トルコ＆シリア　ひとり旅　（アレッポ編）

2011/02/10 - 2011/02/20

恐る恐るシリアに入国。まずはアレッポから。古い街並みがなんともエキゾチックです。

エリア アレッポ(シリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

アレッポには夜遅く到着したので、タクシーでホテルまで。
翌朝ホテルの窓から外を見ると市内が一望できて、結構良い部屋を割り当てられたことに気づきました。
奥に見えるのがアレッポ城です。

朝食後、まずはホテルから歩いて行ける距離にあったアレッポ博物館へ。
展示品はちょっと物足りない感じがしましたが、やはり見る価値はあると思います。
地元の小学生の団体もいて、やたらと話しかけられました。

時計塔もなんとなく歴史を感じさせますね。

スークの中を通ってアレッポ城へ向かいます。
ほとんど迷路のようです。

アレッポ城です。かなりでかいです。

入り口です。早速中に入ります。

お城というよりも、街の遺跡のような雰囲気です。
結構広いです。

高いところだけに市内を一望できます。
写真を撮っていると、地元のシリア人から一緒に写真に写ってほしいと言われ、一緒に記念撮影したり。といったことがありました。
また、すれ違ったときにふいに「Welcome to Syria!」と声をかけられたりしたことも。シリア人は旅人にフレンドリーですね。

アレッポ城のあちこちで見かける私服警官。
話しかけてもさすがに振り向いてくれませんでした。

ちょっと小腹がすいたので、ファラフェルを購入。
豆のコロッケをクレープで巻いた感じのもの。
むちゃくちゃ美味しいわけでもないけれど、それなりの味。

これが食べかけのファラフェル。
同じように買って食べてた、近郊の町から遊びに来たというシリア人のお兄さんは、「そんなに美味しいものでもないよねぇ。」なんて言ってましたが。

なかなか荘厳な雰囲気ですが、落ち着くので長居できそうです。
絨毯が敷き詰めてあるので、座ってても気持ちいいんですよね。

頼まれてたお土産を買いに再びスークへ。
有名なアレッポ石鹸を買おうと思ったのですが、石鹸屋は大量にあってどこで買えばいいのかさっぱりわからず。
仕方がないのでlonely planet がお勧めする石鹸屋を探し出してそこで購入。
ま他の店よりちょっと高いかなぁ、と思ったけど、品質が違うといわれ、そんなものかと。
高いといっても、小ぶりなレンガくらいの石鹸が２ドルとかでしたから。
看板には、各国語版のlonely planet の何ページに記載、と書かれたダンボールが張り付いていました。

シリア国内で携帯電話（もっぱらデータ通信）が使えるようSIMカードを購入するため、シリアの携帯電話会社のオフィスを探していたところ、地元のお兄さんが案内してくれると話しかけてきた。じゃお願いしようかなとついていったら、そのお兄さんの友人たちを次々と紹介され、そのたびに一緒に記念写真を撮る事に。まぁ面白かったのでいいんですが。
最終的には携帯電話会社のオフィスまで連れて行ってくれ、購入の手伝いもしてくれたことだし、よしとしよう。

翌日デリゾールまで列車で行こうと駅に切符を買いに行ったところ、すでに満席で切符を購入できない事態に。計画変更を余儀なくされることになりました。
うちひしがれて街を歩いていたら、なんだか見覚えのある看板があったので写真を撮ってみました。

ホテルまでとぼとぼと歩いていたら、地元のおじさんに話しかけられました。日本から来たというと、おじさんは日本についていろいろと知っているとのことで、次から次へと日本の知識を披露します。
まずは東京・広島・長崎といった地名から始まりました。しかしシリアでは広島・長崎がかなりポピュラーな日本の地名というのがちょっと驚きでした。（他のシリア人からも広島・長崎の話を聞きました。）
続いてノートカン、ノートカンと言うので何のことだろうと思って聞いていたら、その前がユキオハトヤマと言ったので、あぁ日本の首相の話だったのかとやっと気づきました。ナオトカンですね。
そのおじさんが薦めてくれたサンドイッチ屋の商品が写真のこれです。なかなか美味しかったですよ。

翌朝、ほんとはデリゾールに行ってユーフラテス川を見ようと思っていたのですが、列車の切符が取れなかったため、次はパルミラへ行くことにしました。昨夜のおじさんも、デリゾールには何にもないから行かなくていいとか言ってましたし。
その前に、最後の余韻を楽しむべく、ホテルの近所を散策。ジューススタンドがあったのでイチゴとかバナナとかのジュースを頼んでみました。ちょっと量が多すぎです。

郊外のバスターミナルから、ホムス経由パルミラ行きで出発です。