2011/08/17 - 2011/08/19
1092位(同エリア2526件中)
youさん
この夏のドイツや中欧は、訪れた週から気温が上がり連日35−38度と猛暑でした。なのでベルリンでは街歩きは控えてペルガモン博物館を訪れました。トルコのペルガマに存在していた古代ギリシャ時代のゼウス大祭壇が再建されていて圧倒されました。表紙の写真は博物館内に再建されているゼウス大祭壇。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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ペルガモン博物館へは、ツォー駅前から路線バス100番を利用して向かいます。2時間有効2.1ユーロ。市内の主な観光地を廻るので便利です。2階建バスの2階もほぼ満席状態でした
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ベルリン大聖堂が見える停留所で下車します。
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博物館の島を見ながらペルガモン博物館に向かいます。
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ペルガモン博物館の正面です。博物館に不釣り合いなタンク風建物の工事中です。タンクの脇を廻って入口に向かいます。並ぶことなく即チケットが購入出来ました(14ユーロ、シニア10ユーロ)。
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荷物はロッカーに預け(コイン返却方式で実質無料)、日本語のオーディオガイド(無料)を借りて中に入ります。いきなりゼウス大祭壇の展示室で圧倒されます。
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トルコのペルガマ遺跡の全体像をまず模型によって確認します。劇場の右側がゼウス大祭壇で、これを見ると大祭壇の階段は山の下り斜面側に向いて設けられていることが分かります。
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こちらはトルコのペルガマ遺跡で、手前が斜面に沿って作られている劇場、その上方奥の木が見える部分がゼウス大祭壇のあった場所です(2005年8月撮影)。
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こちらは、現地のゼウス大祭壇跡(2005年8月撮影)。手前に階段が残っていますが、これは博物館で見られる正面階段とは違っているようで、どうもスケール感覚が一致しません。
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祭壇左翼の彫刻です。沢山の彫刻や基壇等を現地から運んだことも、それらを組み合わせて元の姿に復元したのも驚きです。
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基壇の彫刻
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祭壇右翼の彫刻、ギリシャ神話中の女性が敵をやっつけている場面を描いているとか
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階段側壁の彫刻。
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祭壇の階段に上って振り返って見ます。規模が大きいことが分かります
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祭壇の向い側や横の壁面には、祭壇の後側になってしまった部分などの彫刻が展示されています。
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祭壇の列柱。オーディオガイドに案内の番号をインプットし、最初に全体の説明を、更に詳しく知りたい場合はボタンを押して詳細部分の説明を聞きながら順次鑑賞します。
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祭壇床のモザイク画です。
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ギリシャ時代の壺等も展示されています。
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祭壇内にはオオカミの乳で猿や子供が育てられている様子を表している彫刻がありました。ローマにも同じような像がありました。昔はオオカミと人とは共存していたのです。
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左隣の展示室に入ります。こちらには、祭壇への玄関口にあったアテナ神殿が展示されています。
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モザイク床です。
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ライオンの口から雨水が落ちるようになっている長押部分。レバノンのパールベック遺跡にも同じ構造のものがありました。
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大祭壇のある展示室の右隣の展示室に入ります。トルコ西岸部、エーゲ海の古代都市ミレトゥスにあった「ミレトゥスの市場門」が復元されています。
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古代都市ミレトゥスの模型です。「ミレトゥスの市場門」は右上奥にみられます。
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門を見上げてみます。繊細な彫刻群です。
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展示室床のモザイクです。 ミレトゥスは紀元前3−4世紀頃から栄えた街といいますが、芸術文化の高さが伺えます。
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門に対峙して展示されているバルコニーのある神殿を見上げます。この建造物が街のどこにあったのか、模型で確認しても分かりませんでした。
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バルコニーから再度向いにある「ミレトスの市場門」を見てみます。規模が大きいことが良く分かります。
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「ミレトスの市場門」をくぐりぬけるとそこは「イシュタル門」です。
