2011/04/22 - 2011/05/08
202位(同エリア224件中)
れむさん
旅も11日目。
この日はマラガから日帰り旅行でアンダルシアの白い村、ミハスへ。美しい小さな白い村をのんびりと散策、昼は家族経営のアットホームな雰囲気のレストランでスペイン料理を。
帰りはコスタ・デル・ソルのリゾート地、フエンヒローラでしばし海にたたずみ、マラガに戻って夜は再びバルへ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
まずマラガからセルカニアスという近郊線の電車に乗ってフエンヒローラへ。
近郊線の本数はきっかり30分に一本。時刻を調べないで駅に行ったら、1分前に電車が出たばかりで、29分待つことに。改札の中は何もなくて、ホームの椅子にただただ座っているしかない。待つときは改札の外でショッピングでもするのがいいでしょう。 -
50分ほどでフエンヒローラに到着。駅のすぐ近くのバスターミナルの前にあるバス停から、電車の時間に合わせてミハス行きのバスが出る。切符は車内で購入。
フエンヒローラを出るとバスは徐々に山を登っていき、20分ほどでミハスに到着。 -
海沿いのマラガやフエンヒローラは晴れていたが、山の中腹にあるミハスはやや変わりやすい天気。
白い村の中でも有名で交通の便が良いこともあってかたくさんの観光客が来ていて、通りには飲食店や土産物屋が並びにぎわいを見せていた。日本人団体客のバスも多くやってくる。 -
ここの産物なのか、飴がけしたアーモンドがあちこちで実演販売されている。大きな鍋にアーモンドと飴を煮詰めていくと徐々に水分が抜けると出来上がり。できたてのものを味見してみると香ばしくてとても美味しかった。
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ミハスでいちばん人気のサン・セバスティアン通り。白壁の家々に挟まれながら中腹まで坂が続く美しい通り。一番下には小さな教会があって、そこから登っていく通り沿いには土産物屋やレストランも軒を連ねる。
土産屋などを覗きながら坂を上へ。 -
登るにつれてだんだんと観光客の数も少なくなり、静かな佇まいを見せてくる。可愛らしい植木鉢を飾った家々が並び、観光地化されつつある下のほうとはまた違った、アンダルシアの白い村そのままの雰囲気が広がる。
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さらに上に上がると、山の上の自動車道路に出て街は終わる。振り返ると、いま登ってきた家々の向こうには地中海が広がります。
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サン・セバスティアン通りを引き返して坂を降り、町の中心コンスティトゥシオン広場から先程と反対側の丘を登る。
広場の先には小さな闘牛場が。開催はされていなかったが闘牛場内の見学はできるようで、中にはお客さんも入っていた。
我々は外観のみの見学。 -
こちらの展望台からも広く地中海が見渡せる。海のそばに見えるのはフエンヒローラの町。その先に広がる地中海のそのまた向こうにはアフリカ大陸があるはずだが、そこまでは見えず。
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転じて目を山裾のほうに向けると、山の裾野にはプール付きの立派な家々が点在。ここはヨーロッパ有数のリゾート地コスタ・デル・ソルのそば。これらはヨーロッパのお金持ちの別荘でしょうか。
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さて、ランチの時間。街中でどこのレストランにしようか、、、とうろつくが、今ひとつ心惹かれそうなレストランが見つからない。
と、そこに客引きが一人。このレストランは家族が経営している、とても家庭的でよいレストランだとのこと。うーん、でもこの客引きはちょっと胡散臭いな、、、と思っていると、「しかもこれを見てくれ。素晴らしいレストランの評価を受けているんだ。」と。
店のそばの案内を見ると、なんと、2007年から5年続けてミシュランに掲載されているではないですか。
客引きは胡散臭いがミシュランシールがあるなら良いだろうと、ここのレストランに決める。 -
レストランの名前は「El Capricho」(住所:Los Caños 5-1° E - 29650 Mijas)。あとで調べたところミハスで唯一、ミシュラン掲載のレストランのよう。
