2011/05/13 - 2011/05/19
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アルデバランさん
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先っぽが鋭く尖った塔が特徴のソールズベリー大聖堂は市内西を流れるエイヴォン川の近くを、城壁に囲まれた「Close」と呼ばれる広大な境内を形成して、芝生の広場の真ん中に堂々たる姿を見せていました。
この大聖堂の魅力は尖塔、オリジナルのマグナカルタ、洗練されたデザインのチャプターハウス、大きなクロイスター等、数々ありますが、それにもまして魅力的なのはイギリス初期ゴシック様式の様式美だと思われます。
完成まで2〜300年かかり、種々の様式が混在して統一感のない大聖堂が多いなか、ここはお金があったんでしょうか…
40年たらずで一気呵成に建ててしまったおかげで統一感のある素晴らしい造りを見せてくれます。
さらに、その後のジェイムズ・ワイアットの大胆な改修。保守的なかの地では散々な評判だったようですが、余計な装飾や、スクリーンを取り払った貢献は大だと思います。
なんせ、この芝生のところも墓石が雑然とあったというから…
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ハイストリートの城門がありました。
ここをくぐれば大聖堂の境内です。 -
ハイストリート・ゲートをくぐってすぐ左手、カレッジ・オブ・メイトロン(College of Matrons)1682年設立の未亡人や未婚の娘たちのための施設です。
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カレッジ・オブ・メイトロンのペディメント。
笑ったライオンが… -
大聖堂の周りは整然と区画整理され、主教や幹部たちのお屋敷街になってます。
北側は芝生のスクエアになっており、ハイストリート・ゲートから入って右折するとモンペッソン・ハウスがあります。 -
クイーンアン様式の優雅なモンペッソン・ハウスは時間が早いためか、まだ開館してません。
壁につたうような枝振りの左右はモクレンの木でしょうか… -
スクエアの一角に一帯を把握できる鳥瞰図の案内がありました。
なるほどと理解できました。ありがたや、ありがたや…
大聖堂に入る前に周りをグルッとまわって見ます。 -
おっ、主教様(仮称)が広場の芝生を横切って、大聖堂にご出勤です。
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この辺りは屋敷のレンガ塀も低くて建物や庭が外からでも見え、いい雰囲気です。
スクエアの周りを反時計回りに大聖堂方面に歩きます。 -
スクエアの向こうに大聖堂の尖塔。
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次に現れたのは、「ワードロープ」ライフル・ミュージアムです。
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振り返ると、モンペッソン・ハウス…
大きな建物であることが判ります。 -
境内の街区にはお屋敷以外にこんな建物も…
大聖堂付属中学、付属高校と勝手に推測。
日本でも大きな寺院には付属の学校が隣接するからね… -
大聖堂はといえばこんな感じで、正面西壁と塔が邪魔して尖塔の迫力が伝わりません…
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ちょいと右によって見ました。
昨日のウィンチェスター大聖堂とちがって、西の正面は尖頭アーチと何十人もの像が過激なまでに施され、
相当な装飾ですが、尖塔が目立つのでそんなに気になりません… -
正面の対面には、ソールズベリー&ウィルトシャー南部博物館です。
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ソールズベリー&ウィルトシャー南部博物館の開館時間は10時からです。
スタッフがちょうど出勤してきました… -
やはり、ソールズベリー大聖堂は尖塔が売りです…
さあ、そろそろ大聖堂の中に入ってみましょう。 -
西側正面を仰ぎ見ます。
『威厳ある預言者、王、王妃、枢機卿の姿が。そして硬直せる彫像は輝きつつ立っていたのだ…』
トマス・ハーディは月光に照らされたこの彫像をみて書きました。 -
西側正面でなくサイドから入場するとクロイスターの明るく広い回廊にびっくりします。
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クロイスター回廊の壁には様々な十字が…
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こちらの天井の漆喰は最近補修されたんでしょうね。
リブ・ヴォールトの天井がキレイです。
そして、どこの石を使っているのでしょう、多少緑がかった色は芝生の色が反射しているだけではなさそうです。 -
かなり大きなクロイスターで中庭には堂々たるレバノン杉の巨木が回廊の柱のアーチの装飾と存在感を競い合ってます。
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尖塔を身近で仰ぎ見る…
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緑がかった建物の壁と鮮やかな芝生の緑が対比し、目が痛くなるほど綺麗なクロイスター
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大聖堂に入場します。
追加料金を払えばタワー・ツアーに参加でき、塔の上に登れます。
所要時間は90分です。
第一回目は11時15分スタートです。名前を登録して参加することに…
まだ、9時なので2時間もあります。
午前中には見学を終えて、次に向け出発予定でしたが、尖塔に登れるとあっては多少の犠牲はやむを得ません。 -
入場すると観光客の数と同じくらい襷をした人たちがうろうろしてます。
ボランティアの説明員で何でも教えてくれます… -
例えばこれとか…
この前で「なんだろう?」と首をかしげていると
写真を指差してマントをひろげたまま保管する箱のようです。
まあ、写真の表示で大体は想像できるけど… -
な、なんだこの歯車は…
よこの説明書きを見ると「MEDIEVAL CLOCK」
昔の時計ったって、文字盤はどこいったの?
