2011/06/01 - 2011/06/02
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ayagumoさん
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東京から博多に入り、→長崎→熊本→大分→愛媛→香川と巡り帰京する旅。
阿蘇に寄り道した後は再びバスに乗り込み、黒川温泉へと向かいました。
6/1 15:14 阿蘇発~九州横断バス(別府行)~16:02 黒川温泉着
◎交通手段:九州産交高速バス・路線バス
SUNQパス利用(SUNQパス・・北部九州3日間バス乗り放題で8,000円)
◎ホテル:「いこい旅館」【お部屋食でごゆっくり】『熊本名物★極上★霜降馬刺』『夕食メインを3種類から選べる♪』プラン 17,325円
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
バスは山道を走り続け、黒川温泉に到着。
本当に山の中です、ここは。 -
宿泊先は「いこい旅館」です。
-
お部屋はこじんまりした6畳の和室です。
窓の外には川が流れていて、せせらぎの音が聞こえます。 -
こちら「いこい旅館」には日本名湯秘湯百選に選ばれた「美人の湯」があります。
「美人の湯」というだけあって、かなり女子向けなお宿でございました♪
夕食前に早速お風呂へ。
宿内には貸切風呂も含め13種類のお風呂があるのですが、女性用か混浴かになっています。露天風呂は時間制で女性用か混浴になります。男性用が無い、ということにちょっと驚き。
行った時間は外来のお客さんが来ていて‘美人の湯’が混んでいたので、宿泊客専用の‘蘇の湯’へ。入口から細長い洞窟のような奥深い形をしており、3種類のお風呂が並んでいます。風情がありますが、ちょっと薄暗くて怖い感じ。
私が入った時に先客がいたのですが、驚かせてしまったようで一瞬ビクッとされてしまった。思わず「なんか、怖いですよねー」なんて声を掛け合ってしまいました。
‘蘇の湯’を満喫した後は‘美人の湯’へ。お湯は柔らかくていいお湯♪これはお肌に良さそうです♪ふいー、極楽〜♪
実は、この旅行では長崎以外の全部のお宿が温泉付きだったので、この頃には既にお肌の調子がつるつる。絶好調だったのです。やっぱり温泉ってお肌にいいのねー♪ -
夕食は部屋食で頂きました。
馬刺し、美味しい〜♪今まで食べた経験では馬刺しは苦手だったのですが、これはうまし。
他にも赤牛の鍬焼きだの焼き魚だの色々出てデザートまで行き着く頃にはもう満腹。食べ切れませんでした。
この日はサッカー日本×ペルー戦だったので、ビール片手にまったりテレビ観戦しながらご馳走を頂きました。極楽、極楽♪ -
夕食を食べ終わった後、しばらくすると今度はお夜食のお汁粉が出てきました。
すごいなー、至れり付くせりだわー。まだお腹いっぱいだし、寝る前に甘いもの食べたら太っちゃうなあ・・と思いつつ、甘いものは別腹なのでペロリと頂きましたさ。
この後、もう一度お風呂に行って、就寝しました。 -
黒川温泉2日目。
朝は昨日混浴になっていた露天風呂が女性用になっていたので、朝食前に一風呂。朝の温泉は最高やねー。
8:00に朝食です。朝食もお部屋食でした。
で、朝食なんですが。おかゆかご飯か、というのでお粥を選択。
おかずは、というと、‘湯豆腐’と‘シラスと大根おろしのあえもの’のみでした・・
正直、「えっ、旅館の朝食なのに、これだけ?」と思いつつ、もともと朝食はあまり食べないし、旅も中盤に差し掛かり、毎日の外食で胃も疲れ気味だったので、丁度いいくらいだったのであまり気にしていなかったのです。
ところが、今回この旅行記を書くにあたり、「いこい旅館」に関する他の方のブログを見ると、皆さん、豪華な朝食を召し上がっているんですよー。
え〜っ、どうゆうこと・・・?部屋食だったので出し忘れちゃったのでしょうか??謎です。 -
この日、別府へと移動したのですが、本来、黒川温泉から別府へと向かうバスは産交バスの「九州横断バス」とJRバスの「あそふゆ号」があります。
ただ、この時、阿蘇山の警戒レベルが引き上げられていたので、「あそふゆ号」は運休になってしまっていました。(現在は警戒レベル2が解除されているので運行再開しているようです)
そのため、夕方16:02発の九州横断バスまで待つしかありません。
ということで、バスの時間まで大分時間がある。
