2011/06/09 - 2011/06/12
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あいあ〜るさん
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dashxさんが昨年12月に行きたくても行かれなかったノンタブリーのコーヒー。
そこからのやりとりが発端で、バンコクでの空き時間に探索に行くことに。
その結果はいかに…
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
試合が14時からなので、ノンタブリーに行って13時半には帰って来られるなと、チャオプラヤーエクスプレスでノンタブリー行きを決行。
せっかく終点のノンタブリーまで乗るのでキリの良い所から旅行記を書いた方がいいなと、サートンから乗船することも考えましたが、時間がもったいないのでサイアムスクエアから最も近いシープラヤーまでタクシーで。
シープラヤー船着場には立派な建物が…
と思ったら、なぜか料金を徴収する場所が見える。
ここはチャオプラヤーエクスプレスではなく、対岸のクローンサーンへ渡る船着場のようでした。 -
チャオプラヤーエクスプレスの船着場は、ロイヤルオーキッドシェラトンホテルを挟んで反対側。
ホテルの前を通ったら、日本のテレビの撮影をしていました。
大韓航空を使ったバンコクツアーの宣伝をしていましたが、スタッフに聞いたところによると鹿児島発のツアーで鹿児島でしか放送されないとか。
右側の男性は波田陽区に似ていますが、本人なのか似ている人なのかは知りません。 -
船着場に着くと、すぐに船がやってきました。
こんな中華風の寺院があったんですね。
地図から察するとワットトーンノッパクンなのかな?
チャオプラヤーエクスプレスに乗ることなどまず無いので、今まで知りませんでした。
チャオプラヤーエクスプレスに乗るのは、これが2回目だと思います。
タクシーで往復すると写真5枚くらいで終わってしまうので、今回は旅行記のネタ用にあえて利用しましたが、単に移動であればノンタブリーへ行くのに船を利用するなんて考えられません。 -
船尾から下流方面の眺め。
右岸の大きな建物はバーンチャオプラヤー。
ホテルかと思ったらコンドミニアムのようです。
この途中でサイアムセメントの方から電話がかかってきました。
「一緒に昼食を食べよう。12時半にホテルに迎えに行く。」って。
13時半までにホテルに戻るつもりだったので、探索時間が1時間短くなりました。 -
トンブリーとクルンテープとを結ぶプット橋を通過。
すれ違うのはタイを支えたタイ米を満載しているのでしょうか。 -
正月にお参りに行ったワットカンラヤーナミットです。
大きな本堂の中にはバンコク最大のご本尊が安置されています。 -
日本人にも有名なワットアルン(ワットアルンラーチャワラーラーム)の大仏塔が見えてきました。
-
こちらも正月に初詣に訪れたワットラカン(ワットラカンコーシターラームウォラマハーウィハーン)です。
-
チャオプラヤーエクスプレスには日本人も含め外国人旅行者もたくさん乗っていましたが、ターティアン船着場やターチャーン船着場でほとんど降り、ぐっとローカル色が濃くなりました。
-
国王陛下が入院していらっしゃるシリラート病院に一礼。
国王陛下の父ソンクラーナカリン親王が研究に励まれた病院でもあります。 -
数あるバンコクの橋の中でも絵になるラーマ8世橋です。
バンコク首都圏でチャオプラヤー川に架る13番目の橋として2538年7月15日に開通した、全長475mのとても美しい橋です。 -
チャオプラヤー川が大きく蛇行する所、正面に黄金の仏塔が見えます。
もしかしたら昔はチャオプラヤー川を遡上する際に目印になっていたのかもしれません。
ワットソーイトーン。
結構有名なお寺みたいです。また行きたい場所が増えてしまいました。
この辺りはバンコク都バーンスー区。
ここから東に進むと、タイ鉄道公社のバーンスー駅があります。 -
「バンコクの観光地はもう行き尽くした」と書かれているのを時々見掛けますが、私は行けば行くほど行きたい場所が増えてしまいます。
欲張りなのかなあ?
