2011年６月/滋賀・福岡 - ６月のタイ～滋賀タンブン式・アジア太平洋カップ他～

2011/06/01 - 2011/06/28

６月もまた、タイ絡みの用事に忙しい月でした。
１ヶ月分のタイ関係の出来事をまとめてお伝えします。


（作成途中です）

エリア 滋賀

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

６月４日（土）滋賀でのタンブン式。

金山駅で名鉄からＪＲに乗り換えた方が便利なのですが、交通費節約のため岐阜まで行って乗り換え。

目的地は八日市（東近江市）なので、米原で近江鉄道に乗り換えです。
ローカル私鉄なので運賃が高いだろうなと思っていたら、休日は破格のフリー切符がありました。

米原〜八日市の片道運賃が870円なのに、１日フリー切符は550円です。

近江鉄道との出会いはもう25年以上前です。
米原で急行「きたぐに」に乗り換えて北海道に向かう時に、駅舎の脇から発着しているローカル私鉄を見たのが初めてでした。

それ以来、在来線で関西へ向かう時に、彦根駅の車庫に変わった電車がたくさん停まっているのを目にするだけで、乗るのはこの日が初めてです。

広大だった米原駅は、ＪＲ化後すっかり様変わりしてしまいました。


米原から八日市まで、たいして集落もない田園風景の中を走ってきましたが、よくこれで存続しているなあと思います。

会場は八日市駅から歩いて５分ほどのサヤームギャラリーです。
関西在住のタイ人やタイを愛する日本人約40名が集まっていました。

写真左奥の仏様にお供えをしているのが今回の主催者ご夫妻。
先月の名古屋のソンクラーンに来ていただいたので、そのお返しの意味も込めての訪問です。


成田市のワットパークナムのお坊様をお迎えして、一通り儀式が行われました。

儀式の後はタイ料理を食べながら談笑。
楽しい時間を過ごさせていただきました。


週明けは名古屋でタイマッサージ屋を開店するための契約の立会い。（私が経営する訳ではありません）
この１ヶ月で３店の新規開業に立ち会いました。
最近タイマッサージ屋増えすぎ。

タイマッサージ屋には頻繁に行きますが、マッサージはこの数年無料でしかして貰ったことがありません。
どこかの店に客として行けば、すぐに情報が流れて「あの店には行って私の店には来ない」と言われることは必至なので、そんなことをしていたらマッサージ破産してしまいます。

６月９〜12日は、５ヶ月ぶりにタイに行ってきました。
目的はバドミントンのＳＣＧタイオープンに呼ばれたため。

よりによって出発の朝ギックリ腰を再発してしまい、たくさんの荷物を持って空港まで行くのは大変でした。


タイ旅行は別旅行記で投稿します。

今年の１月頃から始めたフェースブック。
今までタイ代表および関係者以外で、会ったことが無い人はリクエストが来ても承認していませんでした。

しかし今回のタイ訪問で、現地で会った人なのかどうなのか判別するのが不可能になってしまいました。
長めに会話した人はだいたいわかりますが、挨拶程度しか話してない人や、一緒に写真を撮ったりサインをしただけの人は、よほど印象的でなければ覚えていませんので。
私の写真が掲載されていても、接触した人なのか写真を撮られただけの人なのかわかりません。

日本に帰ってからは、タイ人ならとりあえず全て承認。
すると１週間で60人も増えてしまい、誰が誰なのかサッパリわかりません。
次の１週間では20人ほどだったので、もう収まると思いますが。


しかし私のページなんてどうやって見付けてくるんですかね？
会った人にいちいち名乗っていませんし、今回はテレビ取材を受けた時には全て名刺を渡しているので、テレビでは本名で紹介されているはずですが、フェースブックは選手達に呼ばれている名前で登録しているので本名で検索しても出てきません。
（フェースブックは本名登録が原則ですが、タイ代表選手の大半は私の本名なんて知らないので、本名で登録すると逆に人物を特定できない）

