2010/06/02 - 2010/06/20
424位(同エリア535件中)
れむさん
ザグレブ経由でドブロヴニクに入り、アドリア海沿いに北上してプリトヴィッツェまでと、ここまではある程度決めていたルート。
この後はヴェネチアが次の大きな目的地だが、ヴェネチアまでのルートが決まっておらず、現地での気分や状況で決めようと先延ばしになっていた。
一つ目はアドリア海の町リエカに出て、イストラ半島を回るルート、二つ目はやはりリエカに出て、ポストイナ鍾乳洞からスロヴェニアの首都リュブリャナに行くルート、三つ目はザグレブ経由で直接リュブリャナに入り、アルプス方面に少し足を踏み入れるルート。
しばらくアドリア海沿いを旅してきたのでちょっと内陸に入ろうという気分だったのと、日数も考慮して鍾乳洞はパスしてアルプスのほうにちょっと行ってみようということになり、直接リュブリャナに出る三つ目のルートを取ることに決定。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
この日は5時半過ぎに起床。
プリトヴェッツェからザグレブに出るバスは朝の6時50分。次のバスは11時までないため、このバスに乗らないとリュブリャナ着がかなり遅くなってしまう。
始発ではなくザダールかどこかから来るバスなので、何時に来るかよくわからないため、6時半ごろからバス停に出て待つことに。 -
あまりに朝が早くて朝食も食べられない。宿の人には朝早い旨を伝えて前日に会計まで澄ませたら、朝食食べられないからと少し安くしてくれた。
まだ宿の人も誰も起きておらず、出るときもひっそりとしている。 -
ワンちゃんだけはこんな朝早くでもちゃんと起きていて、宿の人に代わってお見送りしてくれました。
-
村の入り口にはスキー場があった。リフト一本の小さなスキー場。
夏はこんなに美しい小さな村だが、冬は雪が積もるということか。プリトヴェッツェも冬になると雪に閉ざされた世界になるのだろう、きっと。
早朝にもかかわらずバス停には数人の旅行客や地元の人が待っていた。30分ほど待って、定刻より少し遅れてバスが到着。2時間半かけてバスはザグレブへ。 -
というわけで1週間前に訪れたザグレブに再び戻ってきてしまいました。ザグレブからはリュブリャナ行きの国際列車に乗るが、列車が出るまで3時間ほどあるため、荷物を駅に預けてしばしザグレブでのんびり。
まずは駅そばのベーカリーDUBRAVICAで朝食。初日にザグレブに来たとき市場で見かけたベーカリーだ。市場で見たときは市場の終了間際ということもあってほとんどパンが残っていなかったが、こちらは駅前でまだ朝なので、パンも豊富にある。 -
DUBRAVICAでパンを買い、そばにあったカフェに入って朝食にカフェとビールを注文。朝食にビール?という感じですが、クロアチア最後の食事なので、クロアチアビールを最後に一杯ということで。
こちらのカフェは正確にはDUBRAVICAのカフェではないが、飲み物頼んで飲んでいれば、一緒にパン食べていても全然問題はないようです。 -
初日にザグレブに来たときは雨模様だったが、この日は快晴。初日以外、ところどころ通り雨はあっても基本的にずっといい天気の日が続いている。
駅前から、初代国王トミスラフの騎馬像が立つトミスラフ広場をのんびりと散策しながら北上。 -
初日にも乗ったが、ザグレブ市内にはトラムが縦横無尽に走っている。新型車両もあるが、こうしたレトロな雰囲気の車両も。
バスターミナルから駅、観光地の移動もトラムと徒歩でほぼほぼ済んでしまうので大変便利。 -
ザグレブ市内観光は初日に見てしまったので、電車の時間まで街中のカフェでのんびりとくつろぐ。
この日に訪れてみたのはイェラチッチ広場の近くにあるカフェ、「オリエント・エクスプレス」。その名の通りオリエント・エクスプレスの車内をモチーフにしたとてもレトロな雰囲気。 -
オリエント・エクスプレスに乗って優雅に旅している気分で、ということで頼んだのはモエ・シャンドン。
シャンパンを味わいながら、本当の電車に乗るまでの時間、ゆったりとくつろぎます。
ザグレブからリュブリャナまでは電車で約2時間。クロアチアはEU外なので、国境を超えるときに警察がやってきてパスポートに機関車のマークの付いた可愛らしいクロアチア出国スタンプを押していった。 -
駅は街から10分ほど。駅と町の途中にあるホテルにチェックインし、さっそく散策開始。スロヴェニアはEU加盟国。ここからはユーロが使える。
ザグレブと同様、リュブリャナも一国の首都でありながら、人口は27万人ほどで、地方都市という規模。その規模が街に落ち着いた雰囲気を与えていて、ゆったりとした気分で散策ができる、でも街中は活気があって楽しいという、とてもいい雰囲気の街になっている。
白が基調の洋館風の建物が並び、向こうの山の上にはリュブリャナ城がそびえる。 -
新市街と旧市街とを結ぶ橋が三本並んで架かるこの辺りがリュブリャナ市街でももっとも賑わっている場所。
