貯めたマイルで往復ビジネス，DB1等車＋寝台車でドイツ周遊の旅④～DB City Night Line 年越し乗車体験記～

2009/12/31 - 2010/01/01

ここではこの旅の目玉でもある，寝台特急City Night Lineの乗車体験記を書きます。

ちなみに，寝台車を利用するに当たり，ジャーマンレイルパスの他に追加料金が必要になるのですが，こちらはインターネットで自分で購入しました。あまりにも簡単すぎて，印刷したpdf文書があったものの，本当にこれで乗せてくれるのか？と心配になりましたが，当日は問題なく乗れました。

購入方法の簡単な説明は本文をご覧下さい。本当に簡単にですけど…。
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複数に渡るFQFPを整理するため，貯まったマイルで旅に出ました。

行程は
成田→（JAL）→フランクフルト→（DB）→ケルン→（DB）→ベルリン→（寝台車）→ザルツブルグ→（DB）→ミュンヘン→（DB）→フランクフルト →（キャセイパシフィック香港経由）→成田です。

往復の行程はビジネスクラスを予約。
頑張ってマイル貯めた甲斐がありました。

ドイツ国内の移動も，奮発してジャーマンレイルパスの1等を利用。2等パスと7千円ほどの差がありましたが，払うだけの価値はあったと思います。
途中，ベルリンからミュンヘンへの移動は，City Night lineという寝台車を利用しました。

エリア その他の観光地(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空 JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

Berlin中央駅にて。
確かに表示には「ミュンヘン行き」とあります。
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今回，寝台券のみDBのwebサイトから自分で予約しました。
以下，DBサイトからの予約方法を簡単に説明してみましたので，お役に立てれば幸いです。しかし，これで何かトラブルがあっても，筆者は責任を取れませんので，自己責任にてご利用下さい。

【レイルパスを持っている人がシティナイトラインの寝台券のみ購入し，自分で券をプリントアウトして使用する場合】
１）DBのサイトhttp://www.bahn.comで，言語を英語に設定。
２）予約の情報（発着駅，日程，人数）を入力。Bahn Cardエリアは「No BahnCard」をチョイス。
３）表示される列車一覧から希望の列車のリストにある「Check Availability」と書かれたグレーのボックスをクリック（この後年齢等を聞かれることがありますので，聞かれたら年齢を記入してもう一度グレーのボックスをクリック）。
４）寝台の一覧が表示されるので，一番下の「Book selected offer」と書かれたオレンジのボックスの隣にある「→Book only extra charge」の文字をクリック。この時，この文字が表示されない場合は，予約ができない可能性があります。
５）表示される3つの選択肢の中から「Pass offer (InterRail, Eurail, other pass offer)」にチェックを入れ，「→Continue」をクリック。
６）再び寝台の一覧が表示されるので，自分のパスのランクに応じた寝台（デラックスには1等パスが必要です）を選び，「→Book Selected Offer」をクリック。
７）デリバリー方法を聞かれるので「Print out your online ticket」と，使用者に応じたチョイス（予約者が自分で使うか，それとも他人が使うか）をし「→Proceed」をクリック。
８）DBのアカウントについて聞かれるので，アカウントを持っているか，新しく作りたいか，またはアカウントを作らず予約するかを選び，「→Continue Booking」をクリック。アカウントを作っておくと後々予約したチケットが確認できるので良いかもしれません。
９）クレジットカード等必要情報を入力し，承認されるとpdfのチケットが表示されるので，すかさず印刷して旅行に持っていきます。

いよいよ入線です。

早速車内へ。
寒かった〜。

コンパートメントは2階です。
荷物がちょっと重い…。

1階のコンパートへの階段はこんなカンジ。

ちょっと失礼させていただいてパチリ。

こちら自分の部屋。
ベッドは2段あっても，寝るのは１人なので，上に寝ようか下に寝ようか迷います。

テーブルにはお水とコップ。
ペットボトルはさすがドイツ，リサイクルするために丈夫です。

部屋にバス・トイレ付。
困ったことに，深夜になると水が流れなくなるんですよ，トイレの。

そりゃーもう，びっくりですよ(/_;)

こちらはシャワーです。
狭いので，揺れるたびに下水ががっしゃがっしゃ脚にかかるのには参りましたけどね。

シャワー脇の扉を開けると，こんなカンジのアメニティがありました。

タオルと石鹸，シャンプーに歯磨き用の飲料水です。

さて，再び車内探検です。

これは４人用の簡易寝台かな？

ここはキッチンのようです。

この１２月のダイヤ改正から寝台特急のビストロカーがなくなってしまったので，楽しみにしていた「電車内のバーでカウントダウン！」を遂行することができなくなってしまい，がっかりでした。

電車はベルリンの中心を離れ，一路南へ。

と思ったら，ベルリン−ヴァンセー駅で止まっています。

この日は雪のため，ダイヤが少々乱れているようです。
電車好きの私は，少しでも長い時間車内にいたいので，この日の遅延は大歓迎！

でも，残念ながら列車は動き始めてしまいました（´・ω・｀）

翌朝７時前，ノックの音で起こされます。
朝食がサーブされました。

ボリュームはイマイチですが，コーヒーはおいしかったです，ハイ。

外を見ると，アウグスブルグに着いています。
残念ながら，ミュンヘンはすぐそこです（´・ω・`）

予定より約１時間遅れて，列車はミュンヘン中央駅に到着しました。
残念ながら列車から追い出され，寒空のミュンヘンを歩く私(笑)

もっと長く乗っていたかったなぁ（´∀｀）