2011年GWイタリア旅行（4）　フィレンツェからシエナへ

2011/04/28 - 2011/05/08

チンクエテッレの町歩きを楽しんだ後、電車に乗って次の目的地、フィレンツェに移動しました。
滞在中の一日は、ブルーバスに乗ってシエナへ。第一の目的は、国立のエノテーカ。おいしいワインを楽しみました。

エリア シエナ(イタリア)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

チンクエテッレの町に別れを告げ、列車でフィレンツェへ。
車窓からクーポラの丸屋根が見えた瞬間には、やっぱり高揚してしまいました。

駅を降りたところでパチリ。時刻は夜の7時半頃。
ホテルで少しゆっくりしてからおゆうはんに出かけましょう。

歩き方に乗っていた"BUCA MARIO"を覗いてみると、満席。
30分くらいしたら席が用意出来るとのことだったので、名前を告げてカードを貰って、サンタマリアノヴェッラ広場で時間をつぶしました。

初めてのフィレンツェ、まずはステーキを！

ステーキの前に少し、クロスティーニでワインを…と思ったら、クロスティーニ以外にも、生ハムやサラミなどの盛り合わせが、大皿にどーんと出てきました。

わたしは多食なほうですが、ちょっと不安に…。
でもどれもとてもおいしくて、ワインがすいすい。

そしてステーキ！たしか一番小さいサイズ（一人前）のものです。

接写。迫力があります。

格闘しましたが、全部は食べきれず。
次回は友達と来て、分け合っていろいろなものを食べようと心に誓いました。

サービスのリモンチェッロ。
グラスを空けるとまた勧めてくれるので、食後酒は別腹、ということで、何杯かお代わりしました。

お料理はめちゃめちゃおいしい！とまではいきませんでしたが、観光客から地元の方々まで、幅広い客層のこちらのお店。みなさんわいわい楽しそうにお食事をしていて、いい雰囲気でした。
カメリエーレのみなさんも、にこやかでとっても感じが良かったです。テーブルにお料理を運んでくれたカメリエーレの方と握手をして、お店をあとにしました（笑）

ふらふら歩いてホテルに戻り、朝までぐっすり。

朝のドゥオモ。

今日はシエナに向かいます。

サンタマリアノヴェッラ駅近くにあるはずの、SITA社のバス乗り場が見つからずグルグル。

何人かの人に聞いてやっと到着。バスを待っている間、歩き方の地図を見るとばっちり場所も書いてありました…。

予定より出発が遅くなってしまいましたが、バスに乗り込みアルノ川を渡ります。

ひと眠りして目を覚ますと、外には緑が広がっていました。

シエナの町に到着です。

ショーウィンドウを覗いてみると、現代的なお店屋さんの数も意外と多い様子。

道なりに進んでいくと、マンジャの塔とカンポ広場が見えてきました。

かわいいお土産屋さん。

ドゥオモのほうに向かって歩いていくと、その姿が目に入ってきました。

なんて綺麗なんでしょう。
どうやって造ったのだろうというくらい細やかで、ところどころ塗られたピンク色がとってもかわいいです。

ずっと眺めていても見飽きることのない、うつくしいドゥオモです。

ドゥオモの余韻に浸りながら、エノテーカを目指し、再びバスターミナルのほうに歩を進めます。

フォートラベルの掲示板でシエナについてお勧め頂いたのをきっかけに、みなさんの旅行記を拝読していたら、国立のエノテーカがあるということを知りました。

その時から是非訪れたいと思っていたのです。

地下では各地方のワインの展示がされています。

1階ではワインの試飲をすることができます。

様々なワインがずらり揃っていました。

喉が渇いていたのでまずはプロセッコを。

ワインを眺めながらワインを飲む、というのも良いです。

庭のスペースに移動。
カウンターもとても素敵でしたが、こちらも気持ちいい。

パルマの赤。

バスでフィレンツェに戻らなくては行けないので、もっと飲みたいところでしたが、我慢。

最後にもう一度カンポ広場を眺めてからバスターミナルに戻りました。

バスがフィレンツェに到着すると、街は雨が降った後のようで、道路のところどころには大きな水たまりが出来ていました。

写真はバスの車窓から。

いったんホテルに休憩に戻ります。

宿泊していたホテルに戻るには、ドゥオモの近くを通るのですが、そのたびに写真を撮ってしまいます。

ホテルでのんびりした後、おゆうはんまでおなかをすかせるためにも街歩き。家族や友人へのお土産を探し、あちこちで立ち止まりながら。

ヴェッキオ橋。川のある街の風景に惹かれます。

早速渡ってみましょう。

向こうにクーポラが見えます。

この日のおゆうはんは、"Trattoria Pandemonio"
ドゥオモのある中心部から、アルノ川を渡った側にお店はあります。

トリップアドバイザーの評価を見て、日本からメールで予約をしていきました。もっとがやがやしたお店なのかと想像していたのですが、雰囲気が良くってびっくり。でもお店の人たちもとても温かい。

野菜がたっぷりのせられたコトレッタ。

野菜をかき分けると、コトレッタが見えてきます。

最後の一口までサクサクしていて、もう本当に美味しかったです。またこちらのお店のお料理を食べに、フィレンツェに行きたいな。

ごちそうさまでした。

ワインをたっぷり飲んで、たくさん食べて、いい気分で宿に向かう。そのせいか、イタリアで過ごす一日の終わりは、なんだかいい感じです。