名古屋市美術館・絵葉書で綴る展示会(3/3)：前田青邨展

2011/08/05 - 2011/08/05

　前田青邨展の絵葉書で紹介する名古屋市美術館です。展示会は、次の内容でした。

◎1995年9月15日〜11月5日：Seison Maeda;Retrospective
◎郷土を代表する日本画家前田青邨の回顧展。近年発見された資料も含む90点の代表作によってその芸術の根幹を探った。

　前田青邨(1885年1月27日 - 1977年10月27日)は、岐阜県中津川市出身の日本画家です。歴史画を得意とし、大和絵の伝統を軸に肖像画や花鳥画にも幅広く作品を残しました。晩年には、法隆寺金堂壁画の再現模写や高松塚古墳壁画の模写等、文化財保護事業に携わり、その遺志は、弟子の平山郁夫にも引き継がれました。1955年(昭和30年)に、文化勲章を受章しました。

エリア 名古屋(愛知)

前田青邨(1885-1977)
『真鶴沖』
1944年

前田青邨(1885-1977)
『修羅道(部分)』
昭和前期

前田青邨(1885-1977)
『異相行列の信長』
1969年
山種美術館蔵

前田青邨(1885-1977)
『観画』
1936年
京都市美術館蔵

前田青邨(1885-1977)
『江島詣』
1935-1937年頃
茨城県近代美術館蔵

前田青邨(1885-1977)
『猫(黄色いカーペット)』
1949年
滋賀県近代美術館蔵

前田青邨(1885-1977)
『紅白梅』
1970年

前田青邨(1885-1977)
『薔薇』
1965年
西宮市大谷記念美術館蔵

前田青邨(1885-1977)
『牡丹』
1961年
山種総合研究所蔵

前田青邨(1885-1977)
『蔓梅擬』
1965-1969年頃
名都美術館蔵