2009/09/21 - 2009/09/30
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なおぞう22さん
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2009年9月21日〜2009年9月30日の日程で1人でParisに行きました。
今回ももちろん、セジュール・ア・パリさんのアパルトマンに滞在する『暮らす』旅です☆
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2009.09.25(金) Paris → Provins くもりのち晴れ
◆Provins◆
http://www.provins.net/
2001年12月にユネスコ世界遺産に指定。
中世時代の歴史建造物が最も良い状態で保存されているまち。
南仏の「プロバンス(Provence)」とは違います^^
23日夜に一緒に食事した一人旅仲間(http://4travel.jp/traveler/naozo22/album/10608436/)にProvins(プロヴァン)へ日帰り小旅行する話をすると、Tさんが是非一緒に行きたい!と言ってくれたので2人で行くことになりました☆
観光シーズンから少しズレていたようで、観光客にはほとんど会いませんでした!
街はとても静かで、ゆったりとした時間が流れていました。
いつか、6月の中世祭りの賑やかなプロヴァンにも行ってみたいです。
※絵になる街なので写真枚数が多くなっています。ご了承ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8:45にOpera駅近くでTさんと待ち合わせ。
曇っていて少し風があって肌寒い朝でした。 -
メトロ7番線に乗りGare de l'Est(東駅)へ。
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「Trains」と書いてあるほうへ向かいます。
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SNCFの駅には初めて来たけど、テレビや映画などで見たことのある外国の始発駅の風景そのもの!
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カッコイイ!
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横に広い駅舎でホームがズラ〜っと並んでいて、いろんな電車が停まっています。
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前日、セジュール・ア・パリのコンシェルジュさんにどうやって行くのがいいか相談すると、zone1-6の1日券(mobilis)を薦められたので、チケット売場に行って窓口のお兄さんに「zone1-6 coupon mobilis」と書いた紙を見せて購入。(16.7ユーロ/2009年)
※2013年はZone1-5になっているようです。 -
チケットを受け取ると「ここに名前書いてね」と言われその場で記入。
たどたどしい私のフランス語にも笑顔で優しく対応してくれて安心して買えました。 -
Gare de l'Est発Provins行きの直通電車の最新の時刻表はSNCFのサイトから確認できます。
http://www.transilien.com/
画面上部の Preparez votre trajet → Fiches horaires を選択。
画面中央の『Fiches horaires en Poche』のところで『P』マークを押す。
「Telechargez le plan de la ligne P」と書いてあるところを押すとPDFで路線図を確認できます。終点がProvinsとなっている路線があるのを確認してください。
時刻表は先ほどの画面の下方にある『Fiches horaires Ligne P』のところで、「Paris Est - Longueville - Provins」と書いてある行の横のPDFで見ることができます。
「Lundi au Vendredi」が月〜金、「Samedi,Dimanche et fetes」は土日祝です。だいたい1時間に1本です。 -
時刻表で電車の時間を確認。まだホームの番号が出ていないので、近くにあるカフェで待つことに。
私はパンオショコラとカフェオレを購入♪ -
駅構内とはいえハトやスズメがたくさんパンくずを狙って動き回っていて結構怖いので、テラス席ではなく店内の窓際の席に座りました。
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目当ての電車のホーム番号が出るのを近くのモニターでチェックしていましたが、10分前になってもわからないのでカフェを出て改札の近くで待つと、5分前になってやっと17番線と表示され、待っていた乗客がゾロゾロ〜っとホームに向かいます。
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改札機に切符を通し17番線へ。
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わりとコンパクトな車両で4両編成くらい。
後ろから2両目に乗りました。 -
平日の朝だからか車内は結構空いていました。
一番後ろの車両にトイレがありましたが、Tさんが入れなかったと戻ってきたので私も一緒に見に行ってみると確かに「使用不可」の表示が・・。 -
さきほどのカフェでコーヒーを2杯飲んでしまってトイレに行きたいTさんは前方の車両を見に行き、先頭車両にもトイレがあって入れたというので私も行ってみることにしました。
先頭車両に入ると、私を見たヒスパニック系の女の子が慌ててトイレに入ってしまいました・・。
仕方なくトイレのそばで空くのを待ちましたが、全く出てくる気配がありません。 -
しかもその車両にいた仲間(姉妹?)が大声でトイレの中にいる女の子に向かって何か言ったり、途中駅で大柄の黒人の家族が乗ってきたり、段々雰囲気が悪くなってきたので、トイレの前を離れ、乗客からは死角になる場所で待っているとお姉ちゃんらしき女の子がドアをノック。
すぐにドアが開いて中に入っていた子が顔を出したのでやっと開いた〜と思ってドアに近づいていくと、私がまだ居たことに気付いたお姉ちゃんが妹を伴い一緒に中へ入って再びドアを閉めてしまったのです!!