黒川温泉名物の湯めぐりをしつつ、のんびり温泉街を散策でもするかー、と宿を後にしました。旅館の仲居さんに‘「すずめ地獄」を見に行くといいですよ’と教えて頂いたので、ちょっくら行ってみようっと。
地図を片手に温泉街の細い道を抜けていきます。 -
歩いていると、奥深い緑の合間にチラチラと温泉宿が見え隠れします。
黒川温泉全体が‘山奥の温泉街’というコンセプトのもと、綿密に造られているんだなあ。程よく手入れがされている自然と、趣のある建物が全体にバランスよく配置されていて。
そこに住んでいる人たちの生活感はうまく隠されていて、なんというか良い意味で温泉版ディズニーランドみたいな感じがしました。 -
湯煙が立ち上っています。風情がありますねえ。
-
道もゴミひとつ落ちていなくて、ちゃんと手入れされているんですね。
それにしても、温泉街から外れてくると、歩いている人が全然居ないんですよ。平日だからかな。
ひとっこひとり、いない。 -
写真を撮ったりしながらのんびり40分くらい歩くと、開けた場所に出ました。「出会いの辻」というところらしい。このあたりは別荘地らしいです。
お。展望台があるのか。
「温泉街からここまでの距離よりも近いみたいだし、折角だから行ってみよーっと♪」
と展望台を目指すことにしました。 -
このあたりからはもう、温泉街の雰囲気は全くなくなって、「おじいさーん」って叫びたくなる感じの草原になってきましたよ。
温泉街散策のつもりだったのに、いつの間にか本格的ハイキングになってしまった・・・
スニーカーで良かったさ☆ -
もう天気が良くてねー。
なんてさわやかなんでしょう。ビューティフルスカイが拡がっています。
大自然を独り占めだ、わーい♪ -
それにしても、結構歩いたけど、ちっとも到着せず・・・
もしや、さっき見た看板の地図は縮尺あってなかったのかしら・・?
若干不安になりかけた頃、看板を発見。
よしよし、道は合っているのね。 -
出会いの辻から歩くこと約50分。
ようやく展望台に到着・・・・って、これだけ・・・?
うーむ。 -
でもさすがに眺めはよろしいなあ。ほうっ、と一息。
しばし風景を満喫。 -
展望台は「恋人たちの丘」というネーミングだけあって、鐘など設置されておりました。
ここで鐘を鳴らしたらさぞかし山々に鳴り響くんだろなー。やってみたい・・という好奇心にかられるも、一人で鳴らす勇気はございませんでしたわ。 -
帰りは「清流の森」方向を回っていきました。
-
「すずめ地獄」に到着。
名前の由来は、このあたりからは亜硫酸ガスが噴出していて、すずめなどの小動物が死んでしまう、ということから。
なんだかすごく寂しい場所なんですよ。
この直後に一瞬道に迷ってしまった。
お腹も空いたし、誰もいないし。
・・ちょっと息苦しい気もする。・・・ガスにやられた?
っていうのは、絶対気のせいなんですけどね。
でも、なんだか急に、「人気のないところを1人でフラフラするのは危険かもっ」って怖くなってしまった。
ちょっと反省。 -
あやうく森に迷い込むところでしたが、無事元のルートに戻りました。
ふいー、よかった♪
もうお昼過ぎてるし、温泉街に戻ろうっと。 -
テクテクと歩き続け、ようやく温泉街に帰還。
行きがけに見かけたイタリアンレストランの看板。
ランチはここに行こうと決めてました。
看板に導かれるままに、階段を下りて行くと・・・ -
階段を下り切ると、さらさらと小川が流れる場所に出ました。
そこにひっそりと佇む建物発見♪ -
おお。よさそうではないですかー。
時間はすでに13時過ぎ。お腹ぺこぺこです。
迷うことなく店内へ。 -
平日の13時過ぎだというのに店内は満席。
ちょうど一組出たのですぐに座れました。
「陽だまりランチコース」を注文。
前菜です。
うわっ。おいしい・・(涙)
全部おいしかったけど、沢山歩いた後だからか、特に冷たいスープがもう、たまらなく美味しかった。
一品ごとに素材の味を楽しみながら頂きました。 -
パスタはトマトを選択。
少し重めだけど、味は濃いわけではないトマトソースです。
なんとなく懐かしいような味がしました。 -
デザートのシフォンケーキ。
それほどフワフワしていなくて少し重めの素朴な味わいのシフォンケーキでした。
噛むとジンワリと美味しさが拡がります。
コーヒーも頂いて大満足♪ご馳走様でした。
後で旅館の人に聞いた話では奥様がシェフをされていて、ホールに出ていた方がご主人だそう。シェフはイタリアで本格的に修行された方らしいです。
