2010/09/08 - 2010/09/08
626位(同エリア3037件中)
SUR SHANGHAIさん
- SUR SHANGHAIさんTOP
- 旅行記919冊
- クチコミ6826件
- Q&A回答49件
- 5,825,188アクセス
- フォロワー234人
旦那と一緒に訪れたバルト三国の後、別行動になったSUR SHANGHAIは一人ハンガリーの首都ブダペストへ。
前回2008年に旦那と来た時にはドナウ川を挟んでペスト側の大きなホテルに泊まったから、今度はブダ側の王宮の丘にある小さいホテルにしてみよう。
一人だとそのほうが気が楽だし、これで王宮の丘もじっくり見て回れそう。
前回は脚の故障が出て思うように歩けなかったけれど、今回は何の故障も無し。
2008年のリベンジも兼ねてあちこち歩いてみます。v(`ゝω・´)
ここではまず、ブダ側の王宮の丘にあるマーチャーシュ教会をご紹介しようと思います。
表紙の画像は、雨に煙る王宮の丘の街並みとマーチャーシュ教会。
●備忘録: ブダペストには数泊したので、マーチャーシュ教会関連の画像はこの日の旅行記にまとめます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
マーチャーシュ教会は、ドナウ川を挟んでブダ側の王宮の丘の上に立つ教会。
ペスト側から見ると、天を突くようなゴシック様式の塔がとても印象的。
王宮の丘には、そのほかにも漁夫の砦、地下迷宮、王宮などの見所が多数。
少なくても半日は時間を割いて訪れてみるといいですよ。
お勧めの移動方法は、くさり橋近くから王宮の丘の斜面を上って行くケーブルカー。
2010年9月上旬現在のケーブルカー情報は、下記のクチコミの通りです。
王宮の丘と、くさり橋近くの麓を結ぶケーブルカー
http://4travel.jp/overseas/area/europe/hungary/budapest/tips/10161621/ -
王宮の丘の三位一体広場とマーチャーシュ教会。
左の画像は、今回泊まったBURG HOTEL BUDAPESTから見たマーチャーシュ教会。
BURG HOTEL BUDAPESTは、王宮の丘の見所は徒歩でも回れる立地のよさ。
部屋は質素ですが、立地がよくて安心して清潔に泊まれるなら豪華さは求めないと言う方には十分にいいと思います。
せっかくなので、マーチャーシュ教会と三位一体の像の全体が目の前に見えるお部屋を頼むと最強。
このホテルに付いてのクチコミは下記に投稿済みです。必要な方はご覧ください。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/hungary/budapest/tips/10160964/
マーチャーシュ教会は、前回2008年の中旬に訪れた時には塔部分が全面的に補修工事中だった。右手の画像がその時の様子。
比べてみると、2010年のマーチャーシュ教会はずいぶんすっきりしたのが一目瞭然。 -
BURG HOTEL BUDAPESTから見たマーチャーシュ教会の一部。
画像右手前に見えているのは、三位一体広場に立つ三位一体の像。
中世のヨーロッパに蔓延して猛威を振るったペストの終焉を記念して建てられたそうです。
ペストの終焉を願ったり記念した建造物は、今もヨーロッパのあちこちに残っている。
それだけ恐れられて、影響力の強い疫病だったペスト。
このブダペストでも、その状況は同じだったようです。 -
さて、前回のブダペスト訪問でも印象に残ったマーチャーシュ教会の内部を今回も訪れてみます。
内部の装飾が見事なんですよ。
この時のチケットは700フォリントだったような。
チケット売り場は、教会そばにある≪漁夫の砦≫脇のブースでした。
この画像だと右手。
≪漁夫の砦≫は、マーチャーシュ教会と隣接している見所で、この画像でもそのとんがり屋根が二つ見えています。
≪漁夫の砦≫については、そのうちに別編でご紹介しようと思っています。 -
マーチャーシュ教会に入った所にある壁画がまず見事。
内部の撮影OKでした。
マーチャーシュ教会は、13世紀半ばにベーラ4世によって建てられたロマネスク様式の教会。
元々は聖処女マリアに捧げる教会だったので、正式名は聖処女マリア教会と言うんだそうです。
その後、15世紀になってから、マーチャーシュ1世がゴシック様式の塔を増築したことから、マーチャーシュ教会と呼ばれるようになったのだそう。
