2011/08/06 - 2011/08/17
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ノムチョアさん
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■8/ 8(月) 定期観光 「聖地ファティマとナザレ日帰り観光ツアー」
http://www.alan1.net/jp/europe/portugal/sg/2477/ag/11245/
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主な観光地は、月曜日休館なのが悩みの種。
そこで、リスボンから近郊の街に日帰り観光へ。
交通の便が不便な小さな街ですが、ツアーだと効率的に観光できます。
自由時間もたっぷりで、土産店への立ち寄りも1店のみ。
<行程> ★印=世界遺産
9:05〜 リスボン・ポンバル公爵広場を出発
10:15〜11:15 オビドス (自由散策)
11:50〜12:25 アルコバサ(★サンタ・マリア修道院)
12:40〜14:30 ナザレ (昼食と自由散策)
15:05〜15:30 バターリャ(★バターリャ修道院)
15:55〜16:25 ※ファティマのお土産店...教会グッズ
16:40〜17:45 ファティマ(バジリカ)
19:30〜 リスボン・ポンバル公爵広場他、希望の場所で降車
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
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-
リスボンのポンバル侯爵広場を観光バスで9時に出発し、最初の訪問地オビドスへ。約1時間余りで到着しました。
オビドスは、城壁に囲まれた小さな町です。
西門にあたる、ポルタ・ダ・ヴィラから中に入ります。 -
ポルタ・ダ・ヴィラはイスラム時代に造られ、敵の侵入を防ぐためジグザグに2重構造に工夫された珍しい門です。
中に入った途端、壁のとてもきれいなアズレージョが出迎えてくれました。
その一角で、おばあさんが布製品の店を開いています。 -
ポルタ・ダ・ヴィラを通り抜ければ、そこはもう まるでおとぎの世界。
まっ白い壁に青や黄色の線、そして上を見上げれば青い空。
このコントラストが強烈に目に飛び込んできました。 -
ディレイタ通りを真っすぐ、東の方向に歩いていきます。
狭い通りですが、お土産店が両側に軒をつられ、ガイドさんの後ろをついて行くのに、うしろ髪ひかれる思いです。 -
この通りでは店先で、観光客が立ち止まって、何かを求めている光景をよく目にします。
これは “ジンジャ” といわれるオビドスの有名なお酒で、サクランボを漬け込んだ果実酒です。
チョコレートの小さな器で気軽に飲めるので、観光客には大人気です。
(1杯=1ユーロ) -
ねっ、かわいい器でしょ。
チョコの器でお酒を飲んで、その後は器まで食べれるなんて、とってもエコ (^o^)
ただアルコール度数は、ワインよりも高いそうです。
きっと飲んだら、この後が心配なので、私は見るだけ。見るだけ。。。。 -
サンタ・マリア教会を臨むサンタ・マリア広場に来ました。
ここで、ガイドさんの説明があります。(英語とポルトガル語)
どちらの説明も全くわかりませんでしたが (^^ゞ 集合時間だけは確かめました。
この後、1時間の自由時間です。 -
まず目指したのが、城壁の東の端に位置するポサーダ・ド・カステロです。
ここは古城ホテルとして利用されており、わずか9室しかないので、なかなか予約がとれない。
しかもこの素晴らしい環境なので、ポルトガルの中で最も人気の高いポサーダとして有名です。 -
ポサーダには泊まれないけれど、折角来たので城壁の上からオビドスの街並みを見てみました。
わぁ〜、とてものどかな光景です。 -
ポサーダから西門のポルタ・ダ・ヴィラまで、来た道をゆっくりと。
坂の多い細い路地裏に寄り道しながら、オビドスの街の中を散策しました。
どこを見ても絵になる。
「谷間の真珠」 と、たとえられているのも納得です。 -
メイン通りのディレイタ通りに戻ってきました。
お土産でも見ようかな。 -
店の中に入らなくても 壁に飾られているものを見ているだけでも楽しい。
もう目移りしてしまって、どうしよう。(@_@;) -
オビドスは評判通り、とても素敵な街でした。
ここから またバスに乗って約30分、次はアルコバサに向かいます。 -
