トルコ＆シリア　ひとり旅　（パルミラ編）①

2011/02/10 - 2011/02/20

ついに念願叶って憧れのパルミラへ。しかしシリア人のしたたかさも感じてしまうようなところでした。

エリア パルミラ(シリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アレッポを出たバスはホムスへ向かってのどかな道を進みます。
だんだん天気も快方に向かっているようです。

ホムスのバスターミナルに到着です。結構大きなターミナルです。
大統領の大きな写真も飾られています。

パルミラ行きのバスチケット。
アラビア文字は難しいです。

このオヤジのところでチケットを買ったところ、出発までいろいろと世話を焼いてくれました。
ちなみに、右隣に写っている車掌さんは、眉毛がつながってました。

パルミラに着いた頃は既に暗くなっていました。アラブ城はライトアップされてます。
バスターミナルに到着したらたちまち客引きの餌食に。ひときわ体のでかいシリア人のおっさんにひたすら攻めまくられ、ぼられてるよなぁ、と思いつつもその客引きの指定したタクシー（これがそのおっさんの弟が運転手だったりする）に乗り込んで市内へ。案内されたホテルでは、まず部屋を見て泊まるかどうか判断すると言っておいたので、早速見せてもらったら、単独旅行者には無駄に広いスイート仕様。結構くたびれた感じの内装でしたが、オフシーズンだけあってそんなに高くもなく、また目の前にはパルミラの遺跡が広がっており、中心街まで歩いていけるくらいの距離（ちょっと郊外の立地だった）ので、まぁいいかな、と。

無駄に広いリビング。
この奥の窓の外がちょっとしたバルコニーとなっており、そこからパルミラの遺跡が一望できます。

そしてベッドルーム。
ちなみにホテルの名前は「カラカラホテル」です。
ここのホテルのオーナーとは最初に宿泊料金などでやりあったおかげで、この後わりとフランクに話ができるようになりました。主張すべきところは主張したほうがよいということですね。

夕食はルームサービスでいただきました。
わりと日本人の口にも合う感じでした。真ん中にあるのが鶏肉の炊き込みご飯風で、奥にあるのがコロッケですね。お米はシリアでもよく食べられているのかな。

食後は散歩がてら街までぶらぶらしてみました。
そこで見つけた看板。「ようこそ日本へ」って、ちょっと違う気がします。

どうやら有名人らしいです。「スズキタカシ」。
会ってみると、どこからどう見てもアラブのおっさんです。
日本語もあんまり良く知らないみたいです。
でも、「スズキタカシ」。
名刺をもらったら、そこにはアラブ風な名前が書かれていました。

翌朝、ホテルのバルコニーから見たアラブ城。
なかなか立派な感じです。

そして、ホテルのバルコニーから見たパルミラの遺跡。
自由に出入りできるみたいなので、朝食前に遺跡内を散歩することにしました。

早朝の遺跡の中は誰もいないため、ゆっくりと見学できます。
至福のひと時ですね。

列柱も間近に見ることができます。

こちらの門も朝日に輝いています。

これは劇場のようですね。

らくだもいました。

列柱はやはり圧巻ですね。

いったんホテルに戻り、朝食を食べることにしました。
朝食は宿泊料に含まれています。部屋でゆっくりいただきます。