何だか安易な名付け方 (^^ゞ、と思ってしまいますが…、 -
…マーチャーシュ教会の歴史の方は複雑怪奇。
1541年にはオスマン・トルコに占領されて、モスクに変身させられた事もあったマーチャーシュ教会。
カトリック教会に戻ったのは、オスマン・トルコが撤退した1686年の事だったのだそう。
モスクとして存在していた時間も長いマーチャーシュ教会。
当時はアザーンが響き渡っていたのかと思うと、不思議な気分。 -
イチオシ
マーチャーシュ教会内部の見事な壁画や天井画。
カトリック教会に戻った後も、一時期はバロック様式に建て替えられたと言うマーチャーシュ教会。
今見られるようなゴシック様式に復元されたのは1800年代後半で、建築家シュレック・フリージェッシェという人物が手がけたんだそうです。
モスクに変身させられていた時には、塗り込められていたというフレスコ画。それも一緒に復元されたのかな? -
マーチャーシュ教会の壁画の一部。
この壁は、前回のブダペスト訪問の時にも見つけて撮ったっけ。
上に出した壁画や天井画もそうですが、色模様がずいぶんエキゾチック且つ異教的だと思いませんか。
この植物の模様も、モスクでよく見るアラベスクのよう。
モスク時代だった時の影響なんだろうか。
無知なSUR SHANGHAIでございます。<(_ _)>
2008年9月のマーチャーシュ教会周辺訪問旅行記と比べてみたい方は下記も併せてご覧ください。
★ヨーロッパあちこち(11) −王宮の丘のマーチャーシュ教会周辺へ
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10372208/ -
マーチャーシュ教会の主祭壇方向を見る。
壁画や天井画の重厚な色模様とバランスを取っているかのようにステンドグラスは結構質素。
闇の中に浮かび上がる姿が何とも言えず神々しい。 -
マーチャーシュ教会のステンドグラス。
形も模様もシンプル。
壁や天井の重厚な色模様の中ではすっきりと見えるデザイン。 -
マーチャーシュ教会の内部。
SUR SHANGHAIが好きなのは、主祭壇に向かって右手にあるこの小さい祭壇。
椅子に座って見上げると、信仰心の無いSUR SHANGHAIでもずっと眺めていたいキリスト像やピエタがあった。 -
マーチャーシュ教会の内部。
柱や階段の装飾も、教会とは思えないエキゾチックな色模様。
エスニックな織物生地を連想させる。 -
イチオシ
マーチャーシュ教会内部。
フェンスに取り付けられたカタカナの キ に似た紋様は、十字架の一種のダブル・クロス。横腕が2本付いています。
ハンガリーの古い時代の国旗や、現在の軍旗などにもダブル・クロスが出て来ますよ。
次のウィキペディアのページに、オーストリア・ハンガリー帝国時代の国旗から現代のハンガリー国旗まで、変遷していく国旗の図解が出ているので、興味のある方はどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%97%97 -
マーチャーシュ教会の片隅に並べてあった楽譜。
マーチャーシュ教会は音響効果にも優れた建築なので、コンサートもよく開かれるようです。
興味のある方は、事前にイベント・チェックして行くといいですよ。
マーチャーシュ教会のサイトはこちら。
http://www.matyas-templom.hu/eng/index1.html(英語版)
画面左側に出てくる花模様の彫刻にポインターを合わせると、メニューが色々出てきます。コンサート情報あり。 -
マーチャーシュ教会内部。
丸く窪んでいくこのステンドグラスのデザインはおもしろい。
2008年に来た時にも見つけて、ずいぶん珍しい形だと思ったっけ。 -
マーチャーシュ教会の小さい祭壇の中にあった人物像。
マーチャーシュ教会建設に関係のあった歴代の王たちなんだろうか。
間違っていたらお許しを〜。<(_ _)> -
マーチャーシュ教会内部にあるベーラ・チャペル。
フェンスがあって内部には入れないんですが、ここにはべーラ三世と最初の妻が葬られているそうです。
その横たわった石像の一部がフェンスの隅間から見えました。 -
2008年に来た時にも見つけて、不思議な気分に浸った像。
ミステリアスな微笑を浮かべる彫像。
この彫像の肌の色が濃いのは、単に材質が古びたせい?