イタリア古典料理「陽だまり」
http://r.tabelog.com/kumamoto/A4302/A430203/43000931/ -
「陽だまり」を出た頃はすでに14時近くになっていました。
おっと、バスの時間まであと2時間しかないじゃん。
さっそく入湯手形を購入し、湯めぐりを開始しました。
入湯手形とは1,200円で24軒ある黒川温泉内の宿から好きなところ3軒の露天風呂に入れるもの。
まず一軒目は「旅館 やまの湯」に行きました。
旅館やお店が立ち並ぶ川端通りにあります。民芸調の趣のある内装です。
渡り廊下を渡ってお風呂に向かいます。 -
平日の昼間ということもあってか入浴客は私ひとり。
ので、ちょっと失礼してお風呂の写真を撮らせて頂きました。
露天風呂は小さめですが、通りの中にあるのにとても静か。
建物の雰囲気と相まって、鄙びた温泉宿といった感じがしました。
「旅館 やまの湯」
http://www.yamanoyu.net/ -
2軒目は「黒川荘」です。
こちらはちょっと街の中心地から外れたところにあるので15分ほど歩いて移動しました。
2時間で3軒回るのって結構忙しいんですよ。スッピンで、かろうじて日焼止めだけ塗ってテクテク移動しました。
川に掛かる橋の向こう側に入口があります。 -
「黒川荘」のお風呂は珍しい‘白緑の湯’。乳緑色のなんとも不思議な色合いのお湯です。まあ、いってしまえば「バスク○ン」色なんですけど。
でも、やっぱり人工の色合いとは全く違う幻想的な色です。
お風呂が広いんですよー。泳ぎたくなります。
私が行った時は2〜3人先客がいたのですが、最終的には私1人。
独り占めでした。贅沢だわあ。 -
お風呂から上がると素敵な休憩所がありました。
黒川温泉ってすごいです。
「入湯手形」システムではお客さんがどこでも好きな旅館を3ヶ所選べるのですが、どうしても人気のある旅館に外来入浴が集中したりすると思うんですよ。
でも、利用したお客さん数に比例して収益を分配しているわけではなさそうだし(そもそも1回400円では良い商売とはいえないだろうし)、外来客が利用するのは宿泊客からすればマイナスでもあるし、旅館にとってデメリットが大きいのではと想像されます。
でも、この「黒川荘」みたいに外来客に対してもきちんと設備投資をしていて、丁寧に対応されている。素晴らしいなあと感心しました。
旅館単体でなくて黒川温泉全体での事業と考えているのですね。
また、旅館としても、外来対応は一時的には損かも知れないけど、将来の宿泊客になる可能性がありますしね。「損して得取れ」っちゅうことですな。
実際、私もまた黒川温泉にリピートしたいなと思ってますし、次回は「黒川荘」に泊まりたいな♪と思いますもん。
「旅館 黒川荘」
http://www.kurokawaso.com/index.html -
「黒川荘」でのんびりしてしまったら、もう15:15になっていました。
大急ぎで中心部に戻り、3軒目の「南城苑」へ。
時刻はすでに15時半。ひー。時間がなーい。 -
「南城苑」の廊下には足ツボを刺激する凹凸が敷き詰められているのですが、これが思いのほか痛い☆
「あたし、どっか体が悪いんじゃなかろうか」と不安になりました。
あまりの痛さにカクカクとアヤシイ歩き方になりながら、お風呂に向かいました。
民芸調の素敵な建物でした。お風呂へは階段を下りていきます。
で、のんびりお風呂を楽しみ・・・・たかったのですが、バスの時間が迫ってて、ほんの一瞬のカラスの行水でした。
お風呂は雰囲気が良くてもっとゆっくりしたかった☆
こちらでは温泉顔蒸し器とかあって楽しみたかったんですけど、本当に残念です・・・次回、また来たいですー。
「南城苑」
http://www.nanjoen.com/ -
15:50に「いこい旅館」に戻り、バス停まで送って頂きました。
今回はハイキングも楽しかったけど、ゆっくり湯めぐり出来なかったのは非常に残念だったなー。
結局、温泉街散策もロクに出来なかったし。お土産やさんとか良さそうなお店が色々あったのになー☆
とはいえ、黒川温泉は本当に楽しかった。楽しませて頂いてありがとうございました、という感じです。
いつかまた再訪しよう。と心に決めたのでした。
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