タイには80回くらい(そろそろ90回くらいかも?)行っていますが、バンコクの行きたい場所のうちで既に訪れたのはまだ1/3くらいという感じです。
またまた興味深い大きな寺院が現れました。
ワットウィムッタヤーラーム。
アメリカにも別院があるようです。 -
ワットウィムッタヤーラームを過ぎると、すぐにラーマ6世橋をくぐります。
チャオプラヤー川を挟んで東(北線)と西(南線)に分かれていた鉄道を結ぶために造られた鉄道と道路の併用橋です。(現在は鉄道のみ)
タイは鉄道がイギリスに利用されることを恐れ、南線をバンコクに入れないようにしていました。(当初の南線と北線の接続予定地はターク)
この橋が造られたことは、イギリスによる侵略の脅威が去ったという、とても大きな歴史的背景を意味します。
また標準軌だった北線が南線に合わせて狭軌に改修されたので、今日ブルートレインなどの日本の中古車両がタイで活躍しているのは、このラーマ6世橋建設が発端と言っても良いでしょう。 -
チャオプラヤー川には所々に距離を表示した標識が建っています。
これは60km標識。
おそらく河口から60km地点なのでしょう。 -
終点のノンタブリーに到着。
港の目の前には歴史ある時計塔が建ち、チャオプラヤー川がノンタブリーの玄関であることを誇示しています。
タイでは近年まで水路が交通の中心で、陸路は分水嶺を越えて水路と水路を結ぶためのものでしかありませんでした。
陸路が重要視されるようになったのは今から僅か140年前。ベトナム北部(当時はタイ領)で暴れるホー族(天下泰平の乱に敗れた漢民族)を討伐するために、チュラーロンコーン大王がバンコクから軍を派遣した時です。
チュラーロンコーン大王は中央集権化と交通網や通信網などの整備を急ぎましたが、インドシナに侵攻したフランスに領土の約半分を奪われることになりました。 -
船は思った以上に時間がかかり(1時間強)、時計塔の写真を見ていただければわかりますが既に11時50分です。
昼食の約束は12時半なので、もうほとんど時間がありません。
幻のコーヒーを捜すという使命がありますが、ノンタブリーに来たからにはまずは旧ノンタブリー県庁舎を見ない訳にはいきません。 -
通称「ランカオ」と呼ばれる旧ノンタブリー県庁舎。
ノンタブリー県がプラナコン県から分離独立したのはまだ80年ほど前なので、この建物はそれよりも古いのではと思っていましたが、この建物は元々はラーチャウィッタヤライという学校だったようです。
ラーチャウィッタヤライなんて名前だから、王室関係でしょうね。
写真では綺麗で保存状態も良さそうに見えていたのですが、実際に目の当たりにすると、まさにボロボロ。
保存するなら早く手を打たなければ取り返しのつかないことになりそう。
日本でも宣伝しようかな。 -
ここでもカメラを回して何やら撮影していました。
ドラマなのかCMなのか。
今日はやけに撮影に縁があります。
バンコクに戻ってから、私自身この日もテレビインタビューを受けたし。 -
港から一直線に延びるノンタブリーの目抜き通りです。
ほとんど時間がありませんが、幻のコーヒーを探索。
地元の人に聞いて回れば良いのですが、「100年コーヒー」なんて名前では認知されていないでしょう。
しかも相手はタイ人です。
「知っている」or「知らない」の返事で終わればいいのですが、他の人も集まって「あそこじゃないか」「いやここだろう」と会議になる可能性もあります。
この後タクシーで急いでバンコクに戻ったのですが、昼食はSCGの人と一緒だと思っていたら、タイバドミントン協会、タイオリンピック委員会、国際バドミントン連盟の役員も一緒でした。
タイ人は時間に厳しいので、遅刻しなくて本当に良かったです。 -
ここは目抜き通りの裏側(北側)の通りです。
写真の写し方が悪いのですが、この裏通りには“100年近く”経っていそうな店がたくさんあります。
そして反対側(南側)の裏通りも同様です。
南側の裏通りには学校や市場などもあり、北側より店の数も多く人通りも多いので、おそらく目的の店はその辺りかもしれません。
私がノンタブリーを訪れて感じたことは、目的の店でなくてもノンタブリーには100年近い歴史を感じさせる風情のある店がたくさんあって、とても興味深い街であること。
そしてもしも私が謎を解明してしまったら、dashxさんの興味も半減してしまうだろうと、自分を納得させてノンタブリーを後にしました。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- ゲストさん 2011/08/28 15:44:38
- う〜ん。飲んでみたい・・・
- 「バンコクの行きたい場所のうち既に訪れたのはまだ1/3くらい」
あいあ〜るさんの訪タイは物見遊山じゃありませんからね。
この日も限られた自由時間で行かれたようですし・・・