マーチャーシュ教会がオスマン・トルコ時代を経験した事と関係あるのかも?
…想像は尽きない。
そうそう、この彫像のそばにはギフト・ショップがあって、マーチャーシュ教会関連グッズも購入可。
ちょっと覗いていくといいですよ。 -
マーチャーシュ教会の内部。
時折団体さんが入って来る以外は、静謐な空間に包まれる。
フェンスの向こうの人影。
忍びやかな足音がここまで聞こえてくる。 -
マーチャーシュ教会のほの暗い片隅。
シンと心を落ちつかせる空間。
人の心に影響を与える建築ってすごいと思う。 -
教会内部の見学はここまでにして、あとは夕暮れから夜のマーチャーシュ教会がある街並みのご紹介。
王宮の丘の上にはあんまりコンビニ的お店が無いんですが、マーチャーシュ教会から100mほど離れた所に小さいスーパー発見。
旧市庁舎のすぐお隣で、この画像にはマーチャーシュ教会も一緒に写っています。
英語でもGROCERY STORE CBAという看板が出ているのが目印。
小さいスーパーなので品揃えはとてもいいと言うわけには行きませんが、飲み物やスナック、日用品のとりあえずの物が手に入ります。
果物や野菜もちょっと置いてある大き目のコンビニと思えば正解。
お土産になりそうなお菓子や調味料など探してみるといいですよ。
月〜金曜日の営業は7:00〜20:00、
土曜日の営業は8:00〜20:00、
日曜日の営業は9:00〜18:00と出ていました。 -
青い闇に包まれ始めたマーチャーシュ教会。
そろそろ街の灯りも点り始めた頃。
2008年の9月中旬もそうだったように、2010年9月上旬も雨が降ったり止んだりの天気だったブダペスト。
でも、こういう古い街では、その方が歴史の重みを感じさせてくれる。
濡れた路面に反射する灯りの色も風情あり。 -
マーチャーシュ教会もある夜の街並み。
この画像の左手に写っている建物は≪RUSZWURM ルスヴルム≫という老舗のケーキ屋さん。
夕方からはクローズしてしまうお店なので、昼間の散策時に訪れてみるといいですよ。
レトロなショーケースにケーキが並んでいるこぢんまりとしたお店。
クリーム大好きの方なら、RUSZWURM KREMES(ルスヴルム・クレメーシュ)という名物のお菓子を試してみては?
サクサクと軽くて薄いパイ皮にクリームが挟んであると言うより、まろやかな味わいの厚いクリームの上下にパイ皮があると言うほど、クリーム主体のお菓子でした。
このお店のサイトはこちら。http://www.ruszwurm.hu/ 英語版もこのページから選べます。
PICTURES OF CAKESのページには、上記のRUSZWURM KREMES(ルスヴルム・クレメーシュ)の画像も出てきます。
所在地はSZENTHAROMSAG U.7。 マーチャーシュ教会寄りの角にBURG HOTEL BUDAPESTがあるのが目印。 -
ライトアップされた三位一体広場。
右手に見えているのが、この旅行記の出だしでもご紹介した三位一体の像。
後ろにそびえているのがマーチャーシュ教会。
昼に見るのとは雰囲気が全然違います。
出来れば、夜に入ってからの王宮の丘も歩いてみるといいですよ。 -
イチオシ
ちょっと角度を変えて見上げてみた三位一体の像とマーチャーシュ教会。
漆黒の空に浮かび上がる金色の尖塔が印象的。 -
マーチャーシュ教会の外観は、夜に入ってからのライトアップされた姿がいいなあと思うSUR SHANGHAI。
ぐるりと一回りして、あちこちのアングルから眺めてみては?