アルコバサに到着しました。
この街の見どころは、何といっても サンタ・マリア修道院です。
1989年に世界遺産に登録されました。
駐車場から修道院の壁に沿って歩いて、正面に出ます。
ただ、日差しが強いのなんの。
影を歩かないと、、、、我慢できません。 -
こちらが正面です。
しかし、大きすぎて写真におさまらない! -
教会の入口だって、大きい。
1153年、アルフォンソ?世の命により建てられたバロック様式の修道院です。
シトー会の禁欲的な規約で、装飾を排除した簡素な造りになっているのが特徴です。 -
中に入ってみると、、、本当だ。
質素すぎて、何だか教会とは思えない。 -
ただ唯一、華やかな装飾で飾られた場所があります。
それは、教会の左右に安置されているペドロ?世とイネスの棺です。
写真はイネスの棺で、側面にはキリスト誕生の画面が彫り込まれています。
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※ペドロ?世はカスティーリャ王国の王女と政略結婚したが、その侍女イネスと恋に落ち、王女の亡後、関係を公然にした。しかしカスティーリャ王国の圧力を恐れた者たちによってイネスが殺害されてしまい、ペドロ?世は即位後、その関係者を全員処刑したという悲話が残っています。
お互いの足を向けあう形でこの場所に安置されたのは、ペドロ?世の遺言によるものです。
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どの時代でもありそうな、男女の話ですね。
ただ、先に亡くなった王女様が一番気の毒な気がします。 -
さてアルコバサを後に、わずか15分でナザレの海岸に到着しました。
ここで、約5分間の写真タイムです。
あ〜、おなかがすいた。
この後、バスはどこへ行くのかしら。 -
ナザレ観光の拠点、プライア地区の高台にあるこのレストランでバスが止まりました。
昼食の申し込みをしていたアー客は ここで食事ですが、私は海岸通りまで降ります。(徒歩15分程度)
ナザレでは、たっぷり90分の自由時間です。 -
「食後は、きっとシティオ地区の展望台に行くだろうな」 と思っていましたが、残念ながら行きませんでした。 (T_T)
だったら、自由時間に行っておけば良かった!
ナザレの街の眺望を楽しみにしていたのに。。。 -
ただレストランから海岸に降りる途中、民家の隙間から見えた景色。
-
これこれ!
シティオ地区からの眺望、、、とはいかないまでも、それに近い よく似た?景色です。
寄り道しておいて良かったかも。 -
では海岸通りを目指して、坂を下って行きます。
通りの片側には、ぎっしりと乗用車が駐車しています。
海岸付近は駐車場らしき場所がないので、地元の人たちは こんなところに駐車するのですね。 -
絶壁のシティオ地区に目をやると、白壁の家並みが太陽の光で眩しい。
-
やっと海岸沿いの通りに下りてきました。
ソウザ・オリヴェイラ広場です。
ここはレストランや商店が多く、とても賑わっている場所です。
さあ、ランチしよう♪♪ -
ソウザ・オリヴェイラ広場から、海岸線のレプブリカ通りにでました。
前の道を真っすぐ進んで右に曲がると、ケーブルカー乗り場があるようです。
また右手前には、以前NHKの旅番組で紹介された小さな教会がありました。 -
後ろを振り向けば、こちらは海水浴場。
夏のバカンスを楽しむ観光客でいっぱいです。 -
日差しがメチャメチャ強いので、砂浜にはこのようなテントがズラリと設置されています。
中では読書したり、食事したり、昼寝したり。
でも細いポールで組まれた簡易テント、強風の時 倒れない? 大丈夫なの? -
今度は、ポルトガル語で「戦い」という意味の街、バターリャにやってきました。
世界遺産・バターリャ修道院を観光します。 -
1385年、スペインからの独立をかけた戦いに勝利し、その象徴として建てられた修道院で、アルコバサ修道院をモデルとしています。
ポルトガルのゴシック・マヌエル様式を代表する建築の一つです。 -
アルコバサ修道院がモデルというだけあって、中はとても質素です。
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ただステンドグラスは、とても綺麗でした。
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ほらねっ。
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古典的な模様ではなく、とても斬新なデザインなので 驚きました。
