仏教のイベント、タークバーツ・テーウォー

2011/10/13 - 2011/10/13

１０月１２日タイでは暦の上で雨期が明けるそうです。
この日をオークパンサー（出安吾）というらしい。
これは３ヶ月の間修行した坊さんが寺を出て来られる日でその翌日をタークバーツ・テーウォーと言って、托鉢の儀式が行われる。仏教信徒が寺や所定の場所に集まりお坊さんたちにいろんなものを喜捨するのです。チェンマイのフリーペーパーによるとお釈迦様が天界にいるお母さんに恩返しのため説法をして３ヶ月後のこの日下界に戻って来る日だったそうです。
で、その儀式を見る為に早朝からでかけてみました。

エリア チェンマイ(タイ)

朝早くからスタートするというので５時に起きソンテオ（乗り合い自動車）のおじさんに言うと連れて来てくれたのがここ。
ドイステープ国立公園の入り口だった。
すでにお参りしている姿もみられる。

売店もオープンしている。

お供えの小物類から花までならんでいる。

６時前だと月もまだ出ている。
屋根の上にボワ〜ッとしているのが月です。

山頂にあるドイステープ寺院から歩いてきた小僧さんたち。
ぞろぞろとこんなにいるのかと思うくらいいる。

テーブルに置かれている喜捨用
の食べ物。
一皿２０バーツ（＄０、６０）から。
買え買えとしつこくすすめられる。

一人づつの鉢に入れて行く。
徳を積む為にしっかりいれないとね。

そのあとでありがたいお経あげてもらう。

子供でもお坊さん見習いである。
ありがたいと合掌である。

犬も神妙にして聞いている。

小僧さんのあとをしばらくついて行く事にする。

車から降りて喜捨する人も多い。

車には今日用に花や食べ物を乗せているのだ。

さて、着いたのはチェンマイ大学。
チェンマイ市内と同じくらいの広さのキャンパスをもつ。

キャンパスのほぼ中央にある時計台。
すでに人でいっぱいではないか。

渡すものは食べ物が多い。
米、インスタントラーメン、ペットボトル、お菓子など。
保存が効いて生活に必要な物ばかりである。

スピーカーからは
来賓の挨拶、お経とつづく。

ここでは屋台はみあたらなかったが皆おもいおもいの捧げ物を用意している。

とにかく人が多く並んでいる。千人ちかくいるのかもしれない。

まずは小さな仏像を乗せたピックアップトラック。
献花用だね。

出番を待ってる坊さんたち。何か所かに別れて待機。

いよいよスタート。
皆待ってましたとばかり鉢にいれていく。

今年の僧侶数は５００人以上来ているとか。

小さな鉢はすぐに溢れかえる。
そこでかごを持ったスタッフが登場。
これに移して鉢を空にする。

さらにもっと入る袋に移し替える。

またたく間に袋の行列が出来上がって行く。

こうして托鉢はつづく。

これだけのお坊さんと信徒が集まると壮観である。
日常に仏教が溶け込んでいる風景だね。

２時間ほどのイベントもそろそろおしまい。

チャーターしたバスやバンつぎつぎとにのりこむ。

それぞれのお寺に戻って行く。
それでは又来年。

おつかれさまでした！！

この旅行記へのコメント （1）

• ビルさん 2011/12/22 17:22:27

  ちょっと時間が経ってからのコメントですが…

  タークバーツって、托鉢の語源っぽいね。
  
  仏教用語ってインドから回り廻って来てるからね。
  お盆がサンスクリット語の盂蘭盆会が語源だって
  聞いた事あるし…。