急角度の屋根のカラフルな装飾を見て、ウィーンにあるシュテファン寺院の屋根を思い出す人は多いかも。 -
夜に入って雨が降り出したブダペスト。
ホテルまであと少しなのに…。
駆け込んだ先のカフェ・バーにはこんなガラス張りの大きい窓があって、思わぬ所で映画の1コマのようにきれいな夜景に出会った。
画像奥のマーチャーシュ教会の灯りがにじんで見える。
雨の夜も捨てたものじゃないね。(*^。^*) -
SUR SHANGHAIが飛び込みで入ってみたカフェ・ミロ。
ユニークな形のテーブル類のインテリアがおしゃれ。
お酒も出すお店だと、どんなお客さんがいるか気になって1人では入りにくかったりしますが、このお店は2方向の壁が大きなガラス張りの窓。
中の様子もよく見えて、安心して入店できました。
思った以上に居心地がよくて、上に出した画像のように窓側席からの雨の眺めよし。
食事も出していたので、グラーシュを頼んでみたSUR SHANGHAI。
お値段はいくらだったかな。さらりとした仕上がりのグラーシュでした。
カフェ・ミロの所在地: l. Uri u. 31。上の方でご紹介したケーキ屋さん≪RUSZWURM ルスヴルム≫から100m位。
営業は9:00〜24:00までだそうです。 -
カフェ・ミロの窓側席に陣取って、しばらく眺めてみたマーチャーシュ教会方向の夜景。
このお店は十字路の角にあって、雨の中を行き交う車や人の様子がにじんだ幻のように見えました。
屋外席もあったので、お天気のいい日はそちらに座ってみるのもいいかもです。 -
雨の中、このカフェ・ミロ目指してやって来るカップルもいた夜。
-
イチオシ
もう1枚、もう1枚とカフェ・ミロの窓越しに撮り続けた夜景。
ライトアップされたマーチャーシュ教会が一際光り輝く雨の中。 -
傘を差して、足早に通り過ぎる人も絵になる雨の夜。
さっきから写真を撮ってるけど、カメラマン?
…とカフェ・ミロの店員さんに聞かれたSUR SHANGHAI。
いえいえ、想い出写真を撮るのが好きなだけです〜。(^^ゞ -
これから家に帰るのかなという感じの人が増えてきた。
傘は無いけど、フード付きのジャケットでよかったね。
手に持ったスーパーの袋に、この人の生活を感じたSUR SHANGHAI。 -
自転車でカフェ・ミロの前をス〜ッと通り抜けていく人も雨と闇ににじむ。
-
一段と雨脚が強くなって、外の街並みもマーチャーシュ教会の塔も点描画のようになった夜。
また一組、このカフェ・ミロにやって来たカップル。
いつの間にか回りはカップルだらけ。(;^ω^) ハハハ…
1人旅は気楽だけど、こういうシチュエーションになった時が辛いのよね〜。(−−〆)
雨脚の具合を見て、SUR SHANGHAIはホテルのお部屋に帰ろうと思います。
この旅行記のタグ
関連タグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ペコリーノさん 2011/09/05 10:25:50
- 素敵な写真に魅せられて。
- SUR SHANGHAIさん、こんにちは。
表紙の写真、素敵ですね〜。最初は雨じゃなくて、イルミネーションなのかと思ってました。雨もまた素敵・・・。
この秋、ブタペストに行く予定なので、旅行記にお邪魔させていただきました。
実は、夜景も見たかったので、わざわざ旅行時期を10月にしたのです。
ブタペストの情報を参考にさせていただきます。
いや〜この旅行記、ブックマークしようっと。
ペコリーノ
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2011/09/05 19:53:20
- RE: 素敵な写真に魅せられて。
- はじめまして。
ご訪問、ありがとうございます。(*^。^*)
ブダペストは、中世の雰囲気も夜景も美しい街。
晴れても降っても、それぞれに違う風情が楽しめますよ〜。
ペコリーノさんも、あちこち歩いて気に入りの場所を見つけてください。
素敵な旅になるといいですね。(*^。^*)
> SUR SHANGHAIさん、こんにちは。
>
> 表紙の写真、素敵ですね〜。最初は雨じゃなくて、イルミネーションなのかと思ってました。雨もまた素敵・・・。
>
> この秋、ブタペストに行く予定なので、旅行記にお邪魔させていただきました。
> 実は、夜景も見たかったので、わざわざ旅行時期を10月にしたのです。
>
> ブタペストの情報を参考にさせていただきます。
> いや〜この旅行記、ブックマークしようっと。
>
> ペコリーノ
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ブダペスト(ハンガリー) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ブダペスト(ハンガリー) の人気ホテル
ハンガリーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ハンガリー最安
567円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
35