2010/06/02 - 2010/06/20
3786位(同エリア4222件中)
れむさん
ヴェネチア3日目はサン・マルコ広場のドゥカーレ宮殿見学に、午後はヴェネチアから少し足を延ばしてカラフルな漁師の島ブラーノ島と、ヴェネチアングラスの島ムラーノ島へ。
夜はリアルト地区のレストランに繰り出し、今夜もアドリア海のシーフードにイタリア料理を満喫。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 スイスインターナショナルエアラインズ
-
この日も朝食はホテル(サービスアパートメント)で。前日の朝に市場で買った食材に、夕方に食材屋さんで買ったドライトマトやアーティチョークを加えて。
モッツァレラは前日のと同じくとてもクリーミー。そしてイタリアの生ハムとメロンとの組み合わせは絶品。こんな贅沢が朝食で手軽にできてしまうのが本当にうらやましい。これにスプマンテでもあれば申し分ないところだが、昼も夜も飲むのでさすがに朝食ではアルコールは我慢。 -
午前中に向かったのはサン・マルコ広場に建つドゥカーレ宮殿。日中になると混みそうなので、朝一番で見学。
ヴェネチア共和国の元首の居城ならびに議会や執政が行われていた、ヴェネチア共和国時代の政治の中心であった場所。
建物を入ると中庭が広がっていて、アーチ状の美しい回廊が取り囲んでいる。 -
黄金階段といわれる鮮やかな天井装飾の施された階段を昇っていくと、その先には宮殿の美しい広間が連なっている。
当時の世界を壁一面に描いた地図の間や、ティントレットの巨大な油絵が飾られた広大な広間「大評議の間」など、絢爛豪華な広間が連なる。ひとつひとつ趣向の凝らされた美しい広間で、その優雅さに心打たれる。 -
宮殿の美しい広間を見た後は、溜息の橋を渡る。例によって工事中なので、溜息の橋からの景色はこんな感じ。
かなり以前からヴェネチアの「溜息の橋」という名前は聞いたことがあったが、ヴェネチアの美しさを連想して、これは溜息が出るほど美しい橋なのだろうとずっと思っていた。実はこれは牢獄に至る橋で、牢獄に入る前に外をの世界を見てつく絶望の溜息だったとは、今回初めて知りました。 -
で、溜息の橋を渡ると、その先は牢獄。橋を渡っただけでドゥカーレ宮殿の絢爛豪華さとは全く異なる世界が広がる。
溜息の橋を隔てて華やかな宮殿とこうした闇の世界とが対比するのも印象深いが、一方でこうした二つの世界がこんなにすぐそばにあるのも不思議な気がする。 -
ドゥカーレ宮殿は見学に結構時間がかかって、見学終了後にはもう昼どき。途中でフォカッチャのサンドイッチを購入して、一旦ホテルに戻り昼食。
リアルトにホテルを取ったことで、観光に疲れたらこうしてホテルに戻って食事をとったり休んだりできるので大変便利。レストランで食べ続けると結構経費もかさむが、お店で買うとリーズナブルな値段で美味しい食事を楽しめるし。 -
初日にスーパーでまとめ買いしていたビールも冷蔵庫でちゃんと冷やしてあるので、ランチのおともにいただく。
銘柄はあまりよくわからないが、とりあえずイタリアのビールのようです。 -
ランチを食べた後は再び街歩き開始。途中でジェラートを買いながら、リアルトから東のほうへと歩いていく。
グレーチ運河に面して建つ小さな教会、サン・ジョルジョ・ディ・グレーチ教会。「グレーチ」というのはギリシアのことで、ビザンツ帝国から渡ってきたギリシア人のために建てられたギリシア正教会とのこと。
鐘楼は結構傾いて見える。 -
午後の目的地はブラーノ島とムラーノ島。ヴェネチアから外海方面に向かうヴァポレットに乗っていく。
本当はリアルトの北東、外海に面したフォンダメンタ・ヌエーヴォの停留所から船に乗ろうとしたのだが、迷路のようなヴェネチア、半分散策を楽しみながら歩いていると、いつの間にかサン・マルコ方面へ戻ってきてしまった。仕方がないためサン・マルコ広場そばの船着き場から外海方面へ向かうヴァポレットに乗りこみ、ブラーノ島へ向かう。 -
ヴァポレットはサン・マルコ広場の船着き場を出ると、徐々にヴェネチアの街並みを離れ外海の方面へ。サン・マルコ広場の鐘楼がどんどん小さくなっていく。
船は高級リゾート地のリド島でお客さんを下ろした後、水路のような海を進み、ブラーノ島へ向かう。 -
ブラーノ島は端から端まで歩いても1kmほどの小さな島で、ヴェネチアとはまた違ったのどかな漁村のような風景が広がる。水路にはボートが並び、少年が釣りを楽しんでいる。
ここはレースの工房が多くあることで知られているようだが、船着き場近くにお土産屋が並ぶほかはヴェネチアほど観光客も多くなく、地元の人々が静かに時間を過ごしている。 -
