の鉄道は‥‥
- utamiumiuさん、こんにちは。
近鉄バッファローズです。
今回は、シュトラスブルグ(Strassburg)へ行かれたんですね。
しかも、CDGで早速のラテンの国の洗礼を‥‥。
ドイツでも、長距離列車はよく遅れますが、
遅れる旨の表示は早めに出ていたと思います。
表示もアナウンスも何もないと、不安になりますよね。特に、異国では。
ラテンの国はその辺りは不親切な印象があります。
ファッショナブルですが、不便で、不親切に出来ている、と。
指定席が空港価格なのはビックリしました。
SNCFはそこまでして儲けたいのか、と。
DBも有人窓口で買うと、自販機で買うより料金が高かったりしますが、
これはそれなりに筋が通っています。でも、指定席の空港価格は‥‥。
Strassburgは、私も行ったことがありますが、
私の行った頃とは中央駅の様子も変わっていました。
外から見るととてもファッショナブルで、中は歴史的である、
と言うのはとても欧州的で、流石だな、と思いました。
アルザスには、色々な小さないい街が多いんですね。
他の方の旅行記も拝見して、そう思っていました。
「オベルネ」というのは初耳でしたが、アルザスらしい街で綺麗ですね。
楽しい旅行記を有り難う御座いました。
続きの旅行記もまた拝見させて頂きます。
- utamiumiuさん からの返信 2011/10/16 23:19:11
- RE: ラテンの国の鉄道は‥‥
- 近鉄バッファローズさん
さっそく覗いてくださり、また優しいコメントをありがとうございます。
ドイツはどんな田舎の駅でも、無人駅でも時刻表が貼ってあり鉄道の旅が多い私には大変ありがたいことです。
それにDBパスは水戸黄門の御印籠のごとくどこでも通用しますので、
フランス的な鉄道で不慣れな私はオタオタすることが多かったです。
ボルドウへ日帰りの旅の時、サンテミリオン駅は無人で時刻表もなく、日本でプリントアウトした時刻表だけが頼りでした。
でも午前中に一本しかない列車がとうとう来ませんでした。キャンセルされたそうです。
PCや新聞が読めたら事前に分かったことですが私たちは知る由もなく・・
誰も来ないプラットホームで見渡す限りの葡萄畑を眺めながら3時間過ごしました。
でものどかな葡萄畑で3時間、そう悪くなかったです。
東京でこんなことできないですから。
そしてフラン人の心温かい人情にも触れることができました。同宿していたフランス人老夫婦が2回も自分たちの車に乗せてくれて駅まで運んでくれたり眺めのいいところをドライブしてくれたりと、とても親切にしてもらいました。
若い綺麗なアジア人ではなくどこから見てもおばちゃんアジアン二人をです。
アルザスはドイツ色の強いところですね。ストラスブールの名前もそうですが
ウンターリンデン美術館とかドイツ名がそのまま残っているところもあるのですね。
花で一杯でした。
- 近鉄バッファローズさん からの返信 2011/10/17 00:11:55
- SNCFの心構え
- utamiumiuさん、こんばんは。
近鉄バッファローズです。
わたしは、あまりSNCFに乗ったことがなかったので、
乗車する機会があるときには、心積もりが出来ました。有り難う御座います。
予め心積もりがあるのと、ないのとでは違いますから。
DBなら、田舎の駅でも自動券売機があれば、
時刻表を調べられるので便利ですよね。
しかも、急に列車がキャンセルされるとは‥‥。分かる由もないですね。
待ちぼうけの時間もutamiumiuさんのように楽しめればいいですね。
おっしゃるように、せかせか生きている東京では考えられないですよね。
フランスに限らず、田舎の人は親切な人が多いですね。
特に、年配の人は、親切な人が多いように思います。
旅先で、思わず人情に触れると、とても嬉しいですよね。
アルザスは、長らく神聖ローマ帝国領でしたが、
ルイ十四世の頃からフランスに占領され、その後は独仏間で係争地となり、
第二次大戦後にフランス領となったところです。
なので、建物もドイツ色の濃い建物が残っています。
街や通りの名前も、ドイツ語とフランス語の両方がありますね。
StrasbourgとStrassburgみたいに。
アルザスの伝統料理も、ドイツの影響が濃く残っていました。
次の旅行記も楽しみにしております。
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