初夏の木曽路（７）　滝メグラーが行く１２３　旧中山道・男滝女滝

2011/06/05 - 2011/06/05

滝コミュニティのオフ会で、治山工事のため2008年から閉鎖になっていた登山道が開通したばかりの日本の滝百選・田立の滝へ行きました。メンバーはいつもの通り、JOECOOLさんご夫妻とkuropisoさんです。今年は入梅が早く天候が心配でしたが、祈りが通じたのか見事に晴れ。素晴らしいオフ会となりました。オフ会翌日、GOTOCHAN夫婦は初夏の木曽路の観光を楽しみました。

行程は以下の通りです。
６月３日（金）　移動日。ホテルルートイン中津川インター泊。
６月４日（土）　オフ会（田立の滝、柿其渓谷）。ホテル富貴の森泊。
６月５日（日）　妻籠宿、寝覚の床、旧中山道の滝（男滝、女滝）、馬籠宿。

小野の滝の次に、妻籠宿と馬籠宿の中間にある男滝、女滝に行きました。当初の計画では、妻籠から馬籠までハイキングをするともりで、その途中に立ち寄る予定でした。しかし、朝歩いた妻籠宿で得た情報でなかなか厳しいということがわかったので、車で立ち寄ることにしたのです。

男滝滝見難易度：１、女滝滝見難易度：１
参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア 木曽・塩尻(長野)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

妻籠宿から馬籠宿を結ぶ県道7号線沿いに駐車場があります。

駐車場の男滝女滝の説明。ふむふむ、吉川英治氏著「宮本武蔵」の舞台となっているようですね。調べてみると、「宮本武蔵」の中で、男滝が武蔵の修行の場として、またお通とのロマンスの舞台として登場しています。ちなみに、私の住む姫路の市川に架かる新小川橋東詰にある小さな公園に旅姿のお通の像があります。「宮本武蔵」の花田橋の章にある武蔵とお通の別れの場面です。

駐車場から急な階段を下りること1分、すぐに川があり小さな橋が架かっています。その上流に女滝があります。

橋を渡ったところにこの説明板があり、この左手に轟音とともに豪快に落ちる男滝があります。男滝と女滝の位置関係は、いわゆる夫婦滝のように仲良く並んでいるわけではなく、女滝の懸かる川に女滝の下流100mほどの位置で、男滝の懸かる川が合流するというもので、そこそこ離れています。

豪快な男滝。

男滝。正面から。物凄い風圧と飛沫です。撮影には難儀しました。

落差12m。すでに梅雨入りしており通常よりも水量は多目でしょうか。

女滝へ。

女滝も落差は12m。豪快な男滝と比べると何か品のよさを感じる滝です。

色んな角度から女滝を楽しむことができました。

つづく…