鐘楼に備え付けられてたと書いてあるので、鐘と連動していたのかな? -
その斜め上を見上げると…
ウィルトシャー連隊旗がズラリと。
一番左のなんて1847年にガンジス川で焼けちゃたみたい… -
身廊のど真ん中に洗礼盤がありました。
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この洗礼盤は古いものでなくごく新しいもののようです。
デザインが洗練されてるもんね。 -
南側廊にあったイエスと子供たちが多く描かれたキレイなステンドグラス…
ちょうどこの下にボランティアのガイドの受付があります。 -
おやおや、仰向けに身体を硬直させたエフィジーです。
そんなに緊張しなくてもいいのに… -
聖歌隊席から西壁をみます。
柱はパーベック島から切り出した黒色の細い大理石を周りに配して、尖頭アーチの刳り型そしてリヴボールトと線の氾濫です。 -
この刳り型が身廊の空間の美しさの源となっています。
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交差廊の天井。この上に天に伸びる尖塔が建っています。
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内陣の天井には彩色した絵が描かれています。
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交差廊の4隅の柱はとてつもなく重い尖塔の荷重を受けるんでしょうね
黒いパーベック大理石が少し歪んでいるかに見えるのは気のせいでしょうか… -
で、交差廊の床を見ると…
クリスタファー・レンが塔の中心が75センチずれている事を計測した記念盤がありました。
レンじゃなくても天井から糸をたらせば判ると思うけど…
その後の補強が大事ですよね。
傾きは一応止まったみたいだけど。 -
そんでもって、交差廊の4隅の柱のうち、南側の2本の柱の台座ですが高さも違うとのことです。
それよりも、南袖廊のステンドグラスは幾何学模様でオシャレです。 -
その、4隅の柱には凛々しい姿で剣もほろろの警備員でしょうか…
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南袖廊には数種類の礼拝堂がありました。
このステンドグラスも抽象模様です。 -
北袖廊の片隅にあったプリズムガラス。
境内に住んで、ノルマンディーで亡くなった芸術家のRex Whistlerを記念して弟のローレンス・ホイスラーが作ったものだそうです。 -
聖歌隊席です。
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聖歌隊席の内陣から奥を見上げます。
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内陣の主祭壇。
遮るものがなくてさらに奥の細いパーベック大理石が林立するトリニティチャペルも見えます。 -
ステンドグラスを通じての外光と照明の柔らかい光とで大聖堂内でもこの辺りの天井は微妙な色彩を放って華麗な雰囲気を醸し出してます。
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今度は聖歌隊席から西壁を振り返ります。
18世紀の終わり、ジェイムズ・ワイアットのリニューアルにより余計な装飾や仕切りが撤去された為、聖歌隊席近辺は非常にスッキリしてます。 -
まさかこの後、あの正面西壁の2階部分のステンドグラスの真下を横切ることになろうとはつゆ知らず…
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北回廊の東にあったエドマンド・オードーリーの礼拝堂です。
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その彩色天井は微かに色が残ってました。
ここソールズベリー大聖堂では珍しく、小礼拝堂ですが装飾過多ともいえる扇形ヴォールト。 -
東端、一番奥は一般的には平面プランで見ると十字状の先にポコッと後から増築された礼拝堂で、レディ・チャペルとして聖母マリアを祀っている場合が多いのですが、ここはその東端から建築が始まりトリニティ・チャペルになってます。
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「良心の囚人たち」と呼ばれる1980年に作られた5つのステンドグラスが、その東端の壁に美しく青く光を入れています。
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トリニティ・チャペルは黒いパーベック大理石の細い柱と美しいステンドグラスと広い空間で素晴らしいのですが、祭壇がもう一つでした…
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南側廊の東突き当たりには豪華な墓がありました。
九日間の女王ジェーン・グレイの妹にして、姉ともどもかのエリザベス1世に嫌われた悲劇の女性レディ・キャサリン・グレイとその夫でエドワード・シーモアの墓です。
エドワードの方が下にあるのは尻にしかれた訳ではありません。 -
もっとも夫とはいえ、ヘンリー8世が決めた王族の結婚は王の許可を得るという承継法(破ったらなんと反逆罪!)により、エリザベス女王はこの結婚を認めなかったけど…
キャサリンはエリザベスに苛められ愛する夫との間も引き裂かれ28歳で孤独のうちに亡くなってしまったけど、エドワードは82歳まで生きたというから、
世の女性は許せないですよね、ベスとエディ… -
そして、もうひとつ彩色されたエフィジー、モンペッソン夫妻です
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南袖廊の礼拝堂をみながら、袖廊からクロイスターに出ます。
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クロイスターの回廊に出て、八角形のチャプターハウスに向かいます。
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ソールズベリー大聖堂の中でも、この八角形のステンドグラスの壁と美しい天井のチャプターハウスを有名にしているのは、現存する4つのマグナカルタのオリジナルの一つがここにあることです。
マグナ・カルタといっても絵と文字のカードが対になってる、「犬も歩けば棒にあたる…。ハイッ!とった!」のあれではありません。
大憲章のことです… -
老眼には細かすぎるくらいびっしりと書かれたマグナカルタの現物を拝んで(何が何やらさっぱりだったけど…)
タワーツアーの集合時間までもう少しあるのでクロイスターの回廊にあるショップも覗いてみます。
ショップというよりカフェのほうがメインでした… -
入場してからもう2時間。
タワーツアーの時間が近づいたので、集合場所の近くにある「大聖堂はいかにして造りしか」というミニチュアを見て予習を… -
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