母親らしい保護者もそばに座っているのに全く無反応で、これは完全に嫌がらせされているな〜と思い、諦めて席へ戻ることにしました・・。 -
席に戻ると間もなく終点のProvinsに到着。(パリから約1時間半)
駅舎はあまり人がいなくて閑散としていました。 -
時刻表で帰りの電車の時間を確認してから駅を出ると、駅前もロータリー以外何もなく寂しい・・。
電車から降りた人もいつの間にかいなくなっています。 -
本当に世界遺産のある有名な街なのかな?と少し不安になりましたが、とりあえず新市街に向かうことにしました。
ロータリーを突っ切って、道を向こう側に渡ります。 -
駅周辺には案内所のようなものはなかったので、事前にProvinsのHPから地図をプリントしてきておいて良かったです。
http://www.provins.net/images/pdf/2011/guide-visiteur-jap-2011.pdf
Rue H.Moreau→Rue Guyot→Rue Victor Arnoul→Rue Edmond Nocard
と歩いて行ったと思います。
※最新の地図の確認方法。
http://www.provins.net/
画面左下の「Telechargez nod brochures」の日の丸マークを押す。
開いた画面の中央「Download the Visitor's guide・・・」のところで再び日の丸マークを押すと最新の地図入りガイドが表示されます。 -
Rue H.Moreau
Provins駅から徒歩で新市街へ向かう道は下町風情漂うのどかな住宅街です。 -
小川を渡り、Rue Guyotへ。
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ポップな看板に和みます。
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人影が見えませんが猫は結構見かけました。
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静かです。
1人だとちょっと怖いかもしれません。 -
Rue Victor Arnoulへ・・
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街の中心部が近くなってきたようです。
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銀行のようです。
かっこいいですねー。 -
Rue Edmond NocardにあるMarche Couvert。
マルシェ開催日は何曜日なのでしょう? -
駅から15分程歩いて街の中心部(Place St-AYOUL)まで来ました。
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◆l'eglise Saint-Ayoul(サン・タユル教会)◆
11世紀に建設。(2009当時は改修中)
見事なブロンズの正門は現代彫刻家ジョルジュ・ジャンクロの作品。 -
少し先に塔が見えたのでそちらにも行ってみました。
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◆la Tour Notre-Dame-du-Val(ノートルダム・ドゥ・ヴァルの鐘楼)◆
16世紀に建設。サン・タユル教会から移築した鐘。
あまり高さはないけどなかなか洗練されたデザインでした。 -
旧市街に向かう方角だけ頭に入れ、裏道を散策しました。
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私たちはお互いに興味のあるところを写真に撮るために、付かず離れずの距離で歩いていましたが、一緒に行ったTさん(海外初一人旅で初フランス)はあまり警戒心がないようで、通りすがりの人によく話し掛けられて「日本語で」答えていました。
大丈夫かな??と心配していたら、アンケート調査を装ったヒスパニック系の女の子(たぶん私が電車でいじわるされた子・・)が近寄ってきたので、私は完全に無視して通り過ぎると、Tさんは「何なに〜?」と近寄ってしまったのです!!
