2010/09/08 - 2010/09/10
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sansakoさん
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7月初頭から予定していた「フランス、鉄道とレンタカー乗り捨ての旅15日間」の旅の出発4日前に母が緊急入院した。
予約したフライトから鉄道からレンタカーからホテルから、全部オンラインでキャンセルしたり変更し、病院通いの日々。
さて母の具合も安定し航空券の期限も迫ってきた9月に、急いで仕切り直しの短縮ヨーロッパ旅行とあいなった。
さあ、どう仕切り直そうか。
7月で計画したパリ発着で南仏レンタカー移動案は、やはり初夏がいいと思うので却下した。4日間のパリのミュージアム・パスを既にインターネットで購入していたので、パリを外す訳にはいかない。
パリ一都市滞在も検討したが、日本航空のミラノとアムステルダムへの運行は10月から無くなるという。
イタリアへは2年前に行ったし、それならあまり寒くならない内にアムステルダムに入ってパリから出るのはどうかということになった。
折しも8月から日本で上映が始まった、ドキュメンタリー映画『ようこそアムステルダム国立美術館へ』のホームページを見つけた。
予告編を見ているとアムステルダム人の美術館の改修工事を巡っての騒動ぶりが愉快そうで、益々身近になって来た。それじゃあ7月の計画の一部でもあった「鉄道移動」も楽しめるじゃないの、ってことになった。
しかも欲張ってブリュッセルにも立ち寄りたくなってきたので、たったと美術館を中心に巡る旅にすることにした。
そしてこの旅行記は、そのブリュッセル篇だ。
ところで、旅行記を作り公開することなど、4travelを知る迄考えた事も無いので、始めたはいいが載せる写真が乏しいことに気がつき始めている。
9月6日 成田発~アムステルダム移動 (アムステルダム泊)
9月7日 アムステルダム (アムステルダム泊)
9月8日 アムステルダム~ブリュッセル移動(ブリュッセル泊)
9月9日 ブリュッセル (ブリュッセル泊)
9月10日 ブリュッセル~パリ移動 (パリ泊)
9月11日 パリ (パリ泊)
9月12日 パリ (パリ泊)
9月13日 パリ (パリ泊)
9月14日 パリ (パリ泊)
9月15日 パリ (機中泊)
9月16日 日本着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ブリュッセル1日目(9月8日)
午後3時過ぎ、アムステルダム中央駅からワインレッド色の車体の列車TGVタリスはブリュッセルへ向けて出発。車内は落ち着いた赤いインテリア。曜日と時間帯のせいか旅行者風なのは私達だけで、他はいかにも出来そうなビジネスマンばかり。夏のイタリアのバケーションモードの列車とはずいぶん雰囲気が違って、こちらはビジネスモードだ。インターネットを使えるのも有り難い。1等車には軽食と飲み物が付いて来た。後で知ったが、アムステルダムには1等席利用者用のラウンジがあるそうだ。 -
タリスは約2時間後ブリュッセル南駅に到着。タクシー乗り場に並び行き交う人々を見れば、やはり国際ビジネスマン達が目立ち、ヨーロッパの国際都市の一つであることを感じる。
さて、ブリュッセルのお宿はこちら、Hotel Metropole。
グラン・プラスにもほど近く地下鉄の入り口は目の前。地上階にあるカフェ・メトロポールが有名のようだ。
クラシックな手動式2重扉のエレベーターも名物らしい。 -
いつか家のバスルームを改装する時の参考用に、度々ホテルのバスルームの写真を撮っておくようになった。
-
さてお出かけ、お出かけ。
ガイドブックのお勧め通り、何はともあれグラン・プラスに向かって歩き始めた。
奥に見えるのは市庁舎の塔。
昔この国をたっぷり旅した友人がその美しさを語っていたので、いつか訪れたいと思っていた。今回は滞在が短いのでほとんどこの界隈と美術館で終わってしまうのだが、やはり初めての場所は楽しい。 -
ほわあ〜、グラン・プラス。豪華な広場でございます。
市庁舎、各ギルドハウス、王の家等後期ゴシックの建物に囲まれた美しい広場。街灯や窓辺に飾られた赤い花々が曇天の空と建物に余計映え、金色に塗られた彫刻が一段と広場を引き立てている。 -
広場の真ん中でどこぞの女の子達が輪になって歌って踊ってる。箸が転んでも可笑しいお年頃のようで、よっぽど楽しいと見える。彼女達の声が響く程にここは音響効果も良さそうだ。
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王の家。
