イギリス再訪５０　ロンドン・大英博物館１

2011/06/24 - 2011/06/24

大英博物館を訪れました。エジプトのロゼッタ・ストーンがお目当てでしたが、コレクション、陳列品の多さに驚きました。エジプト関係の収蔵品を見終わっただけで疲れてしまいました。

エリア ロンドン(イギリス)

大英博物館外観

大英博物館正門です。

大英博物館。
ロンドン、ブルームズベリーのラッセル・スクエアにある世界最大級の博物館。創立時から図書館を併設する。王立学士院院長を務めた医学者ハンス・スローン卿（1660―1753年）は、6万5352点に上る古美術、メダル、コイン、自然科学標本類など（ほかに手稿本約4000点、印刷本約4万点）の大コレクションを2万ポンド（彼自身の見積額の4分の1）で国家に遺贈。これに、すでに国の所蔵になっていたロバート・コットン卿一族の蔵書と、初代・2代のオックスフォード卿収集の手稿本とを加え、1753年に設立された。
これらを収蔵・展示する建物としてバッキンガム・ハウス（現在の宮殿）も候補に上ったが、結局、現在地にあったモンタギュー邸が購入され、1759年1月から一般に公開された。
当初は自然科学コレクションに人気があったといわれるが、自然科学部門は1883年に自然史博物館Natural History Museumに、民族学部門は1970年に人類博物館Museum of Mankindとなってそれぞれ独立した。
収蔵品の増加に伴い、1824年からロバート・スマーク卿の設計で増改築に着手。東側に蔵書のための、西側にエジプト彫刻展示のための新ギャラリーがまず建造され、最後に中央部の旧館を取り壊して、その跡地に1852年、新古典様式のファサードをもつ現在の正面玄関部が完成した。
その後も、もう一つの出入口をつけた北側や、古代美術陳列のために西側で増築がなされている。
ロゼッタ・ストーン、パルテノン神殿の彫刻、ネレイデスの祠堂、アッシリアの浮彫り、クニドスのデメテルなどの名高い遺品は19世紀前半までに収集されたもので、その後もメソポタミアのウルや、東イングランドのサトン・フー、オーレル・スタイン卿によるシルク・ロードの発掘品、さらに顧之筆と伝えられる「女史箴図巻」など、世界各地の重要な遺品を加えている（小学館、日本大百科全書より）。

大英博物館の収蔵品は８００万点以上と言われており、入場は無料。

大英博物館外観です。

大英博物館外観です。

大英博物館正面です。

テロ防止対策でしょうか、大きな鞄類は館内への持ち込み禁止。写真撮影は自由でした。

入り口です。

入り口です。

２階への階段です。

グラウンド・フロア。創立250周年を記念して2000年にオープンした屋根付きのセンター・コートです。

センター・コートです。

上にはカフェがあります。

センター・コート、案内所です。

館内の案内看板。

催しなどの案内看板

グラウンド・フロアの案内看板。

センター・コートにも収蔵品が展示されておりました。エジプト、ネクタネボ２世(最後のエジプト独立王朝である第30王朝)の黒シルト石製のオベリスク（B.C.350年）です。

エジプト、ネクタネボ２世の黒シルト石製のオベリスク（B.C.350年）。上とは別物です。

クニドスのライオン。重さ７?以上もある巨大なライオンはトルコの南西の臨海都市・クニドスの古代墓地の墓から出土した。

クニドスのライオンの説明看板。

エジプト第18王朝、アメンホテプ3世（B.C.1400年）の頭像で、テーベ（現ルクソール）から出土したものです。

センター・コート、休憩のためのテーブルとベンチです。右側は売店です。

アッシリア王、アッシュールナシパル２世（B.C.884-859年）のアラバスター石板。B.C９世紀にニムルド（現イラク）から出土。

明後期か清初期の石像、中国北東部から出土。

ハイダ族のトーテム・ポール（カナダ、ブリティッシュ・コロンビア、1850年頃、赤杉製）。

ハイダ族のトーテム・ポール（カナダ、ブリティッシュ・コロンビア、1850年頃、赤杉製）。

ハイダ族のトーテム・ポールの説明看板。

アングロサクソン族の砂岩製の十字架軸。８世紀後期から９世紀初期にかけて英国カンブリア、ローサーから出土。

若者の大理石騎馬像。紀元後１世紀頃、ローマから出土。

パプア・ニューギニアのlatmul peopleのトーテム・ポール、1900−1950年。

グラウンド・フロアの天井から下がっていた飾り物です。

イースター島の巨石像。偉大な祖先を祭るために紀元前1000年頃から17世紀後半まで造られた。

イースター島の巨石像の説明看板。

大英博物館、グラウンド・フロアです。