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 関西には普段来る機会は少ない。かつては団体旅行とか四国、中国地方の旅行の折京都観光をすることが多かった。ン十年前高校の修学旅行で京都、奈良、大阪をめぐる関西旅行が初めてである。<br /> 今回姪の新盆を迎えるにあたって、菩提寺の総本山である、奈良の長谷寺で回向をしてもらうのが目的で、関西を訪れた。初日奈良で過ごし、翌日帰宅時間を逆算し、京都で約7時間弱ぐらいの時間内でタクシー観光をした。観光候補地を4か所を予定したが、東寺、二条城、天龍寺ともう一か所予定していたが、購入予定をしていた京都の名産品は店売りだけで、通常の土産品店には置かれていないことが判明し、急遽タクシーの乗務員に調べててもらい、その本舗に飛んだ。タクシー観光も大手タクシー会社の運転手であれば、多分そんなサービスは受けられなかったかもしれない。ネットで調べた個人タクシーであったことが大正解の結末であった。無論購入した商品をお礼として受け取ってもらった。タクシーの乗務員は京都生まれ、京都育ちであったが、老舗本舗を知らなかった。今後の業務で、お客さんに紹介できることを喜んでいた。<br /> さて、長谷寺、東寺、二条城をすでにUPしているので、天龍寺をご紹介したい。<br /> 天龍寺は家の宗派とは全く異なる、臨済宗天龍寺派の大本山である。紅葉の名刹として知られるが、もうひとつ借景の庭として知られ、借景の代名詞となっている名刹である。<br /> 天龍寺には庭に大きな曹源池がある。この曹源池の周囲はもみじやその他の木々があり、特に紅葉の時期は美しく、紅葉の名所になっている。名勝曹源池の庭園は後方の山の常緑に抱かれている。それこそ広大な庭園になっている。曹源池を抱いている山こそ嵐山で、この曹源池の庭園と嵐山とは距離的にかなり離れているのであるが、不思議なことに一体であるがごとく目に映る。これが借景で、全く別物である嵐山と曹源池の庭園が一体であるがごとく見えるように設計されているのである。つまり曹源池の庭園が嵐山を借景しているのである。<br /> また、嵐山自体は何の変哲もないない山であるが、京都のシンボルとなっている所以であろう。<br /> 今回天龍寺を訪れてついていたのは、天龍寺の雲龍図が見られたことである。雲龍図とは縦10.6m、横12.6mの堂の天井に「八方睨みの龍」が描かれている。この八方睨みの龍は春秋2回、春は3月5日〜5月8日まで参拝でき、ついていたと言うのは、入館したのが最終日、5月8日であったことである。たまたま偶然で、前もって調べて訪れたわけではなかったが、タクシー乗務員の計らいで参拝できたと言うわけである。<br /> 八方睨みの龍は加山又造画伯によって描かれているもので、堂の中に入ってどこから見ても自分に向かって睨んでいるように見える。不思議な龍の図である。<br /> 天龍寺の裏側は広大な竹林が広がり散策路が続いている。タクシーは散策路の終点近くに廻ってもらい、しばし竹林の中を散策して楽しんだ。<br /> 竹林の終点近くに「大河内山荘」の入口がある。大河内山荘は広大な庭があり、天竜寺と同じく嵐山が借景にした設計であると聞いているが、帰り時間の制約で今回タクシーには嵯峨野を廻ってもらい、瀬戸内寂聴さんの館を外から眺め、京都駅に戻った。<br />