中は落ち着いているけど肩肘張らない、くつろげるような雰囲気。英語を話している客が多いので外国人なのだろうけど、ご年配の方も多い。コスタ・デル・ソルにのんびりと滞在しながら遊びに来て、ちょっと美味しいものをいただきましょうかという感じだろうか。 -
ランチは1皿目、2皿目にデザートがついて、一人15ユーロほどのセット。その前に食前酒としてマラガワインと注文。
マラガワインはポートワインやシェリーと同様、途中で発酵を止めて甘さを残す酒精強化ワイン。甘さが食欲を掻き立てます。 -
一皿目は自分はガスパチョ、妻は(なぜか)スパゲティ。ランチ時ということもあって、さわやかなロゼワインを合わせて注文。
ガスパチョは派手さはないけど、家庭的な美味しい味でした。スパゲティは、よく覚えてません。 -
メインのほうは肉と魚、それぞれグリルを。これらもシンプルな料理だけど、素直に美味しい。すっきりとしたロゼワインにもよく合います。
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デザートは売り切れが続出して、プリンとアイスクリーム。家族経営のアットホームな雰囲気のレストラン。美味しい食事をゆったり楽しむことができた。
満足してレストランを出ると、隣の店にさっきの客引きが。「旨かっただろ?」と。「ついでにこの店も見に行ってくれよ。」とのこと。こっちの店の人だったのか?最後までよくわからなかったが、レストランとは関係ないみたい。 -
ランチをとっている間に雨が降ったようで路面が濡れている。山の中腹に位置することもあり天気は若干変わりやすい感じ。この時間は再び青空が広がっていた。
ぶらぶらと街歩きをしながらバス・ターミナルへ。 -
バスで再びフエンヒローラに戻る。
海岸沿いのフエンヒローラは近代的な街並み。
まだシーズン前ということもあって、人通りはあまり多くない。 -
街の先には広大なビーチが果てしなく広がっていた。海岸通り沿いにはレストランが立ち並ぶ。シーズン中は賑わうんだろうなぁ。
-
海に入っている人も少しだけいたけれど、さすがにまだ5月あたま、海の水はむちゃくちゃ冷たい。よくこれで海に入るなぁという感じ。
しばしビーチに佇んだ後、電車でマラガに戻る。 -
マラガに戻ったのはもう夕方。
駅の隣にあるバスターミナルで翌日のグラナダ行きのチケットを購入。広いバスターミナルだと、どこに行けば切符が買えるのかよくわからず迷うもの。そんな中、ターミナル内にある自動券売機のようなもので、長距離バスチケットも予約ができた。英語で表示されるモニタの指示に従って日にちと行先、時間、人数とかを入力すればOK。支払いはクレジットカードで。バスの座席も自分で指定できてとても便利。
グラナダ行は1時間おきにあるが、比較的混んでいるようで9時半のバスは満席。8時半のバスを購入。翌朝には売り切れているようだったので、早めに購入しておいたほうがよいかも。 -
昨日に行った一軒目が美味しかったのでもう一度行こうと思ったが、残念ながら休み。そこで向かいのお店、エル・チニータスへ。ミシュランや地球の歩き方にも載っているマラガの有名店。テーブル席のほうはしっかりとした雰囲気だが、入り口にはカウンター式のバルもある。
気軽にタパスでもつまんでみよう、ということで、こちらのバルへ。 -
スペインで暑い時に飲むのはこちら。左は「セルベッサ・クラーラ」という、ビールをソーダ水で割ったもの。ビールより軽めですっきりした味わい。右はおなじみのサングリア。サングリアはお店によって作り方もいろいろ。
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他のバルにもれず、こちらもカウンター前のショーケースにいろいろなタパスが並んでいるので、食べたいものを見つけて指させばOK。他にもメニューもあって、好きなものを注文。
こちらはトマトとガーリックをのせた、パン・コン・トマテ。 -
ショーケースの中から選んだ豆の料理。
グラスワインはここもやはりリオハ産の赤ワインでした。 -
バルで一度食べてみたかった、エビのオイル煮「ガンバス・アル・アヒーリョ」。日本のスペインバルで食べるとこれだけでも結構するのだが、お手軽にこういうのが食べれるのは実に楽しい。
こちらはレストランが主体で、バルのお客さんは少なかった。それでも一人で食べに来た地元のおばさんとかもいたし、レストランの雰囲気も味わえるので、気軽に食べたいときはよさそう。向かいにある昨日行ったバルとはだいぶ違う雰囲気だけど、こちらもまた楽しめました。
翌日はグラナダへ。
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