「何か書くのかな〜?」と私に聞いてきたので、私は女の子を刺激しないよう、そちらを見ないようにして「たぶん詐欺ですからやめたほうがいいですよ」と言うと、Tさんは慌てて女の子から離れました。
でも女の子はしばらくしつこく後を付いてきて時々大声で何か言ってきたりしましたが、被害には合わずにすみました。(他にも仲間がいて別の場所でも声をかけているのを見かけました) -
その後もTさんは見るからに怪しいおじさんに「日本人?」と話し掛けられ「Oui,oui!」と嬉しそうに話し始めてしまったので、私はそばで成り行きを見ているとおじさんは「自分は神戸に住んでいたことがある」「一緒に写真を撮ろう。カメラあるか?」と、ふらつー(http://france-tourisme.net/p-trouble/p-trouble-case2.htm)で注意すべきトラブル事例で読んだような展開になってきたので慌てて「充電切れているので・・。そろそろ行かないと!」と話に割って入ってその場を離れました。
Tさんからは一緒に写真を撮りたかったと言われたし、もちろんただの話好きなおじさんだった可能性もありますが、何かあってからでは遅いので・・。 -
また古い教会が見えてきました。
◆l'eglise Saint-Croix(サン・クロワ教会)◆
12世紀に建設。1305年に火災に遭ったあと16,17世紀に再建された。
正門はルネッサンス様式。内部見学不可。
少し傾いているようにも見えるこの教会。入口の扉の彫刻は見事でした。
大きな窓のステンドグラスも中から見てみたかったです。
背後の尖塔とあいまって美しいたたずまいです。 -
教会の前にあったLa Posteの前で教会の写真を撮っていると、お買い物カゴを持った老婦人に声をかけられました。
「美しい教会でしょう?」と言われたので、本当にそうですね〜と答えると、嬉しそうな顔で教会にまつわる歴史などを少し説明してくれました。
フランス語力が低いため私は3割程度しか理解できませんでしたが、地元の方が誇りに思っている建物であることは伝わりました。 -
コルドヌリー通り(rue de la Cordonnerie)に戻りモノプリなどもある商店街を抜け、ヴァル通り(rue du Val)に入ると大きくて立派な建物が現れます。
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◆地下道と市立病院◆
国家資格を持つガイドによる地下道案内。約45分、3.8ユーロ。
この時期の平日は15時と16時の2回のみ。
地下道ガイドツアーに参加したかったですが、時間が合わなかったので入口だけチラっと見てみました。独特の空気が漂う場所でした。 -
プロヴァンは西側の旧市街(Ville Haute)と東側の新市街(Ville Basse)に分けられます。
ここからいよいよ旧市街に向けて山を上ります。 -
サン・チボー通り(Rue St-Thibault)の坂道を行くのが観光局の地図ではお薦めルートになっていますが、私達は急な階段を上って一気に上に上がることにしました。
観光客とはほとんど会わなかったですが、地元の学生達とはたくさんすれ違いました。こういう街で育つとどんな人になるのかなあ〜。 -
◆la Collegiale St-Quiriace(サン・キリアス参事会管理聖堂)◆
12世紀に建設を開始。予算不足のため、工事を中止して未完成のまま。
天井の崩落により、17世紀に円天井が建設された。
近くにあるThibault de Champagne高校の学生が、午前中の授業が終わってお昼休みで聖堂前の広場に出てきていました。 -
高台から景色を楽しみつつ歩いていると塔が見えてきました。
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◆Tour Cesar(セザール塔)◆
12世紀に建設。監視塔、牢獄、鐘楼など様々な役割を果たした。
中世プロヴァンの封建領主、シャンパーニュ伯爵家のシンボル。
入場料3.5ユーロ。(2009年)
※モビリス(切符)を提示すれば割引があったみたいです。 -
お土産売場も兼ねた小さな受付で代金を払い中へ。
狭い階段を上がります。 -
螺旋階段をのぼっていくと、見晴らし台にでました。
360度景色が見渡せます。 -
吹き抜ける風が心地よく、地平線まで続くのどかな田園風景はいつまでも見ていたいです。
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この塔や街の持つ歴史に思いを馳せます・・。
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ふと、塔のふもとを見ると20人程の団体が中へ入ろうとしていたので、彼らが上がってくる前に下りることにしました。
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塔を出て、Rue du CollegeからRue du Palaisを歩くと、旧市街中心部の広場「シャテル広場(Place Chatel)」に出ました。
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◆la Place du Chatel(シャテル広場)◆
広場の東側には「地方と職人の館(La Maison du Terroir et de l’Artisanat)」やトイレ、観光局があるので、日本語ガイドをここでもらうこともできます。 -
シャテル広場にはカフェ・レストランなどが集まっています。
4番『Aux Vieux Remparts』中庭がステキな3つ星ホテルのレストラン
16番『La Table Saint JEAN』伝統料理(水曜休)
17番『L'Angle』創作料理
18番『Au Dome』ブラッスリー、毎土曜にコンサート有り
19番『Le Petit Ecu』伝統料理
20番『La Fleure de Sel』ブルターニュ料理 -
Aux Vieux Remparts
