ヘルシンキグルメ案内　レストランで食べてきましたよ

2010/08/22 - 2010/08/23

　フィンランドの首都ヘルシンキのグルメ案内です。
北欧は、日本よりも物価が高く、外食すると、一人２０ユーロ以上かかります。
日本に比べて、気軽に食べられる、ファーストフードの類も少ないです。日本はやすく食べようと思えば、牛丼食べたり、パンを食べたり、ラーメンとかもあるし、ファミレスも手頃と、いろいろ外食できますよね。でも、ヘルシンキで食費を安く上げるのは、なかなか難しかったように思います。バックパッカーには辛い街です。
私も旅費を抑えるために、そんなに沢山ではないけれど、ヘルシンキで食べたものを載せたいと思います。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まず訪れたのが、「○○の歩き方」に乗っていた、フィンランド料理のお店。フィンランド１日目の夜で、右の左もわからない状態だったので、ガイドブックに載ってるお店にしました。
「zetor　ツェトル」　映画レニングラードカーボーイズの美術さんが内装をデザインしたというお店です。
中は暗く、色んな装飾がありました。バーもあったり、カジノみたいなスペースもありました。

私は食事利用でしたが、お客さんはほぼ外国人。きっと、色んなガイドブックに載っているのでしょう。
このお店正直私はオススメしません。お手洗いがとても不潔でしたし、料理の付け合わせのマッシュポテトは冷凍物で、メイン料理ももしかしたら作り置き？！と感じる物もありました。でも、料理が出てくるまでに、結構待たされます。

生ビールコーナーにあったトナカイの足の剥製。
爪がとても硬い。

私のメイン料理は、レバーソテー。
値段は１７ユーロくらいだったはず。
付け合わせは、ジャガイモとにんじんのソテーに、マッシュポテト。
でも、この付け合わせは、ジャガイモとにんじんは、冷凍？、マッシュはこのお店で作られた物じゃなくて、お湯混ぜるタイプかな？何しろ即席物の味でした。
レバーソテー自体は、普通の味かな。

レバーソテーには、ベリージャムが添えられています。
このベリージャムが肉料理に付いてるのが、フィンランドスタイル。

連れはフィンランド料理の定番中の定番、ミートボール。
どうもこの料理の付け合わせも同様だし、メインのミートボールも、作り置きっぽい味だったそう。１９ユーロほどだったはず。

私はビールも飲みました。

うーん・・・全体的に残念なお店でしたね。

楽しみにしていたレストラン、「カモメ食堂」　カハヴィラ・スオミ。
映画カモメ食堂のメイン舞台になっている食堂です。
映画の中では日本食（おにぎりとか鮭塩焼き）のお店だったけど、本当はフィンランド料理のお店です。日本語は通じません。
手頃なので、スオミのお客さんも多く、前払いで半セルフサービスなので、地元のお一人様も多いです。
お店のオーナーさんはフィンランド人で、奥様と二人で営業なさっています。超フレンドリーで、楽しい二人でしたよ。お話ずきらしく、私が英語が少し話せるとわかると、何度も話しかけてくれました。
食事を終える頃、〆にフリーサービスでパンケーキ食べない？と聞いてくれました。あげるから。と言われたけど、お料理がボリューム大で、お腹いっぱいになってしまっていたので、泣く泣く断りました。
中心地からはちょっと離れていますので、何かのついでというのは無理かも。

お店は夜の九時に閉まってしまうので、注意。土日はお休みです。

このお店は、メイン料理にはドリンクと、サラダ、パン、食後の珈琲が付いてます。お得でしょ。
私はドリンクに、自家製ビールを選びました。

お店の奥様のオススメです。
ビールと言うよりも、麦風味の甘みの少ないジュースという感じ。
はじめて飲む味です。
色も日本で売っているピルスナータイプとは全然違い、茶色に近いです。

サラダコーナーで、自分で選んだサラダ。種類はそんなに無いけど、料理に付いてます。
オーダーはカウンターでして、お金も払っちゃいます。カウンターのすぐそばにドリンクコーナーがありますので、そこで自分でチョイスして、テーブル席の中央あたりにサラダコーナーがありますので、そこでも選び、テーブルで食べながら待ちます。
メイン料理は出来次第、運んでくれます。

