2010/06/02 - 2011/06/20
3786位(同エリア4222件中)
れむさん
この日はスロヴェニアのブレッド湖からヴェネチアまでちょっと長めの電車移動。ブレッド湖からノヴァ・ゴリツァまでボーヒン鉄道で移動し、ノヴァ・ゴリツァで国境を越えてイタリアに入国、その後イタリア国鉄でヴェネチアへ。
ヴェネチアにはこの日から3泊4日で滞在し、水の都を堪能。初日はサン・マルコ寺院とその周辺をぶらぶら。夜は美味しいイタリア料理を。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ボーヒン鉄道の駅はブレッド湖の反対側の方にあるため、ホテルからブレッド湖駅まではタクシーで移動。
ホテルでタクシーを呼んでもらったら2人では明らかに大きいと思われる中型タクシーが。料金は定額制で10ユーロも取られてちょっと割高。泊まったアストリアホテルは部屋や朝食はまあまあだったけど、フロントの対応(特に上司っぽい男性の対応)が不親切で、あまりよい感じが残らず。 -
ブレッド湖駅は緑に囲まれたのどかな駅。ここからノヴァ・ゴリツァまで乗るボーヒン鉄道は標高2864mのトリグラフ山のすそ野を縫うように走っていく。コバルトブルー色の美しい川が線路に沿って流れ、山から町へと徐々に景色を変えていく美しい路線。
-
ブレッド湖駅を8時半に出て、ボーヒン鉄道に揺られること2時間弱でイタリア国境のノヴァ・ゴリツァに到着。
駅舎(写真)を出ると目の前にある広場が、もう国境。駅はイタリア側に向かって開けている。スロヴェニア側のノヴァ・ゴリツァとイタリア側のゴリツィアは実質的にひとつの街のような雰囲気。 -
駅前広場にある国境のマーク。
実際この町は国境の分け隔てなく、一体となって発展してきた町らしい。しかし今でこそ何の不自由なしに行き来できるが、旧ユーゴ圏に入っていたときは冷戦の影響で完全に分断され、行き来もできなかったらしい。ここの国境検問が取り払われたのはわずか3年ほど前の2007年末ということ。
明らかに一体化している広場をみると、ここが長い間分け隔てられていたとは想像もつかない。 -
ノヴァ・ゴリツァ駅前のイタリア側から出る市内バスで10分ほどで、イタリア国鉄のゴリツィア駅へ。
そこから再び電車に乗り、揺られること約2時間。昼食はゴリツィア駅で買ったパンを車内で。ヴェネト州の平原を走ってきた電車はヴェネチア・メストレ駅を出ると潟とを結ぶ海にできた長い一本道を走り、ヴェネチア・サンタルチア駅に到着。 -
駅を出ると、目の前に広がるのは大運河。ヴェネチア内には車が走らず、移動はすべて徒歩か船。
駅前のチケット売り場でヴァポレット(水上バス)の乗船券を購入し、宿を取ったリアルトまで移動。大動脈である大運河にはヴァポレットや水上タクシー、ゴンドラまで行き交う。運河沿いには美しい宮殿のような建物が並ぶ。大運河をヴァポレットに乗って移動するだけでも感動モノ。さすがヴェネチアである。 -
ただし陸上の移動はすべて徒歩で。石畳のうえ、無数に張り巡らされた運河を橋で渡らなねばならず、大概階段になっているため、荷物を持った移動はなかなか大変である。運河沿いの高級ホテルに水上タクシーで乗り付けるなら便利だろうけど、長旅で節約しなければならない我々は重いスーツケースをよいしょよいしょと運んで路地裏のホテルへ。
ヴェネチアでの滞在は「Residence Ca’ Foscolo」というサービスアパートメントに。3泊滞在と比較的長いので、観光に便利なリアルト地区に宿泊。 -
リアルト橋から細い路地裏を進んで200mほどのところにあるこちらのサービスアパートメント、場所はちょっとわかりにくいところにあるけど、部屋は非常に快適でした。
大きなソファのある広いリビングがあり、寝室は別室。普通に家にいるみたい。 -
きちんとキッチンも備えられていて、洗濯機もついていた。これは普通に生活ができる。
値段も一泊109ユーロとヴェネチアにしては良心的な値段。サービスアパートメントのためフロントの人は朝夕くらいしかおらず、何かあった場合は近くにある系列のホテルに行く必要があるが、全体として特に不便もなく、大変満足のホテルだった。 -
ホテルに荷物を置いた後は早速観光開始。まず向かったのはやはりサン・マルコ広場。午後という時間もあってか大勢の観光客で賑わっている。
まずはやはり街のシンボル、サン・マルコ広場から見学開始。一部外装が工事中で幕が張っているが、ヴェネチア共和国の栄華を彷彿とさせる優雅さ。
中欧のアーチの上にはザダールの門などでも見てきたヴェネチア共和国のライオン像が輝く。アドリア海沿いを旅してきて、ついにここまで来たかという感慨が。 -
下部のアーチ下には聖マルコの遺体をヴェネチアへ運ぶ一連の5枚のモザイク画が描かれている。
ヴェネチアへ来るにあたって読んだ塩野七海著「海の都の物語」に、有名な聖者を町の守護聖者とするために、イスラム教徒に奪われそうになっていた聖マルコの遺骸をアレクサンドリアから豚肉の荷に隠して運んだとある。その辺りの物語がモザイク画として描かれています。 -
教会内部はたしか写真撮影禁止だったようで、写真は残っていないが、さすがヴェネチア共和国のシンボルでありました。