天竜寺と借景

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2011/05/08 - 2011/05/08

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na1430

na1430さん

 関西には普段来る機会は少ない。かつては団体旅行とか四国、中国地方の旅行の折京都観光をすることが多かった。ン十年前高校の修学旅行で京都、奈良、大阪をめぐる関西旅行が初めてである。
 今回姪の新盆を迎えるにあたって、菩提寺の総本山である、奈良の長谷寺で回向をしてもらうのが目的で、関西を訪れた。初日奈良で過ごし、翌日帰宅時間を逆算し、京都で約7時間弱ぐらいの時間内でタクシー観光をした。観光候補地を4か所を予定したが、東寺、二条城、天龍寺ともう一か所予定していたが、購入予定をしていた京都の名産品は店売りだけで、通常の土産品店には置かれていないことが判明し、急遽タクシーの乗務員に調べててもらい、その本舗に飛んだ。タクシー観光も大手タクシー会社の運転手であれば、多分そんなサービスは受けられなかったかもしれない。ネットで調べた個人タクシーであったことが大正解の結末であった。無論購入した商品をお礼として受け取ってもらった。タクシーの乗務員は京都生まれ、京都育ちであったが、老舗本舗を知らなかった。今後の業務で、お客さんに紹介できることを喜んでいた。
 さて、長谷寺、東寺、二条城をすでにUPしているので、天龍寺をご紹介したい。
 天龍寺は家の宗派とは全く異なる、臨済宗天龍寺派の大本山である。紅葉の名刹として知られるが、もうひとつ借景の庭として知られ、借景の代名詞となっている名刹である。
 天龍寺には庭に大きな曹源池がある。この曹源池の周囲はもみじやその他の木々があり、特に紅葉の時期は美しく、紅葉の名所になっている。名勝曹源池の庭園は後方の山の常緑に抱かれている。それこそ広大な庭園になっている。曹源池を抱いている山こそ嵐山で、この曹源池の庭園と嵐山とは距離的にかなり離れているのであるが、不思議なことに一体であるがごとく目に映る。これが借景で、全く別物である嵐山と曹源池の庭園が一体であるがごとく見えるように設計されているのである。つまり曹源池の庭園が嵐山を借景しているのである。
 また、嵐山自体は何の変哲もないない山であるが、京都のシンボルとなっている所以であろう。
 今回天龍寺を訪れてついていたのは、天龍寺の雲龍図が見られたことである。雲龍図とは縦10.6m、横12.6mの堂の天井に「八方睨みの龍」が描かれている。この八方睨みの龍は春秋2回、春は3月5日〜5月8日まで参拝でき、ついていたと言うのは、入館したのが最終日、5月8日であったことである。たまたま偶然で、前もって調べて訪れたわけではなかったが、タクシー乗務員の計らいで参拝できたと言うわけである。
 八方睨みの龍は加山又造画伯によって描かれているもので、堂の中に入ってどこから見ても自分に向かって睨んでいるように見える。不思議な龍の図である。
 天龍寺の裏側は広大な竹林が広がり散策路が続いている。タクシーは散策路の終点近くに廻ってもらい、しばし竹林の中を散策して楽しんだ。
 竹林の終点近くに「大河内山荘」の入口がある。大河内山荘は広大な庭があり、天竜寺と同じく嵐山が借景にした設計であると聞いているが、帰り時間の制約で今回タクシーには嵯峨野を廻ってもらい、瀬戸内寂聴さんの館を外から眺め、京都駅に戻った。

交通手段
新幹線 JR特急 私鉄
  • これぞ借景の真髄<br />曹源池を囲む緑の木々は天竜寺の庭。後方緑の山は嵐山<br />双方の緑は庭の前景と嵐山の後景の間は距離的にかなり離れているが、一体の庭に見える。庭を設計するうえで、計算された、いわゆる借景である。<br /> 嵐山を後景にした借景の庭はこのほかにも多くみられる様であるが、京都を代表する借景である。

    これぞ借景の真髄
    曹源池を囲む緑の木々は天竜寺の庭。後方緑の山は嵐山
    双方の緑は庭の前景と嵐山の後景の間は距離的にかなり離れているが、一体の庭に見える。庭を設計するうえで、計算された、いわゆる借景である。
     嵐山を後景にした借景の庭はこのほかにも多くみられる様であるが、京都を代表する借景である。