メイン料理が運ばれてきました。
色合いも◎。
ボリュームも多いです。

連れの料理は、ポークのソテータルタルソース。
グッド！　
メイン料理は、１５〜２０ユーロ。
でも、ドリンクも食後の珈琲も付いてるし、サラダも食べれるので、納得の値段。

私は、またまたお店の人オススメの、魚料理。
鰯よりも大きめで、鰺よりも小さいサイズのお魚。
さっくりしていて美味しかったです。
マッシュポテトも、出来合い物ではなく、手作り。

カモメ食堂、オススメできます。
映画の中に出てきたような、オシャレなインテリアではないですが。
ヘルシンキの住宅街にある、地元にも愛されているカジュアルなお店です。
オーナーさんがフレンドリーで好感持てます。

ある日のランチにやってきたのは、kaartintupa　という小さなカワイイレストラン。
地元の食べログ的なサイトで、上位にランキングしていたお店です。
ニューオープンのお店だそうです。

http://www.kaartintupa.fi/　

地図などはこのhpに載っています。
小さくて、オシャレなカフェレストランです。
お店の食器なども気を使ってて、イッタラなどの地元の製品を使っていました。
ただ、ランチメニューはフィンランド語オンリ−。
でもお店のお姉さんが、簡単に英語でメニューを説明してくれました。

外国人はあまりいません。地元のお客さんが多いです。

私はミネストローネ。
お肉は、羊でした。
私あまり羊肉は得意じゃないのですが、温かいうちに頂いたら、大丈夫でした。きっと、ローリエなどのハーブ類が入っているからかな。
ボリュームがたっぷりです。

ミネストローネには、サラダ付き。
サラダ付きで、１５ユーロくらいだったはず。

連れは、チキンサラダ。

食器はみんなイッタラ。

　この間みられなかった、ウスペンスキー寺院。
無料で入れます。
丘の上にあり、ヘルシンキの街を、一望できます。

赤茶色の煉瓦で出来ていて、屋根はタマネギみたいな形で、ドーム型。


中は、豪華！
細かい装飾がいっぱい！
この寺院のすばらしさは、聖堂の中です。

聖堂には、この階段の途中から入ります。
中は喋っちゃダメです。
写真はokだけど、フラッシュはダメです。

聖堂のなかにはいりました。
すげぇー。
ほぉーっとため息でます。

お香を焚くもの。

天井も淡いブルーで綺麗。

きっとオルガンとか弾いたら響きそう。

マリア様とイエス様。
何で出来ているんだろう・・・不思議なテカリ。

聖人がいっぱい。
ウスペンスキー寺院の中、かなり綺麗です。

有名カフェ、「フェザーカフェ・フォーラム」。
Fazer　cafe　です。
フォーラムというデパートにあるから、Fazer　cafe　フォーラムという名前になっています。デパートの最上階にあります。

Fazer　cafeは、ヘルシンキ市内に数店舗有ります。カンプの近くにも路面店があります。

このFazer　cafeフォーラムは、カフェと言うよりも、レストランです。グリルとかサラダとかエスニックとか、料理のジャンルによってコーナーに分かれていて、自分で歩きながら料理を注文して、最後にまとめてレジで会計できる、高級フードコート風。経営は同じ会社だけど。
予算は、一人２０ユーロくらいかな。食欲にもよるけど・・・

インテリアもシンプルだけど洗練されてて、席数も多く、家族連れから、一人でも色んな人が利用しています。レジのお姉さんも対応は丁寧で英語通じます。

連れのお料理は、グリルコーナーで選んだ、チキンのグリル（胸肉）。
さっぱりしてるけれど、中は柔らかい。

付け合わせに付いてたのはポテトとにんじんのソテー。
フィンランドでは、この付け合わせは、かなりメジャー。

パンは色んな種類がありました。

私は山盛りのサラダ。
ものすごい大きさのお皿です。
上にのっけるメインの具をチョイスできるサラダで、私はオリーブと、スモークサーモンを選びました。
サーモン、やっぱり美味しかったなぁ〜！

私はあと、デザートに小さな小さなチョコレートムースを食べました。Fazerはお菓子メーカーとして有名なので、チョコレート物を食べたかった。
チョコムースは、日本よりも少し甘め。

フィンランド、物価が高めなので、気軽に外食っていう訳には行きませんでしたが、美味しい物にも沢山であいました。
フィンランドで食べて美味しかったものは、オリーブに、サーモン、チョコレート、黒パン、スープ類。皆さんも美味しいものに出会えますように。