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お腹は空いていましたが、とりあえず持ってきた地図の一番端(旧市街の西の端)にある観光案内所を目指すことにしました。
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適当に小道をくねくね曲がっていると広い1本道に出ました。道のずっと先には門が見えます。
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◆la Porte Saint-Jean(サン・ジャン門)◆
13世紀に建設。旧市街を取り囲む要塞の要。
アーモンド形の2つの塔を構え、旧パリ街道からの進入を防御する役割を果たしていた。 -
1000年近くの間外敵から町の暮らしを守り続けてきた城壁。
丘の周囲を5キロにわたって配置されている。
サン・ジャン門を出たところに観光案内所がありました。立派な建物ですが内部は薄暗く殺風景で私達以外に観光客はいませんでした。
観光案内所の中にある街の模型やお土産売場を一通り見たあと、受付カウンターにいる女の子に日本語の地図をもらえますか?とお願いすると奥から出してきて渡してくれました。それは私がHPでダウンロードしたのと同じものでしたがプリントしたものより大きいので見やすかったです。 -
◆観光列車(プチトラン)◆
旧市街地を1周約30分で回る。一日券5.5ユーロ。(2009年当時)
ここに来るまで一度も見かけなかったのでおかしいなとは思いましたが、この時期は土日祝日のみの運行でこの日は運休でした。帰りは乗るつもりでここまでやってきたのでガッカリ・・。
案内所の建物にあるトイレ(便座がないタイプ)に寄ったあと再び中世への入口のサン・ジャン門を通って先程の広場へ戻ります。 -
周囲には壕と切り立った城壁がどこまでも続いています。
門に隣接する施設で中世時代劇「城壁の時代に」(4〜7月)や「騎士伝説」(平日14時半から)などを開催していますが、時間が合わず見られませんでした。 -
◆LA FLEUR DE SEL◆
3,place du Chatel 77160 Provins 休:なし
クレープとブルターニュ名物料理。屋根つきテラス。
http://www.provins.net/Artisans/fleur-de-sel.htm
シャテル広場に戻り、お昼を食べることにしました。
平日の1時過ぎだったせいか、お店にはお客さんはいませんでした。 -
天気が良かったのでテラス席に座り、10.5ユーロのランチを注文。
【Menu Formule midi a 10,50】
1 galette complete (oeuf, jambon, fromage):ガレット(卵、ハム、チーズ)
servie avec salade verte:(グリーンサラダ付き)
1 crepe confiture au choix:クレープ(ジャムは5種類程から選択)
Boisson non comprise:(飲み物なし)
飲み物が付いていないので、別途ペリエとコーヒーも頼みました。 -
ガレットはおいしかったけどクレープはまあまあ。
観光地でこの値段だからこんなもんでしょう。 -
途中で入ってきた日本人夫婦が頼んでいたパフェがかなり大きくて気になりました☆
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トイレを借りて、14:45の電車に間に合うように駅に戻ることにしました。
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幼稚園。
セザール塔の見晴らし台から園児達が遊んでいる姿が見えました。 -
かわいい建物がいっぱいあって楽しくなります!
パリへの直通電車は1時間に1本のペースなので、乗り遅れないように気を付けて駅へ向かいます。 -
何のお店でしょうか?
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リス?
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◆La Ronde des Abeilles◆
ラ・ロンド・デ・ザベイユ「蜂蜜のロンド」というプロヴァン土産専門店。
蜂蜜のクッキー、ビール、酢や、プロヴァン名物であるバラ蜂蜜、バラジャムも豊富。 -
ここの看板はハチかな?
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4〜8月は11-19時、オフシーズンは14-19時。(火曜休)
行きがけにはまだ閉まっていたお店が帰りは開いていたので寄ってみました。優しそうなマダムがお客さんの相手をしていました。 -
rue de la Cordonnerieのモノプリに寄り、帰りの電車用に飲み物とお菓子を買い、急ぎ足で駅に戻って電車に乗りました。
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Provins発Gare de l'Est行きの直通電車は、平日・土日祝共に5〜21時の毎時45分発です。平日は、5,6,7時台の毎時15分発もあります。(2009年当時)
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15:45発に乗車。
かなり疲れていて眠くなりましたが、空いていても外国の電車で寝るのは怖いので私は頑張って起きていました。
(一緒に行ったTさんは熟睡・・^^;)
パリ東駅には17:11着。ちょうど会社員の帰宅時間でメトロはやや混んでいました。
9月で気候は最高でしたが、早くもオフシーズンに入ったProvinsは全体的に人が少なく、1人では寂しかったと思います。
パリからほんの1時間半で、ここまで違う雰囲気の街に行けるなんてフランスはすごいな〜と改めて思いました。
SNCFは清潔で快適だったので、またいろんな所にパリから日帰り旅で行ってみたいです^^*
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