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最後の訪問地、ファティマのバジリカに到着しました。
世界的なカトリック教の聖地だけあって、30万人以上の巡礼者が集まるという広場は、とにかく でっかぁ〜い。 -
広場の左手に、人々が集まっている場所がありました。
大きめのろうそくに火をつけて、祈りながら台に置いていくようですが、ろうそくが中でこけちゃって燃え過ぎて、ほとんど火事場状態?! -
そしてその隣では、最も神聖な場所といわれる 「出現の礼拝堂」 があります。(見た目は、ただの集会所のような場所なのですが)
ここには、聖地となった由縁 「ファティマの奇跡」 と言われる逸話があります。
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第1次世界大戦中の5月13日、羊番をしていた3人の子供たちの前に突然、聖母マリアが現れ、その後5ヶ月間、毎月13日に祈りをささげるという。
その時に予言したことが実現したため、以来、人々の信仰の場となったそうです。
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だからこここでは、ガラスケースのマリア像をジッと見つめながら、静かに祈りをささげる教徒の人たちが絶えません。 -
さて、これからネオ・クラッシック様式のバジリカの中に入ってみます。
高さが65mもあるそうです。 -
大勢の教徒の前で、ちょうどミサの最中でした。
1日に数回もミサが行われているそうで、とても厳粛な気持ちになりました。 -
中央の祭壇には、絵が描かれています。
どうやら、聖母マリアが3人の子供たちの前に現れた時の様子を表しているようです。 -
バジリカの外に出ました。
両サイドには まるで羽を広げた翼のように長い廊下が続いています。 -
その廊下の中は、聖書にちなんだ絵がズラリと並んでいました。
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バジリカの正面に立って、広場を見下ろして見ました。
毎月13日の、特に5月と10月の大祭には、この広場を埋め尽くすほどの人々が集まるなんて、きっとすごい光景でしょうね。 -
広場を挟んでバジリカの対面にも とても大きな施設がありました。
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その施設の前には、ローマ法王:ヨハネ・パウロ?世の像があります。
観光客には人気の写真スポットのようです。 -
中に入ってみると、そこは礼拝堂でした。
収容人数はどれくらいなのでしょうか、かなり大勢の人々を受け入れることができるようです。
それだけ人々が集まるなんて、やはりスゴイです。 -
礼拝堂を囲む壁一面には、世界各国の言葉(たぶん聖書の言葉だと思う)が刻まれています。
もちろん日本語もありました。
あらゆるところに、聖地としての思いを感じます。 -
バジリカはとても壮大で、何かしら不思議な気分になるところでした。
「ファティマの奇跡」 ならぬ、私にも幸運の奇跡が来ないかしら? (*^_^*)
※明日はシントラに行きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- yuzutosumomoさん 2014/09/06 13:13:40
- 先日私も行きましたよ!
- こんにちは。私も行きました。でもナザレはとても行きたかったのですが行けず。こつこつ旅行記アップします。旅行記、素敵ですね、また来て脳内補完させてください。
- ノムチョアさん からの返信 2014/09/09 23:12:51
- RE: 先日私も行きましたよ!
- コメント、ありがとうございます。
>私も行きました。でもナザレはとても行きたかったのですが行けず。
そうでしたか。
ナザレは現地ツアーだったのであまり時間がなく、本当は丘の上からの町の眺望や民族衣装(7枚重ねのスカート)を着た現地の人たちを見たかったのですが。
なかなか満足のいくまで見て回るのは、難しいですね。
(常に欲が出てしまう?!)
yuzutosumomoさんの旅行記を拝見し、ポルトガルでの日々がとても懐かしく思いました。
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