  • 嵐山と曹源池の庭

    嵐山と曹源池の庭

  • 曹源池 紅葉の時期に来てみたい。

    曹源池 紅葉の時期に来てみたい。

  • 曹源池を囲む木々。もみじ、マツ、その他広葉樹

    曹源池を囲む木々。もみじ、マツ、その他広葉樹

  • 曹源池

    曹源池

  • 曹源池と庭

    曹源池と庭

  • 曹源池と嵐山

    曹源池と嵐山

  • 曹源池と嵐山

    曹源池と嵐山

  • 曹源池

    曹源池

  • 曹源池

    曹源池

  • 曹源池と嵐山

    曹源池と嵐山

  • 天竜寺と曹源池

    天竜寺と曹源池

  • 天竜寺境内

    天竜寺境内

  • 門の内側が天竜寺

    門の内側が天竜寺

  • 天竜寺境内

    天竜寺境内

  • 天竜寺の裏に続く竹林

    天竜寺の裏に続く竹林

  • 大河内山荘入口<br /> 名優大河内伝次郎の別荘<br /> 

    大河内山荘入口
     名優大河内伝次郎の別荘
     

  • 大河内山荘も嵐山を背景に庭が造られていると聞いている。

    大河内山荘も嵐山を背景に庭が造られていると聞いている。

  • 素晴らしい竹林の散策路である。

    イチオシ

    素晴らしい竹林の散策路である。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 一歩人さん 2011/10/03 06:45:07
    竹林のラストは秀逸でした
    na1430さんへ
    ふ、ふ、竹林と人とのコントラストが素敵でした。
    手前の竹林は迫ってくるようで。
    ふ、ふ、ご訪問と投票ありがとうございました。
    増上寺は、お江ブームでした。
    東京タワーも大門一帯が熱気を帯びているようでした。
    原宿駅は青春時代を懐かしみ楽しかったです。
    ふ、ふ、次は二条城を訪問します。
    失礼しま〜す♪

    na1430

    na1430さん からの返信 2011/10/05 09:49:33
    RE: 竹林のラストは秀逸でした
     一歩人さん
     お立ち寄りありがとうございました。

    > na1430さんへ
    > ふ、ふ、竹林と人とのコントラストが素敵でした。
    > 手前の竹林は迫ってくるようで。
    > ふ、ふ、ご訪問と投票ありがとうございました。

     竹林のワンショットおほめ頂きありがとうございます。京都は思いついた時出かけますが、今回も(と言っても5月のことですが)ついでに時間を作って、京都観光しましたが、天竜寺は初めて行きました。
     天竜寺は禅寺で禅宗特有の庭を持っていますが、借景の方が人気があるようでこの日も大勢の観光客が借景に見入っていました。竹林の散策路もわずかな距離ですが、京都の匂いがしました。


     > 増上寺は、お江ブームでした。
     > 東京タワーも大門一帯が熱気を帯びているようでした。
    > 原宿駅は青春時代を懐かしみ楽しかったです。
    > 失礼しま〜す♪

     私は昭和の末期から平成の初めまで約5年ほどですが、東京勤務時代がありました。
     増上寺の品川より隣地に(株)コクド(当時堤義明氏がオーナー)が経営するゴルフ練習所があり、よく通いました。今ホテル名は思い出せませんが、巨大なホテルが建っていると思います。気の向いたとき1〜2度お参りしたことがあります。

     原宿の駅懐かしいです。
     明治神宮入口に渡る橋(名前は思い出せない。)の先反対側に(株)コクド(昔は国土計画と言った。)の本社があり、東京へ転勤する前、2〜3か月に1度ぐらいの頻度で何回か所用で訪問したことがあり、また東京在勤中は、明治神宮参拝に原宿の駅を利用しました。・・・懐かしい。

     東京での勤務中、観劇(歌舞伎、森光子が出演する芸術座など)寄席(鈴本、浅草演芸場、新宿末広亭など)に通いました。今でも忘れられず年に数度出かけます。正月は東京で2〜3日、歌舞伎、寄席で過ごします。

     時折お邪魔すると思いますが、どうぞまたお立ち寄りください。
     ありがとうございました。

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