サン・マルコ寺院以外にもサン・マルコ広場には元首の居城ドゥカーレ宮殿(写真)や鐘楼など見どころがたくさん。
でもやはりヴェネチア初日、まずは街をぶらついてみたいので、ドゥカーレ宮殿などのその他の見どころ見学は後日にまわして、しばしヴェネチアの街並みを散策。 -
サン・マルコ広場を取り囲む回廊のアーケード街。さまざまなお店が並ぶほか、カフェもあって、広場にテーブルと椅子を並べて生演奏が行われている。
サン・マルコ広場を見渡せる景色、そして生演奏と素晴らしいカフェなのでちょっと休もうか・・・と思って席についてメニューを見たら、席料だけで結構な値段取られるとわかってやめました・・・。サン・マルコ広場のカフェはとても歴史あるカフェらしく、それを目的として楽しむのはいい思い出になりそうだけど、ちょっと疲れたから一休みとして使うのにはちょっと敷居が高かった。 -
サン・マルコ広場から海側へ出ると、一気に視界が開け、ヴァポレットやゴンドラ乗り場が並ぶ。海上はたくさんの船が往来。その向こうにはサン・ジョルジョ・マッジョーレ島に建つ尖塔と大きなクーポラが印象的な教会が。
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ドゥカーレ宮殿の裏側にある溜息の橋は、残念ながら周囲が工事中でこんな状態に・・・。これではちょっと雰囲気も出ないけれど、修復中なのは仕方がないですね。
この状態でもやはり観光名所であるからか、ゴンドラや観光ボートはこの運河にも入っていく。 -
溜息の橋がなくても、思わず立ち止まって見入ってしまう景色がそこらじゅうにあふれている。ヴェネチアの日常の景色そのものが絵になってしまう。
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ヴェネチアの街は道が非常に複雑で、まるで迷路のよう。小路が入り組んでいるうえに、運河が張り巡らされているので、運河にぶつかって行き止まりとなってしまうこともしばしば。
とある路地に観光客が数人入っていくのでついていってみたら、らせん状の階段が美しい印象的な建物が。ガイドブックにも載っている、15世紀に建てられた宮殿だった。彷徨い歩いているとこうして思わぬ建物や景色に出会うのがまた楽しい。 -
街歩きで少し疲れてきたところで、夕食の時間。
夕食はネットで調べておいた、トラットリア「Trattoria Ca' D'Oro "Alla Vedova"」。リアルトからメイン通りStrada Novaをしばらく北上し、少し路地に入ったところにある。
予約必須と書いてあったが予約していなかったので、開店直後とほぼ同時間帯に入店し、なんとか無事テーブルを確保。入り口のバルでは地元の人々がグラスワインの立ち飲みを楽しんでいた。 -
バルで飲んでいる人たちが皆おつまみとして頼んでいたのがコロッケ。みんな食べているので、気になって自分たちも注文。地元民気分でワインとともに味わう。
ワインはハウスワインの白をデキャンタで注文。地元ヴェネト州の白ワインが出てくる。イタリアのレストランにはこうしたデキャンタや1リットル単位で注文できるハウスワインが大抵あって、ごくごく飲みたいときはこれがよいよう。 -
イタリア料理はボリュームがあるので、基本的には二人で3皿、アンティパスト(前菜)、プリモピアット(パスタ)、セコンドピアット(メイン)をそれぞれ一つずつ注文する方式で。
前菜は魚介の盛り合わせ、「Piatto misto di pesce」を注文。海の都ヴェネチアの豊富な魚介類が盛りだくさん。我々もここ数日アドリア海を離れ山のほうを旅していたので、再び魚介類の食事を満喫。ワインもすすむ。 -
パスタ料理はお目当てにしていたイカ墨のスパゲティ。これが実に絶品。イカ墨独特のコクと香りがたまらない。これと白ワインがあればそれだけで最高という感じ。
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調べたサイトでおすすめとされていたので、メインに頼んだのは牛レバーと玉ねぎの炒めもの、「Fegato alla veneziana」。右側に添えてあるのはトウモロコシの粉から作られたポレンタ。
ここのレストランはとても美味しくて(特にイカ墨のパスタ)、ヴェネチア最終日にもう一度来店することに。 -
早めに夕食に入ったこともあり、食後になってもまだ外は明るい。もう少しで日暮れだけど、まだ観光客を乗せたゴンドラが運河を行きかっている。
自分たちはジェラテリアで買ったアイスクリームを食べながら、日暮れまでもう少しだけ街を散策。 -
再びサン・マルコ広場に戻ると、なんと水浸し。
シロッコという海からの風が吹くと、水位が上昇して満潮時にはこうして洪水になってしまうことがあるらしい。通常は秋から春にかけての季節にあるようだが、こういう夏の季節にもたまにあるのかな。
観光客としては面白い光景だけど、住んでいる人には大変だろうなと。
翌日も終日ヴェネチアの街中をぶらぶら。
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