しかし、あいあ〜るさんを以てしても辿り着けないとは、将に「幻のコーヒー」と呼ぶに相応しい店ですね。
迷いながら這々の体で辿り着いて味わう一杯のコーヒー・・・
旨いとか不味いとかは問題外。きっと格別な味なんでしょうね。
ノンタブリーはレトロそうな街ですね。
案外、百年食堂とか百年酒場なんかも有るのかもしれませんよ。
- あいあ〜るさん からの返信 2011/09/01 23:33:54
- RE: う〜ん。飲んでみたい・・・
- 房州ロッカーさん、書き込みありがとうございます。
日本語のガイドブックなどで紹介されている所は、おそらく9割以上は行っていると思います。
しかしタイ語で色々と調べていると、興味深い場所がたくさん見付かって、行きたい場所がどんどん増えるんですよ。
普通の日本人旅行者が行きたいレストランや土産物屋ばかり増える代わりに、食事や買い物に興味の無い私は行きたい見学場所が増えるのかもしれません。
今回探索に費やした時間は僅か5分ほどでしたから、「ノンタブリー
と「100年コーヒー」というキーワードだけでは、さすがに5分ではたどり着けませんでした。(笑)
100年食堂とか100年酒場、そう呼ばれる店は無いかもしれませんが、そういう雰囲気を持つ店は存在していてもおかしくないと思います。
ノンタブリーはチャオプラヤー川沿いの多くのお寺があるのですが、実はノンタブリーではそれらのお寺を回りたいんですよ。
水上マーケットも3ヶ所くらいあるようなので行ってみたいです。
- ゲストさん からの返信 2011/09/02 07:13:45
- RE: RE: う〜ん。飲んでみたい・・・
- > 日本語のガイドブックなどで紹介されている所は、おそらく9割以上は行っていると思います。
> しかしタイ語で色々と調べていると、興味深い場所がたくさん見付かって、行きたい場所がどんどん増えるんですよ。
あいあ〜るさんのタイに関する造詣の深さを考えれば納得できます。
将に興味が尽きない無限ループ。終着点が無さそうですね。
私なんかガイドブックに載っているような場所すら幾つも行っていません。
まあ、観光地に行かなくてもタイ自体を楽しめるからなのかもしれませんが・・・
かつて私は旅行先としてタイは眼中にありませんでした。
初訪タイは平成17年。仲間に誘われて行ったのが最初です。
旅先選定でも私一人が韓国を主張しましたが仲間全員から反対されタイになりました。後になって思えば同行者は全員タイリピーターでしたので最初からタイに決まっていたようです。
ですから、タイに関する知識は無きに等しい真っサラな状態での初訪タイでした。
それが今では8回目の訪タイ・・・再訪している唯一の国です。
特に観光なんかせずとも居るだけで十分楽しめる国って・・・
タイの魅力って何なのか不思議に思いますね。
-
- dashxさん 2011/07/29 00:54:00
- ありがとうございます♪
- あいあ〜るさん、こんばんは。
6月タイ/No2、進んで来ましたね。
お忙しい中、そして痛い腰をおしてのノンタブリー紀行、深く感謝です。
さすがにいつものあいあ〜るさんの文章のタッチとは異なって、何となく
のんびりムードがある短い船旅ですね。他のトラベラーの方が書かれると
何とも思いませんが、あいあ〜るさんが観光的な筆運びで記されると
なんだか新鮮で、どこか知らない国の川下りみたいに見えちゃうから
不思議です(笑)。
ノンタブリーの時計台! 私もあれが見たかった。あんなレトロな時計台が
ある街って、バンコクには他にはないでしょう。ひょっとしたらアジアの
どの街にも無いかも。それだけでも古き良き時代を感じさせる街のように
思います。観光客に溢れているわけでもなく、そんなところをあいあ〜るさん
はどんな視線でご覧になったか、コメントの続き、楽しみにしていますね。
- あいあ〜るさん からの返信 2011/07/29 12:20:51
- RE: ありがとうございます♪
- dashxさん、こんにちは。
まだ完成していないのに、書き込みありがとうございます。
もう少し頑張って仕上げます。
川沿いの寺院は正月の旅行記で紹介しているので、改めて書き加えるようなネタが無いだけです。(笑)
時計塔はどうでしょうかね。
製造年代は判りませんが、時計塔自体はチャトゥチャック市場の中にもありますし、タイ国内の地方都市にも街の中心にあったりするようです。
でもここのように港のどまん前に建っているのはあまり多くないと思いますし、街の中に埋もれているものと違って存在感がありますよね。
ものすごく期待をされているようで、完成前に大きなプレッシャーが…(汗)
これは下手なこと書けませんね。(笑)
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