中は博物館。ここも一時は牢舍として使われたことがあるそうですよお。 -
こちらは市庁舎。
後期ゴシックのフランボワイヤン(火焔式)と呼ばれる様式だそうだ。窓や塔に施した彫刻模様が火炎をあげてメラメラと燃えている感じを言うのだけれど、どれどれ、んんん。どちらかというとネオゴシックの王の家の方がそんな感じにみえるんだけどな。ゴシックにもいろいろあってややこしい。そしてこちらの塔の上にも金色の大天使ミシェルがいるという。ここのミカエル像はどんな姿をしているのかな。。。
夕暮れのこの塔を、高台から撮った絵はがきがとても素敵で、病み上がりの母に送った。 -
ブリュッセル市長のカール・ブルス(Karel Buls)のレリーフ。
広場に通じる人通りの多い道にある。行き交う人を避けて撮った1枚。 -
てくてくてく。
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ギャルリー・サン・チュベールのお菓子屋さんのショーウインドウ。
きれいだけど甘そうだのお。 -
こちらも。
-
てくてくてく。
日も暮れビールの時間になると我が夫はソワソワ。どうせ飲むならと、この辺りにカジノがあるだろうと鼻を利かせたら、見つけましたよ。VIAGEというエンターテイメントの館を。
登録してカードを発行してもらって入ると、カジノは白を基調にすっきりしたお洒落でモダンなインテリア。
MYダンナはルーレットが大好きなので放っておくとして、私はシャンパンを飲みながら館内をぶらぶら。たまにルーレット台の様子を見てはまたぶらぶら。インテリアと人を見ているだけでも面白かった。この晩の戦績はまずまず。そして翌晩それを使い果たすことになるのだ。 -
夜食はホテルの地上階にあるカフェ・メトロポールに入った。
写真は座った席の上にあったシャンデリア。金平糖みたいなランプシェイドが可愛いね。このクラシックなしつらえのカフェに、まるで用意されたかのようなギャルソンが給仕してくれた。恰幅のあるお腹、白髪、口髭と3拍子揃ったうえ、気難しそうなんだな。時間も遅くお客は私たちを含めて4組程、そろそろ1日の仕事が終わるのだろう、集金専用のお財布の中身を勘定をしている姿にも、ヨーロッパを感じるのだった。
そして、明日のホテルでの朝食も無理ね、と言って床に付く。 -
ブリュッセル2日目(9月9日)
曇りのち晴れ。この日はマロール地区の蚤の市へ立ち寄りつつ、ルイーズ広場方面へ、そして美術館へ行く事にしていた。
ホテル前に地下鉄の入り口があるので便利、便利と思ったらチケット売り場に誰もいないじゃござんせんか。地下道をあっち歩きこっち歩きやっと切符を買った。この日も案の定ホテルで朝食を頂く時間がなかったので、アムステルダムに引き続きまたしても駅のミルクバーでコーヒーと何かを食べた。人通りの無い地下にある哀愁漂うミルクバーだ。なかなかでしたよ。
さて目指すはHallepoort Porte De Hal駅。到着して地図を片手に地上へ出てもどちらへ行ったら良いかさっぱり。優しい初老の男性に教えられて、この写真の公園の小径を抜けて行った。柵が可愛いからパチり。 -
小径を抜けて、庶民的なやや移民が多く住んでいそうな通りを抜けるとのみの市のあるジュ・ド・バル広場へ出た。
-
この街に住んでいたらきっといろいろ掘り出し物がみつかりそうだが、たった2泊の旅行者にとっては素通りするだけに終わった。
ここから最高裁判所脇を通ってルイーズ広場へ向かう。 -
王立美術館。
並ぶ事もなく入館。ここは広々した空間で大作を観賞できる。ルーベンスの絵は大きいなあ。ここで観たかったのはやはりブリューゲル。雪景色や氷で凍てついた湖、川と葉を落とした樹々のある冬景色は、絵でも写真でも欧州らしい厳しさを感じられて大好きだ。 -
王立美術館を後にして散歩に丁度いい緩やかなカーブと坂の道を下って行く。ブリュッセル中央駅脇を通り、人がごちゃごちゃ行き交っている広場に出た。
そこでワッフル屋を見つけて、今日こそ食べるのよん、ワッフル、ワッフル、ワワフルフルと心でウキウキしてやっと買った。
流浪の民ロマの人々だろうか、この辺りは物乞いが多い。よく見ているものでワッフルのおつりを待っている時に果たして直撃された。紙コップを差し出し良く光る大きな黒い瞳にしつこく迫られた。目の前のことなのにワッフル屋はどうやら何を言う気もないらしい。左手にはワッフル、落とすことはできぬ。しつこさに2〜3個受け取った小銭の一つをうっかり紙コップに落として退散、と思ったら「もっと」と言われた。なんと!? 退散、退散。
しかし今思い出して、無視すれば良かったと反省しマス。
それにしても一番安そうなコインを識別し紙コップに入れた私ってケチ!? -
夫はそんな事があったとはこうして旅行記を書いている今も知らない。