橋の向こうがこれまで歩いてきた新市街で、プレシェーレンという詩人の像が立つプレシェーレノフ広場、その向こうのピンク色の教会はフランシスコ会教会。 -
リュブリャナ城のふもとに広がる旧市街に入ると、街の雰囲気が少しひっそりとした感じになってくる。午前中はこの近くに青空市場があるのだが、それも終わってしまった時間だからというのもあるだろう。
このあたりには感じの良いお土産屋や食材店、雰囲気のいいレストランなども並んでいて、散策は楽しい。 -
旧市街の街並みを抜けると、リュブリャナ城へ至るケーブルカー乗り場がある。
こちらのエレベーターのようなケーブルカーに乗り込み数分かけて急坂を登ると、城の入り口に到着。 -
ケーブルカーの山頂駅からはリュブリャナの町なみを一望。
街の向こうに目をやると、リュブリャナの郊外にはもう森や山が広がっていて、その先にはアルプス山系につながるユリアンアルプスの山々が雪を抱いてそびえる。 -
ケーブルカーの山頂駅の目の前がリュブリャナ城。1144年に建てられたもので、美しいリュブリャナの街並みに合わせてか、城とは言ってもどちらかというと優雅な宮殿のような感じである。
行ってはみたもののそれほど多くの見どころがあるわけではなかったが、礼拝堂などは見ることができる。あとは山の上からの景色を味わうという感じでしょうか。 -
徐々に日も傾いてきて、旧市街も少し静かな雰囲気になってくる。
リュブリャナ市街の見どころは主にプレシェーレノフ広場から旧市街、そして山頂のリュブリャナ城とまわる大体こんな感じで、数時間ほどで回れてしまうほど。
のんびりと歩きながら街の中心へと戻る。 -
三本橋のかかるリュブリャニツァ川沿いに戻ってくる。
この辺りはカフェなども多く、この時間でもにぎわいをみせている。
このあとは夕食。リュブリャナは特に下調べをしていなかったので、地球の歩き方に載っていた「Gostilna Sestica」というお店に。 -
落ち着いた基調だけどテラス席などもあって、入りやすい感じのレストラン。
二人で前菜一品ずつ、メイン一品ずつの4品を注文。
前菜一品はスロヴェニアでよく食べられるというマッシュルームのスープ。マッシュルームそのままの味ですが、なかなか美味。 -
もう一品は普通にMixed Salad。シンプルだけど長旅をしていると栄養補給にも欠かせない一品。なかなかのボリュームです。(ただし7ユーロほどする。)
-
ワインはスロヴェニアのものがいろいろと取り揃えられている。
Bela krajinaという、リュブリャナから50kmほど南東に行った、クロアチア国境に近い地方産の赤ワイン。Modra Frankinjaという品種のブドウ。
スロヴェニアもクロアチア同様、地方それぞれで多くのワインが造られているようで、小さい国ではあるけれど、その土地その土地のワインをこうして味わえるのは旅をしていてとても楽しい。 -
久しぶりに内陸部に入ってきたので、ここは肉料理でしょうということで、まずはグヤーシュ。
ハンガリーで有名な牛肉とパプリカの料理だが、スロヴェニアではGolasという名前でやはりよく食べられるとのこと。旧ハプスブルグ帝国の影響下にあったこのあたりは皆食文化も通じているのだろう。
ポレンタが付け合せとして出てきた。 -
もう一品も肉料理だったが、こちらはなんだったか忘れてしまいました。
クロアチアのザグレブ同様、素朴だけど美味しい、ヨーロッパの田舎という感じの食事。やはり、ハンガリーやチェコなど中欧一帯に通ずるものがあるかな。 -
ちょっと早めの食事だったのもあって、食事が終わったけどまだ外は明るい。
街の中心、プレシェーレノフ広場に催し物用のステージが昼間から造られていたのだが、人が多く集まってきていたので何かやるのかなと思っていってみる。 -
白鳥の湖のバレエをやっていました。翌日からが本番公演で、この日はリハーサルなのだという。リハーサルは座席がなく立ち見であるかわり、誰でも無料で見ることができる。
これはラッキーと思って最前列に立って鑑賞。隣で監督さんみたいな女性の方がステージに向かっていろいろ指示を出してました。 -
たしかリュブリャナ市内か国内の劇団の公演だったかと思うが、詳しいところは忘れてしまった。でも見ていて吸い込まれるような公演で、こうして異国の地で思わぬ形でバレエ鑑賞なぞできた喜びもあって、真剣に見入っていました。
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途中休憩をはさんで1時間半ほど、結局最後まで見てしまった。
上演がすべて終わって帰るころには、ステージ上で演技していた人たちも着替えて普通の格好に戻って帰っているところだった。半日だけのリュブリャナ観光だったが、小さな首都にいろんなものが詰まっていて充実した滞在に。
翌日はユリアンアルプスに足を踏み入れて、ブレッド湖へ。
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