2006/11/02 - 2006/11/05
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たじまはるさん
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平成18年11月、再びJALのマイレージで釜山へ行ってきました。
その時の旅の記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- その他
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-
【釜山再び....ハナロカード】
旅行の三大不可欠要素は、宿泊と食事ともう一つが交通。
個人旅行者にとっては、公共交通機関を乗りこなすことが旅の必須条件となる。
そんな釜山個人旅行の強い味方が、地下鉄と市内バス共通のプリペイド「ハナロカード」。
最初にカード代金2,000W+5,000Wでカードを作ると、あとは5,000W単位でチャージでき、乗車の際にカードリーダーにかざすだけで、運賃計算の心配もいらず、財布からお金を出す手間も省けるという優れもの。これで釜山観光は自由自在!
し、しかし、
二年ぶりの釜山は、地下鉄料金が値上げとなっていた。
前回の1区間800Wが、今回は1,100W。
おまけに換算レートも円安ウォン高となっており、これだと日本円で40〜50円くらいの値上げ。
食事や買い物など、日本から見ればまだまだ安価だけど、激安感はなくなってしまった2006年の韓国だったのだ。 -
【バスに乗って慶州へ】
二回目の釜山旅行は、ちょっと足を延ばして韓国の古都・慶州(ギョンジュ)へも行ってみることにした。
釜山地下鉄1号線の終着駅、老圃洞(ノポドン)駅に連結しているバスターミナルから高速バスに揺られること約50分で慶州バスターミナルに到着。4,5000W−日本円で約500円なり。
慶州のターミナルを出ると、待ちかまえていたのは流暢な日本語をしゃべる観光タクシーのおじちゃん。6時間くらい慶州の主な観光地を回って80,000W−日本円で約1万円!と言ってくるではないか。
高すぎる!
別に慶州の名所を端から端まで見たいわけでもないわけで、執拗なおじちゃんを振り払い、世界遺産・仏国寺(プルグッサ)行きの市内バスに。
これだと900W−日本円で120円。
バスに揺られて約40分くらいで仏国寺へ着いた。
でも、いくら世界遺産と言っても韓国・新羅の歴史と文化に興味があるわけでもなく、日本の仏閣と比べても特にスゴいと思うわけでもなく、釜山にある梵魚寺(ポモサ)でお寺巡りは十分だなと思うのも正直なところだったのだ。
仏国寺からさらに山地に、これまた世界遺産の石窟庵(ソクラム)があるが、バス時間も合わず、名所を見ても退屈だなぁという気分が大きくなって、そのまま慶州の街に帰ることにした。
ムムッ、でも、ここまで来て、世界遺産を一つ見逃してよかったものなのか。
....いや、きっとまた来れるだろう。 -
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【ジャッキー・チェン『拳精』のロケ地】
ジャッキー・チェンの初期の主演作に『拳精』という映画がある。
龍・蛇・虎・鶴・豹の五獣拳の妖精たちが、隕石が落ちた衝撃で少林寺の書物から飛び出してきて、寺男のジャッキー・チェンに拳法を教えるという内容。
そのロケ地=舞台の少林寺となったのが、この仏国寺だったのだ。
世界遺産になる前から、実は国際的に開かれたお寺だったってわけ。
さらには、ブルース・リーが死んだ後に作られた、アチョーではなくアチャーな『死亡の塔』もここで撮影されており、正にクンフー映画の総本山でもあるのだ。 -
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【一人で焼肉−固城炭火カルビ】
一人で食べる焼肉というのは何とも味気ないものだが、一人旅ならば一人で食べるしかない。
そこで宿泊している東新ホテルから徒歩3分、40年以上営業している老舗焼肉屋さん「固城(コソン)炭火(スップル)カルビ」で食べることにした。
生カルビ1人前(写真焼台の上)と味付けカルビ1人前、それにビールで30,000Wちょっと。
副食でついてくる野菜の並びがすごい。
おばさん(アジュンマ)がハサミで肉を切りながらそばに座っているのであまり落ち着いて食べられない気もするが、ニホンゴで「オイシイ?」と聞いてくる前に「マシッソヨ!」(=美味しい!)とこっちから言うのが礼儀ってもんだ。 -
【富平市場でピンデトッ】
釜山の観光名所・国際市場の東側に位置しているのが、地元民で活気溢れる富平市場(プビョンシジャン)。ここでピンデトッを食べる。
ピンデトッは、元々は北朝鮮が発祥らしい。
緑豆をひいた生地に海鮮や豚肉を入れて焼いた、韓国式お好み焼き(チヂミ)の一つ。
写真の店では、店先でアジュンマ(おばさん)が料理しているのだが、これは思わず食べたくなってしまうよね。
100%緑豆で、一つ2,000W〜3,000W。(日本円で400円以下) -
次の日も行ったんだけど、市場が広すぎて場所を忘れてしまって見つけることができなかった。
