イギリス再訪５１　ロンドン・大英博物館２（ロゼッタ・ストーン）

2011/06/24 - 2011/06/24

大英博物館を訪れました。エジプトのロゼッタ・ストーンがお目当てでしたが、コレクション、陳列品の多さに驚きました。エジプト関係の収蔵品を見終わっただけで疲れてしまいました。

エリア ロンドン(イギリス)

エジプトの彫刻コーナーです。

戦勝の首を抱える勇士（Warrior holding a trophy　head）。コスタリカから出土、 A.D.1000-1500年。

ヘラクレスの大理石胸像（ ２世紀、ローマ）。イタリア、ベスビオ山の麓から出土。

Rondanini・Faun（２世紀、ローマ）。大理石製、シンバルを手に踊るサテュロス（酒神Bacchusに従う半人半獣の森の神で酒と女が大好き。ローマ神話の faun）。1625-30年に頭部、腕、足が修復された。

ゼウス（２世紀、ローマ）。ハドリアヌス帝のチボリの荘園から出土した頭部にあとで胸部を付けて胸像にした。

ヘルメス大理石像（１世紀、ローマ）、イタリアで出土。

ヴィーナス大理石像（A.D.100-150年頃、ローマ）。イタリアのCampo Ieminiで見つかった。

piranesi・vasei（２世紀、ローマ）。

アポロ大理石像（２世紀、ローマ）。キュレネ (現リビア）から出土。

ディスコポーロスの大理石像（２世紀、ローマ）。ギリシャのブロンズ像をコピーした。

キューピッド（２世紀、ローマ）。

花崗岩製セクメト女神（第18王朝・B.C.1350年頃）。エジプト、テーベから出土。

エジプト・コレクション。

プトレマイオス１世胸像（B.C.３世紀後期、エジプト）、玄武岩製。

トトメス３世と神の４面の花崗岩彫刻（第18王朝・B.C.1450年頃）。エジプト、テーベから出土。

ロゼッタ・ストーン。ナポレオンのエジプト遠征のフランス軍士官が1799年、ロゼッタで発見した石碑で、ヒエログリフ、デモティック、ギリシャの３種類の紀元前の文字で書かれていた。
碑文はプトレマイオス５世の業績を称える内容で、最初に英人のトマス・ヤングがファラオ名など固有名詞の解読に成功し、これを参考に仏人のジャン・フランソワ・シャンポリオンが解読した。（写真をクリックして拡大すると、王の名を楕円に囲んだカルトゥーシュも見えます）。

ロゼッタ・ストーンの説明看板。

解読のキーとなったヒエログリフについて。

大勢の見学者が訪れ、人の切れ目のないロゼッタ・ストーンの展示場所。

アメンエムハト３世の花崗岩頭像（第12王朝・B.C.1800年頃）。エジプト、ブバスティスのバステト神殿から出土。

アメンホテプ３世（B.C.1390-1352年頃）像。

アメンホテプの花崗閃緑岩製の銅像（第18王朝・B.C.1400年頃）。エジプト、 アビュドスから出土。

左側はネクタネボ２世の赤花崗岩製神殿の断片。エジプト、ブバスティスのバステト神殿から出土。
右側はラムセス２世の赤花崗岩製記念碑の石塊（第19王朝・B.C.1250年）。エジプト、ブバスティスのバステト神殿から出土。

Queen Mutemwiaの聖船（第18王朝・B.C.1400年頃）。エジプト、カルナック神殿から出土。

Merymoseの黒花崗岩石棺（第19王朝・B.C. 1250年頃）。エジプト、 サッカラ から出土したとされている。

ラムセス２世の花崗岩製胸像（第19王朝・B.C.1270年頃）。右胸の穴は、ナポレオンの遠征軍が1816年以前に像を持ち去ろうとして開けたとされている。高さ2.67?、重さ7.25?。エジプト、テーベのラムセス２世葬祭殿から出土。

エジプト・コレクション

エジプト・コレクション

Figure of a Horus-falcon彫刻（ B.C.600-500年頃、エジプト）。石灰岩製。

ゲイヤー・アンダーソンの猫（末期王朝・B.C.600年頃）。青銅、金製、エジプト、サッカラから出土。高さ42?、重さ7.8?。猫は豊饒の女神バステトと同一視された。

Horus-falcon彫刻（B.C.600年頃、エジプト）、閃緑岩製。

エジプト・コレクション、石棺。

エジプト・コレクション

アヌビス神　

Giant sculpture of a scarab beetle（プトレマイオス朝・B.C.332-30年）。閃緑岩製。トルコ、イスタンブールから出土。糞ころがしです。

エジプト・コレクション

エジプト・コレクション

大英博物館の売店で６．９９ポンドで購入したロゼッタストーンの文鎮。サイズは７?×９?×1.5?。

大英博物館の売店で購入したロゼッタストーンのキーリング（表側）。

ロゼッタストーン・キーリングの裏側。