危機を脱してやっとワッフルにありつき、今度は夫がビールにありつきたい。天気も良くなり気温も上がりよく歩いた。グランプラス近くのこんな品揃えのお店でがぶがぶっと二人で3杯ほど飲み干した。 -
銘柄にあわせたそれぞれのビールグラスが楽しい。
このWaterlooは色の濃いビールで泡もほんのり茶色をしている。
このビールの発祥と“ワーテルローの戦い”1815年との因果関係はあるのかわからならいけれど、これは美味しかった!このお店でいくつかコースターをもらったので家で使っている。 -
この日の夕食はホテルの地上階にある仏料理レストランL'Alban Chambonで頂いた。
ホテル到着時、部屋のテレビで館内案内ビデオを見ていたら、このレストランが紹介されていて何かとてもいい事を言っているのだ。ブリュッセルに来たらきちんとディナーを取りたいと思っていたので、早速準備中のレストラン前に行ってメニューをチェック。半分くらい良くわからなかったけど、ハズレにはならない感じだったのでレストラン探しの時間セーブのため、ディナーの予約をしておいたのだ。 -
お財布を持ち歩くこともなく、酔っても上に這い上がれば部屋が有ると言う安心感は船旅と同じ。美味しい食事に飢えていたので、シェフによる6コースを頂くことにし、さほどアルコール量のいかない私もこの日は調子に乗ってみた。
この日木曜の晩、広目のレストランにお客は6組程しかいなかったが、恋人同士と見受けられる黒人カップルが入って来た。和やかに話しているうち急に女性が声を上げるので、何だ何だと思ったら、どうやらプロポーズのデートだったらしい。見える位置にいた夫が言うには、いかにもスペシャルメニューといったドーム型の銀食器が運ばれて来て、給仕係が蓋を開けるとそこには指輪、という演出をしたようだ。そりゃあサプライズだ。お店の人全員から祝福の言葉をもらって女性は興奮収まらず、我々と他の5組も拍手を贈った。男性はこの日のためにいろいろ考えたんだろうな。なかなかやるのお。どうぞお幸せに。 -
食事の方は、予想を裏切らない前菜の前菜で始まり期待感が募って、何だろうなあ、あの鮎サイズのお魚のグリル。皮がパリッとしてレーズンが添えられていて美味しいのだ!
出される一皿毎に平らげてしまったら途中でもうお腹いっぱいになってしまった。最後のラムは食べきれず大分残してしまった。デザートに塩に包まれ焼かれたパイナップルが丸ごとワゴンに乗ってやって来た。塩を落として皮を切り取りスライスしてシロップをかけて頂くのだが、もはやお腹が破裂しそうで実は弱っていた。しかしだ、これが困った事に美味しい!でも食べきれない。ここまでだ。 -
等と言いながら、結局夫の分のプチフールもちゃっかり頂き、もうこの晩は二人でよたよた、よれよれと、例のクラシックな重いエレベーターの扉をこじ開けるのにも苦労しながら部屋に戻った。
明日の朝食をどーするかなんて、考える事もできず、ベッドにひっくり返るのだ。 -
ブリュッセル3日目(9月10日)
ゆっくり起床。午前中部屋でもたもたしていたら、列車の時間もあってマグリット美術館へ行くタイミングを逃した。でも全然良いのだ。何かをしなくてはならないと自分を縛るより、似合ったペースで行動するの方が疲れない。
ベルギーはいつかまた来ることにして、予定の列車タリスを2時間程早めて、パリに移動することにした。
写真はチェックアウト時のホテルのロビー。 -
さーて、荷物をホテルに置かせてもらって、三たびグランプラス界隈をぶらぶらと母へのお土産を探しに出かけた。
裏路地を歩いてドールハウスのお店で母へのお土産をいくつか買った。見ているだけで楽しくなっちゃう。
男性の場合はミニチュア鉄道とか、鉛の兵隊さんの蒐集と言ったところだろうか。
ここで妹さんへのお土産をさがしていた一人旅の日本人青年に会った。これからルクセンブルクへ向かうと言ってたっけ。妹思いの青年よ、良い旅を。 -
ランチはやっぱりこういった所で、
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これを。
-
ホテルに荷物を取りに行ってタクシーで駅まで移動!
最後にホテル前をパチり。 -
再びブリュッセル南駅。
チケットの変更のため早めに到着したが、窓口は無人。人が溜まって来て他の乗客もどーしたのかねーと。どーしたんでしょーね。
結局電車もやや遅れて出発。パリ迄タリスで1時間ちょっとだ。近いもんだ。
今度はブルージュ、アントワープにも行きたいと思う。
この旅行記は、「仕切り直しの欧州旅行、アムステルダム〜ブリュッセル〜パリの旅-パリ篇」へと続く。
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