日曜日で多くの店が閉まっていたからここもそうだったのかもしれない。
この市場では、お土産用海苔が、日本人観光客に穴場として知られているチャガルチ市場近くの農協よりも安く買えたりするのだ。 -
【釜山と言えば、シンチャントースト】
二度目の釜山旅行も、朝食はもちろんシンチャントーストで。
釜山と言えば、焼肉でも刺身でもなく、シンチャントーストのオムレツトーストなのだ。
あっ、今回も2年前と同じものを頼んでしまったじゃあーりませんか。
キウイジュース....外国に来ると、思わず惹かれてしまうんでしょうね。今度行ったらイチゴジュースにしようと思います。
ここで腹ごしらえをして釜山観光の一日が始まるのです。 -
【釜山名物デジクッパ】
ソウルではなかなか食べられないものに、デジクッパがある。
デジはハングルで豚。豚肉がたっぷり入った豚骨スープにご飯を入れ混ぜる豚のクッパだ。
釜山ではいろいろな地区にデジクッパ通りがあるようで、釜山大学周辺も安価な店があるが、今回行ったのは海雲台(カイウンダイ)というリゾートビーチにあるアジュンマが一人でやっていた安食堂。
釜山アクアリウムを観光した後に立ち寄ったが、3,000W。うまい! -
店頭に日本語メニューがあったり、下手な日本語で「日本人のみなさん安心して食べれます」なんて看板がかかっていると、なんとなく怪しく見えて敬遠してしまいたくなる。
ところがこの店は玄関にハングルで大きくデジクッパと表記されており、あくまでも地元民のための店という感じがいい。
それにしてもたくさん出てくるキムチやコチュジャンは、後になって腹とお尻にこたえるのだ。 -
【釜山で温泉 虚心庁】
人生を振り返る年齢でもないが、過去に行ったことがあるところを訪れたくなる年齢ではある。それで釜山大学街へ。
相変わらず活気があるところだ。
そのまま東菜の温泉場までブラブラ歩いて、休憩がてらに虚心庁(ホシンチョン)という温泉健康ランドへ。
2年前はここへ行かず、その近くの庶民的な鹿泉湯公衆浴場に行ったのだが、さすが健康ランド、大いに賑わっている。
韓国の人も温泉が大好きらしい。
そして、韓国ではタオルで前を隠したりせず、そもそもタオルの浴場持ち込みは禁止されてるみたいだし、みんなスッポンポンでブ〜ラブラなのだ。
ひとっ風呂浴びて懐かしの温泉場を後にしたのだが、虚心庁の入り口にいる写真のおじさんが一体誰なのかが気になっている。
誰か教えてくれ! -
【勝手に行き着け チャガルチ市場“陝川商会”】
二回目の釜山への旅。
自分の中での勝手な行きつけの店が、チャガルチ市場にある“陝川商会”。
二年前の威勢のいいお兄さんはいなかったが、今回いた違うお兄さんもいい感じだ。
で、またヒラメを頼む。 -
大きいヒラメ 10,000W。
小さいアジ、焼いてもらって5,000W。
ハイトビールで異国の旅に乾杯、プライスレス。
一人でチャガルチ、ロンリネス。 -
【ネギのお好み焼きあります】
二度目の釜山も三日目、最終日の夜。
チャガルチ市場で夕食を食べ、ビールも飲んでホロ酔い気分になって、日本語の貼紙に誘われてホテルの近くの食堂に入った。
そこでパジョンとビールを頼んだんところ、出てきたのは直径30?近くある特大パジョンだったのだ。
一体これは何人前だったのだろうか。
がんばって半分くらい食べたが、ビールの酔いも効いてきて、苦しくなってギブアップ。
値段標示がない店で、お会計はビール一本とパジョンでゲゲッ、19,000W。
酔いと食べ過ぎで気持ち悪いのもあり、もちろんハングルが喋れないのもあって、何も言わずに払って帰ったんだけど、ビールが3,000W〜5,000Wとしても、果たして特大パジョンで15,000Wもするもんなんだろうか。
なんとなくボラれた気分で悔しさいっぱいなのだが、後日『好きになっちゃった釜山』というムック本を読むと、釜山名物トンネ・パジョンはカルビよりも高い16,000Wって例もあるらしい。
なるほど思えば具だくさん盛りだくさんだったし、オーダーは二人前からなのかもしれないし、実はちゃんとした価格だったのかもしれない。
お好み焼きが焼き肉より高いなんて日本人の感覚ではありえないのだが、つまりは二回行ったくらいで釜山通の顔をしちゃいけないってことなのだ。 -
【旅の拠点は東新ホテル】
二度目の釜山、
旅の拠点となったのは、一泊35,000Wのキレイとは言えない薄暗い格安・東新ホテル。
チェックインしたときにはずいぶんと寂しい気持ちになったものだが、ナンポドン駅から徒歩5分くらいという立地条件が最大の魅力。
(写真は部屋の窓からの風景。隣の家のベランダが見える)
チェックインした際、マネージャーが「テイネイニカイテクダサイ」と宿泊カードを渡してくれた。
よっぽど乱筆な奴が泊まっているのかなと思い、期待に応え丁寧に書いたら、ずいぶんと喜ばれた。
帰国後、ホテルから宿泊御礼のエアメールが届いた。
なるほどそういうわけだったのね。
次に釜山に行くときも泊まってあげたいが、トンネの鹿泉温泉ホテルも魅力的だしなぁ。
それにしても次の釜山行きはあるのか?
さすがにカミさんも三度目は許してくれないんじゃないか....。
ト マナプシダ プサン!
(釜山一人旅再び 2006 了)
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