ブラーノ島は漁師の島で、家々がカラフルに塗られているのは、もともと漁師が自分たちの家に帰ってきたときに、自分の家がどこだかをすぐに見分けられるようにするためだったとか。
のどかな街並みということもあるからか、カラフルとはいっても派手ということはなく、イタリアのオレンジ色の瓦にあった、明るいけれども素朴な雰囲気が漂う。 -
運河の先に建つ教会は、16世紀に建てられたサン・マルティーノ教会。こちらの鐘楼も傾いている。結構傾いて見える。
さきほどのサン・マルコ広場近くのサン・ジョルジョ・ディ・グレーチ教会もそうだったが、ヴェネチアにはいくつかこうした傾いた鐘楼があるらしい。
やはり海を埋め立てて造っているということで、それだけ地盤も安定していないのだろう。傾いた塔の補修も大変だろうし、他の建物も同様に傾いてしまうこともあるのだろうと思うと、こうした美しい街を維持していくために大変な努力が陰にあるのだろうなと思う。 -
ブラーノ島の次は再びヴァポレットに乗り込み、ムラーノ島へ。
海にはたくさんの木の杭が打ち込まれており、船の進む目印となる。「海の都の物語」によると、海戦の際にはこれらの杭を抜くことで敵船は浅瀬に乗り上げてしまい、ヴェネチアを守ったとか。そう思うと杭ひとつひとつにも感慨がわいてくる。 -
ムラーノ島はもともとヴェネチアンガラスの職人たちが技術を漏らさぬように幽閉され、ここでガラスづくりをしていたとのことで、いまもたくさんのガラス工房やガラス製品のお店が並ぶ。
ブラーノ島と比べると観光客も多くて、やや明るい感じ。ところどころガラス細工のお店を覗きながら、運河沿いに散策する。 -
よいガラス細工には手が出なくて、結局ヴェネチアンガラスは買わずじまい。ムラーノ島は運河に沿った通りをぐるっと散策したくらいで、その後は、再びヴァポレットに乗り再びヴェネチアへ戻る。
船はヴェネチア北西からカンナレージョ運河を通って大運河に入り、サンタ・ルチア駅の付近に到着。 -
次は船から大運河観光を楽しもうということで、サンタ・ルチア駅の手前にある始発駅、ローマ広場から大運河を走る1番のヴァポレットに乗り込む。眺めを満喫できるよう、ひとつ船を待って、先頭の座席に陣取る。
船はローマ広場駅を出ると間もなく、ひとつめの橋コスティトゥツィオーネ橋をくぐると、サンタ・ルチア駅前をとおり、前方にスカルティ橋が見えてくる。
ローマ広場からサン・マルコ広場までの大運河に架かる橋はわずかに4つ、コスティトゥツィオーネ橋とスカルティ橋、それにリアルト橋と、昨日渡ったアカデミア橋のみ。 -
しかし船が出て間もなく、雲行きが怪しくなってきたと思ったら、たちまち空は真っ暗に。そして降ってきたのは、結構大粒でまともにあたると痛いくらいのひょう。それに続いて大粒の雨が。
せっかく座った船の最前列は屋根がなくてひょうや雨がまともにあたってしまう。たまらず船の中央部に退避。当初はサン・マルコ広場まで船からの景色を楽しむつもりだったが、ひどい雨でそれどころではないので途中のリアルトで下車。雨が少し小ぶりになるのを見計らってホテルに駆け込む。 -
というわけで雨のため夕方で観光は終了、雨が止むのを待って夕食へ。
3泊したヴェネチアもこれが最後の夜。この日もいつも見ていたインターネットサイトでのおすすめを見て、向かったのはリアルトの近くのトラットリア「Trattoria Ai Promessi Sposi」。リアルト橋から徒歩10分弱。
まずは前菜、Antipasto misto。テナガエビにイワシ、タコとアドリア海の海の幸に野菜のオードブルが盛り合わせられた盛りだくさんの一品。 -
パスタはやはり、イカ墨のパスタ。初日の夜にも食べたけれど、やはりヴェネチアに来たからにはこれは食べないとという感じ。
ワインはここでも地元ヴェネト州でとれた白ワインを注文。ヴェネト州産を中心に、イタリア各地の赤白ワインがグラス2.5〜3ユーロほど、ボトルでも17〜18ユーロほどで飲めてとてもお手軽。美味しい前菜にパスタで、ワインもどんどんすすむ。 -
このお店は2008年に出来た比較的新しいお店だとか。それもあってか店内は綺麗な雰囲気だが、入口にはバルがあって一杯飲んでいるお客さんたちがいるほか、レストランのほうもテーブルはかなり埋まっている。
この日は前菜1品+パスタ2品+メイン1品の合計4品を二人でシェア。 -
メイン料理はタコの煮込み料理。料理に合わせてワインも赤ワインを注文。
綺麗だけど決して肩肘張らないアットホームな雰囲気のお店で、美味しい料理を堪能できてこの日の夕食も大満足。ヴェネチア3日間、迷宮のような町を歩き回り、そして絶品イタリアンシーフードを食べまくりました。
翌日は昼過ぎまでヴェネチアを観光した後、次の街、ヴェローナへ。
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