６月18〜19日は、毎年恒例のアジア太平洋カップの応援のため福岡へ。

腰が痛いことを理由に、実は今年は行くのをやめようかって思っていました。
しかしその腰痛のおかげで逆に行かざるをえなくなってしまいました。

荷物があまりにも多いために、１週間後に福岡に行くことよりも２日後にたくさんの荷物を持って日本に帰ることの方が間違いなく苦痛なんです。
そこで思いついたのが、荷物の一部をタイ代表に持って行ってもらうこと。
ということで自分の荷物を受け取るために、どうしても福岡へ行かないといけなくなりました。

今までは飛行機で行っていましたが、今年は初めて新幹線を利用しました。
「のぞみ早得往復きっぷ」名古屋〜博多往復26,000円。
安さを追求すれば飛行機のフリープランの方が若干安いのですが、飛行機利用のツアーでは利用便によって追加料金がかかるので、安く行くためには始発便で行って最終便で帰らなければなりません。
腰痛でその気力が無かったので、時間の制限の無い（空席さえあれば）新幹線にしました。

のぞみ早得往復きっぷは出発１週間前までしか発売しないので、旅行会社に勤める後輩にバンコクから電話をかけて、日本に戻ったらお金を払いに行くからと作っておいてもらいました。


試合開始は13時なのですが、博多到着は11時43分。
多分チームの方が会場に行くのが早いだろうな。
前日電話して「私の荷物は会場まで持って行って」と伝えると「もちろんわかってる。」との返事。

私はタイ代表が荷物を運びますし、タイ代表が見送りに来ますし、タイ代表が食べ物や飲み物などを差し入れに来ます。
私が偉いんだってアピールしたい訳ではなく、タイ人はそれだけフレンドリーなんです。日本代表ではありえないでしょう？
実際に私は何の公的立場も特殊能力も持たない日本の一庶民ですし、多くの日本人との唯一の違いは他の人達より少しだけ頑張って色々な面でタイを応援しているだけ。

こちらから与えれば、その何倍も与えられる。
それがタイでありタイ人です。

朝食を食べてないので、名古屋駅で駅弁を買いました。
「とりめしナントカ」みたいな名前じゃなかったかな？
880円。

名古屋〜博多は新幹線で約３時間半なので、飛行機よりも１時間くらい余分にかかりますが、乗って座っているだけなので、このくらいであれば時間を活用する手段さえあれば飛行機より楽だと思いました。

福岡はホテル代も高くないので、飛行機利用のツアー料金がもっと安くならなれば、来年も新幹線かも？

「福岡に来る時に着て来い」と、バンコクでバレーボール協会から渡された服。
もちろんこれを着て福岡に向かいました。

今回の日本遠征用の物なのですが、黄緑なんて全くタイを連想させない色では、今後着る機会があまり無さそうです。

バンコク都の色が緑なのでバンコク代表の応援の時に使えないこともありませんが、バンコク都章入りの緑色の服が３着もあるし…。

試合後チームの宿泊ホテルの前を通り掛かったら、ちょうどコーチが買物から帰って来たので、別に用事も無いのに連行されました。

選手の部屋のドアにルームリストが張り出されています。
おいおい、ファンの女性が押しかけてきたらどうするんだよ！
タイ語が読めなければ、誰がどの部屋かは判らないけど。
（実際わざわざ同じホテルに泊っている人達がいますし、チェックインで階まで指定してくる人もいるそうです。）

福岡って食べる物も安くて美味しいですよね？
日本の中では特に好きな街のひとつです。
もちろん博多ラーメンも毎年必ず食べます。

100円とか150円で替え玉ってシステムもとても魅力的なのですが、せっかく年１回（か２回）の福岡遠征なので、替え玉せずにラーメン屋をはしごしてしまいました。

ホテルに戻ってテレビを観ていたら、ニュースで日本ｘ韓国戦の様子が流れました。
新調した横断幕を掲出したのですが、やたらと映ること。

これもタイのＰＲの一環なので、テレビ中継があるとどのくらい映っているかチェックするのですが、去年までは一瞬も逃すまいと”注意深く”観ていたのに、今年は常時映っています。

