憧れの都ヴェネツィアVol.9

2011/03/26 - 2011/04/03

いよいよヴェネチア最終日。

震災以降、スケジュールが変わり続けていたＫＬＭもなんとか落ち着き
朝食を食べてから、ホテルをチェックアウトする事が出来ました。

タクシーなどで空港へ行くこともできますが
せっかくですから、船で空港へ移動してみました。

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

とうとうヴェネチア最後の朝が来てしまいました。

少し靄がかかっていますが、ほんのり朝焼け。

この日も朝早くから、働いている人たちが窓から見えます。

朝から、掃き掃除をする方も。

どうやらイタリアの箒は
穂先を使うのではなく
全体でかき集めるように使うようです。

昼間は沢山の観光客が行きかう通りも、まだこんなに静か。

同じ階にあるオープンテラスも静か。


ここでは前日、夕方にジュースやカクテルのサービスがありました。
運河を眺めながら、本を読んでのんびりして
とっても気持ちの良いスペースでした。


もっと気温が上がって来ると
ここが朝食会場になるそうです。

さて、朝ごはんに行きますか。


これはエレベーターのドア。
中心から、観音開きに開きます。

エレベーターは
らせん状の会談の中心に位置し
４人も乗れば、いっぱいになる小型でした。

変える日は、乗り物に乗るばかりで
あまり運動しないので
食事は軽めにするに限ります。

霞みも晴れてきました。



食事を終えて部屋に戻り、荷造り。

お土産をそれなりに買ったけど
だいぶコンパクトにパッキン出来ました。

安物の荷造り用バッグを買ったけど
出番なしでした。

チェックアウトして、船着き場へ。


ヴェネチアからは　空港へ行く事が出来るのです。
もしタクシーやバスで、なんて選択肢を選ぶと
荷物をガラガラ引きずって
タクシーが待っている北部のローマ広場まで歩く羽目になります。

ヴェネチアでのホテル選びで、その立地は重要です。


船着き場に到着。
私たちが乗るのは、空港行きの青路線。

Aeroportoと書いてある場所に行きます。

これがチケット。

１３ユーロ也。

同じ様に空港行きの船を待つ人々。

みなさん
やっぱりトランクよねぇ。

私たちぐらいかも
キャリーバッグやショルダーバッグなのは（笑）


まぁ、女性の場合
おめかしする必要があると
靴とかドレスとか
一気に荷物が増えますからねぇ。


ちなみに、今回の震災でＫＬＭはかなり時間を変更していたので
運が悪ければ、朝の４時くらいにホテルを発つ羽目になり
この船にも乗れず、水上タクシーをチャーターせねばならないところでした。

でも、おかげさまで
我々が帰国するまでにＫＬＭも通常通りの時刻に戻り
こうして朝ごはんの後に、空港へ迎える事になったのです。

さようなら！ヴェネチア！

この船で空港まで移動します。


動画
http://youtu.be/6NnQsm_DgMQ

船内は、意外に狭く。天井も低い。


アジア人も多かったけど
日本人は我々くらい。

多かったのは韓国の若者かな。
みなさん英語がきっちり話せてるようで
旅慣れている様子でした。

いくつかの船着き場に立ち寄った後
サングラスのお兄さんが検札にやってきました。

でも

なぜ４つも穴を開けるのか…なぞ（笑）

空港の船着き場に到着。


船で空港に来るなんて初めてだなぁ。

ちなみにこれが、ヴェネチアから船で空港へ向かう路線。

これで見ると３路線あるけど
実は１路線廃止になってて
今は、赤と青の２路線だけなんだって。

船着き場の横には、水上タクシーの船着き場。


水上タクシーは
猛スピードでかっ飛ばすので
あっという間に空港につくでしょうし
何時に出発することも可能です。


ちょっと乗ってみたかったけど
今回は、ご縁がありませんでした。

こちらは空港側のチケット売り場。

船着き場から空港の建物までは
微妙に長く「徒歩７分」の表示。


歩道には、微妙な大きさの屋根がついてるけど
雨が降ったら、役に立ちそうもない（笑）


お、あと３分。

空港の建物に到着。

タクシーがずらり。



ちなみにヴェネチアから
タクシーでやってくるのは
ローマ広場まで移動する必要があります。

大きなトランクで旅する人は
ホテルの場所にご注意を。

こちらは、１階の到着ロビー。

出発ロビーは、その上なのでエレベーターで上がる事にしたのですが
なぜ、２階を下に書くのだろう？（笑）

出発ロビーは結構な混みよう。

こういう場所に来ると
日本人も沢山みかけます。


々が乗るＫＬＭの搭乗カウンターには
かなりの長蛇の列ができていて
しかもカウンター業務が、相当のんびりしているんで
呆れるほど前に進まない

動画
http://youtu.be/CyQXJJH8Lkw


それでも、中ほどまで来た所で
スタッフが「キャビンバゲージ（機内に持ち込む荷物）」の札を付けていく。

で、我々のeチケットを見て
「このままじゃ乗れない」と言う。


ふつう、他の航空会社だと
eチケットのまま搭乗手続きできるんだけど
これをカウンターでチケットに変えて来いと言う。

んもう、せっかくならんだのにぃ。

カウンターに並んだら
セルフでチケットに交換できる端末があるから
それを使えという。


んもう、そういう事は、早く言ってよー！

これが、その端末


幸い日本語表示があったのでスムーズにチケットに変える事が出来ましたが
先に言ってくれれば、時間をロスせずに済んだのになーと
珍しくイラついてしまいました。

あら？

ちょっと旅疲れ？

で、再び列に並ぶ。


早く、すすめー。

チェックインを無事に終え
保安検査場を通って搭乗待合室へ。



さすが観光地ヴェネチアの空港。
免税店も飲食店も充実しています。


時間があったら、こういうバーで、ワインでも飲みたかったなぁ。


簡単にだけど動画も撮影。
お金持ちが多いのか
小さい割に、ブランドショップが充実してますね。
動画
http://youtu.be/gXw3-428zUw

ちなみに、搭乗口はこんな感じ。


搭乗待合室で喉が渇いて
いつものガス入りミネラルを買ったんだけど
とにかく栓が固くて開かない。

しばらく手こずったが
どーにもこーにも開かなくて諦めた。

ところが、ツレが「ちょっとトイレに」と席を外したところで
向かいの席に座っていたイタリア系のカップルのお兄さんの方が
「それ、ちょっと貸してご覧」と言う。

試しに渡すと、見事にあっさり開けて見せた（笑）
で、「僕が開けたことは内緒ね」とウィンク。

彼女と私が目を合わせて、思わず笑っちゃって
「よしよし、じゃぁ内緒にしておこう」と思ったところで
ツレが帰って来た。


「開いたよ！」とボトルを見せると
「えー！どうやって！？」と見事に驚いてくれる（笑）


すぐにネタばらしして
「彼が開けてくれたんだよー」と教えて
みんなで笑顔になっちゃいました。


こういうやりとりって、楽しいよねー。


ほどなくして、我々の乗る便が搭乗時間になったので
感謝のしるしで、お二人に折鶴をプレゼントしたら
とっても喜んでくれました



ヴェネチア、楽しかったー。



帰りもアムステルダム経由。
その話は、また次の旅行記で。