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「イシュタル門」は、紀元前560年頃バビロニアの古都バビロンの中央北入口の門を飾っていたもので、青い地の彩色レンガでおおわれた壁面には牡牛や獣の体に鳥のような足、蛇のような首をもった想像上の動物等が表されています。
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展示室にあった地図です。バビロニア(Babylonia)は、チグリス川とユーフラテス川の間にある地域で、現在のイラク南部を占める地域にあたります。
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イシュタル門から続く展示室は「行列通り」となっており、深い藍が鮮やかな彩色レンガの壁面が続いています
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イシュタル門から続く行列通りの模型です。スケールの大きさが感覚的に分かりますが、これらの遺跡が元々あった場所で見られたら・・・もっと凄いでしょうに。
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行列通りの隣の展示室に入ります。こちらにはアッシリアの石プール等が展示されています。
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アッシリアは、紀元前8世紀〜紀元前7世紀以後メソポタミアからエジプトまでのオリエント全域を統一した帝国で、全国を属州、属国として、多くの民族を力で支配したと言われています。戦いのレリーフ等が展示されています。
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2階のイスラム展示室に行きます。トルコのモスク礼拝堂内部に設けられていたメッカの方向を示すミフラーブで、見事なタイルで作られています。
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ヨルダンに存在したウマイヤ朝時代のムシャッタ宮殿の入口部分。ウマイヤ朝が滅亡した750年には未完成だったとされ、宮殿があまりにも壮大で豪華な宮殿であったために、ウマイヤ朝衰退の一因になったと言われています。
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手の込んだ模様が壁面に広がっています。
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バベルの塔の展示室です。バベルの塔は古代メソポタミアの中心都市であったバビロンにあったといわれ、壁面に塔があったとされる現地の写真、手前は塔の模型です。ブリューゲルが描いている絵画「バベルの塔」とはだいぶ違うみたいです。
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こちらは、ウィーン美術史美術館で撮影したブリューゲルの「バベルの塔」です。
なお、この絵が見たくて後日ウィーンを訪れますが、それは別の旅行記「ウィーン散策」にまとめます。 -
このようなイスラム美術画も展示されています。ペルシャの本等に見られる宮廷のシーンのようです。
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こちらはシリアのアレッポにあった17世紀の商人の家の応接間です。花や幾何学的な模様が施され、オスマンスタイルの伝統的芸術の様です。
オーディオガイドの詳細な説明等聞きながら、閉館間際の18時頃まで約半日じっくりと巡りました。 -
博物館を出た後はベルリン大聖堂付近を散策します。
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ベルリン大聖堂を見上げます。
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フンボルト大学です。ここから100番のバスで移動します。
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ブランデンブルク門に立ち寄ります。
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門をくぐるとその先は6月17日通りで、奥に高さ67mの戦勝記念塔が見えます。
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ブランデンブルク門から帝国議会議事堂まで歩きます。暑い中ですが広場には観光客らが大勢おります。
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再び100番のバスに乗り、カイザー・ヴィルヘルム記念教会に行きます。あいにく訪れた2011年8月は教会は修復工事中で外観は近代ビル風でした。手前の八角形のビルは新教会と「××歩き方」に説明されていましたが、1階は土産屋となっていました。
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工事中の教会に入って見ます。これは礼拝堂の天井画で、第二次世界大戦での空襲で生じたひび割れが残されています。
最後までご覧いただき有難うございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- jasumineさん 2011/09/19 20:42:04
- ペルガモン博物館、なつかしいです。
- youさんへ
ご訪問、ご投票いただきありがとうございました。
ペルガモン博物館なつかしく見せていただきました。
私が行った時(1989年8月)は、まだ東ドイツでした。
あのスケールの大きさに圧倒されました。
街の雰囲気は、西ドイツとは大違いで何か暗ーーーいって感じでした。
その中で、あのすごさは強烈に印象に残りました。
それからも2度ベルリンには行っていますが、まわりはすっかり明るい感じになっていました。
次回行く機会があれば、またペルガモン博物館は訪れたいです。
また、他の旅行記も楽しませていただきます。
jasumineより
- youさん からの返信 2011/09/20 10:46:43
- RE: ペルガモン博物館、なつかしいです。
- jasumineさん
ご訪問とコメント有難うございます。
jasumineさんは、ずいぶん前からドイツ、東欧に行かれているようですね。東西統一後の旧東ドイツ地域は、確かに様変わりして近代化が進んでいるのでしょう。
jasumineさんのポーランド旅行記、詳しく書かれており、とても参考になります。特に、フロンボルクはガイドブックにも掲載されていない街ですので。この街は、グダンスクから近くて列車でも行けそうですね。youも今度ポーランド行きを予定していて、どこの街を巡ろうか模索中です。また寄らせていただきます。有難うございました。
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