日本のマスコミにタイの露出を増やすことが横断幕新調の目的のひとつなので、日本のマスコミなら間違いなく映すだろうなとは思っていましたが、まさかこれほど露骨とは。
だって去年までとは映している角度が明らかに違うんですから。

大会最終日。
表彰式が終わってチームが集合写真を撮っていたので、横断幕を外して一緒に撮るように選手に持たせました。

すると、やはり寄って来ましたテレビカメラ。
少なくとも私が行った年に限れば、タイが優勝した年ですらメディアはタイには見向きもしませんでしたが。


ちなみに横断幕は、こういう場合を想定して高さ90〜100cm程度と縦幅だけを指定して発注しました。

帰りは車内販売で九州新幹線開通記念の九州の名産品を揃えた幕の内弁当を購入。
1,050円だったと思います。

確か11号車に乗車したと思いますが、こんな広いトイレがあったので思わず撮影してしまいました。

８月６日（土）〜７日（日）に静岡で開催される「日タイ交流フェスティバルinふじのくに静岡」の第１次チラシが届いていました。

見てみるとなぜか私の写真が。
まだ何も言われてないけど、もしかしてプログラムに私のコーナーが組み込まれているのか？
静岡の人達とは頼まれれば私は断らない間柄ですから。

しかしあの写真を送った覚えはないんだけど？
実行委員長に聞いたら、素材だけ渡してデザインは印刷所任せだったそうで「自分も貰った覚えはないんだけど、出来上がってきて驚いた。」って。
一体どういう経緯で私の写真が紛れ込んだんだろう？

６月25日（土）は京都のミニ・タイフェスティバルに声を掛けられていたのですが、時間＆金銭的都合により参加せず。
２週間後には神戸に卓球と陸上の応援に行かなければならないし。


６月26日（日）はタイに古着を送るボランティアの回収会。
この日は自動車が無かったので、電車で古着２袋しか持って行かれませんでした。

私はスーツか寝巻を着ている時以外は常にタイ代表の服を着ています。
どうしていつもタイの服なんだと時々言われるのですが、実は自分で買った服はほとんどタイに送ってしまったんです。
片やタイの服は何かある度に貰うので、どんどん増える一方で…。

回収した衣服は用途別に分けて、数を数えて箱詰め。
今年第１便の目標は200箱ですが、約180箱まで作業が完了しました。

なんて偉そうに書いていますが、私は作業日がだいたい他のタイ絡みの用事と重なるので、たまにしか参加しません。
次回の回収日もバスケットボールのオリンピック予選があるので不参加です。


仕分け作業をしていると、自分の常識の範囲外の衣類によく出会います。
特に女性用なんて「これ、どうやって着るんだ？」なんてものも。

それと、私がたまたま見ないだけなのかもしれませんが、派手なデザインの服が街中で目にする確率よりかなり高いです。
大阪のおばちゃんが着ていそうな服、名古屋のおばちゃんはそんなに着ていないと思うけど、テレビの露出度が違うだけで実は近所で着ていたりするのかな？
街中で見ないような服だから、こういう所に回ってくるのかもしれませんが。

支援物資ですから量の確保は重要ですが、「タイの田舎でこんな服着たタイ人に出会いたくないよなあ。」なんて思いながら、協力者の気持ちも無駄にはできず、葛藤と闘いながら仕分け作業をしています。

この日は回収量もあまり多くなく、時間通りに作業も終われると思っていたら、終了１時間前に大量の持ち込みが。
（ここに写っているのが総量の半分くらい）

聞くと東北に送ろうと思って集めたら、地元の自治体では受け付けて貰えなかったのでこちらに持ってきたとのこと。
東北の皆さんには申し訳ありませんが、タイに送らせていただきます。